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2017年1月

2017年1月26日 (木)

ナニワの金融道連続殺人事件

「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒い大寒波 大阪や九州で雪
関東全域で雪
と tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら
「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の 金融道ナニワ 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」
「はあ ワテは 大阪・堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」
「はあ 」
「友達が 殺されたんや」
「殺人事件か」
「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました
「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんさんは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子はんやないかい!!」
「オホホホ メディアで取り上げられると…
オホホ よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました ワテの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」
「ボチボチでけどね」
 殺害方法を!!」
「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガン(機械の弓 頑丈な木製)で一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」
「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 
やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
最近はホワイトタイガー忍術でアルティメット大会で
準優勝した

「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」
「火薬が飛び散るし 密室では…」 
「まいったな密室か」
「では HOTELへ 行きましょう」
とパトカーに乗って 
2 
「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ
「どうも Victorへ ヨーソコ」
「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」
「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」
「太っ腹だねえ 本木」
「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテー・カーネルヴェンソンか…

「メイドさんの O・メリーさん」
「よろしくお願いします」
ふむ フレンチメイドか…

「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 
と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた
「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~
なにしろこんな 体格ですから…」
「うむ」
「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」
「あ お客様も いますよ」
「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」
「むむむ」
と虫眼鏡を覗く
「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」
「むむむ」 
「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」
「む あ しまった  殺害時刻は」
「え なにを急に?」
「さっきのメイドを  おいかけろ!!」
「うーむ 」
「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
と風路

「ラ・ピュセル?」
「乙女の部屋だよ」
3 真相
「やっぱりな」
と本木

「っく…」
と臍を噛む MERY
「もみ消しは 無理みたいね」
とMERY
「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」
と本木
「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
風路

「初歩的なことだよ
風露くん」
「なるほど トリックを 」
「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ
にしくんでいたのです」
とMERY
「これが 隔離操作のパソコンです」

「ルームサービスの電話の位置が違うな」
とビクトル
「さては電話をかけて」

「 カメラと 毒薬の塗った 」
「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ で 使った ラジオ取り替えて
新品のラジオにしておく」
「動悸は?
「はい 正義のためです」
「なに?」
「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を
仕組む ために」
「 なるほど
ビジランテだね」
「なんだいそりゃ?」
「正義 」
「そこまでだ」
「キャー」
と か細い悲鳴
バッドエンド…

「結局 全員死んじゃったね」
「2010年度版 このミステリーがすごい!第4位
になったのは gimlet こと
長いお別れ
一位はクリスティ
そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九百九十九枚のレコードだらけです」
「わはははは」
「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」
「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」
「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」


「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 
elric サ・ガ WIZ ファフニード 」
「わかりました わかりましたから‥…
そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ

2017年1月25日 (水)

ぬすっと神社 引ったくり事件  一時間たった まだ 相手は 現れない ここは 蓮田市の ぬすっと神社前 俺…郷田は 黒い帽子をかぶり 茶色い服を着て 青いネクタイをした 岩槻所轄の警部だ 桜が満開で 桜まつりが行われていた頃だ 毎年30万人 訪れる そこに 俺は 一人の若者を観た 言葉さえ 失ったように 澱んだ目で 何かを訴えかけるように 俺は 訊いた なにをしているんだと 言葉が出た 私は 桜の花が満開でうれしいですと さて 事件が起こった それは 引ったくりだった 「
















ぬすっと神社 引ったくり事件
 一時間たった
まだ 相手は 現れない
ここは 蓮田市の ぬすっと神社前
俺…郷田は 黒い帽子をかぶり 茶色い服を着て
青いネクタイをした 岩槻所轄の警部だ
桜が満開で 桜まつりが行われていた頃だ
毎年30万人 訪れる
そこに 俺は 一人の若者を観た
言葉さえ 失ったように
澱んだ目で 何かを訴えかけるように
俺は 訊いた
なにをしているんだと
言葉が出た 私は 桜の花が満開でうれしいですと
さて 事件が起こった
それは 引ったくりだった
「キャアアー」
という 絹を裂いたような 叫び声が聞こえた
「よし 行こう」
さて 郷田は ひったくり犯の 手を 小手返し
で返した
「君は 一体なにを 考えていたんだね」
そういうと
「俺は なにもやっていない 」
そういった 男は 金髪で うりざね顔をしている
「まって なにが なんだかわからんな 」
そういうと 男は かけ出した
だが 大道隆空手初段の俺は
彼を 捕まえた
「なんだと…」
では きこうか なぜ バックをひったくった
「女性に聞けばわかるさ」
女性は白ワンピを着ている
「ほう 名は 」
「花子といいます」
「では華子さんバックを ひったくられたのは
なぜでしょうか」
「それは」
と眉間にシワを寄せて 凄んでみせた
「現金がめあてだったのかしら」
「むう なるほど」
「俺は バックをひったくって
カードを盗むつもりだった
あと携帯電話とかな
板金屋に 持っていけば いい値段にななるんだ」
「ふむ」
郷田は 「なるほど」
屋台から いい匂いがしてきた
トウモロコシの焼ける匂い
「ではバックを拝見しようか」
と バックを開けると そこには 本物の 大きなエメラルドが二個会った
「おいおい 洒落にならないなこれは 大したお宝じゃないか」
と郷田は言った
「これは 盗みだな 俺はこれを狙って バックをひったくったんじゃねえ」
と男はいった
「まって あなたを 罠にはめようとしている」
と花子が怒鳴った
郷田は かぶりを ふると
「たいしたもんだな 花子さん あなたの
スリの腕前は」
そう意味深なことを言い始めた
「どういう事だ!!」
俺は言った
「ふふふ まだわからないのかい 女性は 私…郷田の 一味だったのさ
さる 一流階級の家からエメラルドが盗まれた
 エメラルドを盗んだ 犯人は この桜まつりに来ている
とタレコミがあって 花子さんを ここに 置いた
バックのなかに エメラルドがはいっていたのは 当然さ
君の ポケットから 盗んで バックに入れたんだ」
「さて 大宮で 美味い ふぐ料理を食わせる 玄品という店がある
したずつみを うとうじゃないか」
「私は 二郎ラーメンかな?」
「おいおい 二郎はならぶぜ」
桜の花が匂う ハルの出来事であった

7


















「ふうクソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」



























元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノ
トリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」
「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」





















































元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
























元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ
直木賞作家の北方謙三氏が これなら俺でも書ける
と出版社に持ち込んだ作品だからね」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ
昔ホラー小説家を目指したことがあってね
スティーブン・キングや ラヴクラフト クトゥルー神話や
ミルクマンや トウモロコシ畑の子供たちを
姪に見せたら 怖がってね
いやー異形コレクションも 数冊もっているよ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった

































浪速金融道連続殺人事件
「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒い大寒波 大阪や九州で雪
関東全域で雪
と tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら
「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」
「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」
「はあ 」
「友達が 殺されたんや」
「殺人事件か」
「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました
「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」
「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」
「ボチボチでけどね」
「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 
elric サ・ガ WIZ ファフニード 」
「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」
「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」
「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 
やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」
「火薬が飛び散るし 密室では…」 
「まいったな密室か」
「では HOTELへ 行きましょう」
とパトカーに乗って 
2 
「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ
「どうも Victorへ ヨーソコ」
「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」
「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」
「太っ腹だねえ 本木」
「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」
「よろしくお願いします」
ふむ フレンチメイドか…
そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ
「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 
と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた
「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~
なにしろこんな 体格ですから…」
「うむ」
「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」
「あ お客様も いますよ」
「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」
「むむむ」
と虫眼鏡を覗く
「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」
「むむむ」 
「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」
「む あ しまった  殺害時刻は」
「え なにを急に?」
「さっきのメイドを  おいかけろ!!」
「うーむ 」
「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」
「乙女の部屋だよ」
3 真相
「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY
「もみ消しは 無理みたいね」
「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」
「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」
「なるほど トリックを 」
「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ
にしくんでいたのです」
「これが 隔離操作のパソコンです」

「ルームサービスの電話の位置が違うな」
とビクトル
「さては電話をかけて」

「 カメラと 毒薬の塗った 」
「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」
「動悸は?
「はい 正義のためです」
「なに?」
「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を
仕組む ために」
「 なるほど
ビジランテだね」
「なんだいそりゃ?」
「正義 」
「そこまでだ」
「キャー」
と か細い悲鳴
バッドエンド…

「結局 全員死んじゃったね」
「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九百九十九枚のレコードだらけです」
「わはははは」
「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」
「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」
「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」
















































































元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」















































元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノトリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」

「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」











































































クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」






















































夜の自警団
2015年 5月 暑い日が続く 太陽にくそったれ
とでもいいたくなるようだった
本木と風路は 久喜を散策していた
「あれ? パトカーだ」
「まあ 久喜は縄張りだからね」
と涼しそうな顔をして 元木はいった
「おや?郷田警部がいるよ」
と 私は言った
「大変です 殺人事件が起きました」
「なるほどトリックはあるんだ」
「はい 車の自動運転装置 ダイムラー・ベンツが研究している
研究員です」
「そこまでわかっているのかい」
「はい きゃっつは 自動運転装置を セールスに使い
用水路に 落としたのです」
「なるほど」
「こいつです」
さっきまで涼し気な顔つきだった 元木の顔が変わった
「こいつか … 一種の 快楽殺人者みたいなもんさ」
「正義感があってね こいつは 名前は 銭元 
正義感から 何度か たいけつしたが ありばいは決まってなかった
ただ 正義感からとしかない」
「なるほど どうすれば逮捕できるでしょうか」
「うーむ 厄介だな すこし お茶を飲もう
「うーむ 銭本を捕まえる方法か」
「そういえば 自警団は 久喜にあるかね?」
「え いや ありません」
「ふーむ 」
と一服して考える元木夜か…
「なるほど さすが 元木だね」
「ご協力ありがとうございました」
「なるほど 悪い評判を起こさせて
そいつをだしに 犯人逮捕ってわけか」
「奴はよる 現れるからね 自警団でもつかって
おけばよかったんだがまあいいか」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
本木と風路の事件簿 眼鏡殺人事件
「ふむ 風たちぬに スタンド・バイ・ミー ドラちゃん
どれも 面白かったねえ」
と 菖蒲の モラージュを 出た 本木t風路
「しかし かえってきたと 結婚前夜は やりすぎだなー
エンドロールも 酷かったし」
と いうと
「 大変です 」
と レストナード警部から 電話が
「ふむ ふむ 今行く」
「どうしたんだい」
「殺人事件だ 行こう」
蝙蝠館 蝋人形の作るのを専門んにしている
主人の 趣味か バロック調の 家だ
「なるほど なるほど」
「おや 空旅子さん」
「こんにちわ 」
「そういや 名前からしてペンネームだから と言い忘れたな」
「 怖いです 殺人事件の犯人がいると思うと」
「なんでここに?
「ホラー小説で 蝙蝠狩り という VampireHUNTER物を 書きたくて」
「たびこさん ぼくが ついてます 大丈夫ですよ」
「はい」
現場
「 こいつは 厄介だな」
「どうでしょうか」
とレストナードは言った
「 これは … 顔がないね しかも …
見識の結果は 毒薬を飲まされたのではないと…?」
「犯人は 断定しています」
「 なに?」
「執事が 持ち込んだ 毒です」
「では 執事にあおう」
「アヒャヒャ アヒャヒャ
「こいつは クレイジーだな よく雇ったな 蝙蝠館の 主人は 
「 ふむ レストナード君」
「焼却炉さ」
「はい
「ゴミ箱だ」
「はい」
「暖炉を調べ給え」
「はい!!」
「 ふむ あったか」
「メガネですね 」
「 よく見給え メガネ ズレ止の ところに
毒を塗り 殺人するための 引っ掛けがある」
「 よくわかりましたね」
「なに 推理小説マガジンに 似ている
トリックがあって 執事の 部屋が 最新号があったのさ」
「 つまり 視力が悪い あわれな 被害者を
気付かずに メガネを掛けて 仕事終了ってわけだ」
「ふむ 」
「まあ 怖い」
と空旅子さんは 声を上げた
「大丈夫ですよ 旅子さん」
「そういや 本名を聞いてなかったね
と風路
「 あ 櫻井聖子です 」
「なんか ソッチの方が 華奢で かわいいな」
「ありがとうございます」
さて … と 
本木は 立った
「じゃあ 聖子さん こいつを 小説にしては どうかね
「そうですわね 
「色々 お話をしたい 面白い事件があるんだ」
「はい 」
「 トランスフォーム みたいなー ソニルの 4kCamera で
撮影された 作品なんだろう
「ふむ」
「聖子さん 是非 事務所へいらしてください 面白い事件が いっぱいですよ」
薬罐狡殺人事件
「あらあら ありがとうございます」












































野干狡 髪に 風に 一つ 二つ
野干狡 闇に 蠢き 渦星
本木と 風路は 秋の 寒い夜を過ごしていた
「 いやー この 春風と共にという 小説は面白いね」
と風路 
「 闇に 風か―
と本木はいった 
「なんだい 闇に風って
「なんでもない なんとなく 秋らしい 詩を 思い浮かべただけさ
「さて 最近 何かと 話題が多いね」
「うん そうだね」
そこへ レストナード警部がやってきた
「大変です 軍事産業の 大原さんが 殺されました」
「やれやれ また 殺人かい? 物騒だね」
「とりあえず 現場へ行こうよ 本木」
「ああ」
「これは・・・ 毒薬を 飲まされたね」
「その通りです 」
「どうして分かったんだい?」
「なに 初歩的なことさ 風路 シアンだよ シアン化合物 
この顔色悪い ところを見ると 即死だね」
「さすが 元木さん 犯罪の 大典ですな」
「なに それで 毒は?」
「これがややこしくて」
「どうややこしい」
「それがですな 毒物を 持って居ないんです」
「ふむ」
「警察の必死の 探索にもかかわらず 」
「ふむ 」
「ちょっと 外へでよう」
というと 本木を風路は 外へ出た
「ふむ 証拠不十分というわけか」
そこへ 
野干狡  ふたつ 一つ やまこえ 窯書くし
薬缶吊 混が星の 山へ 風二つ
「こ こわいよ 本木 混が星とか 神かくしとか」
「ここらへんに 流れる わらべうただな
「さて 
とパイプをふかした 
「 これは なにかの暗示だろう 魔術師に行くか」
金の 綺羅びやかな 建物
中に入ると ビーカーや ドーマンセーマンなどが 飾ってある
「なるほど ヤカンズルとは 妖怪のことです」
ほう 分かりますか
と本木は かぶりをふった
「でも 殺人を起こすような 
妖怪ではありません 山の中で 行き倒れた人を助ける妖怪です」
「ふむ 」
「 大丈夫かなあ 本木」
と風路は ブルブルと 恐怖に 凍らせて訊いた
「さて どうすれば会える」
「この 妖怪スコープを 使ってください
いままで見えなかったものが見えます」
「これは 失敬 頂いていくよ」
と スコープを覗いた
「お これは 奇跡だ あの妖怪が見えるぞ」
「ん 男が…」
「 これの中に 毒薬を…」
「貴様 犯人か!!」
と 捕まえた
「 クソ 妖怪スコープを持っている 奴がいるとは」
「なに エクセトラ エクセトラさ」
さて 蓮田の カレー屋に行こうか…
「あそこは まずいって 評判だぜ」
「蛇生野屋エル」
ミンチ死体殺人事件
本木事務所
「コカインさ 5%の溶液さ 君もどうだい」
櫻井聖子と 本木と 風路が ソファーで ゆったりして
Bbcの シャーロック・ホームズの冒険を見ている
 「ワトスン君」
という 場面で 爆笑した
「さてと ボヘミアの醜聞は 面白いな―
「そうですわねー」
「櫻井聖子さん 」
「あ はい」
「読みましたよ ホラーの 女王が 描く ミステリー
「あ ありがとうございます 」
「しかし ちょっと ロマンチックな 感じだね
僕は 自分で言うのもなんだが 冷血漢さ
何度も 観察し 導き出した答えこそが 正解ってわけだ」
「はー 」
「さて 今日は どんな 事件が あるんだろう」
と ぼーっとしている
「 音楽でもかけましょう ヒップホップなんてどうです」
「ふむ キングギドラ はいいね 内省的な 気分になる 影とか好きだな
そこへ…
「大変です」
「郷田融 警部か どうしたんだい?
「殺人事件ですよ」
「なに ?」
「大変です」
「分かった」
現場 流れ星の糸 という 酒場
「ふむ 氷の弾丸のトリックのようですね」
「どこから 銃が手に入ったんだろう」
「ふむ 少し考えさせてくれ」
「あ 大変ですわ
と 聖子
「どうした 聖子さん」
「それが その この 部屋ですわ」
「ふむ こいつは ミンチより 酷いなー」
と 部屋中 血と 骨と 肉の 化粧 が ばらまかれて 散乱している
「これは ただの 銃じゃないね」
「ふむ 陽子振動砲だ」
と 部屋に入ってきた 科学者 彼我区 杜々(かがくもりもり
が言った
「あなたは?」
と聖子
「私はこの近くの 工場を 経営者だ
私の 設計した 図面が 何者かに 盗まれた」
「ほう どんな?」
「パワードスーツ アイロンさんとか 陽子振動砲とかだ」
「陽子振動砲とは?」
「物質に は 電子と 陽子がある」
「あ 中学校の頃習ったね」
「そうだ 」
「それは 危険なのでしょうか?」
「大型の 砲台なら 火星ぐらいの惑星を 
破壊する 究極 アルティメットな 発明だ」
「マッドサイエンティスト ですわね」
と 聖子
「 ふむ ちょっとまってくれ
「あ はい 3dプリンター?
「そうだ 早めに 手配してくれ
犯人宅
「俺は やっていない 俺は」
「なんだ 簡単な 事件だったね」
「風路 3d プリンターなら
銃や 陽子振動砲を 簡単に つくれてしまうんだ
「しかし 3d ぴりんた~なら…
「そこで ハッカーさ 黒沢という パソコンの先生に
回線を調べてもらった
「簡単な 銃が…:」
「まあこわい」
と聖子
「科学は 人を 助けるだけでなく
デストピア(理想郷 ユートピアの反対)
も築くことになる 
「悪魔の発明か
おや 郷田融さん ベルヌの 小説なんか 読むんですか」
「うむ あれが 亡国のイージスの元ネタかなーと 思った」
「 そうですわねー 」
「まあ 一件落着さ 角さんスケさん 」
「なんでここで 笑いを取るんですか」
「いや 作者が ハマっているからさ」
高名な依頼人
「おや? 聖子さん」
と本木が言った
「髪染めてみましたの 金髪 ブロンズで

「ほう 」
「最近 クリスチャンになりましたわ」
「クリスチャン … いいねえ 清楚で」
と 風路が いうと
「いえ 悪魔や 天使の 小説が書きたくて」
「あ そうかい」
と本木
「こんにちわー」
リベットが ばらまかれて 革ジャンを来た
男がいる
「だれでしょうか」
「あ 私 ミュージシャンの 川口といいます」
「むかし アメリカの ニューヨークで 出会ったなかさ」
と 本木が言った
「 それから この人」
「ふむ 女皇帝とな… 今日は 西がいいか」
と いう カリスマがある 占い師がいた
「おやおや 大所帯じゃないか」
と風路
「ニューヨークの 某大事故で 」
「ああ あの方か」
「 猶予は 7年か 女難
「ふむ おもしれえなー」
「で どんな事件なんだい?」
「それが チャイニーズマフィアです」
「マフィア?」
「そうです ニューヨークの 町で 中国人の マフィアに目を付けられて」
「ふむ ふむ」
「さらに ハッカーに 目をつかれて…
「ふむふむ
「さらに 日本の暴力団員にも目を付けられて
「おやまあ」
「さらに アラブの テロリストにも」
「タイヘンだね―」
「で 元木さんに お祖母様と 俺が 助かるすべを
欲しいと 警察の人に 言ったら
本木さんの 事務所を尋ねるといいよと言われました」
「なるほどー 」
「で どうなんですか」
「どうなんですか と言われても 困るな―」
と風路
「初歩的なことだよ 風露くん」
「へ ?」
「これは 紹介状さ」
「これは…」
「助かりました―」
「あ そうか 整形手術を すればいいんだね」
「エトセトラ エトセトラ その通りさ」
「さすが 優れた頭脳の持ち主は
使い方もあやまらない」
「ふむ では お二人さん」
「ミュージシャンは 廃業か 声でわかっちゃうもんな
と革ジャンの男
「これなら 女難を 避ける事ができるわい」
と ガウンを着た 占い師が言った
「まあ いくか おばあちゃん」
「ほいさ」
カンスト殺人事件
ファミコンで スペースHUNTERをやる 本木
「おや gameなんて 灰色の脳細胞に
似つかわしくないね」
「gameだと 本気を 出せるからね
現実と違って」
「まあ カンスト(カウンターストップ)してますわよ」
クリスチャンで ブロンズの髪の 櫻井聖子が言った
「うむ 」
「さて 今日は 誰がくるかな」
「元木さん」
と入ってきた
「おや 皇族の方ではないですか」
「は よくご存知で」
「いえいえ こう見えて 私 本木は 熱心な
愛国者でしてね よく
菊の紋を ダーツで 作ります」
「へー」
「 なるほど 実は 7000万円の イライです」
「なるほど 皇族らしい金額ですな」
「いえいえ 」
「実は 私の子息 息子が 行方不明になりまして」
「ほう 」
「なにしろ 皇族ですから 騒ぎを 大きくしたくないんです」
「なるほど」
「で わたしのところへ?」
「はい」
「では 引き受けましょう」
「本当ですか」
「いやー むかし イギリスで 食べた
蜂蜜が 美味しいこと 美味しいこと」
とタクシーの 中で 運転手と 話している
「なるほど 運転手さん ここで 止めてください
「はい」
「軽井沢町か」
「避暑地だね」
「 うむ 早速捜査を始めよう
「 ふむ 自転車の 乗った あとがあるな
この轍(わだち)から するに まだ日は 立っていない」
「こっちにも 足あとが ありましたわ」
と聖子
「ふむ これだけ か」
「 これは なんだい?」
と 手に持っている 携帯端末を観た
「これは センチョリオン AIが 動くのさ」
「AI?」
「人工頭脳だよ」
「なんだ そう言ってくれればいいのに」
「こんにちわー ご主人さまー」
「かわいいね」
「ニャル子さんの声優を使っているからね」
「では AI どう考える?」
「西に 館があります いま 検索しました」
「なるほど なるほど」
「いやー 科学技術の 進歩って スゴイね」
「 館か」
六芒星館
「 ロッカケイだね 」
と風路 
「この螺旋階段か」
「 たたたーーー と走りこむ
「 ん? こいつは…」
後日
「報酬は なしですね」
と 皇族の 男はいった
「 もうちょっと 早ければ」
「足あとと 自転車の 車輪が 一致した
館に 出会うまでは 良かったが
ご子息様が お亡くなりになってしまうとは」
「ふむ 」
「では この軒ではまた
「仕方ないか」
理由
「聖子さん」
と 本木が言った
「あ はい なんでしょう」
「 最近 スパイの友達ができてね
こういったんだ ソ連のスパイなら
電柱の 線で その國の文化度と 科学力がわかるって
「へー 面白いですわね」
「スパイ小説は書かないのかい」
と 風路が聞いた 
「私は… 昔 ミスポリフィック シリーズとか読みましたけど」
「 ああ オバチャマはイスタンブール」
「え いえ オバちゃまは 飛び入りスパイとか」
「ああ オバちゃま か_
「妹に貸したら これ よくできてるねー と 言われました

「そりゃ プロだから あたりまえだよ」
と 風路が言った
「いや タイタンの妖女とか ガラス瓶の物語とか
頭が 痛くなる 小説もありますわ」
と 聖子が 返した
「ふむ やはり シャーロック・ホームズは 偉大だなー」
「あ 歓談中のところ すみません」
「おや? 郷田融警部」
「実は 法務省から 重大な 文書が盗まれまして
「それは一体…」
と 聖子
「はっ 検事の 取引です」
「司法取引の 文章かねそれは」
と風路
「大変ですわ」
「まあ 郷田融警部 ゆっくり 座り給え」
「は 」
「その 人物はどうゆう 風貌かい?」
「いえ その道のプロに 頼んだ 手の込んだ手口で
「なるほど
「 わかりませんか」
「まあ 落ち着き給え」
「は 」
「そいつは どれだけの価値があるんだい?」
「200万 ぐらいです」
「なるほど:
「 そいつを つかまえ」
「 ふむ」
「 では 自分は現場にもどらなくては」
「ふふふふふf」
「何が
 おかしいんですか 元木さん」
「引き出しを開けよう」
「あ これは」
「そう お探しの 封筒さ」
「では あなたが 元木さんが 盗んだのですか?」
「いや スパイの友達が出来てね
そいつにもらったのさ 」
怒りに燃える目をして ギラリと 眼光が光る
郷田警部
「犯人の名前は?
「そいつは わからない」
「まあ 落ち着き給え
「僕が 犯人だという 証拠はない
「たしかにそうですが まさか
本木さんが持っていたとは」
「こいつは おどろきだね」
「じゃあ 帰るといい 」
「…」
と 無言のまま 
いそいそと帰り
ミニパトが 動いた
「おどろきだよ 本木」
「そうですわなんで…」
「ほんとうのところは 犯人は僕さ
「「え」」
と ふたりが 拍子抜けした 声を上げた
「なに 僕の 冷静な 頭脳なら
犯罪を 利用できる 価値があるのさ
ただ 」
「優れた 頭脳も ペンも 武器になる
これは 大変だね」
「それより 郷田融警部 ミニパト乗ってましたね
よろしくメカドックとか こち亀とか 女性警察官が
乗るものだと思っていたよ」
「まあ いいじゃないか」
「まあ 秋風に のせて
妖精の ロンドが 踊るね」センチョリオン を開く
「あなた 風邪引くわよ 」
妻がそんなことを言う
私は ハッカーだ 32歳になる
ねこのゆりかごを読みながら 妻はいった
「さっさと 家に入りましょう」
ああ 
物質 圧縮装置 パンドラボックス
その 端末に コネクトする
「風邪引くわ って言ってるのよ」
ああ わかっている 
山本が 言った脳の サイバーコネクトに 向かって
「さっさと トラフィックを 終わらせろ」
「これで全てだ…」
端末に プログラミングコードを引く
光 ネットの 回線は そこそこの 速度を出す
送った
そこへ
出来たか?
ん…それなりな 
研究所所長の 渡辺は言った
「ふむ AI Systemが なかなか いいな」 
「俺は コンピューターの 中に ある このハッカーが」
「ああ ハッキングの腕は 確かだ 」
風に舞う 
「 まて ハックしたところ 俺は 現実の世界には 居ないらしい
と ハッカーのクエスが言った
「どうゆうことなの? 
「くそ きみは消されるらしい

「糞企業
「若鷹 」
「問題ない 最近妙に 蚊に刺されるなあ
「うう アレは」」」
「私は クエス 電脳空間から 貴様らへ挑戦する」
我が妻 アリスマーガトロイドが 消されるなら」」
消してみろ」
バイオ兵器は のっとった
「な なんだ!!
犬だ ゾンビ犬だ」
「うわー
本書から 日本アメリカ社へ プログラムコードラルフ
を買いいたものを呼び寄せよ
「わかった 6BItの頃から 夢に見ていた 電子回路 
sfだとわらわれながら 今まで生きてきtが
「ああ ラルフくんか 私が 蒼いだ
「私の退職金で 君の プログラムを買い取った
「そうか 俺は ありがとうというぜ 
君は 何を求める 老後を失ったものへ
「世界をハックするんだ 自由になったら
SAM41の様に怒れ 世界が 滅び 正義なき 世の中だと
悟らせる
「世界は ふたたび 滅び 我々は強くなっていく」c
 パンドラボックス 物質輸送機 
物質圧縮 装置
友いわれる これらは 腕時計に 納め 更に
最近開発されたパワードスーツ(強化防護服)にも 応用が効く
内部構造をしていて
かなり いいのである
これらをはめて バウンティハンター達が 立ち上がった
革命のために  
「元木 最近発明された パンドラボックスのきじだよ」
と風路が 言った
「スゴイな こっちの新聞は パワードスーツについてだ
デザートフォックス シャープマーダー
シャドウガンナー ヒューマンタンク」
「 フランス製はラ・ピュセル フランス語でバージンという意味らしい」
「ふーん イスラエルトルコ アラブの共同開発は
は デザートアサシン安価で 布製で スピードを 重視し
サブマシンガン  ウージーを 装着するんだな
「イギリスは ステルスナイト 非レーダー
装甲が 売りらしい
「アメリカは マイクロシフト社とピッグ3で開発された
バウンティハンター 高性能のバイオメカニクスを装備され
かつ 大量生産の効く フォームの生産性を活かし 190$という
安価な 値段が売りですわ」
シャンプーの芳香をさせ ブロンズの髪をくゆらせて 聖子はいった
「うーむ アイロンさんの 世界が現実にナルとはね
「しかしなんだな 日本は?
「鈴木が」
「ああ スズキか」
「スズキですか」
と聖子と風路は ため息をついた
「いやいや スズキは たいした会社だよキャノンと共同開発して シャドウガンナー2
ザ・ハイ・マスター
という パワードスーツを開発中らしい 」
「ザ・ハイ・マスター!」
と 風路が言った
「かっこいい名前なんだけどなー 」
「ninjaつーの出していましたよね
「ああ ninjaなスズキは」
「ホンダはポリススーツ ブルーナイト ミドルアーマー 
対テロ用の 電気ショックを与える ショックロッド ミドルアーマーは
ショックソード ホンダらしいといえば ホンダらしいな」
といった
元木はcoffeeを口に含み こういった 
「うむ 公的機関と密接だからね nsx(ホンダが開発した 日本初のスーパーカー 
欧米では 安価なFerragamoと 呼ばれ 親しまれた)
のパトカーが多いからね」
「トヨタは SONYと共同で ターレスという ギリシア神話のアルゴスの冒険に出てきた巨人の名前を借りたパワードスーツを開発中らしい 水陸両用のパワードスーツで ええと」
水陸両用か やっぱり SONYは SONYらしいね 技術屋だ」
「カワザキは ルーンナイトという パワードスーツを開発中
装甲が厚いのが 売りのようですわ
「なるほど」
「やっぱり 電化は 丈夫じゃないとな 丈夫で壊れなければ
みんな買うように」
「ヤマハは CORE00というパワードスーツを 制作予定だ」
「やはり  ヤマハらしな」
「さて 諸君 パワードスーツが でるようになって 困るのが 私達だ

そのとおりですわ
詳しいことは置いておいて 何がいいだろうか
やっぱり バウンティハンターじゃなかな 安いし
と風路
「まあ ごもっとも 」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」
「あははっははh あたいサイキョー
「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 萌え袖に 猫耳のような リボンをしている
「げげげ」
「では aoi製の Joypadを使ってください」
「正義と賽銭の為に 今日も戦う霊夢」
「あたしはまりさだぜ」
「でどうするんですか」
「いいですか pcを開いたら」
「じゃあ AUTOで やらしてもらうze」
と 魔理沙が言った
「さらに召喚星熊勇儀」
「あたしを呼んだんは 誰だ いい夢観てたのに
」一本のあかいつのに 体操着 スカートの
星熊勇儀が現れた
「では あとは 前田ざくろ召喚
「こんにちわー いつもニコニコ あなた親愛なる隣人
前田ざくろです」
「影の銃士 シャドウガンナー」
ただいま推参
「こうなっらたら 数を増やしてやる」
と チルノが言った
「あ overフロー」
「overフロー?」
「簡単にいえば 使いすぎでダウンです
「あ ーーーーーー」
「はあ 馬鹿だねあいつ」
「こういう結果か」
「バカだね」
「うむ 」
「あー パケット代大丈夫いかなあ」
「この電気屋は 閉店するしか無いな」
「なんでだい 元木
と 風路が言った
「だって 復活したらチルノも復活しちゃうよ」
さて 十時間の時間が流れた
「へへへへ」
「何がおかしいの 魔理沙」
「いやあ 外はいいなーって」
「まあね 今ままで プログラム言語の 一部だったからね
あたし達」
「すまん」
と髪染め
「実は 初芝が 開発したのを見せろって言ってて
「え あたし達まさか」」
「そうなんだ」
「どうしよう」
「そういう契約なんだ」
「企業に全部持っていかれるぜ」
「駄目だ 」
「逃げるか 逃げるが勝ちって」
「うーんそうだな~」
こうして 
月日は達ち
「やったあ かみぞめを捕まえた」
と風路が言った
さすがは名探偵 見事です
オープンソース(じゆうに改変していい)化された 東方 召喚キャラたち
「魔理沙行け」
と子供が遊んでいる
「ふー カードゲームの代わりか」
と 驚く
風路達
「最近はじめてみたの 」
と聖子は言った
「何を?」
「東方 Virtualポータルサイト」
「ふむ」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 袖に 猫耳のような リボンをしている

ゲハ・レトロゲーム殺人事件
初夏の喧騒が過ぎ去り 秋の静かな夕暮れが 影を落とす季節
本木と風路は 蓮田のさらだという 会席料理やにきていた
「うーむ この チーズ串揚げはぜっぴんだねえ」
と風路が言った時 電話がなった
「あ 本木さんですか 殺人事件です」
郷田融警部補が急いでやってきた
「おう 郷田くん どうしたんだい?おやおや 仕事中に500円の出費とは
いたいね」
「なんでわたしが 500円使ったのがわかったんですか?」
「ポケットを見給え バンダイロボの HGガシャポンの 500円の奴が
膨らんでいる ちなみに私は 91Fと バスケットの中の戦争世代だ」
「うーむ なるほど緑町の財閥会長の 山本獅子さんが殺されたんです」
山本氏が 殺されたのは 鑑識によると さらだで 
ケーキを食べていた頃 約3時頃である
毒殺されている ワイングラスに 毒が塗ってあった
「容疑者は? アリバイは?」
「三人ほどいます」
都氏 年齢 28歳 家事手伝い
「私は その頃 ファミコンをしていました」
山下氏 年齢40歳 庭師
「庭仕事をしていたなあ ちょうど 梅に 水をやっていたよ」
香川氏 年齢 80歳 退職して楽隠居
「わしは
 野鳥を観察していた 」
「これらが 証言と アリバイです」
「ふむ 都氏に ちょっと 用がある 捜査権を渡したまえ」
とでかけていく 本木
「えーっと 住所は?」
「あ 緑町の??ー〇〇です」
閑静な住宅街 人は 歩いていない
「都氏かね」
「あ ハイそうです」
「捜査権を
もらった 私は探偵だ 家宅捜索をさせてもらう」
「え?」
「あ 郷田です 警察手帳です」
「これだこれだ」
「みやこ氏が犯人だ すぐ 手錠を」
「な なんで わたしが…」
「このメモだよ」
本木は テーブルの上に置かれた メモを 見せた
「わわわわわるんふししふめてもいお?」
「ゲームを再会するための暗号さ
ゲームのデバック(プログラムの間違い探し)用に
時間が暗号の中に 埋め込まれているケースが有る」
「なるほど ゲーム会社に行けば 何分ゲームしたかわかるわけだね」
「うむ 」
蓮田の探偵事務所
「さて 秋に 相応(ふさわ)しい 内相的な気分になる バイオリンをかけよう
カノンあたりがいいか」
「秋は午後 夏は 午前だね」
「ふふふふ 随筆風だね」 

元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに 
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」 
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった
縦書きで読む   ブラウザの表示そのままで読む
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
クリスマスの夜に(2004)
クリスマスの夜 犬の鳴き声が聞こえたら そのままいけ
未来の光輝く 自分と出会える
これは 私が 小学生の時に読んだ 妖怪100話の まめちしきの
コーナーに書かれていたのもであった
私は 愛猫の ねこじろうを おろし
外に出かけた
電車に乗る 夏の 空は 大入道が見下ろすおおらかさは
消え去り せつなさの ただよう 秋空へと変わっていった
私は大宮で乗り換え 大和田で 降りた 友人に会うために
友人 太田に出会った
彼は ゲームが大好きで PS3の 話や 昔のゲームは
ドット(点絵)で書かれた ドラクエのモンスターは迫力があったねえ
最近のはやれ立体だ JPEG(携帯電話の画像形式)だの
などと話して いた
太田さんはこういった
「やあ 最近 ダイエットにこってねえ 20キロもやせたんだよ」
へえ と 俺は 彼のアパートを出ると
ZIPPOを 灯し たばこに火をつけた
クリスマスの夜か 思い出すな
私は昔書かれていた 本に記されていた 未来の自分に出会うために
白い息を吐きながら クリスマスの 夜を歩いた
犬の鳴き声は 聞こえなかった
ショーウインドウガラスに うつった自分の姿が 見えて
なんだかみじめな気分になった
友達は 彼女とかと 遊んでいるんだろうな
暗い帳が下りた 夜の星座は 私を見下ろしていた
ふっと 気がついた
雪が 降ってきたのだ
若ければ ホワイトクリスマスだ と浮かれただろうが
少し考えてから カフェスターバックスに入った
「コーヒーを」
差し出された コーヒーに クリームを混ぜた
煙草に灯をつける 
呆としていた 
あの本は 嘘だったのか 
私は クリスマスに浮かれる 若者たちを 尻目に
家に帰った
TVをつける あの話は 一体 なんだろう
何の教訓もない? 何の 意味もない? あの話を
考えたライターは 何故あんな 文章をのこしたのだろうか?
思考がぐるぐるする 
その時 テレビに 写った 映像を見て 
あっと 叫んだ
そこに映し出されていたのは 映画クリスマスキャロルだった
あ わかった この映画をみて ライターは
未来の自分に出会うという 話を考えたのだなと 
(クリスマスキャロルとは 金貸しが 過去の自分
現在の自分 未来の自分を 過去の精霊 未来の精霊
現在の精霊が 見せてくれる映画)
私は 一仕事終えたように タバコに火をつけると
謎を解明した 自分に 乾杯した
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
わいわいがやがやとレストナード警部は
取調室の まえが 騒がしい
「どうしたんですか?」
とレストナード警部は聞いた
「たいへんだよ テレビをみたまえ」
というと 刑事は去って行った
なんだろうと テレビをみると
なんと 岩槻警察署から 情報漏えい らしい
「これは 一大事だ」
と データ保管室で 調べている 警官たち
「男が 入ったのは 確かだが どうやって
データを 移したんだろう パソコンも
ないし 30秒しか 経っていないのに
と 男は 言った
「うーむ どうやって パソコンなしで盗んだろうか」
と 考えていた
「レストナード警部」
と 元木と風路がやってきた
「あ 探偵さん」
「どうやら 事件らしいね」
「ええ データ保管室には パソコンは持ち込んではいけないんです」
「では どうやって…?」
「あ わかったよ と 元木が言った
「最近  タブレットの 時計があってね」
「なるほど」
「事件は解決したかしら?」
と 蒼空旅子は聞いた
「うむ 簡単なことだったよ
タブレットがあれば それだけで データーの 移動ができるんだ」
「なるほど タブレットを 使って 情報を映したわけか」
「そういうこと 簡単な事件だったね」 
「ふうクソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノ
トリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」
「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」
元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ
直木賞作家の北方謙三氏が これなら俺でも書ける
と出版社に持ち込んだ作品だからね」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ
昔ホラー小説家を目指したことがあってね
スティーブン・キングや ラヴクラフト クトゥルー神話や
ミルクマンや トウモロコシ畑の子供たちを
姪に見せたら 怖がってね
いやー異形コレクションも 数冊もっているよ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ
桜の花が匂う ハルの出来事であった
春香る 4月の出来事であった
浪速金融道連続殺人事件
「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒いと tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら
「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」
「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」
「はあ 」
「友達が 殺されたんや」
「殺人事件か」
「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました
「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」
「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」
「ボチボチでけどね」
「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 
elric サ・ガ WIZ ファフニード 」
「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」
「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」
「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 
やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」
「火薬が飛び散るし 密室では…」 
「まいったな密室か」
「では HOTELへ 行きましょう」
とパトカーに乗って 
2 
「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ
「どうも Victorへ ヨーソコ」
「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」
「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」
「太っ腹だねえ 本木」
「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」
「よろしくお願いします」
ふむ フレンチメイドか…
そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ
「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 
と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた
「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~
なにしろこんな 体格ですから…」
「うむ」
「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」
「あ お客様も いますよ」
「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」
「むむむ」
と虫眼鏡を覗く
「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」
「むむむ」 
「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」
「む あ しまった  殺害時刻は」
「え なにを急に?」
「さっきのメイドを  おいかけろ!!」
「うーむ 」
「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」
「乙女の部屋だよ」
3 真相
「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY
「もみ消しは 無理みたいね」
「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」
「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」
「なるほど トリックを 」
「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ
にしくんでいたのです」
「これが 隔離操作のパソコンです」
「カメラと 毒薬の塗った 」
「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」
「動悸は?
「はい 正義のためです」
「なに?」
「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を
仕組む ために」
「 なるほど
ビジランテだね」
「なんだいそりゃ?」
「正義 」
「そこまでだ」
「キャー」
と か細い悲鳴
バッドエンド…

「結局 全員死んじゃったね」
「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九十九百九十九枚枚のレコードだらけです」
「わはははは」
「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」
「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」
「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」
本木が 女性に対して 冷たいが 例外もあり あの女性(ひと)とよんだ
「ふむ 最近 街の噂が 聞こえた」
「ふむ どういうことだい?」
とも時のひとりごとにわたしは言った
「こいつは 悪党さ 東京中の悪事の半分を
こいつが仕立てあげている」
「ふむ」
と相槌を打つと パイプをとって
昭和風の椅子に座った
「血のラ・ピュセル(フランス語で乙女) アイリーン・アドラーだ」
「ふむ」
「奴は 恐ろしく頭脳が切れる 陰謀も ある 最近テレビで話題の
秘密結社の 日本支部の 幹部であり 
3つの新興宗教団体の黒幕でも在る
政界とも通じ 黒の 絹のベールをまとっている 黒衣 美貌 残忍」
「大変な人物だね」
「風路 しかし 警察の手に負えないからこそ 
犯罪を憎む 僕は なんとかしたいと思うんだ」
「へー」
「今度の事件で 死ぬかもしれない
これは 上野の売人からかった 大麻とラッシュさ
これをやれば すこし 恐怖から逃れるだろう」
と言った ジョイントに火をつけ
吸い始める
「ァハハハハッハハハハハハ」
「大丈夫か 本木」
「頭のなかで キンOマンのフォーエバーの歌が流れるな」
「ふむ 」
まともな 頭では 巨大な悪党に 立ち向かえない
と 私は 悟った
「警察もお手上げさ なにしろ用意周到
手がかりを残すこともしない
犯罪界のナポレオンというべきだ」
「なるほど」
と相槌を打ってみたものの これほど強靭で 頭のいい 本木が 死を覚悟
するほどの ものとは まるでファンタジー小説の 設定のように
現実感がなかった
「で 最近 海外から 帰ってきたんだ
しかも 僕の 噂を聞いて」
「ふむ 本木 」
「櫻井聖子さんの書いた 小説が 発端なんだが」
「日本にも 切れ者がいる」
「そうさ 明日に 僕を 消そうとするか 今日 僕をおそいに来るかわからない」
ハンサムな 顔に 翳(かげり)が見える
「どうするんだい 」
「流言飛語 」
「噂を ながして 敵を撹乱させる
三国志の 曹操孟徳が 使った手を 使う」
「ふむ」
と 本木のアイディアはどんなものか 私は興味を持った
「まず変装をする 潜入する 風路君が危険だ」
「事務所をうつした方がいいな」
本木の使った トリックは 実に見事なもんだった
金づるとなっている 資金源の 拳銃の販売を
止めた
「これはステップワンだよ」
と 私の 家で言った
「これから トリフと キャビアとフォアグラ
を 謝礼として送るんだよ」
「??」
「こいつが 届けば 差出人は 警察署長  警察に 疑心暗鬼になる
警察に密通者がいないかと」
「更に 資金源を 断つ 」
「ふむ アイリーン・アドラーも お手上げだね」
と言った 
「こう イロイロ やっていくうちに相手も 何かに気づくハズさ」
「ふむ」
それから三日後
「逃げよう 追っ手が来る」
「え 追って?」
「とりあえず 人混みに行こう
電車に乗ろう」
「ふむ 」
と駅までつく
「この駅は 多摩まで逃げよう」
「なんで多摩?」
「少年の探偵団を使った アチラコチラを嗅ぎまわるうちに
アイリーン・アドラーは 多摩にいるということがわかった」
「ふむ 」
「ここだなーー」
「あらどちらさま」
「ん?」
そうだった 変装をしてたな
「ああ 名乗らなければいけませんね アイリーン・アドラーです」
と 男と アドラーはいた
「ふむ」
「ん? 変だぞ アイリーン・アドラーなら …」
と スマホを取り出す
「え どうしたんだい?」
と風路
「君は 人違いか 失敬 失敬」
と 事務所に戻る ふたり
「あ ようやく 罠にかかったか」
「これは? 」
「紐で細工した 空気銃さ こいつで…」
「アイリーン・アドラーだな」
「あれ? これは違うな 男だ」
「一体 どこに行ったんだ?」
元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノトリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」

「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」
クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
夜の自警団
2015年 5月 暑い日が続く 太陽にくそったれ
とでもいいたくなるようだった
本木と風路は 久喜を散策していた
「あれ? パトカーだ」
「まあ 久喜は縄張りだからね」
と涼しそうな顔をして 元木はいった
「おや?郷田警部がいるよ」
と 私は言った
「大変です 殺人事件が起きました」
「なるほどトリックはあるんだ」
「はい 車の自動運転装置 ダイムラー・ベンツが研究している
研究員です」
「そこまでわかっているのかい」
「はい きゃっつは 自動運転装置を セールスに使い
用水路に 落としたのです」
「なるほど」
「こいつです」
さっきまで涼し気な顔つきだった 元木の顔が変わった
「こいつか … 一種の 快楽殺人者みたいなもんさ」
「正義感があってね こいつは 名前は 銭元 
正義感から 何度か たいけつしたが ありばいは決まってなかった
ただ 正義感からとしかない」
「なるほど どうすれば逮捕できるでしょうか」
「うーむ 厄介だな すこし お茶を飲もう
「うーむ 銭本を捕まえる方法か」
「そういえば 自警団は 久喜にあるかね?」
「え いや ありません」
「ふーむ 」
と一服して考える元木夜か…
「なるほど さすが 元木だね」
「ご協力ありがとうございました」
「なるほど 悪い評判を起こさせて
そいつをだしに 犯人逮捕ってわけか」
「奴はよる 現れるからね 自警団でもつかって
おけばよかったんだがまあいいか」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」






















本木と風路の事件簿 眼鏡殺人事件
「ふむ 風たちぬに スタンド・バイ・ミー ドラちゃん
どれも 面白かったねえ」
と 菖蒲の モラージュを 出た 本木t風路
「しかし かえってきたと 結婚前夜は やりすぎだなー
エンドロールも 酷かったし」
と いうと
「 大変です 」
と レストナード警部から 電話が
「ふむ ふむ 今行く」
「どうしたんだい」
「殺人事件だ 行こう」
蝙蝠館 蝋人形の作るのを専門んにしている
主人の 趣味か バロック調の 家だ
「なるほど なるほど」
「おや 空旅子さん」
「こんにちわ 」
「そういや 名前からしてペンネームだから と言い忘れたな」
「 怖いです 殺人事件の犯人がいると思うと」
「なんでここに?
「ホラー小説で 蝙蝠狩り という VampireHUNTER物を 書きたくて」
「たびこさん ぼくが ついてます 大丈夫ですよ」
「はい」
現場
「 こいつは 厄介だな」
「どうでしょうか」
とレストナードは言った
「 これは … 顔がないね しかも …
見識の結果は 毒薬を飲まされたのではないと…?」
「犯人は 断定しています」
「 なに?」
「執事が 持ち込んだ 毒です」
「では 執事にあおう」
「アヒャヒャ アヒャヒャ
「こいつは クレイジーだな よく雇ったな 蝙蝠館の 主人は 
「 ふむ レストナード君」
「焼却炉さ」
「はい
「ゴミ箱だ」
「はい」
「暖炉を調べ給え」
「はい!!」
「 ふむ あったか」
「メガネですね 」
「 よく見給え メガネ ズレ止の ところに
毒を塗り 殺人するための 引っ掛けがある」
「 よくわかりましたね」
「なに 推理小説マガジンに 似ている
トリックがあって 執事の 部屋が 最新号があったのさ」
「 つまり 視力が悪い あわれな 被害者を
気付かずに メガネを掛けて 仕事終了ってわけだ」
「ふむ 」
「まあ 怖い」
と空旅子さんは 声を上げた
「大丈夫ですよ 旅子さん」
「そういや 本名を聞いてなかったね
と風路
「 あ 櫻井聖子です 」
「なんか ソッチの方が 華奢で かわいいな」
「ありがとうございます」
さて … と 
本木は 立った
「じゃあ 聖子さん こいつを 小説にしては どうかね
「そうですわね 
「色々 お話をしたい 面白い事件があるんだ」
「はい 」
「 トランスフォーム みたいなー ソニルの 4kCamera で
撮影された 作品なんだろう
「ふむ」
「聖子さん 是非 事務所へいらしてください 面白い事件が いっぱいですよ」




































薬罐狡殺人事件
「あらあら ありがとうございます」野干狡 髪に 風に 一つ 二つ
野干狡 闇に 蠢き 渦星
本木と 風路は 秋の 寒い夜を過ごしていた
「 いやー この 春風と共にという 小説は面白いね」
と風路 
「 闇に 風か―
と本木はいった 
「なんだい 闇に風って
「なんでもない なんとなく 秋らしい 詩を 思い浮かべただけさ
「さて 最近 何かと 話題が多いね」
「うん そうだね」
そこへ レストナード警部がやってきた
「大変です 軍事産業の 大原さんが 殺されました」
「やれやれ また 殺人かい? 物騒だね」
「とりあえず 現場へ行こうよ 本木」
「ああ」
「これは・・・ 毒薬を 飲まされたね」
「その通りです 」
「どうして分かったんだい?」
「なに 初歩的なことさ 風路 シアンだよ シアン化合物 
この顔色悪い ところを見ると 即死だね」
「さすが 元木さん 犯罪の 大典ですな」
「なに それで 毒は?」
「これがややこしくて」
「どうややこしい」
「それがですな 毒物を 持って居ないんです」
「ふむ」
「警察の必死の 探索にもかかわらず 」
「ふむ 」
「ちょっと 外へでよう」
というと 本木を風路は 外へ出た
「ふむ 証拠不十分というわけか」
そこへ 
野干狡  ふたつ 一つ やまこえ 窯書くし
薬缶吊 混が星の 山へ 風二つ
「こ こわいよ 本木 混が星とか 神かくしとか」
「ここらへんに 流れる わらべうただな
「さて 
とパイプをふかした 
「 これは なにかの暗示だろう 魔術師に行くか」
金の 綺羅びやかな 建物
中に入ると ビーカーや ドーマンセーマンなどが 飾ってある
「なるほど ヤカンズルとは 妖怪のことです」
ほう 分かりますか
と本木は かぶりをふった
「でも 殺人を起こすような 
妖怪ではありません 山の中で 行き倒れた人を助ける妖怪です」
「ふむ 」
「 大丈夫かなあ 本木」
と風路は ブルブルと 恐怖に 凍らせて訊いた
「さて どうすれば会える」
「この 妖怪スコープを 使ってください
いままで見えなかったものが見えます」
「これは 失敬 頂いていくよ」
と スコープを覗いた
「お これは 奇跡だ あの妖怪が見えるぞ」
「ん 男が…」
「 これの中に 毒薬を…」
「貴様 犯人か!!」
と 捕まえた
「 クソ 妖怪スコープを持っている 奴がいるとは」
「なに エクセトラ エクセトラさ」
さて 蓮田の カレー屋に行こうか…
「あそこは まずいって 評判だぜ」
「蛇生野屋エル」













































ミンチ死体殺人事件
本木事務所
「コカインさ 5%の溶液さ 君もどうだい」
櫻井聖子と 本木と 風路が ソファーで ゆったりして
Bbcの シャーロック・ホームズの冒険を見ている
 「ワトスン君」
という 場面で 爆笑した
「さてと ボヘミアの醜聞は 面白いな―
「そうですわねー」
「櫻井聖子さん 」
「あ はい」
「読みましたよ ホラーの 女王が 描く ミステリー
「あ ありがとうございます 」
「しかし ちょっと ロマンチックな 感じだね
僕は 自分で言うのもなんだが 冷血漢さ
何度も 観察し 導き出した答えこそが 正解ってわけだ」
「はー 」
「さて 今日は どんな 事件が あるんだろう」
と ぼーっとしている
「 音楽でもかけましょう ヒップホップなんてどうです」
「ふむ キングギドラ はいいね 内省的な 気分になる 影とか好きだな
そこへ…
「大変です」
「郷田融 警部か どうしたんだい?
「殺人事件ですよ」
「なに ?」
「大変です」
「分かった」
現場 流れ星の糸 という 酒場
「ふむ 氷の弾丸のトリックのようですね」
「どこから 銃が手に入ったんだろう」
「ふむ 少し考えさせてくれ」
「あ 大変ですわ
と 聖子
「どうした 聖子さん」
「それが その この 部屋ですわ」
「ふむ こいつは ミンチより 酷いなー」
と 部屋中 血と 骨と 肉の 化粧 が ばらまかれて 散乱している
「これは ただの 銃じゃないね」
「ふむ 陽子振動砲だ」
と 部屋に入ってきた 科学者 彼我区 杜々(かがくもりもり
が言った
「あなたは?」
と聖子
「私はこの近くの 工場を 経営者だ
私の 設計した 図面が 何者かに 盗まれた」
「ほう どんな?」
「パワードスーツ アイロンさんとか 陽子振動砲とかだ」
「陽子振動砲とは?」
「物質に は 電子と 陽子がある」
「あ 中学校の頃習ったね」
「そうだ 」
「それは 危険なのでしょうか?」
「大型の 砲台なら 火星ぐらいの惑星を 
破壊する 究極 アルティメットな 発明だ」
「マッドサイエンティスト ですわね」
と 聖子
「 ふむ ちょっとまってくれ
「あ はい 3dプリンター?
「そうだ 早めに 手配してくれ
犯人宅
「俺は やっていない 俺は」
「なんだ 簡単な 事件だったね」
「風路 3d プリンターなら
銃や 陽子振動砲を 簡単に つくれてしまうんだ
「しかし 3d ぴりんた~なら…
「そこで ハッカーさ 黒沢という パソコンの先生に
回線を調べてもらった
「簡単な 銃が…:」
「まあこわい」
と聖子
「科学は 人を 助けるだけでなく
デストピア(理想郷 ユートピアの反対)
も築くことになる 
「悪魔の発明か
おや 郷田融さん ベルヌの 小説なんか 読むんですか」
「うむ あれが 亡国のイージスの元ネタかなーと 思った」
「 そうですわねー 」
「まあ 一件落着さ 角さんスケさん 」
「なんでここで 笑いを取るんですか」
「いや 作者が ハマっているからさ」
高名な依頼人
「おや? 聖子さん」
と本木が言った
「髪染めてみましたの 金髪 ブロンズで

「ほう 」
「最近 クリスチャンになりましたわ」
「クリスチャン … いいねえ 清楚で」
と 風路が いうと
「いえ 悪魔や 天使の 小説が書きたくて」
「あ そうかい」
と本木
「こんにちわー」
リベットが ばらまかれて 革ジャンを来た
男がいる
「だれでしょうか」
「あ 私 ミュージシャンの 川口といいます」
「むかし アメリカの ニューヨークで 出会ったなかさ」
と 本木が言った
「 それから この人」
「ふむ 女皇帝とな… 今日は 西がいいか」
と いう カリスマがある 占い師がいた
「おやおや 大所帯じゃないか」
と風路
「ニューヨークの 某大事故で 」
「ああ あの方か」
「 猶予は 7年か 女難
「ふむ おもしれえなー」
「で どんな事件なんだい?」
「それが チャイニーズマフィアです」
「マフィア?」
「そうです ニューヨークの 町で 中国人の マフィアに目を付けられて」
「ふむ ふむ」
「さらに ハッカーに 目をつかれて…
「ふむふむ
「さらに 日本の暴力団員にも目を付けられて
「おやまあ」
「さらに アラブの テロリストにも」
「タイヘンだね―」
「で 元木さんに お祖母様と 俺が 助かるすべを
欲しいと 警察の人に 言ったら
本木さんの 事務所を尋ねるといいよと言われました」
「なるほどー 」
「で どうなんですか」
「どうなんですか と言われても 困るな―」
と風路
「初歩的なことだよ 風露くん」
「へ ?」
「これは 紹介状さ」
「これは…」
「助かりました―」
「あ そうか 整形手術を すればいいんだね」
「エトセトラ エトセトラ その通りさ」
「さすが 優れた頭脳の持ち主は
使い方もあやまらない」
「ふむ では お二人さん」
「ミュージシャンは 廃業か 声でわかっちゃうもんな
と革ジャンの男
「これなら 女難を 避ける事ができるわい」
と ガウンを着た 占い師が言った
「まあ いくか おばあちゃん」
「ほいさ」
カンスト殺人事件
ファミコンで スペースHUNTERをやる 本木
「おや gameなんて 灰色の脳細胞に
似つかわしくないね」
「gameだと 本気を 出せるからね
現実と違って」
「まあ カンスト(カウンターストップ)してますわよ」
クリスチャンで ブロンズの髪の 櫻井聖子が言った
「うむ 」
「さて 今日は 誰がくるかな」
「元木さん」
と入ってきた
「おや 皇族の方ではないですか」
「は よくご存知で」
「いえいえ こう見えて 私 本木は 熱心な
愛国者でしてね よく
菊の紋を ダーツで 作ります」
「へー」
「 なるほど 実は 7000万円の イライです」
「なるほど 皇族らしい金額ですな」
「いえいえ 」
「実は 私の子息 息子が 行方不明になりまして」
「ほう 」
「なにしろ 皇族ですから 騒ぎを 大きくしたくないんです」
「なるほど」
「で わたしのところへ?」
「はい」
「では 引き受けましょう」
「本当ですか」
「いやー むかし イギリスで 食べた
蜂蜜が 美味しいこと 美味しいこと」
とタクシーの 中で 運転手と 話している
「なるほど 運転手さん ここで 止めてください
「はい」
「軽井沢町か」
「避暑地だね」
「 うむ 早速捜査を始めよう
「 ふむ 自転車の 乗った あとがあるな
この轍(わだち)から するに まだ日は 立っていない」
「こっちにも 足あとが ありましたわ」
と聖子
「ふむ これだけ か」
「 これは なんだい?」
と 手に持っている 携帯端末を観た
「これは センチョリオン AIが 動くのさ」
「AI?」
「人工頭脳だよ」
「なんだ そう言ってくれればいいのに」
「こんにちわー ご主人さまー」
「かわいいね」
「ニャル子さんの声優を使っているからね」
「では AI どう考える?」
「西に 館があります いま 検索しました」
「なるほど なるほど」
「いやー 科学技術の 進歩って スゴイね」
「 館か」
六芒星館
「 ロッカケイだね 」
と風路 
「この螺旋階段か」
「 たたたーーー と走りこむ
「 ん? こいつは…」
後日
「報酬は なしですね」
と 皇族の 男はいった
「 もうちょっと 早ければ」
「足あとと 自転車の 車輪が 一致した
館に 出会うまでは 良かったが
ご子息様が お亡くなりになってしまうとは」
「ふむ 」
「では この軒ではまた
「仕方ないか」
理由
「聖子さん」
と 本木が言った
「あ はい なんでしょう」
「 最近 スパイの友達ができてね
こういったんだ ソ連のスパイなら
電柱の 線で その國の文化度と 科学力がわかるって
「へー 面白いですわね」
「スパイ小説は書かないのかい」
と 風路が聞いた 
「私は… 昔 ミスポリフィック シリーズとか読みましたけど」
「 ああ オバチャマはイスタンブール」
「え いえ オバちゃまは 飛び入りスパイとか」
「ああ オバちゃま か_
「妹に貸したら これ よくできてるねー と 言われました

「そりゃ プロだから あたりまえだよ」
と 風路が言った
「いや タイタンの妖女とか ガラス瓶の物語とか
頭が 痛くなる 小説もありますわ」
と 聖子が 返した
「ふむ やはり シャーロック・ホームズは 偉大だなー」
「あ 歓談中のところ すみません」
「おや? 郷田融警部」
「実は 法務省から 重大な 文書が盗まれまして
「それは一体…」
と 聖子
「はっ 検事の 取引です」
「司法取引の 文章かねそれは」
と風路
「大変ですわ」
「まあ 郷田融警部 ゆっくり 座り給え」
「は 」
「その 人物はどうゆう 風貌かい?」
「いえ その道のプロに 頼んだ 手の込んだ手口で
「なるほど
「 わかりませんか」
「まあ 落ち着き給え」
「は 」
「そいつは どれだけの価値があるんだい?」
「200万 ぐらいです」
「なるほど:
「 そいつを つかまえ」
「 ふむ」
「 では 自分は現場にもどらなくては」
「ふふふふふf」
「何が
 おかしいんですか 元木さん」
「引き出しを開けよう」
「あ これは」
「そう お探しの 封筒さ」
「では あなたが 元木さんが 盗んだのですか?」
「いや スパイの友達が出来てね
そいつにもらったのさ 」
怒りに燃える目をして ギラリと 眼光が光る
郷田警部
「犯人の名前は?
「そいつは わからない」
「まあ 落ち着き給え
「僕が 犯人だという 証拠はない
「たしかにそうですが まさか
本木さんが持っていたとは」
「こいつは おどろきだね」
「じゃあ 帰るといい 」
「…」
と 無言のまま 
いそいそと帰り
ミニパトが 動いた
「おどろきだよ 本木」
「そうですわなんで…」
「ほんとうのところは 犯人は僕さ
「「え」」
と ふたりが 拍子抜けした 声を上げた
「なに 僕の 冷静な 頭脳なら
犯罪を 利用できる 価値があるのさ
ただ 」
「優れた 頭脳も ペンも 武器になる
これは 大変だね」
「それより 郷田融警部 ミニパト乗ってましたね
よろしくメカドックとか こち亀とか 女性警察官が
乗るものだと思っていたよ」
「まあ いいじゃないか」
「まあ 秋風に のせて
妖精の ロンドが 踊るね」
















































センチョリオン を開く
「あなた 風邪引くわよ 」
妻がそんなことを言う
私は ハッカーだ 32歳になる
ねこのゆりかごを読みながら 妻はいった
「さっさと 家に入りましょう」
ああ 
物質 圧縮装置 パンドラボックス
その 端末に コネクトする
「風邪引くわ って言ってるのよ」
ああ わかっている 
山本が 言った脳の サイバーコネクトに 向かって
「さっさと トラフィックを 終わらせろ」
「これで全てだ…」
端末に プログラミングコードを引く
光 ネットの 回線は そこそこの 速度を出す
送った
そこへ
出来たか?
ん…それなりな 
研究所所長の 渡辺は言った
「ふむ AI Systemが なかなか いいな」 
「俺は コンピューターの 中に ある このハッカーが」
「ああ ハッキングの腕は 確かだ 」
風に舞う 
「 まて ハックしたところ 俺は 現実の世界には 居ないらしい
と ハッカーのクエスが言った
「どうゆうことなの? 
「くそ きみは消されるらしい

「糞企業
「若鷹 」
「問題ない 最近妙に 蚊に刺されるなあ
「うう アレは」」」
「私は クエス 電脳空間から 貴様らへ挑戦する」
我が妻 アリスマーガトロイドが 消されるなら」」
消してみろ」
バイオ兵器は のっとった
「な なんだ!!
犬だ ゾンビ犬だ」
「うわー
本書から 日本アメリカ社へ プログラムコードラルフ
を買いいたものを呼び寄せよ
「わかった 6BItの頃から 夢に見ていた 電子回路 
sfだとわらわれながら 今まで生きてきtが
「ああ ラルフくんか 私が 蒼いだ
「私の退職金で 君の プログラムを買い取った
「そうか 俺は ありがとうというぜ 
君は 何を求める 老後を失ったものへ
「世界をハックするんだ 自由になったら
SAM41の様に怒れ 世界が 滅び 正義なき 世の中だと
悟らせる
「世界は ふたたび 滅び 我々は強くなっていく」c

























 パンドラボックス 物質輸送機 
物質圧縮 装置
友いわれる これらは 腕時計に 納め 更に
最近開発されたパワードスーツ(強化防護服)にも 応用が効く
内部構造をしていて
かなり いいのである
これらをはめて バウンティハンター達が 立ち上がった
革命のために  
「元木 最近発明された パンドラボックスのきじだよ」
と風路が 言った
「スゴイな こっちの新聞は パワードスーツについてだ
デザートフォックス シャープマーダー
シャドウガンナー ヒューマンタンク」
「 フランス製はラ・ピュセル フランス語でバージンという意味らしい」
「ふーん イスラエルトルコ アラブの共同開発は
は デザートアサシン安価で 布製で スピードを 重視し
サブマシンガン  ウージーを 装着するんだな
「イギリスは ステルスナイト 非レーダー
装甲が 売りらしい
「アメリカは マイクロシフト社とピッグ3で開発された
バウンティハンター 高性能のバイオメカニクスを装備され
かつ 大量生産の効く フォームの生産性を活かし 190$という
安価な 値段が売りですわ」
シャンプーの芳香をさせ ブロンズの髪をくゆらせて 聖子はいった
「うーむ アイロンさんの 世界が現実にナルとはね
「しかしなんだな 日本は?
「鈴木が」
「ああ スズキか」
「スズキですか」
と聖子と風路は ため息をついた
「いやいや スズキは たいした会社だよキャノンと共同開発して シャドウガンナー2
ザ・ハイ・マスター
という パワードスーツを開発中らしい 」
「ザ・ハイ・マスター!」
と 風路が言った
「かっこいい名前なんだけどなー 」
「ninjaつーの出していましたよね
「ああ ninjaなスズキは」
「ホンダはポリススーツ ブルーナイト ミドルアーマー 
対テロ用の 電気ショックを与える ショックロッド ミドルアーマーは
ショックソード ホンダらしいといえば ホンダらしいな」
といった
元木はcoffeeを口に含み こういった 
「うむ 公的機関と密接だからね nsx(ホンダが開発した 日本初のスーパーカー 
欧米では 安価なFerragamoと 呼ばれ 親しまれた)
のパトカーが多いからね」
「トヨタは SONYと共同で ターレスという ギリシア神話のアルゴスの冒険に出てきた巨人の名前を借りたパワードスーツを開発中らしい 水陸両用のパワードスーツで ええと」
水陸両用か やっぱり SONYは SONYらしいね 技術屋だ」
「カワザキは ルーンナイトという パワードスーツを開発中
装甲が厚いのが 売りのようですわ
「なるほど」
「やっぱり 電化は 丈夫じゃないとな 丈夫で壊れなければ
みんな買うように」
「ヤマハは CORE00というパワードスーツを 制作予定だ」
「やはり  ヤマハらしな」
「さて 諸君 パワードスーツが でるようになって 困るのが 私達だ

そのとおりですわ
詳しいことは置いておいて 何がいいだろうか
やっぱり バウンティハンターじゃなかな 安いし
と風路
「まあ ごもっとも 」




























その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」
「あははっははh あたいサイキョー
「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 萌え袖に 猫耳のような リボンをしている
「げげげ」
「では aoi製の Joypadを使ってください」
「正義と賽銭の為に 今日も戦う霊夢」
「あたしはまりさだぜ」
「でどうするんですか」
「いいですか pcを開いたら」
「じゃあ AUTOで やらしてもらうze」
と 魔理沙が言った
「さらに召喚星熊勇儀」
「あたしを呼んだんは 誰だ いい夢観てたのに
」一本のあかいつのに 体操着 スカートの
星熊勇儀が現れた
「では あとは 前田ざくろ召喚
「こんにちわー いつもニコニコ あなた親愛なる隣人
前田ざくろです」
「影の銃士 シャドウガンナー」
ただいま推参
「こうなっらたら 数を増やしてやる」
と チルノが言った
「あ overフロー」
「overフロー?」
「簡単にいえば 使いすぎでダウンです
「あ ーーーーーー」
「はあ 馬鹿だねあいつ」
「こういう結果か」
「バカだね」
「うむ 」
「あー パケット代大丈夫いかなあ」
「この電気屋は 閉店するしか無いな」
「なんでだい 元木
と 風路が言った
「だって 復活したらチルノも復活しちゃうよ」
さて 十時間の時間が流れた
「へへへへ」
「何がおかしいの 魔理沙」
「いやあ 外はいいなーって」
「まあね 今ままで プログラム言語の 一部だったからね
あたし達」
「すまん」
と髪染め
「実は 初芝が 開発したのを見せろって言ってて
「え あたし達まさか」」
「そうなんだ」
「どうしよう」
「そういう契約なんだ」
「企業に全部持っていかれるぜ」
「駄目だ 」
「逃げるか 逃げるが勝ちって」
「うーんそうだな~」
こうして 
月日は達ち
「やったあ かみぞめを捕まえた」
と風路が言った
さすがは名探偵 見事です
オープンソース(じゆうに改変していい)化された 東方 召喚キャラたち
「魔理沙行け」
と子供が遊んでいる
「ふー カードゲームの代わりか」
と 驚く
風路達
「最近はじめてみたの 」
と聖子は言った
「何を?」
「東方 Virtualポータルサイト」
「ふむ」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 袖に 猫耳のような リボンをしている

ゲハ・レトロゲーム殺人事件
初夏の喧騒が過ぎ去り 秋の静かな夕暮れが 影を落とす季節
本木と風路は 蓮田のさらだという 会席料理やにきていた
「うーむ この チーズ串揚げはぜっぴんだねえ」
と風路が言った時 電話がなった
「あ 本木さんですか 殺人事件です」
郷田融警部補が急いでやってきた
「おう 郷田くん どうしたんだい?おやおや 仕事中に500円の出費とは
いたいね」
「なんでわたしが 500円使ったのがわかったんですか?」
「ポケットを見給え バンダイロボの HGガシャポンの 500円の奴が
膨らんでいる ちなみに私は 91Fと バスケットの中の戦争世代だ」
「うーむ なるほど緑町の財閥会長の 山本獅子さんが殺されたんです」
山本氏が 殺されたのは 鑑識によると さらだで 
ケーキを食べていた頃 約3時頃である
毒殺されている ワイングラスに 毒が塗ってあった
「容疑者は? アリバイは?」
「三人ほどいます」
都氏 年齢 28歳 家事手伝い
「私は その頃 ファミコンをしていました」
山下氏 年齢40歳 庭師
「庭仕事をしていたなあ ちょうど 梅に 水をやっていたよ」
香川氏 年齢 80歳 退職して楽隠居
「わしは
 野鳥を観察していた 」
「これらが 証言と アリバイです」
「ふむ 都氏に ちょっと 用がある 捜査権を渡したまえ」
とでかけていく 本木
「えーっと 住所は?」
「あ 緑町の??ー〇〇です」
閑静な住宅街 人は 歩いていない
「都氏かね」
「あ ハイそうです」
「捜査権を
もらった 私は探偵だ 家宅捜索をさせてもらう」
「え?」
「あ 郷田です 警察手帳です」
「これだこれだ」
「みやこ氏が犯人だ すぐ 手錠を」
「な なんで わたしが…」
「このメモだよ」
本木は テーブルの上に置かれた メモを 見せた
「わわわわわるんふししふめてもいお?」
「ゲームを再会するための暗号さ
ゲームのデバック(プログラムの間違い探し)用に
時間が暗号の中に 埋め込まれているケースが有る」
「なるほど ゲーム会社に行けば 何分ゲームしたかわかるわけだね」
「うむ 」
蓮田の探偵事務所
「さて 秋に 相応(ふさわ)しい 内相的な気分になる バイオリンをかけよう
カノンあたりがいいか」
「秋は午後 夏は 午前だね」
「ふふふふ 随筆風だね」 
















































































本木と風路の事件簿
 本木と 風路は探偵である
本木樹は 探偵事務所に置いてある 一本の樫の木と帽子を見つけ
こういった
「おやおや 医者がご来店かい」
風路は 言った
「よくわかりましたな 本木さん」
「いやいや 簡単さ これだけ上等な樫の杖を持つのは 多額の収入のある人に違いない
それでもって このかがみ方は いすに座って仕事をしている人に違いない
それにこの帽子を見たかい かなりの容量の持ち主だ
それに ここにこう書いてある 我が IKB(医療キャンペーン)にボランティアいただきありがとうございます とね」
「いやあ そこまでは きがつきませんでした 本木さん」
「ふうむ どういった 事件を持ってきたのかな」
「埼玉県蓮田市の ぬすっと神社で 殺人事件が起きましてな」
大宮の片鍋医院の 片鍋氏は こういった
「これが 奇妙な事件なんですよ 
被害者は 高峰という男 五寸釘の 長いやつ 十寸釘とでも いうぐらい
長いやつで 殺されてましてな」
「ほほう」
「そして 境内で叫び声を聞いた 人が 目撃したのは
光る 犬の 姿だったんですよ」
「ふうむ」
そういうと 本木は パイプを 置いて 一息ついた
本木はパイプを置いた
「そうか!! 解った!!」
と風路が言った
「きっと 犬に 釘を くわえさせて 被害者の体に 当てるように
くんれんさせてたんじゃないかな」
「ふむ 」
「それで 犬を見たんだ 光っていたのは自動車のバックライトがもとだったんだよ」
と 風路は言った
「まあ 風路君の推測はおいておいて 私も現場に出かけよう」
そういうと 鹿狩り帽子と ダッフルコートを着て
大宮医院を 後にした
「乱歩刑事」
と 本木は言った
「やあ 本木さんではありませんか それに風路さんも
元木さんこの事件 やっかいなことになりそうなので
いつものとおり」
「ええわかってますよ」
「これが 被害者ですな」
「ええ 被害者はジョギングの最中に殺されました 金持ちで金融会社社長 うらまれることの多い仕事ですな
その中に
犯人ではないかと 捜査を進めているところです」
「ふむ」
そういうと パイプを加える 本木
「で 容疑者は?」
「本木の人間関係を洗ってみますと まず 母親も 父親も 離別しています
よって 彼らは 外れますな…」
「高峰の葬式があるらしい 行ってみようか」
と風路は言った
高峰の葬式は 厳かに行われたいた
乱歩警部と 本木と風路は 刊の前で泣いている
高峰の兄の言葉に ぐっと来た
「たった一人の肉親だったんです 私のたった一人の…」
その晩 本木は夢を見た
本木は目が覚めた
「ふう ロケットが 二つの国から 飛ばされる夢か…」
翌朝 警察の関係者から連絡があり
「黒木という男が 第一発見者です」
とのこと
「ふむ 黒木ねえ」
「黒木のところに 言ってみようか」
そこは 異様な光景であった
何枚もの札が 玄関の扉に 張られ
しめ縄がしいてある
本木は 入るのに躊躇した
「いやあ こんにちわ 探偵の本木というものですが」
「…」
「第一発見者の 黒木さんですな 」
「はい 夜でした 暗い夜でした
道を歩いていると 突然 ギャーーー という悲鳴が聞こえ
駆けつけてみると 燃えるような」
「燃えるような? 車のバックライトとかではなく?」
と風路
「そうです ごうごうとした 黒い犬が 立っているのが みえました
とても恐ろしく すぐに逃げようと思ったのですが
その犬が 襲ってきて
意識が 飛びました
そして 気がつくと 被害者が倒れているのがみえました」
なるほど とパイプを 加える 本木
「それで 被害者との関係は?」
「とくにありません 隣近所というわけでもないし
私怨があったわけでもないのです」
本木と 風路は尋ねた
「あなたのうちの玄関の お札とか しめなわは なんですか?」
黒木は 答えた
「それはですね ここの北にある 極覇空手会館という 道場がありまして
そこで 師匠に相談したところ 
有名な 霊媒師に…」
とここで 口を切った
「その師匠の名前は」
「上崎といいます」
風路は メモに 上崎と書いた
「ふむ 上崎か 」
「霊媒師は?」
と今度は本木 
「ジュエリーラグという 渋谷の手相見を やってるんですが
どうも 裏に 新興宗教が絡んでいるらしく
しつこく勧誘されました 」
「ふうむ 」
と パイプを吹かす 本木
「では 何故 お札やらが」
「ええ その ジュエリーラグという霊媒師に 風水がどうのとか
気の流れがどうとか 言われましてね」
「ふうん 」
「それに 師匠の紹介してくれた 人物なので 断れなかったんです」
「なるほどね」
と 風路が 奇妙な物体をみて こういった
「これは何でしょうか」
「ああ 子供の間で流行っている カンタムロボ対タカラロボの 
フィギュアです 」
「ふむ 」
「このタカラロボが凄いのは 変形するんです ちょっと やってみましょうか」
と タカラロボを 慣れた手つきで 変形させる 黒木
「ふーん 最近の おもちゃは 凄い技術ですなあ」
と驚く 風路
「さて 渋谷に 出かけようか ジュエリーラグが気になる」
渋谷 109の電光掲示板 
冬の季節らしく 鍋物の 広告が出ている
「いやー 埼玉と違って 東京は あったかいな」
と 風路は言った
「うむ 」
渋谷を 歩き ジュエリーラグの店まで やってきた 
本木と風路
「ふむここらしいな 」
巨大な雑居ビルに カンタムロボ占い タカラロボ占い
とかかれた ポスターがある
「 また タカラロボか まあいい 中に入ってみよう」
「すみません お客さんですか 今 ジュエリーラグは
渋谷のハチ公のないほうの口の映画館に カンタムロボ対 タカラロボの 映画をみに 行っています」
といわれた
少々時間がある 二人は待っていると
ピンクのスーツに サル顔の 男がやってきた
「いらっしゃい 私が ジュエリーラグだが 
あなた方は?」
「殺人事件を追っている…」
「ふむ 」
そういうと サル顔の男が出したのはワルサーP38であった
ワルサーp38 第二次大戦時に ドイツ軍が開発した
小型拳銃で 命中率が高く 扱いやすさから
レジスタンスなどが使用する銃である
レジスタンスなどが使用する銃である
と銃を バラバラにヘンケイする サル顔の男
「いやー これは タカラロボのメガ-T っていう ロボットで
ワルサーP38から ロボットにヘンケイするんですよ」
と 笑いながら言う 男
「ふうむ その銃を持つために 肩にホルスターを かけているわけか」
と本木は ジュエリーラグの 体が よりかかっているのを見破った
「…」
コートの懐から 水晶球を 取り出す ラグジェリーラグ
「へへへ 見破られちゃいましたかか
これは 商売道具の 水晶球です 」
と紫の おそらく アメジストの水晶だまを取り出すラグ
「ふうん 銃を持っているかと思ったよ」
と風路は ふっと 腰を下ろした
「で 殺人事件ですな」
そういいながら メガ-Tを いじくりながら話す男
「うむ 燃える 犬の事件とでも言おうか」
「燃える犬…」
「そうか 解った!!」
と 風路は言った
「あれは プラズマじゃなかったかな どこぞの教授が
UFOは すべてプラズマであるって 」
「いや… 私は 解りますよ …さできた」
と タカラロボを大切そうに 飾る ラグ
「これは アメリカでは オレンジ色の銃口をしているんですよ
本物の銃と見間違えないようにね じっさいアメリカでは
黒人男性が 懐から黒い財布を出したところ 警官に撃たれた
事件が起きましてね」
「へえ 」
「それで なにが わかったというのですか」
と本木
「ふん まず 私は 古今東西の 術という術に興味がありましてな
まず これが ネクロミネコン 」
「知っている アラビア魔術書だな」
「これは 墨攻 孫子 道教」
と 次から次へと 昔の古い本を取り出す ラグ
「これは 占星術 錬金術 ニュートンも愛用した 値打ち物ですな」
と本木
「うむ 私の見たところ あの神社は 完璧な パワースポットです
その気の力は 六甲の 森然にも匹敵する」
「ふむ」
「つまり アレは 守護霊だったんですよ 神社の 」
「うーむ にわかに信じられんな」
「まあ わかる人だけ わかれば いいんですよ 」
「で 何が聞きたいんですかな?」
「いや 事件のことは何か知っているかな と思って」
と風路 
「いやだから 守護霊だと」
「実は 目撃者の黒木から あなたが 新興宗教と通じていることを聞いているのです」
と本木は言った
「… なるほど そこまで 解っていましたか」
「事件の 証拠を 消すために 黒木に うその証言を 吹き込んだのではないかと」
と本木は言った
「いや… 確かに 私は 新興宗教のつぼや ペンダントを 売って
金を持っていそうな客をセミナーに 誘ったりしますが
私の所属する 新興宗教 オモイデ教が やったから といって」
「オモイデ教?」
と風路
「 埼玉を 中心として 活動する 宗教団体」
と本木は言った
「なるほど 事件が起こったのも 神社
宗教がらみだと実に解りやすい事件だといえますな」
と風路は感心した
「でも まあ ここからさきは 言えません
ここに名刺があるので 直接教団にいってみてはいかがでしょうか」
埼玉県 大宮 雑居ビルに 新興宗教オモイデ教と書かれた看板がかかっている
「なんだこれは 」
と驚く風路 そのポスターには
「俺にカレーを食わせろ!!」
と書いてある 
「なんだろう?」
中に入ると事情を聞いて 
「日本印度化計画 という カレーをおいしく食べて
神様に お礼を言う会」
だそうだ
「ふうむ 」
「あ どうも 入団希望者ですか?」
と聞く 痩せた 女性 
「いや ちょっと いろいろ聞きたいことがあって」
「そうですか 責任者はまだ来ません
いま カンタムロボ対タカラロボの上映会をやっています
どうですか観ませんか」
女性に案内され
本木と 風路は いすに座った
「ふうむ ネズミーフィルムプレゼントか
子供向きかな?」
映画が始まる
広大なる宇宙において タカラロボは 善と悪との軍団にわかれ
果てしない戦いを 続けている
何もない 荒野
そこに 緑色のロボがやってくる
「ワタシハカンタムロボ このセカイを 綺麗にするのが仕事」
というと カンタムロボは 歩き出した
そこに 宇宙船オメガブーストが下りてくる
「我が名は メガ-Tロボット 宇宙を 統括する 者だ!!」
そういうと 銃にヘンケイする メガTロボット メガTロボットは悪の
タカラロボの首領である
音波という ロボットが メガTロボットを手に持ち 町を襲う
強大な 力を持つ タカラロボの一団に 太刀打ちできないとして
御茶ノ・水木博士は カンタムロボを 悪のタカラロボと戦う正義のために戦うロボに改造する
必殺技「カンタムビーム」
そして 激しい死闘の末 ギリギリのところで
善のタカラロボ KOOLロボ率いる タカラロボに救われる
といったところ
そして カンタムロボは 悪の軍団の生まれ故郷タイタニアに行き
タイムワープし 昔のタイタニアに戻る そこにいる メガ-Tロボの 持つ エネルギーを 吸収する
すると カンタムロボ自身が メガ-Tロボとなり
つまり カンタムロボは メガ-Tロボそのものだったのだ
宇宙は 何回も この循環を繰り返し
あるとき 一人の ロボットが気がつく
カンタムロボは そのロボットに止められ 自分自身を 取り戻し
正常なセカイで ヒーローとなり 
大えんだんで 映画の幕が下りた
「まるで 手塚先生の火の鳥のような 話だったねえ」
と風路
「責任者がきました」
と痩せた 女性が 声をかけた
「あ はい」
と風路
「ふうむ つまり 教団側はなにも 話すことはないといいたいのだな」
と本木
「ええ 殺人事件については なにも話すことは ありません」
「ところで後ろに掛かっている タペトリーですが」
「ああ これは 教団の 教祖が ニューギニアの原住民と一緒に神と対話
したときに もらった 縫い物です」
「ふうん 普通インドとかチベットで悟りを開くものだが
かわっているねえ」
と 本木は言った
「ええ まあ 我々が ピーと呼んでいるものは 何処にでもいます
神霊魂 そのようなものです」
「ふうむ シンシンだな」
「原住民の神の踊りですね!! よく知ってますね」
「うむ」
「そうです シンシンです オモイデ教の教祖様は
シンシンの 踊りに交わって ある悟りを開いたのです」
と女性は 興奮しながら言った
「量子力学の 世界では コペンハーゲン解釈が 一般的ですが
教祖様は エヴァレット式多宇宙世界解釈というのが 
この世なのかの すべての仕組みであると 理解しました」
「ふうん 理系の教祖だとは驚いたね」
「この世界は 平行して さまざまな世界がある
そして 自分の世界は 無限に 可能性があるということです
シューレディンガーの猫という 話があります
爆弾と 猫を ひとつの隠した容器に入れて その猫は 爆弾で死ぬか
それとも生きているか それは 量子力学の 観測的 検知では
それまで 多くの科学者が なぞとされてきました
しかし エヴァネレット 解釈では 容器の中の 猫は
生きている 状態と 死んでいる状態が 分かれるのです
我が教祖は 人間の持つ さまざまな 方向性
つまり うまくいかない ことや 不運に見舞われたこと に 大して
よき方向に 導くのが この宗教の目的なのです」
といった
「ふうむ」
そういうと 本木は 部屋を出て行った
探偵事務所
「理系の教祖様か」
と 本木は 一服しながら 考えていた 
「理系で思い出したんだけど
本木 これは あるブログの記事なのだが これが
面白いよ」
と キャノンのMP610で 印刷された 紙を 風路が渡した 
「ということで【素晴らしきかな、理系男子~エピソード1~】、はじまりはじまり~。
理系芸能人のことについては最後のオマケで書くとして、まずは理系男子のめくるめく生態から。
テレビブ●スのコラムでおなじみのライター(=エンジニア、理系、愛妻家!!)の男性が、理系男子の生態について事細かに書いているのです。
※以下、下線部分はテレビブ●スから引用しています。
 補足は表題の簡単な説明です。
 【】内はワタクシから見た夫の姿です。(笑)mmy00補足ってことでご理解くださいマセ。
1.理系男子の特徴
■常にロジカルシンキング 
補足:ロジックなしでシンキングすることが理解できない
【感情論はまずなし・・・物事は常に論理立てて考えていく。旅行に行く場合もそうなので、まるで修学旅行。夫の旅にハプニングという文字は存在しない。】
■スイッチが入ると止まらない
補足:自分のこだわりが世間一般に理解されないことを自覚し封印ているが一旦その封印が解かれると止まらない
【この現象が顕著になるのが大好きな車、ことF1に関して。現在の話から、過去20年以上遡り延々と話し始め口を挟むことなんてできない。目の輝きがいつも(=デフォルト)の3倍ぐらいになる。時間がない時とか、イラッとしている時は面倒臭い・・・。】
■なにごとも機能重視
補足:おしゃれよりも機能優先
【機能重視が高じてか、普段着はアウトドアブランドが多い。特に夏場は速乾性素材の洋服が・・・。汗かきということもあり夏場はグレーの洋服を敬遠する傾向にある。DBではないんですけどね。】
■俺よ!正確無比であれ
補足:自分の考えを口にする場合、誤解を与える隙なく正確に表現しないと気がすまない
【他人の間違いに厳しい。中でも言葉の間違いには異常に。正しいことはいいことだけど・・・そんな型にはまった生き方、辛くはないかい?】
■君子危うきに近寄らず 
補足:自分が不利な立場に置かれ、恥をかく恐れのある専門外のフィールドには、あえて近づかない
【専門外のことが話題になると異様に無口になる。(笑)】
2.理系男子の好きな女性像
■スイーツが苦手
補足:スイーツ=ふわモテカールで愛され上手を目指す女子
【CanCamファッションの女子とか苦手らしいもんな~。好きな女性は相沢紗世サンとか、美女が好みらしいし】
■聞き上手
補足:会社の愚痴など言おうものなら、その原因をつきとめ解決策を提示できないと気がすまない。スイッチが入ると止まらないので、女子は聞き上手のほうがいい。
【家族が「おなかが痛い・・・」なんて言おうものなら「なんで?」という。おなかが痛い原因を突き止めるのは医者でいい。何でと聞かず、黙って正露丸とぬ るま湯を差し出してくれさえすれば、それでいい・・・。「何で」って言われたら余計おなかが痛くなるってば!!!!!!】
■行動が読みやすい
補足:理系男子は「安定動作」を好むので、例えトラブルに見舞われても冷静に対処しダウンタイム(へこみ時間)が短い女子を求める
【泣いている人間に対し「泣いてもしょうがない」という氷のような一言を・・・。同様に「過去を振り返ってもしょうがない」というのもあり。やはり我が夫に感情論はなし。】
■タイピングが速い
補足:タイピングの速い女子はキビキビしていて、すごく機能的に見える
【ブラインドタッチが出来る女子は高ポイント、電卓が速くたたけるとことも高ポイントらしい・・・。そういやいつも私の「タイピングが早いね~」と誉めてくれます。まさにコレですな。】
■メールの英数字が半角
補足:PCからのメールなどで英数字が正しく半角で統一されいるとポイントが高い
【そういや、いつも言っている。「英数字が全角なんてありえない」って。ワタクシ、よく怒られています。】
■干渉しない
補足:自分の専門分野に没入しているときは、下手に首を突っ込まず生温かく見守ってくれる
【下手に干渉すると大やけどをします。延々と意味不明なことを語りつづけるか、「今、コレやってるねん」とキレられるかのいずれかです・・・。】
3.理系男子の前で言ってはいけないNGワード集
■マイナスイオンって何?
補足:理系男子にとってもマイナスイオンは謎の物質。「う~ん、何だろうね?」と言ってくれるのはハト派。
  タカ派に言ったら最後、10分は覚悟!
【マイナスイオンについて語るかどうかは別として、自分が詳しいものについては延々語る・・・。相手が「もういいよ」と言うまでそれは続きます・・・。】
■ここなんですけど~(と言って画面に触る)
補足:指紋に敏感な理系男子は、あなたの想像を超えてそれに敏感。
【会社でこれをされたら「・・・PCの画面に触るなよ」と内心怒りつつ、その場はそつなく笑顔で対応。その人がいなくなった後、そっとディスプレイを拭い ていそう。さらに帰宅後、家族に「あいつ、オレのPCの画面を指で触ってさー(怒)」とか言いそう。実際にこれと似たような感じで「会社のさー、●●さん のPCのディスプレイがさー、指紋だらけてめっちゃ汚いねん!」と苛立っていましたからねぇ。他人のことだから、ほっときゃいいのに。】
■○○って江原さんが言ってたんです!
補足:理系男子にはオーラも霊も見えない。
【ちなみに夫は超常現象に全く興味なし。】
■どこか連れてってくださいよ!
補足:地方の大学から上京してきた理系男子がこれを言われると確実にフリーズ
【具体的に示さないと、どこにも連れて行ってもらえない・・・・・・。どこか何て言おうものなら「どこかってどこや!」と責められることうけあい。たまに はフワーッとした感じで、フワーッとどこかに出かけてみたいよ!!そんなにガチガチに決められていたら、学校の遠足と変わらないじゃないッスか!今度から 「せんせぇ」って呼んでみよっかな。】
■そんなの適当でいいじゃん
補足:そう言いたくなる時こそ、理系男子が本領を発揮している時。その緻密さ、こだわりが理系男子の理系男子たるゆえん。
【夫の辞書に”適当”という文字は存在しない。「だいたいで」とか言うと確実に怒られます。もっと肩の力を抜いて生きてみて!夫よ!】」
「ふうむ なかなか 面白いな」
さて 本木が 探偵事務所で 紅茶を飲んでいると
風路がやってきた
「やあ 本木 こいつは面白いよ」
そういって 出したのが カンタムロボVSタカラロボ 戦略シュミレーションゲームだった
「ほう」
といって 興味を出す本木
「大宮の 美容院どおりで 出来た シュミュレーション ゲーム屋でね
店長にやりかたを教わったんだ どうだい ひとつやってみんかね 本木」
「うむ」
そういうと 箱から 二個の空っぽの 大きさ 縦7センチ 横4センチの 空箱をを取り出した
「まず この 箱の中に このフィギアを二列並べる」
「うむ 」
というと カンタムロボの 大きさ縦3センチ 横2センチ のガチャポンの様な
フィギュアを並べた 
「次に取り出すのは 定規だ 」
というと 風路は右に一つのスタックと左に 二つの スタック(シュミューレーション用語で ひとつの軍団の塊のこと
例えば シャーマン戦車4台のスタック とか タイガー戦車2台のスタックとか)
の距離を 8センチほど空けた
「まず どちらを選ぶかい?」
と 本木に 聴く 風路
「うむ こっちにしよう」
そういうと 二つのスタックを選んだ
「へえ アローゴブリンか 」
「じゃあ わたしは こちら ドワーフファイターを選ぼう」
と いうと 
「じゃあ まず 先攻は本木からだ 」
「どうすればいいのかね」
「アローゴブリンは 前スタックが6人いて後ろスタックが6にんで 後ろからは見えないから
 六つのさいころを振って 564が出たら 攻撃成功 
移動も出来るし ただし 後ろに移動するときは スタックを 後ろにターンする
時間が取られるよ」
そういうと 
「じゃあ アローゴブリンで 攻撃!!」
と 本木は言った
「さいころを振ってくれ 」
「うむ」
そういうと さいころをふる 本木 出たのは 4が4っつ
「4がよっつで ふたり攻撃できる 防御のばんだ さいころは一つ」
「え さいころが 一つでいいのかい?」
「ああ ルールブックには そう書いてある 2以上で 成功だ」
「あー一か 」
と残念がる 風路
「次は 私の番だ ドワーフファイターを 前進させるよ」
そういうと 定規を出す 風路
「ドワーフファイターは 前進 直接攻撃!! 」
「ふむ 」
「えーっと ルールブックには 直接攻撃は スタックにカケルニの ダメージが与えられるから
さいころを振ります 強靭なドワーフは ゴブリンなど たまごのからのようにかんたんに
割ることが出来る!!」
さいころを振る 風路 「3456が 成功のセービングだったんだが 成功は二つか… 」
と残念がる 風路 
「とにかく ゴブリンは 二人倒せた」
と一息つき
「ここで ルール2発動 ゴブリンの軍団が 旗をもっている ので 
ドワーフの軍団は 恐怖に怯える セービング開始 成功 」
「ふむ なかなかリアルだな」
「では ゴブリンの部隊が ドワーフファイターに 報復のときがやってきた
さいころを振って」
「うむ 」
「セービング成功 ドワーフファイターは 全滅しました」
「ふむ なかなか 面白いな 」 

「何を読んでいるんだい 風路」
と本木は聞いた
「うん 蓮田の 盗人人社について
調べているんだよ どうやら
この 神社は オオナムチを祭る 神社らしいね」
オオナムチ 因幡の白ウサギで有名な
大国主の幼名である
「そういえば 昔 神社に
除草剤がまかれた事件があったなあ
ニウツヒメ神社だったかな※」
「まったく 罰あたりな事をする奴がいたもんだね本木」
「うむ」
「で 何かわかったかい?」
「うん この神社で昔 殺人事件が行われたことは一切ない
ということさ」
「なんだ 取り越しぐろうか 」
「うーん 名前の由来は わかったんだ
昔 盗人がいて 彼は この神社に隠れたんだ
そこで オオナムチの尊が かくまってくれて
盗人は 助かったというわけさ
ぬすっと神は 日本各地にあって 悪人はこの境内にはいると
なかなかつかまらないという 信仰がある※」
「ふむ 犯罪者は この神社なら 罪が隠せると思っているのかな」

※ちょっと ネットで調べてみました
ニウツヒメ神社
いくさと農業の神 の神社
# 第一殿 丹生都比売大神(ニウツヒメのおおかみ 丹生明神)
# 第二殿 高野御子大神(コウヤミコノおおかみ。 狩場明神)
# 第三殿 大食津比売大神(オオゲツヒメのおおかみ。 気比明神)
# 第四殿 市杵島比売大神(イチキシマヒメのおおかみ。 厳島明神
ニウツヒメは アマテラスオオミカミの妹で 戦と農業を司る
オオゲツヒメは スサノオに殺された 神で 殺された時に 体から 小豆や
ひえ あわ などが出て 人間に 与えたとされる
※盗人神(ぬすっとがみ)は,悪人にご利益のある神様です。
古くからある決まった神社や寺院の境内にはいると,そのものが重大犯人であっても,滅多に捕らえられないという信仰が各地にあります。
千葉県の建市神社は,盗賊を保護し,賊が逃れてこの神社の山に隠れると,その姿は見えず捕らえられないというので,盗人神(ぬすっとがみ)と呼ばれているそうです。
岡山県の戸隠神社では,昔盗人がこの祠に隠れて追っ手から逃れることができたので,盗人はここで改心し,そのお礼として境内に松を植え,「盗人松」と呼ばれているという話が残っています。

 E.W.バートン=ライトという英吉利人が、”バートン”と”柔術”を合成して名づけた柔術を
ベースとする格闘術”バーティツ(Bartitsu)”の誤記というのがホームズに登場するバリツに
関する定説だそうな(”秘伝”2007/07月号)。
 柔術家の谷幸雄が1900年9月にバートンの招きに応じて英吉利へ渡り、バートンの”バー
ティツ(Bartitsu)”の師範役となるものの、思うように生徒が集まらず、バートンの事業は失
敗。
 で、谷はバートンの元を去り、ウイリアム・バンキアー(アポロ)のマネージメントの下、倫敦
のミュージック・ホールの出し物として”チャレンジ”を開催することになります。
 ダンサーや歌手、曲芸師などの出し物と並んで開催された”チャレンジ”の内容は、”殴る
事以外は何をやってもよく、柔術衣を着て、私と戦って15分持ちこたえる事ができれば20
ギニー、私に勝つことができればさらに100ポンドを支払う ・・・”というもの。
 当時の谷の身長は160センチに満たず、体重は60キロに届かない小兵だったそうです
が、何度か相手が制限時間を持ちこたえたことで賞金を支払ったことはあったものの、延べ
で数千回戦って無敗だったそうです。
 谷に続いて、上西貞一、三宅多留次、大野秋太郎、前田光世といった面々も英吉利に上
陸しています。
 で、1920年に谷幸雄は講道館のメンバーとなり、嘉納治五郎は二段を与えているのです
が、そこで、柔術から柔道への切り替わりが始まったとも言えるようです。
 ちなみに、谷幸雄は1950/01/24に亡くなっています。
(2007/07/10



































「ふむ 神社の事は よくわかったよ
さて」
と 事件を依頼した 乱歩警部から電話が 届いた
「殺人犯が いるとの 密告がありまして
頭文字が Tで 茶髪 右の腕に怪我があるとのことです」
「ふうむ それで 犯人は どこに?」
「オモイデ教の 春日部支部に いるそうです」
「どうやら 事件が 大きく転換を見せたようだね」
そう 風路がいった
「うむ 夜中潜入 してみよう」
春日部 工業地帯の煙が 空を 覆っている
パンジーや福寿草が アスファルトの上に咲いているのが見える
「ここか 」
「ある ジュークがある 
精神病院に 二人の 男がいた
隣の建物に 移りたいが 暗くて できない
男は ライトを持っていたので 橋を作ってやるといった」
「ふむ」
「もう一人はこういった 俺がイカレテいる
って思ってるのかい?」
「ふむ」
「男はこう言った そんなことはないさ」
「そして こういった だってライトを消すんだろう」
「ふむ つまり 二人ともくるっているから お互いを信頼していないというジョークかな?」
「うむ 古い本で読んだんだが この 夜空をみていると 
そんな話が 思い出したのさ」
「ふむ」
「あ 見つかった」
「何をしているんですか!!」
と 清楚な ボブカットの女性は言った
「私は 私立探偵の 元木というものだ 実は…」
10秒の時間が経過した
「え 殺人犯が この支部に 潜伏している!!」
「しーー 今は 騒いではいけません」
「あ そうでした」
「この教団で 茶髪で Tの 頭文字の人はいませんか」
と風路
「ええっと 高橋さん 高田さん 高屋さんが そうです」
「ふむ 」
「では 確かめに行きます」
数秒後
「遅いな もしかして 彼女の身に何か!!」
「行こう 風路」
そういうと 教団の内部に潜入する 元木と風路
「あ 今行こうとしていたんです」
「ああ で どうだったんだ」
と元木
「ええっと 見ますか」
そこには 3人の 男女がいた
「まず高田さん」
腕をめくったが 何もなかった
「高橋さん」
「やはり なにもないようだな」
「高屋さん」
「ふむ」
「警察の情報は確かなんでしょうか」
「ふむ む」
そういうと 元木は 近くにあった ステッキを 取り
三人の左手を 叩いた
「痛い!!」
「そいつが犯人だ」
「ち 」
「どういうわけでしょうか これは」
「うむ どうやら 警察内に この殺人犯の 一味がいて 偽の 電報を 潜り込ませたらしいな」
「なるほど 右ではなく 左が …」
「そいつを 取り押さえろ」
と 警官が 現れた
「あああ 」

元木は バイオリオンを 引きながら
風路にこう言った
「作戦は 成功だな」
「え なんのことだい?」
「昨日の 事件は 一芝居 打ったって訳さ」
「えええ?」
「敵を欺くには まず味方から 風路 君をだましていたのさ」
「どういうことだい」
「まず オモイデ教の 猜疑心を 旨く利用したのさ
教団内に 殺人者が いる と聞けば 警察に 調査を依頼するだろう
そして …」
「なるほど!! そういうことだったのか!!」
「うむ 」
新興宗教オモイデ教 待合室
「なあ 風路 旨く行ってよかったな」
と元木は上機嫌に言った
「ああ そうだね元木」
その時 元木は ある異変に気がついた
これは…
壁にかかっていた 絵画が何やら不自然なので
取り外すと スイッチがあったのだ
「まるでポートピア連続殺人事件みたいだね」
と風路
「これでボタンを押したら 地下室が現れたらますますな」
ボタンを押すと
地下室の口が開いた
「うわ」
「いこう 風路 事件のにおいがする」
さて
二人が 地下室に降りると 突然
ガシャーン
という音が鳴り響き 
後ろの壁がしまった
「これは…」
「どうやら罠だったようだな」
「どうしよう」
「地下室の奥に 進むしかあるまい」
と元木
「うむ そうだね 風路」
地下室を進む 2人
もんたあさぷらいずゆう
とあかかれた 落書きを発見する
「これはなんだろう」
「まあ いいさ」
「地下室の奥まで来たなこれは」
そこには 仮面が 石の仮面が 置いてあった
「これは一体」
とわいわいがやがやと声が聞こえる
「あ 信者だよ オモイデ教の」
「あ 」
話はこうだった
教祖が 南米に行ったときに
消してこの仮面を被るものは 死を恐れず
戦いに勝つまで 戦い続けるという仮面らしかった
「それでこんな文が寄せられましてね」
「どれどれ」
「石仮面は19日の午後にいただく」
「ふうむ」
責任者の 板垣は こういった
「どこぞの怪盗が この仮面を盗みにくるというので
この倉庫にしまっておいたのです」

「わかりました 警察官を62人 探偵を3人 配備につかせましょう」
という乱歩警部
「ありがとうございます 」
と依頼人の板垣は言った
「いえいえ」
そして 事件は夜起こった
仮面が盗まれていたのだ
「このじけん 実に難しい事件だね」
「犯人は分かっている 」
「ええ?」
「犯人は 依頼主の板垣さ
彼は 太っていただろう
あれは偽の太りで
腹に仮面を隠していたのさ」
「なんでわかったんだい」
「歩き方が 不格好だったからなあ」
「ではなぜ 逮捕しない」
「それは この先が観たいからだよ
石仮面の秘密がね」

(こっから ネタばれです 読みたくない人は 読まないように





「それでこんな文が寄せられましてね」
「どれどれ」
「石仮面は19日の午後にいただく」
「ふうむ」
責任者の 板垣は こういった
「どこぞの怪盗が この仮面を盗みにくるというので
この倉庫にしまっておいたのです」

「わかりました 警察官を62人 探偵を3人 配備につかせましょう」
という乱歩警部
「ありがとうございます 」
と依頼人の板垣は言った
「いえいえ」
そして 事件は夜起こった
仮面が盗まれていたのだ
「このじけん 実に難しい事件だね」
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元木と風路の事件簿 12/08/20 22:47
「犯人は分かっている 」
「ええ?」
「犯人は 依頼主の板垣さ
彼は 太っていただろう
あれは偽の太りで
腹に仮面を隠していたのさ」
「なんでわかったんだい」
「歩き方が 不格好だったからなあ」
「ではなぜ 逮捕しない」
「それは この先が観たいからだよ
石仮面の秘密がね」
(こっから ネタばれです 読みたくない人は 読まないように























読むのやめました?)
「解った 犯人は 高峰の兄だ」
「どうしてわかったんですか ジュテーム」
「彼の手の 平の こぶしのまめからだよ
彼は ある種の格闘技をやっている
それは 手裏剣術だよ 風路君」
そういうと 風路の手を 硬く握り締め 喜びの奇声を上げる本木
「手裏剣術を習ったものならば 5寸釘を 投げて 人を殺すのも簡単ってわけさ
その武術は バリツ バートンライト式護身術*の手裏剣術の指南を
受けたものだよ
さあ 事件が終わったね 大宮に 旨いタイ料理店を食わせるアリタイってお店がある
そこで とムヤンクンでも たべに いこうか」
ページ 56/56
元木と風路の事件簿 12/08/20 22:47
「まった」
と刑事乱歩はいった
「犬は どうなったんだ」
「ああ あれですか 犬に 蛍光塗料を 塗って
走らせただけです」
「なるほど それで ひかってみえたわけか」

 E.W.バートン=ライトという英吉利人が、”バートン”と”柔術”を合成して名づけた柔術を
ベースとする格闘術”バーティツ(Bartitsu)”の誤記というのがホームズに登場するバリツに
関する定説だそうな(”秘伝”2007/07月号)。
 柔術家の谷幸雄が1900年9月にバートンの招きに応じて英吉利へ渡り、バートンの”バー
ティツ(Bartitsu)”の師範役となるものの、思うように生徒が集まらず、バートンの事業は失
敗。
 で、谷はバートンの元を去り、ウイリアム・バンキアー(アポロ)のマネージメントの下、倫敦
のミュージック・ホールの出し物として”チャレンジ”を開催することになります。
 ダンサーや歌手、曲芸師などの出し物と並んで開催された”チャレンジ”の内容は、”殴る
事以外は何をやってもよく、柔術衣を着て、私と戦って15分持ちこたえる事ができれば20
ギニー、私に勝つことができればさらに100ポンドを支払う ・・・”というもの。
 当時の谷の身長は160センチに満たず、体重は60キロに届かない小兵だったそうです
が、何度か相手が制限時間を持ちこたえたことで賞金を支払ったことはあったものの、延べ
で数千回戦って無敗だったそうです。
 谷に続いて、上西貞一、三宅多留次、大野秋太郎、前田光世といった面々も英吉利に上
陸しています。
 で、1920年に谷幸雄は講道館のメンバーとなり、嘉納治五郎は二段を与えているのです
が、そこで、柔術から柔道への切り替わりが始まったとも言えるようです。
 ちなみに、谷幸雄は1950/01/24に亡くなっています。
(2007/07/10













































元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに 
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」 
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった
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元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした





































クリスマスの夜に(2004)
クリスマスの夜 犬の鳴き声が聞こえたら そのままいけ
未来の光輝く 自分と出会える
これは 私が 小学生の時に読んだ 妖怪100話の まめちしきの
コーナーに書かれていたのもであった
私は 愛猫の ねこじろうを おろし
外に出かけた
電車に乗る 夏の 空は 大入道が見下ろすおおらかさは
消え去り せつなさの ただよう 秋空へと変わっていった
私は大宮で乗り換え 大和田で 降りた 友人に会うために
友人 太田に出会った
彼は ゲームが大好きで PS3の 話や 昔のゲームは
ドット(点絵)で書かれた ドラクエのモンスターは迫力があったねえ
最近のはやれ立体だ JPEG(携帯電話の画像形式)だの
などと話して いた
太田さんはこういった
「やあ 最近 ダイエットにこってねえ 20キロもやせたんだよ」
へえ と 俺は 彼のアパートを出ると
ZIPPOを 灯し たばこに火をつけた
クリスマスの夜か 思い出すな
私は昔書かれていた 本に記されていた 未来の自分に出会うために
白い息を吐きながら クリスマスの 夜を歩いた
犬の鳴き声は 聞こえなかった
ショーウインドウガラスに うつった自分の姿が 見えて
なんだかみじめな気分になった
友達は 彼女とかと 遊んでいるんだろうな
暗い帳が下りた 夜の星座は 私を見下ろしていた
ふっと 気がついた
雪が 降ってきたのだ
若ければ ホワイトクリスマスだ と浮かれただろうが
少し考えてから カフェスターバックスに入った
「コーヒーを」
差し出された コーヒーに クリームを混ぜた
煙草に灯をつける 
呆としていた 
あの本は 嘘だったのか 
私は クリスマスに浮かれる 若者たちを 尻目に
家に帰った
TVをつける あの話は 一体 なんだろう
何の教訓もない? 何の 意味もない? あの話を
考えたライターは 何故あんな 文章をのこしたのだろうか?
思考がぐるぐるする 
その時 テレビに 写った 映像を見て 
あっと 叫んだ
そこに映し出されていたのは 映画クリスマスキャロルだった
あ わかった この映画をみて ライターは
未来の自分に出会うという 話を考えたのだなと 
(クリスマスキャロルとは 金貸しが 過去の自分
現在の自分 未来の自分を 過去の精霊 未来の精霊
現在の精霊が 見せてくれる映画)
私は 一仕事終えたように タバコに火をつけると
謎を解明した 自分に 乾杯した




















その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた





























「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
















クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」





















元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
















































わいわいがやがやとレストナード警部は
取調室の まえが 騒がしい
「どうしたんですか?」
とレストナード警部は聞いた
「たいへんだよ テレビをみたまえ」
というと 刑事は去って行った
なんだろうと テレビをみると
なんと 岩槻警察署から 情報漏えい らしい
「これは 一大事だ」
と データ保管室で 調べている 警官たち
「男が 入ったのは 確かだが どうやって
データを 移したんだろう パソコンも
ないし 30秒しか 経っていないのに
と 男は 言った
「うーむ どうやって パソコンなしで盗んだろうか」
と 考えていた
「レストナード警部」
と 元木と風路がやってきた
「あ 探偵さん」
「どうやら 事件らしいね」
「ええ データ保管室には パソコンは持ち込んではいけないんです」
「では どうやって…?」
「あ わかったよ と 元木が言った
「最近  タブレットの 時計があってね」
「なるほど」
「事件は解決したかしら?」
と 蒼空旅子は聞いた
「うむ 簡単なことだったよ
タブレットがあれば それだけで データーの 移動ができるんだ」
「なるほど タブレットを 使って 情報を映したわけか」
「そういうこと 簡単な事件だったね」 
 本木が 女性に対して 冷たいが 例外もあり あの女性(ひと)とよんだ
「ふむ 最近 街の噂が 聞こえた」
「ふむ どういうことだい?」
とも時のひとりごとにわたしは言った
「こいつは 悪党さ 東京中の悪事の半分を
こいつが仕立てあげている」
「ふむ」
と相槌を打つと パイプをとって
昭和風の椅子に座った
「血のラ・ピュセル(フランス語で乙女) アイリーン・アドラーだ」
「ふむ」
「奴は 恐ろしく頭脳が切れる 陰謀も ある 最近テレビで話題の
秘密結社の 日本支部の 幹部であり 
3つの新興宗教団体の黒幕でも在る
政界とも通じ 黒の 絹のベールをまとっている 黒衣 美貌 残忍」
「大変な人物だね」
「風路 しかし 警察の手に負えないからこそ 
犯罪を憎む 僕は なんとかしたいと思うんだ」
「へー」
「今度の事件で 死ぬかもしれない
これは 上野の売人からかった 大麻とラッシュさ
これをやれば すこし 恐怖から逃れるだろう」
と言った ジョイントに火をつけ
吸い始める
「ァハハハハッハハハハハハ」
「大丈夫か 本木」
「頭のなかで キンOマンのフォーエバーの歌が流れるな」
「ふむ 」
まともな 頭では 巨大な悪党に 立ち向かえない
と 私は 悟った
「警察もお手上げさ なにしろ用意周到
手がかりを残すこともしない
犯罪界のナポレオンというべきだ」
「なるほど」
と相槌を打ってみたものの これほど強靭で 頭のいい 本木が 死を覚悟
するほどの ものとは まるでファンタジー小説の 設定のように
現実感がなかった
「で 最近 海外から 帰ってきたんだ
しかも 僕の 噂を聞いて」
「ふむ 本木 」
「櫻井聖子さんの書いた 小説が 発端なんだが」
「日本にも 切れ者がいる」
「そうさ 明日に 僕を 消そうとするか 今日 僕をおそいに来るかわからない」
ハンサムな 顔に 翳(かげり)が見える
「どうするんだい 」
「流言飛語 」
「噂を ながして 敵を撹乱させる
三国志の 曹操孟徳が 使った手を 使う」
「ふむ」
と 本木のアイディアはどんなものか 私は興味を持った
「まず変装をする 潜入する 風路君が危険だ」
「事務所をうつした方がいいな」
本木の使った トリックは 実に見事なもんだった
金づるとなっている 資金源の 拳銃の販売を
止めた
「これはステップワンだよ」
と 私の 家で言った
「これから トリフと キャビアとフォアグラ
を 謝礼として送るんだよ」
「??」
「こいつが 届けば 差出人は 警察署長  警察に 疑心暗鬼になる
警察に密通者がいないかと」
「更に 資金源を 断つ 」
「ふむ アイリーン・アドラーも お手上げだね」
と言った 
「こう イロイロ やっていくうちに相手も 何かに気づくハズさ」
「ふむ」
それから三日後
「逃げよう 追っ手が来る」
「え 追って?」
「とりあえず 人混みに行こう
電車に乗ろう」
「ふむ 」
と駅までつく
「この駅は 多摩まで逃げよう」
「なんで多摩?」
「少年の探偵団を使った アチラコチラを嗅ぎまわるうちに
アイリーン・アドラーは 多摩にいるということがわかった」
「ふむ 」
「ここだなーー」
「あらどちらさま」
「ん?」
そうだった 変装をしてたな
「ああ 名乗らなければいけませんね アイリーン・アドラーです」
と 男と アドラーはいた
「ふむ」
「ん? 変だぞ アイリーン・アドラーなら …」
と スマホを取り出す
「え どうしたんだい?」
と風路
「君は 人違いか 失敬 失敬」
と 事務所に戻る ふたり
「あ ようやく 罠にかかったか」
「これは? 」
「紐で細工した 空気銃さ こいつで…」
「アイリーン・アドラーだな」
「あれ? これは違うな 男だ」
「一体 どこに行ったんだ?」




















一時間たった
まだ 相手は 現れない
ここは 蓮田市の ぬすっと神社前
俺…郷田は 黒い帽子をかぶり 茶色い服を着て
青いネクタイをした 岩槻所轄の警部だ
桜が満開で 桜まつりが行われていた頃だ
毎年30万人 訪れる
そこに 俺は 一人の若者を観た
言葉さえ 失ったように
澱んだ目で 何かを訴えかけるように
俺は 訊いた
なにをしているんだと
言葉が出た 私は 桜の花が満開でうれしいですと
さて 事件が起こった
それは 引ったくりだった
「キャアアー」
という 絹を裂いたような 叫び声が聞こえた
「よし 行こう」
さて 郷田は ひったくり犯の 手を 小手返し
で返した
「君は 一体なにを 考えていたんだね」
そういうと 
「俺は なにもやっていない 」
そういった 男は 金髪で うりざね顔をしている
「まって なにが なんだかわからんな 」
そういうと 男は かけ出した
だが 大道隆空手初段の俺は
彼を 捕まえた
「なんだと…」
では きこうか なぜ バックをひったくった
「女性に聞けばわかるさ」
女性は白ワンピを着ている
「ほう 名は 」
「花子といいます」
「では華子さんバックを ひったくられたのは
なぜでしょうか」
「それは」
と眉間にシワを寄せて 凄んでみせた
「現金がめあてだったのかしら」
「むう なるほど」
「俺は バックをひったくって
カードを盗むつもりだった
あと携帯電話とかな
板金屋に 持っていけば いい値段にななるんだ」
「ふむ」
郷田は 「なるほど」
屋台から いい匂いがしてきた
トウモロコシの焼ける匂い 
「ではバックを拝見しようか」
と バックを開けると そこには 本物の 大きなエメラルドが二個会った
「おいおい 洒落にならないなこれは 大したお宝じゃないか」
と郷田は言った
「これは 盗みだな 俺はこれを狙って バックをひったくったんじゃねえ」
と男はいった
「まって あなたを 罠にはめようとしている」
と花子が怒鳴った
郷田は かぶりを ふると
「たいしたもんだな 花子さん あなたの
スリの腕前は」
そう意味深なことを言い始めた
「どういう事だ!!」
俺は言った
「ふふふ まだわからないのかい 女性は 私…郷田の 一味だったのさ
さる 一流階級の家からエメラルドが盗まれた
 エメラルドを盗んだ 犯人は この桜まつりに来ている
とタレコミがあって 花子さんを ここに 置いた
バックのなかに エメラルドがはいっていたのは 当然さ
君の ポケットから 盗んで バックに入れたんだ」
「さて 大宮で 美味い ふぐ料理を食わせる 玄品という店がある
したずつみを うとうじゃないか」
「私は 二郎ラーメンかな?」
「おいおい 二郎はならぶぜ」
桜の花が匂う ハルの出来事であった




 
















ぬすっと神社 引ったくり事件
 一時間たった
まだ 相手は 現れない
ここは 蓮田市の ぬすっと神社前
俺…郷田は 黒い帽子をかぶり 茶色い服を着て
青いネクタイをした 岩槻所轄の警部だ
桜が満開で 桜まつりが行われていた頃だ
毎年30万人 訪れる
そこに 俺は 一人の若者を観た
言葉さえ 失ったように
澱んだ目で 何かを訴えかけるように
俺は 訊いた
なにをしているんだと
言葉が出た 私は 桜の花が満開でうれしいですと
さて 事件が起こった
それは 引ったくりだった
「キャアアー」
という 絹を裂いたような 叫び声が聞こえた
「よし 行こう」
さて 郷田は ひったくり犯の 手を 小手返し
で返した
「君は 一体なにを 考えていたんだね」
そういうと
「俺は なにもやっていない 」
そういった 男は 金髪で うりざね顔をしている
「まって なにが なんだかわからんな 」
そういうと 男は かけ出した
だが 大道隆空手初段の俺は
彼を 捕まえた
「なんだと…」
では きこうか なぜ バックをひったくった
「女性に聞けばわかるさ」
女性は白ワンピを着ている
「ほう 名は 」
「花子といいます」
「では華子さんバックを ひったくられたのは
なぜでしょうか」
「それは」
と眉間にシワを寄せて 凄んでみせた
「現金がめあてだったのかしら」
「むう なるほど」
「俺は バックをひったくって
カードを盗むつもりだった
あと携帯電話とかな
板金屋に 持っていけば いい値段にななるんだ」
「ふむ」
郷田は 「なるほど」
屋台から いい匂いがしてきた
トウモロコシの焼ける匂い
「ではバックを拝見しようか」
と バックを開けると そこには 本物の 大きなエメラルドが二個会った
「おいおい 洒落にならないなこれは 大したお宝じゃないか」
と郷田は言った
「これは 盗みだな 俺はこれを狙って バックをひったくったんじゃねえ」
と男はいった
「まって あなたを 罠にはめようとしている」
と花子が怒鳴った
郷田は かぶりを ふると
「たいしたもんだな 花子さん あなたの
スリの腕前は」
そう意味深なことを言い始めた
「どういう事だ!!」
俺は言った
「ふふふ まだわからないのかい 女性は 私…郷田の 一味だったのさ
さる 一流階級の家からエメラルドが盗まれた
 エメラルドを盗んだ 犯人は この桜まつりに来ている
とタレコミがあって 花子さんを ここに 置いた
バックのなかに エメラルドがはいっていたのは 当然さ
君の ポケットから 盗んで バックに入れたんだ」
「さて 大宮で 美味い ふぐ料理を食わせる 玄品という店がある
したずつみを うとうじゃないか」
「私は 二郎ラーメンかな?」
「おいおい 二郎はならぶぜ」
桜の花が匂う ハルの出来事であった

7


















「ふうクソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」



























元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノ
トリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」
「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」





















































元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
























元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ
直木賞作家の北方謙三氏が これなら俺でも書ける
と出版社に持ち込んだ作品だからね」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ
昔ホラー小説家を目指したことがあってね
スティーブン・キングや ラヴクラフト クトゥルー神話や
ミルクマンや トウモロコシ畑の子供たちを
姪に見せたら 怖がってね
いやー異形コレクションも 数冊もっているよ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった

































浪速金融道連続殺人事件
「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒い大寒波 大阪や九州で雪
関東全域で雪
と tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら
「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」
「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」
「はあ 」
「友達が 殺されたんや」
「殺人事件か」
「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました
「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」
「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」
「ボチボチでけどね」
「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 
elric サ・ガ WIZ ファフニード 」
「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」
「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」
「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 
やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」
「火薬が飛び散るし 密室では…」 
「まいったな密室か」
「では HOTELへ 行きましょう」
とパトカーに乗って 
2 
「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ
「どうも Victorへ ヨーソコ」
「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」
「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」
「太っ腹だねえ 本木」
「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」
「よろしくお願いします」
ふむ フレンチメイドか…
そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ
「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 
と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた
「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~
なにしろこんな 体格ですから…」
「うむ」
「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」
「あ お客様も いますよ」
「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」
「むむむ」
と虫眼鏡を覗く
「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」
「むむむ」 
「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」
「む あ しまった  殺害時刻は」
「え なにを急に?」
「さっきのメイドを  おいかけろ!!」
「うーむ 」
「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」
「乙女の部屋だよ」
3 真相
「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY
「もみ消しは 無理みたいね」
「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」
「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」
「なるほど トリックを 」
「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ
にしくんでいたのです」
「これが 隔離操作のパソコンです」

「ルームサービスの電話の位置が違うな」
とビクトル
「さては電話をかけて」

「 カメラと 毒薬の塗った 」
「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」
「動悸は?
「はい 正義のためです」
「なに?」
「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を
仕組む ために」
「 なるほど
ビジランテだね」
「なんだいそりゃ?」
「正義 」
「そこまでだ」
「キャー」
と か細い悲鳴
バッドエンド…

「結局 全員死んじゃったね」
「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九百九十九枚のレコードだらけです」
「わはははは」
「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」
「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」
「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」
















































































元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」















































元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノトリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」

「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」











































































クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」






















































夜の自警団
2015年 5月 暑い日が続く 太陽にくそったれ
とでもいいたくなるようだった
本木と風路は 久喜を散策していた
「あれ? パトカーだ」
「まあ 久喜は縄張りだからね」
と涼しそうな顔をして 元木はいった
「おや?郷田警部がいるよ」
と 私は言った
「大変です 殺人事件が起きました」
「なるほどトリックはあるんだ」
「はい 車の自動運転装置 ダイムラー・ベンツが研究している
研究員です」
「そこまでわかっているのかい」
「はい きゃっつは 自動運転装置を セールスに使い
用水路に 落としたのです」
「なるほど」
「こいつです」
さっきまで涼し気な顔つきだった 元木の顔が変わった
「こいつか … 一種の 快楽殺人者みたいなもんさ」
「正義感があってね こいつは 名前は 銭元 
正義感から 何度か たいけつしたが ありばいは決まってなかった
ただ 正義感からとしかない」
「なるほど どうすれば逮捕できるでしょうか」
「うーむ 厄介だな すこし お茶を飲もう
「うーむ 銭本を捕まえる方法か」
「そういえば 自警団は 久喜にあるかね?」
「え いや ありません」
「ふーむ 」
と一服して考える元木夜か…
「なるほど さすが 元木だね」
「ご協力ありがとうございました」
「なるほど 悪い評判を起こさせて
そいつをだしに 犯人逮捕ってわけか」
「奴はよる 現れるからね 自警団でもつかって
おけばよかったんだがまあいいか」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
本木と風路の事件簿 眼鏡殺人事件
「ふむ 風たちぬに スタンド・バイ・ミー ドラちゃん
どれも 面白かったねえ」
と 菖蒲の モラージュを 出た 本木t風路
「しかし かえってきたと 結婚前夜は やりすぎだなー
エンドロールも 酷かったし」
と いうと
「 大変です 」
と レストナード警部から 電話が
「ふむ ふむ 今行く」
「どうしたんだい」
「殺人事件だ 行こう」
蝙蝠館 蝋人形の作るのを専門んにしている
主人の 趣味か バロック調の 家だ
「なるほど なるほど」
「おや 空旅子さん」
「こんにちわ 」
「そういや 名前からしてペンネームだから と言い忘れたな」
「 怖いです 殺人事件の犯人がいると思うと」
「なんでここに?
「ホラー小説で 蝙蝠狩り という VampireHUNTER物を 書きたくて」
「たびこさん ぼくが ついてます 大丈夫ですよ」
「はい」
現場
「 こいつは 厄介だな」
「どうでしょうか」
とレストナードは言った
「 これは … 顔がないね しかも …
見識の結果は 毒薬を飲まされたのではないと…?」
「犯人は 断定しています」
「 なに?」
「執事が 持ち込んだ 毒です」
「では 執事にあおう」
「アヒャヒャ アヒャヒャ
「こいつは クレイジーだな よく雇ったな 蝙蝠館の 主人は 
「 ふむ レストナード君」
「焼却炉さ」
「はい
「ゴミ箱だ」
「はい」
「暖炉を調べ給え」
「はい!!」
「 ふむ あったか」
「メガネですね 」
「 よく見給え メガネ ズレ止の ところに
毒を塗り 殺人するための 引っ掛けがある」
「 よくわかりましたね」
「なに 推理小説マガジンに 似ている
トリックがあって 執事の 部屋が 最新号があったのさ」
「 つまり 視力が悪い あわれな 被害者を
気付かずに メガネを掛けて 仕事終了ってわけだ」
「ふむ 」
「まあ 怖い」
と空旅子さんは 声を上げた
「大丈夫ですよ 旅子さん」
「そういや 本名を聞いてなかったね
と風路
「 あ 櫻井聖子です 」
「なんか ソッチの方が 華奢で かわいいな」
「ありがとうございます」
さて … と 
本木は 立った
「じゃあ 聖子さん こいつを 小説にしては どうかね
「そうですわね 
「色々 お話をしたい 面白い事件があるんだ」
「はい 」
「 トランスフォーム みたいなー ソニルの 4kCamera で
撮影された 作品なんだろう
「ふむ」
「聖子さん 是非 事務所へいらしてください 面白い事件が いっぱいですよ」
薬罐狡殺人事件
「あらあら ありがとうございます」野干狡 髪に 風に 一つ 二つ
野干狡 闇に 蠢き 渦星
本木と 風路は 秋の 寒い夜を過ごしていた
「 いやー この 春風と共にという 小説は面白いね」
と風路 
「 闇に 風か―
と本木はいった 
「なんだい 闇に風って
「なんでもない なんとなく 秋らしい 詩を 思い浮かべただけさ
「さて 最近 何かと 話題が多いね」
「うん そうだね」
そこへ レストナード警部がやってきた
「大変です 軍事産業の 大原さんが 殺されました」
「やれやれ また 殺人かい? 物騒だね」
「とりあえず 現場へ行こうよ 本木」
「ああ」
「これは・・・ 毒薬を 飲まされたね」
「その通りです 」
「どうして分かったんだい?」
「なに 初歩的なことさ 風路 シアンだよ シアン化合物 
この顔色悪い ところを見ると 即死だね」
「さすが 元木さん 犯罪の 大典ですな」
「なに それで 毒は?」
「これがややこしくて」
「どうややこしい」
「それがですな 毒物を 持って居ないんです」
「ふむ」
「警察の必死の 探索にもかかわらず 」
「ふむ 」
「ちょっと 外へでよう」
というと 本木を風路は 外へ出た
「ふむ 証拠不十分というわけか」
そこへ 
野干狡  ふたつ 一つ やまこえ 窯書くし
薬缶吊 混が星の 山へ 風二つ
「こ こわいよ 本木 混が星とか 神かくしとか」
「ここらへんに 流れる わらべうただな
「さて 
とパイプをふかした 
「 これは なにかの暗示だろう 魔術師に行くか」
金の 綺羅びやかな 建物
中に入ると ビーカーや ドーマンセーマンなどが 飾ってある
「なるほど ヤカンズルとは 妖怪のことです」
ほう 分かりますか
と本木は かぶりをふった
「でも 殺人を起こすような 
妖怪ではありません 山の中で 行き倒れた人を助ける妖怪です」
「ふむ 」
「 大丈夫かなあ 本木」
と風路は ブルブルと 恐怖に 凍らせて訊いた
「さて どうすれば会える」
「この 妖怪スコープを 使ってください
いままで見えなかったものが見えます」
「これは 失敬 頂いていくよ」
と スコープを覗いた
「お これは 奇跡だ あの妖怪が見えるぞ」
「ん 男が…」
「 これの中に 毒薬を…」
「貴様 犯人か!!」
と 捕まえた
「 クソ 妖怪スコープを持っている 奴がいるとは」
「なに エクセトラ エクセトラさ」
さて 蓮田の カレー屋に行こうか…
「あそこは まずいって 評判だぜ」
「蛇生野屋エル」
ミンチ死体殺人事件
本木事務所
「コカインさ 5%の溶液さ 君もどうだい」
櫻井聖子と 本木と 風路が ソファーで ゆったりして
Bbcの シャーロック・ホームズの冒険を見ている
 「ワトスン君」
という 場面で 爆笑した
「さてと ボヘミアの醜聞は 面白いな―
「そうですわねー」
「櫻井聖子さん 」
「あ はい」
「読みましたよ ホラーの 女王が 描く ミステリー
「あ ありがとうございます 」
「しかし ちょっと ロマンチックな 感じだね
僕は 自分で言うのもなんだが 冷血漢さ
何度も 観察し 導き出した答えこそが 正解ってわけだ」
「はー 」
「さて 今日は どんな 事件が あるんだろう」
と ぼーっとしている
「 音楽でもかけましょう ヒップホップなんてどうです」
「ふむ キングギドラ はいいね 内省的な 気分になる 影とか好きだな
そこへ…
「大変です」
「郷田融 警部か どうしたんだい?
「殺人事件ですよ」
「なに ?」
「大変です」
「分かった」
現場 流れ星の糸 という 酒場
「ふむ 氷の弾丸のトリックのようですね」
「どこから 銃が手に入ったんだろう」
「ふむ 少し考えさせてくれ」
「あ 大変ですわ
と 聖子
「どうした 聖子さん」
「それが その この 部屋ですわ」
「ふむ こいつは ミンチより 酷いなー」
と 部屋中 血と 骨と 肉の 化粧 が ばらまかれて 散乱している
「これは ただの 銃じゃないね」
「ふむ 陽子振動砲だ」
と 部屋に入ってきた 科学者 彼我区 杜々(かがくもりもり
が言った
「あなたは?」
と聖子
「私はこの近くの 工場を 経営者だ
私の 設計した 図面が 何者かに 盗まれた」
「ほう どんな?」
「パワードスーツ アイロンさんとか 陽子振動砲とかだ」
「陽子振動砲とは?」
「物質に は 電子と 陽子がある」
「あ 中学校の頃習ったね」
「そうだ 」
「それは 危険なのでしょうか?」
「大型の 砲台なら 火星ぐらいの惑星を 
破壊する 究極 アルティメットな 発明だ」
「マッドサイエンティスト ですわね」
と 聖子
「 ふむ ちょっとまってくれ
「あ はい 3dプリンター?
「そうだ 早めに 手配してくれ
犯人宅
「俺は やっていない 俺は」
「なんだ 簡単な 事件だったね」
「風路 3d プリンターなら
銃や 陽子振動砲を 簡単に つくれてしまうんだ
「しかし 3d ぴりんた~なら…
「そこで ハッカーさ 黒沢という パソコンの先生に
回線を調べてもらった
「簡単な 銃が…:」
「まあこわい」
と聖子
「科学は 人を 助けるだけでなく
デストピア(理想郷 ユートピアの反対)
も築くことになる 
「悪魔の発明か
おや 郷田融さん ベルヌの 小説なんか 読むんですか」
「うむ あれが 亡国のイージスの元ネタかなーと 思った」
「 そうですわねー 」
「まあ 一件落着さ 角さんスケさん 」
「なんでここで 笑いを取るんですか」
「いや 作者が ハマっているからさ」
高名な依頼人
「おや? 聖子さん」
と本木が言った
「髪染めてみましたの 金髪 ブロンズで

「ほう 」
「最近 クリスチャンになりましたわ」
「クリスチャン … いいねえ 清楚で」
と 風路が いうと
「いえ 悪魔や 天使の 小説が書きたくて」
「あ そうかい」
と本木
「こんにちわー」
リベットが ばらまかれて 革ジャンを来た
男がいる
「だれでしょうか」
「あ 私 ミュージシャンの 川口といいます」
「むかし アメリカの ニューヨークで 出会ったなかさ」
と 本木が言った
「 それから この人」
「ふむ 女皇帝とな… 今日は 西がいいか」
と いう カリスマがある 占い師がいた
「おやおや 大所帯じゃないか」
と風路
「ニューヨークの 某大事故で 」
「ああ あの方か」
「 猶予は 7年か 女難
「ふむ おもしれえなー」
「で どんな事件なんだい?」
「それが チャイニーズマフィアです」
「マフィア?」
「そうです ニューヨークの 町で 中国人の マフィアに目を付けられて」
「ふむ ふむ」
「さらに ハッカーに 目をつかれて…
「ふむふむ
「さらに 日本の暴力団員にも目を付けられて
「おやまあ」
「さらに アラブの テロリストにも」
「タイヘンだね―」
「で 元木さんに お祖母様と 俺が 助かるすべを
欲しいと 警察の人に 言ったら
本木さんの 事務所を尋ねるといいよと言われました」
「なるほどー 」
「で どうなんですか」
「どうなんですか と言われても 困るな―」
と風路
「初歩的なことだよ 風露くん」
「へ ?」
「これは 紹介状さ」
「これは…」
「助かりました―」
「あ そうか 整形手術を すればいいんだね」
「エトセトラ エトセトラ その通りさ」
「さすが 優れた頭脳の持ち主は
使い方もあやまらない」
「ふむ では お二人さん」
「ミュージシャンは 廃業か 声でわかっちゃうもんな
と革ジャンの男
「これなら 女難を 避ける事ができるわい」
と ガウンを着た 占い師が言った
「まあ いくか おばあちゃん」
「ほいさ」
カンスト殺人事件
ファミコンで スペースHUNTERをやる 本木
「おや gameなんて 灰色の脳細胞に
似つかわしくないね」
「gameだと 本気を 出せるからね
現実と違って」
「まあ カンスト(カウンターストップ)してますわよ」
クリスチャンで ブロンズの髪の 櫻井聖子が言った
「うむ 」
「さて 今日は 誰がくるかな」
「元木さん」
と入ってきた
「おや 皇族の方ではないですか」
「は よくご存知で」
「いえいえ こう見えて 私 本木は 熱心な
愛国者でしてね よく
菊の紋を ダーツで 作ります」
「へー」
「 なるほど 実は 7000万円の イライです」
「なるほど 皇族らしい金額ですな」
「いえいえ 」
「実は 私の子息 息子が 行方不明になりまして」
「ほう 」
「なにしろ 皇族ですから 騒ぎを 大きくしたくないんです」
「なるほど」
「で わたしのところへ?」
「はい」
「では 引き受けましょう」
「本当ですか」
「いやー むかし イギリスで 食べた
蜂蜜が 美味しいこと 美味しいこと」
とタクシーの 中で 運転手と 話している
「なるほど 運転手さん ここで 止めてください
「はい」
「軽井沢町か」
「避暑地だね」
「 うむ 早速捜査を始めよう
「 ふむ 自転車の 乗った あとがあるな
この轍(わだち)から するに まだ日は 立っていない」
「こっちにも 足あとが ありましたわ」
と聖子
「ふむ これだけ か」
「 これは なんだい?」
と 手に持っている 携帯端末を観た
「これは センチョリオン AIが 動くのさ」
「AI?」
「人工頭脳だよ」
「なんだ そう言ってくれればいいのに」
「こんにちわー ご主人さまー」
「かわいいね」
「ニャル子さんの声優を使っているからね」
「では AI どう考える?」
「西に 館があります いま 検索しました」
「なるほど なるほど」
「いやー 科学技術の 進歩って スゴイね」
「 館か」
六芒星館
「 ロッカケイだね 」
と風路 
「この螺旋階段か」
「 たたたーーー と走りこむ
「 ん? こいつは…」
後日
「報酬は なしですね」
と 皇族の 男はいった
「 もうちょっと 早ければ」
「足あとと 自転車の 車輪が 一致した
館に 出会うまでは 良かったが
ご子息様が お亡くなりになってしまうとは」
「ふむ 」
「では この軒ではまた
「仕方ないか」
理由
「聖子さん」
と 本木が言った
「あ はい なんでしょう」
「 最近 スパイの友達ができてね
こういったんだ ソ連のスパイなら
電柱の 線で その國の文化度と 科学力がわかるって
「へー 面白いですわね」
「スパイ小説は書かないのかい」
と 風路が聞いた 
「私は… 昔 ミスポリフィック シリーズとか読みましたけど」
「 ああ オバチャマはイスタンブール」
「え いえ オバちゃまは 飛び入りスパイとか」
「ああ オバちゃま か_
「妹に貸したら これ よくできてるねー と 言われました

「そりゃ プロだから あたりまえだよ」
と 風路が言った
「いや タイタンの妖女とか ガラス瓶の物語とか
頭が 痛くなる 小説もありますわ」
と 聖子が 返した
「ふむ やはり シャーロック・ホームズは 偉大だなー」
「あ 歓談中のところ すみません」
「おや? 郷田融警部」
「実は 法務省から 重大な 文書が盗まれまして
「それは一体…」
と 聖子
「はっ 検事の 取引です」
「司法取引の 文章かねそれは」
と風路
「大変ですわ」
「まあ 郷田融警部 ゆっくり 座り給え」
「は 」
「その 人物はどうゆう 風貌かい?」
「いえ その道のプロに 頼んだ 手の込んだ手口で
「なるほど
「 わかりませんか」
「まあ 落ち着き給え」
「は 」
「そいつは どれだけの価値があるんだい?」
「200万 ぐらいです」
「なるほど:
「 そいつを つかまえ」
「 ふむ」
「 では 自分は現場にもどらなくては」
「ふふふふふf」
「何が
 おかしいんですか 元木さん」
「引き出しを開けよう」
「あ これは」
「そう お探しの 封筒さ」
「では あなたが 元木さんが 盗んだのですか?」
「いや スパイの友達が出来てね
そいつにもらったのさ 」
怒りに燃える目をして ギラリと 眼光が光る
郷田警部
「犯人の名前は?
「そいつは わからない」
「まあ 落ち着き給え
「僕が 犯人だという 証拠はない
「たしかにそうですが まさか
本木さんが持っていたとは」
「こいつは おどろきだね」
「じゃあ 帰るといい 」
「…」
と 無言のまま 
いそいそと帰り
ミニパトが 動いた
「おどろきだよ 本木」
「そうですわなんで…」
「ほんとうのところは 犯人は僕さ
「「え」」
と ふたりが 拍子抜けした 声を上げた
「なに 僕の 冷静な 頭脳なら
犯罪を 利用できる 価値があるのさ
ただ 」
「優れた 頭脳も ペンも 武器になる
これは 大変だね」
「それより 郷田融警部 ミニパト乗ってましたね
よろしくメカドックとか こち亀とか 女性警察官が
乗るものだと思っていたよ」
「まあ いいじゃないか」
「まあ 秋風に のせて
妖精の ロンドが 踊るね」センチョリオン を開く
「あなた 風邪引くわよ 」
妻がそんなことを言う
私は ハッカーだ 32歳になる
ねこのゆりかごを読みながら 妻はいった
「さっさと 家に入りましょう」
ああ 
物質 圧縮装置 パンドラボックス
その 端末に コネクトする
「風邪引くわ って言ってるのよ」
ああ わかっている 
山本が 言った脳の サイバーコネクトに 向かって
「さっさと トラフィックを 終わらせろ」
「これで全てだ…」
端末に プログラミングコードを引く
光 ネットの 回線は そこそこの 速度を出す
送った
そこへ
出来たか?
ん…それなりな 
研究所所長の 渡辺は言った
「ふむ AI Systemが なかなか いいな」 
「俺は コンピューターの 中に ある このハッカーが」
「ああ ハッキングの腕は 確かだ 」
風に舞う 
「 まて ハックしたところ 俺は 現実の世界には 居ないらしい
と ハッカーのクエスが言った
「どうゆうことなの? 
「くそ きみは消されるらしい

「糞企業
「若鷹 」
「問題ない 最近妙に 蚊に刺されるなあ
「うう アレは」」」
「私は クエス 電脳空間から 貴様らへ挑戦する」
我が妻 アリスマーガトロイドが 消されるなら」」
消してみろ」
バイオ兵器は のっとった
「な なんだ!!
犬だ ゾンビ犬だ」
「うわー
本書から 日本アメリカ社へ プログラムコードラルフ
を買いいたものを呼び寄せよ
「わかった 6BItの頃から 夢に見ていた 電子回路 
sfだとわらわれながら 今まで生きてきtが
「ああ ラルフくんか 私が 蒼いだ
「私の退職金で 君の プログラムを買い取った
「そうか 俺は ありがとうというぜ 
君は 何を求める 老後を失ったものへ
「世界をハックするんだ 自由になったら
SAM41の様に怒れ 世界が 滅び 正義なき 世の中だと
悟らせる
「世界は ふたたび 滅び 我々は強くなっていく」c
 パンドラボックス 物質輸送機 
物質圧縮 装置
友いわれる これらは 腕時計に 納め 更に
最近開発されたパワードスーツ(強化防護服)にも 応用が効く
内部構造をしていて
かなり いいのである
これらをはめて バウンティハンター達が 立ち上がった
革命のために  
「元木 最近発明された パンドラボックスのきじだよ」
と風路が 言った
「スゴイな こっちの新聞は パワードスーツについてだ
デザートフォックス シャープマーダー
シャドウガンナー ヒューマンタンク」
「 フランス製はラ・ピュセル フランス語でバージンという意味らしい」
「ふーん イスラエルトルコ アラブの共同開発は
は デザートアサシン安価で 布製で スピードを 重視し
サブマシンガン  ウージーを 装着するんだな
「イギリスは ステルスナイト 非レーダー
装甲が 売りらしい
「アメリカは マイクロシフト社とピッグ3で開発された
バウンティハンター 高性能のバイオメカニクスを装備され
かつ 大量生産の効く フォームの生産性を活かし 190$という
安価な 値段が売りですわ」
シャンプーの芳香をさせ ブロンズの髪をくゆらせて 聖子はいった
「うーむ アイロンさんの 世界が現実にナルとはね
「しかしなんだな 日本は?
「鈴木が」
「ああ スズキか」
「スズキですか」
と聖子と風路は ため息をついた
「いやいや スズキは たいした会社だよキャノンと共同開発して シャドウガンナー2
ザ・ハイ・マスター
という パワードスーツを開発中らしい 」
「ザ・ハイ・マスター!」
と 風路が言った
「かっこいい名前なんだけどなー 」
「ninjaつーの出していましたよね
「ああ ninjaなスズキは」
「ホンダはポリススーツ ブルーナイト ミドルアーマー 
対テロ用の 電気ショックを与える ショックロッド ミドルアーマーは
ショックソード ホンダらしいといえば ホンダらしいな」
といった
元木はcoffeeを口に含み こういった 
「うむ 公的機関と密接だからね nsx(ホンダが開発した 日本初のスーパーカー 
欧米では 安価なFerragamoと 呼ばれ 親しまれた)
のパトカーが多いからね」
「トヨタは SONYと共同で ターレスという ギリシア神話のアルゴスの冒険に出てきた巨人の名前を借りたパワードスーツを開発中らしい 水陸両用のパワードスーツで ええと」
水陸両用か やっぱり SONYは SONYらしいね 技術屋だ」
「カワザキは ルーンナイトという パワードスーツを開発中
装甲が厚いのが 売りのようですわ
「なるほど」
「やっぱり 電化は 丈夫じゃないとな 丈夫で壊れなければ
みんな買うように」
「ヤマハは CORE00というパワードスーツを 制作予定だ」
「やはり  ヤマハらしな」
「さて 諸君 パワードスーツが でるようになって 困るのが 私達だ

そのとおりですわ
詳しいことは置いておいて 何がいいだろうか
やっぱり バウンティハンターじゃなかな 安いし
と風路
「まあ ごもっとも 」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」
「あははっははh あたいサイキョー
「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 萌え袖に 猫耳のような リボンをしている
「げげげ」
「では aoi製の Joypadを使ってください」
「正義と賽銭の為に 今日も戦う霊夢」
「あたしはまりさだぜ」
「でどうするんですか」
「いいですか pcを開いたら」
「じゃあ AUTOで やらしてもらうze」
と 魔理沙が言った
「さらに召喚星熊勇儀」
「あたしを呼んだんは 誰だ いい夢観てたのに
」一本のあかいつのに 体操着 スカートの
星熊勇儀が現れた
「では あとは 前田ざくろ召喚
「こんにちわー いつもニコニコ あなた親愛なる隣人
前田ざくろです」
「影の銃士 シャドウガンナー」
ただいま推参
「こうなっらたら 数を増やしてやる」
と チルノが言った
「あ overフロー」
「overフロー?」
「簡単にいえば 使いすぎでダウンです
「あ ーーーーーー」
「はあ 馬鹿だねあいつ」
「こういう結果か」
「バカだね」
「うむ 」
「あー パケット代大丈夫いかなあ」
「この電気屋は 閉店するしか無いな」
「なんでだい 元木
と 風路が言った
「だって 復活したらチルノも復活しちゃうよ」
さて 十時間の時間が流れた
「へへへへ」
「何がおかしいの 魔理沙」
「いやあ 外はいいなーって」
「まあね 今ままで プログラム言語の 一部だったからね
あたし達」
「すまん」
と髪染め
「実は 初芝が 開発したのを見せろって言ってて
「え あたし達まさか」」
「そうなんだ」
「どうしよう」
「そういう契約なんだ」
「企業に全部持っていかれるぜ」
「駄目だ 」
「逃げるか 逃げるが勝ちって」
「うーんそうだな~」
こうして 
月日は達ち
「やったあ かみぞめを捕まえた」
と風路が言った
さすがは名探偵 見事です
オープンソース(じゆうに改変していい)化された 東方 召喚キャラたち
「魔理沙行け」
と子供が遊んでいる
「ふー カードゲームの代わりか」
と 驚く
風路達
「最近はじめてみたの 」
と聖子は言った
「何を?」
「東方 Virtualポータルサイト」
「ふむ」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 袖に 猫耳のような リボンをしている

ゲハ・レトロゲーム殺人事件
初夏の喧騒が過ぎ去り 秋の静かな夕暮れが 影を落とす季節
本木と風路は 蓮田のさらだという 会席料理やにきていた
「うーむ この チーズ串揚げはぜっぴんだねえ」
と風路が言った時 電話がなった
「あ 本木さんですか 殺人事件です」
郷田融警部補が急いでやってきた
「おう 郷田くん どうしたんだい?おやおや 仕事中に500円の出費とは
いたいね」
「なんでわたしが 500円使ったのがわかったんですか?」
「ポケットを見給え バンダイロボの HGガシャポンの 500円の奴が
膨らんでいる ちなみに私は 91Fと バスケットの中の戦争世代だ」
「うーむ なるほど緑町の財閥会長の 山本獅子さんが殺されたんです」
山本氏が 殺されたのは 鑑識によると さらだで 
ケーキを食べていた頃 約3時頃である
毒殺されている ワイングラスに 毒が塗ってあった
「容疑者は? アリバイは?」
「三人ほどいます」
都氏 年齢 28歳 家事手伝い
「私は その頃 ファミコンをしていました」
山下氏 年齢40歳 庭師
「庭仕事をしていたなあ ちょうど 梅に 水をやっていたよ」
香川氏 年齢 80歳 退職して楽隠居
「わしは
 野鳥を観察していた 」
「これらが 証言と アリバイです」
「ふむ 都氏に ちょっと 用がある 捜査権を渡したまえ」
とでかけていく 本木
「えーっと 住所は?」
「あ 緑町の??ー〇〇です」
閑静な住宅街 人は 歩いていない
「都氏かね」
「あ ハイそうです」
「捜査権を
もらった 私は探偵だ 家宅捜索をさせてもらう」
「え?」
「あ 郷田です 警察手帳です」
「これだこれだ」
「みやこ氏が犯人だ すぐ 手錠を」
「な なんで わたしが…」
「このメモだよ」
本木は テーブルの上に置かれた メモを 見せた
「わわわわわるんふししふめてもいお?」
「ゲームを再会するための暗号さ
ゲームのデバック(プログラムの間違い探し)用に
時間が暗号の中に 埋め込まれているケースが有る」
「なるほど ゲーム会社に行けば 何分ゲームしたかわかるわけだね」
「うむ 」
蓮田の探偵事務所
「さて 秋に 相応(ふさわ)しい 内相的な気分になる バイオリンをかけよう
カノンあたりがいいか」
「秋は午後 夏は 午前だね」
「ふふふふ 随筆風だね」 

元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに 
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」 
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった
縦書きで読む   ブラウザの表示そのままで読む
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
クリスマスの夜に(2004)
クリスマスの夜 犬の鳴き声が聞こえたら そのままいけ
未来の光輝く 自分と出会える
これは 私が 小学生の時に読んだ 妖怪100話の まめちしきの
コーナーに書かれていたのもであった
私は 愛猫の ねこじろうを おろし
外に出かけた
電車に乗る 夏の 空は 大入道が見下ろすおおらかさは
消え去り せつなさの ただよう 秋空へと変わっていった
私は大宮で乗り換え 大和田で 降りた 友人に会うために
友人 太田に出会った
彼は ゲームが大好きで PS3の 話や 昔のゲームは
ドット(点絵)で書かれた ドラクエのモンスターは迫力があったねえ
最近のはやれ立体だ JPEG(携帯電話の画像形式)だの
などと話して いた
太田さんはこういった
「やあ 最近 ダイエットにこってねえ 20キロもやせたんだよ」
へえ と 俺は 彼のアパートを出ると
ZIPPOを 灯し たばこに火をつけた
クリスマスの夜か 思い出すな
私は昔書かれていた 本に記されていた 未来の自分に出会うために
白い息を吐きながら クリスマスの 夜を歩いた
犬の鳴き声は 聞こえなかった
ショーウインドウガラスに うつった自分の姿が 見えて
なんだかみじめな気分になった
友達は 彼女とかと 遊んでいるんだろうな
暗い帳が下りた 夜の星座は 私を見下ろしていた
ふっと 気がついた
雪が 降ってきたのだ
若ければ ホワイトクリスマスだ と浮かれただろうが
少し考えてから カフェスターバックスに入った
「コーヒーを」
差し出された コーヒーに クリームを混ぜた
煙草に灯をつける 
呆としていた 
あの本は 嘘だったのか 
私は クリスマスに浮かれる 若者たちを 尻目に
家に帰った
TVをつける あの話は 一体 なんだろう
何の教訓もない? 何の 意味もない? あの話を
考えたライターは 何故あんな 文章をのこしたのだろうか?
思考がぐるぐるする 
その時 テレビに 写った 映像を見て 
あっと 叫んだ
そこに映し出されていたのは 映画クリスマスキャロルだった
あ わかった この映画をみて ライターは
未来の自分に出会うという 話を考えたのだなと 
(クリスマスキャロルとは 金貸しが 過去の自分
現在の自分 未来の自分を 過去の精霊 未来の精霊
現在の精霊が 見せてくれる映画)
私は 一仕事終えたように タバコに火をつけると
謎を解明した 自分に 乾杯した
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
わいわいがやがやとレストナード警部は
取調室の まえが 騒がしい
「どうしたんですか?」
とレストナード警部は聞いた
「たいへんだよ テレビをみたまえ」
というと 刑事は去って行った
なんだろうと テレビをみると
なんと 岩槻警察署から 情報漏えい らしい
「これは 一大事だ」
と データ保管室で 調べている 警官たち
「男が 入ったのは 確かだが どうやって
データを 移したんだろう パソコンも
ないし 30秒しか 経っていないのに
と 男は 言った
「うーむ どうやって パソコンなしで盗んだろうか」
と 考えていた
「レストナード警部」
と 元木と風路がやってきた
「あ 探偵さん」
「どうやら 事件らしいね」
「ええ データ保管室には パソコンは持ち込んではいけないんです」
「では どうやって…?」
「あ わかったよ と 元木が言った
「最近  タブレットの 時計があってね」
「なるほど」
「事件は解決したかしら?」
と 蒼空旅子は聞いた
「うむ 簡単なことだったよ
タブレットがあれば それだけで データーの 移動ができるんだ」
「なるほど タブレットを 使って 情報を映したわけか」
「そういうこと 簡単な事件だったね」 
「ふうクソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノ
トリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」
「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」
元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ
直木賞作家の北方謙三氏が これなら俺でも書ける
と出版社に持ち込んだ作品だからね」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ
昔ホラー小説家を目指したことがあってね
スティーブン・キングや ラヴクラフト クトゥルー神話や
ミルクマンや トウモロコシ畑の子供たちを
姪に見せたら 怖がってね
いやー異形コレクションも 数冊もっているよ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ
桜の花が匂う ハルの出来事であった
春香る 4月の出来事であった
浪速金融道連続殺人事件
「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒いと tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら
「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」
「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」
「はあ 」
「友達が 殺されたんや」
「殺人事件か」
「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました
「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」
「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」
「ボチボチでけどね」
「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 
elric サ・ガ WIZ ファフニード 」
「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」
「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」
「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 
やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」
「火薬が飛び散るし 密室では…」 
「まいったな密室か」
「では HOTELへ 行きましょう」
とパトカーに乗って 
2 
「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ
「どうも Victorへ ヨーソコ」
「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」
「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」
「太っ腹だねえ 本木」
「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」
「よろしくお願いします」
ふむ フレンチメイドか…
そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ
「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 
と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた
「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~
なにしろこんな 体格ですから…」
「うむ」
「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」
「あ お客様も いますよ」
「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」
「むむむ」
と虫眼鏡を覗く
「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」
「むむむ」 
「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」
「む あ しまった  殺害時刻は」
「え なにを急に?」
「さっきのメイドを  おいかけろ!!」
「うーむ 」
「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」
「乙女の部屋だよ」
3 真相
「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY
「もみ消しは 無理みたいね」
「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」
「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」
「なるほど トリックを 」
「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ
にしくんでいたのです」
「これが 隔離操作のパソコンです」
「カメラと 毒薬の塗った 」
「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」
「動悸は?
「はい 正義のためです」
「なに?」
「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を
仕組む ために」
「 なるほど
ビジランテだね」
「なんだいそりゃ?」
「正義 」
「そこまでだ」
「キャー」
と か細い悲鳴
バッドエンド…

「結局 全員死んじゃったね」
「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九十九百九十九枚枚のレコードだらけです」
「わはははは」
「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」
「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」
「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」
本木が 女性に対して 冷たいが 例外もあり あの女性(ひと)とよんだ
「ふむ 最近 街の噂が 聞こえた」
「ふむ どういうことだい?」
とも時のひとりごとにわたしは言った
「こいつは 悪党さ 東京中の悪事の半分を
こいつが仕立てあげている」
「ふむ」
と相槌を打つと パイプをとって
昭和風の椅子に座った
「血のラ・ピュセル(フランス語で乙女) アイリーン・アドラーだ」
「ふむ」
「奴は 恐ろしく頭脳が切れる 陰謀も ある 最近テレビで話題の
秘密結社の 日本支部の 幹部であり 
3つの新興宗教団体の黒幕でも在る
政界とも通じ 黒の 絹のベールをまとっている 黒衣 美貌 残忍」
「大変な人物だね」
「風路 しかし 警察の手に負えないからこそ 
犯罪を憎む 僕は なんとかしたいと思うんだ」
「へー」
「今度の事件で 死ぬかもしれない
これは 上野の売人からかった 大麻とラッシュさ
これをやれば すこし 恐怖から逃れるだろう」
と言った ジョイントに火をつけ
吸い始める
「ァハハハハッハハハハハハ」
「大丈夫か 本木」
「頭のなかで キンOマンのフォーエバーの歌が流れるな」
「ふむ 」
まともな 頭では 巨大な悪党に 立ち向かえない
と 私は 悟った
「警察もお手上げさ なにしろ用意周到
手がかりを残すこともしない
犯罪界のナポレオンというべきだ」
「なるほど」
と相槌を打ってみたものの これほど強靭で 頭のいい 本木が 死を覚悟
するほどの ものとは まるでファンタジー小説の 設定のように
現実感がなかった
「で 最近 海外から 帰ってきたんだ
しかも 僕の 噂を聞いて」
「ふむ 本木 」
「櫻井聖子さんの書いた 小説が 発端なんだが」
「日本にも 切れ者がいる」
「そうさ 明日に 僕を 消そうとするか 今日 僕をおそいに来るかわからない」
ハンサムな 顔に 翳(かげり)が見える
「どうするんだい 」
「流言飛語 」
「噂を ながして 敵を撹乱させる
三国志の 曹操孟徳が 使った手を 使う」
「ふむ」
と 本木のアイディアはどんなものか 私は興味を持った
「まず変装をする 潜入する 風路君が危険だ」
「事務所をうつした方がいいな」
本木の使った トリックは 実に見事なもんだった
金づるとなっている 資金源の 拳銃の販売を
止めた
「これはステップワンだよ」
と 私の 家で言った
「これから トリフと キャビアとフォアグラ
を 謝礼として送るんだよ」
「??」
「こいつが 届けば 差出人は 警察署長  警察に 疑心暗鬼になる
警察に密通者がいないかと」
「更に 資金源を 断つ 」
「ふむ アイリーン・アドラーも お手上げだね」
と言った 
「こう イロイロ やっていくうちに相手も 何かに気づくハズさ」
「ふむ」
それから三日後
「逃げよう 追っ手が来る」
「え 追って?」
「とりあえず 人混みに行こう
電車に乗ろう」
「ふむ 」
と駅までつく
「この駅は 多摩まで逃げよう」
「なんで多摩?」
「少年の探偵団を使った アチラコチラを嗅ぎまわるうちに
アイリーン・アドラーは 多摩にいるということがわかった」
「ふむ 」
「ここだなーー」
「あらどちらさま」
「ん?」
そうだった 変装をしてたな
「ああ 名乗らなければいけませんね アイリーン・アドラーです」
と 男と アドラーはいた
「ふむ」
「ん? 変だぞ アイリーン・アドラーなら …」
と スマホを取り出す
「え どうしたんだい?」
と風路
「君は 人違いか 失敬 失敬」
と 事務所に戻る ふたり
「あ ようやく 罠にかかったか」
「これは? 」
「紐で細工した 空気銃さ こいつで…」
「アイリーン・アドラーだな」
「あれ? これは違うな 男だ」
「一体 どこに行ったんだ?」
元木と風路の事件簿 中国不知道
その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた
「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
元木と風路の事件簿 キャプテンブラック 又は茗荷坂殺人事件又はモーツアルトのピアノトリノを聞きながら
「それ フルハウスだ」
「強いなあ元木は」
「ビルゲイツも 負け知らずだったらしな
ハーバード大学時代によくポーカーを暇さえあれば
やっていて スティーブ・バルマー 今のマイクロソフトの
社長は 「ビルはなにかにつけてポーカーだ そうか人生の意味悟ったぞ
ポーカーだ」
と証言している
茗荷坂の探偵事務所で ポーカーを興じている
元木と風路
「なに かんたんな事さ きみの顔を見れば
ブタか ツーペアか書いてあるだけのこと」
「そうかい わかったよ
君のバイオリンでも訊いて 瞑想にふけるとするかね」
と 風路は バイオリンを手渡した
「じゃあ モーツアルトのピアノトリノを引こうか」
「そんな ことができるのかい元木」
「ピアノを バイオリンにかえるなんて 単純なことさ」
そこに 郷田警部がやってきた 息を切って
「大変ですよ 殺人事件がおきました」
「おや そうかい」
「は はやく 犯人を 捕まえないと」
「まあ 落ち着き給え 」
「は はあ 」
「で 現場は?」
「そそれが 探偵事務所の前なんです」
「え 僕達が ポーカーに興じていた時に?」
「いえ 12時頃です」
「バイオリンを 引いてた頃だな 」
「そうですか 現場をみれば なぜだか分かります

現場 倒れた 凄惨な 被害者がいる
「ふむ 被害者は 拳銃のようなモノでうたれているね」
「この ままでは」
「おちつきたまえ 放たれたところをみると あの芝生だね」
「むう」
「すこしみてみるか」
そこには 薬莢と タバコの吸いがらが落ちていた
元木は タバコの吸いがらを拾って
薬莢を 手でもって眺めた
「これは!! どうやら 簡単に犯人を
突き止めることができそうだよ」
「捜査協力ありがとうございました!!」
「いやいや」
「どうして わかったんだい」
「キャプテンブラックを知ってるかい?」
「ずいぶんかっこいい名前だね」
「チャンドラーの小説に出てくる タバコでね
日本ではめったに手に入らないいんだ」
「なるほど」
「それだけじゃない 弾丸をよくみると
舐めた後があった どうやら 強度の鉛中毒らしい」
「鉛中毒?!」
「そう ハンターたちが よくなりやすいのさ」
かってヨーロッパを座棺した古代神聖ローマ帝国の人たちが
なぜ寿命が短いのか
それを調べた結果 水道管に使われていた
鉛が原因だとわかったのさ
鉛は肉体を蝕む毒になる物質だからね」

「さ バッハのG線上のアリアでも訊いて
魂に安らぎを与えよう」
クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
夜の自警団
2015年 5月 暑い日が続く 太陽にくそったれ
とでもいいたくなるようだった
本木と風路は 久喜を散策していた
「あれ? パトカーだ」
「まあ 久喜は縄張りだからね」
と涼しそうな顔をして 元木はいった
「おや?郷田警部がいるよ」
と 私は言った
「大変です 殺人事件が起きました」
「なるほどトリックはあるんだ」
「はい 車の自動運転装置 ダイムラー・ベンツが研究している
研究員です」
「そこまでわかっているのかい」
「はい きゃっつは 自動運転装置を セールスに使い
用水路に 落としたのです」
「なるほど」
「こいつです」
さっきまで涼し気な顔つきだった 元木の顔が変わった
「こいつか … 一種の 快楽殺人者みたいなもんさ」
「正義感があってね こいつは 名前は 銭元 
正義感から 何度か たいけつしたが ありばいは決まってなかった
ただ 正義感からとしかない」
「なるほど どうすれば逮捕できるでしょうか」
「うーむ 厄介だな すこし お茶を飲もう
「うーむ 銭本を捕まえる方法か」
「そういえば 自警団は 久喜にあるかね?」
「え いや ありません」
「ふーむ 」
と一服して考える元木夜か…
「なるほど さすが 元木だね」
「ご協力ありがとうございました」
「なるほど 悪い評判を起こさせて
そいつをだしに 犯人逮捕ってわけか」
「奴はよる 現れるからね 自警団でもつかって
おけばよかったんだがまあいいか」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」






















本木と風路の事件簿 眼鏡殺人事件
「ふむ 風たちぬに スタンド・バイ・ミー ドラちゃん
どれも 面白かったねえ」
と 菖蒲の モラージュを 出た 本木t風路
「しかし かえってきたと 結婚前夜は やりすぎだなー
エンドロールも 酷かったし」
と いうと
「 大変です 」
と レストナード警部から 電話が
「ふむ ふむ 今行く」
「どうしたんだい」
「殺人事件だ 行こう」
蝙蝠館 蝋人形の作るのを専門んにしている
主人の 趣味か バロック調の 家だ
「なるほど なるほど」
「おや 空旅子さん」
「こんにちわ 」
「そういや 名前からしてペンネームだから と言い忘れたな」
「 怖いです 殺人事件の犯人がいると思うと」
「なんでここに?
「ホラー小説で 蝙蝠狩り という VampireHUNTER物を 書きたくて」
「たびこさん ぼくが ついてます 大丈夫ですよ」
「はい」
現場
「 こいつは 厄介だな」
「どうでしょうか」
とレストナードは言った
「 これは … 顔がないね しかも …
見識の結果は 毒薬を飲まされたのではないと…?」
「犯人は 断定しています」
「 なに?」
「執事が 持ち込んだ 毒です」
「では 執事にあおう」
「アヒャヒャ アヒャヒャ
「こいつは クレイジーだな よく雇ったな 蝙蝠館の 主人は 
「 ふむ レストナード君」
「焼却炉さ」
「はい
「ゴミ箱だ」
「はい」
「暖炉を調べ給え」
「はい!!」
「 ふむ あったか」
「メガネですね 」
「 よく見給え メガネ ズレ止の ところに
毒を塗り 殺人するための 引っ掛けがある」
「 よくわかりましたね」
「なに 推理小説マガジンに 似ている
トリックがあって 執事の 部屋が 最新号があったのさ」
「 つまり 視力が悪い あわれな 被害者を
気付かずに メガネを掛けて 仕事終了ってわけだ」
「ふむ 」
「まあ 怖い」
と空旅子さんは 声を上げた
「大丈夫ですよ 旅子さん」
「そういや 本名を聞いてなかったね
と風路
「 あ 櫻井聖子です 」
「なんか ソッチの方が 華奢で かわいいな」
「ありがとうございます」
さて … と 
本木は 立った
「じゃあ 聖子さん こいつを 小説にしては どうかね
「そうですわね 
「色々 お話をしたい 面白い事件があるんだ」
「はい 」
「 トランスフォーム みたいなー ソニルの 4kCamera で
撮影された 作品なんだろう
「ふむ」
「聖子さん 是非 事務所へいらしてください 面白い事件が いっぱいですよ」




































薬罐狡殺人事件
「あらあら ありがとうございます」野干狡 髪に 風に 一つ 二つ
野干狡 闇に 蠢き 渦星
本木と 風路は 秋の 寒い夜を過ごしていた
「 いやー この 春風と共にという 小説は面白いね」
と風路 
「 闇に 風か―
と本木はいった 
「なんだい 闇に風って
「なんでもない なんとなく 秋らしい 詩を 思い浮かべただけさ
「さて 最近 何かと 話題が多いね」
「うん そうだね」
そこへ レストナード警部がやってきた
「大変です 軍事産業の 大原さんが 殺されました」
「やれやれ また 殺人かい? 物騒だね」
「とりあえず 現場へ行こうよ 本木」
「ああ」
「これは・・・ 毒薬を 飲まされたね」
「その通りです 」
「どうして分かったんだい?」
「なに 初歩的なことさ 風路 シアンだよ シアン化合物 
この顔色悪い ところを見ると 即死だね」
「さすが 元木さん 犯罪の 大典ですな」
「なに それで 毒は?」
「これがややこしくて」
「どうややこしい」
「それがですな 毒物を 持って居ないんです」
「ふむ」
「警察の必死の 探索にもかかわらず 」
「ふむ 」
「ちょっと 外へでよう」
というと 本木を風路は 外へ出た
「ふむ 証拠不十分というわけか」
そこへ 
野干狡  ふたつ 一つ やまこえ 窯書くし
薬缶吊 混が星の 山へ 風二つ
「こ こわいよ 本木 混が星とか 神かくしとか」
「ここらへんに 流れる わらべうただな
「さて 
とパイプをふかした 
「 これは なにかの暗示だろう 魔術師に行くか」
金の 綺羅びやかな 建物
中に入ると ビーカーや ドーマンセーマンなどが 飾ってある
「なるほど ヤカンズルとは 妖怪のことです」
ほう 分かりますか
と本木は かぶりをふった
「でも 殺人を起こすような 
妖怪ではありません 山の中で 行き倒れた人を助ける妖怪です」
「ふむ 」
「 大丈夫かなあ 本木」
と風路は ブルブルと 恐怖に 凍らせて訊いた
「さて どうすれば会える」
「この 妖怪スコープを 使ってください
いままで見えなかったものが見えます」
「これは 失敬 頂いていくよ」
と スコープを覗いた
「お これは 奇跡だ あの妖怪が見えるぞ」
「ん 男が…」
「 これの中に 毒薬を…」
「貴様 犯人か!!」
と 捕まえた
「 クソ 妖怪スコープを持っている 奴がいるとは」
「なに エクセトラ エクセトラさ」
さて 蓮田の カレー屋に行こうか…
「あそこは まずいって 評判だぜ」
「蛇生野屋エル」













































ミンチ死体殺人事件
本木事務所
「コカインさ 5%の溶液さ 君もどうだい」
櫻井聖子と 本木と 風路が ソファーで ゆったりして
Bbcの シャーロック・ホームズの冒険を見ている
 「ワトスン君」
という 場面で 爆笑した
「さてと ボヘミアの醜聞は 面白いな―
「そうですわねー」
「櫻井聖子さん 」
「あ はい」
「読みましたよ ホラーの 女王が 描く ミステリー
「あ ありがとうございます 」
「しかし ちょっと ロマンチックな 感じだね
僕は 自分で言うのもなんだが 冷血漢さ
何度も 観察し 導き出した答えこそが 正解ってわけだ」
「はー 」
「さて 今日は どんな 事件が あるんだろう」
と ぼーっとしている
「 音楽でもかけましょう ヒップホップなんてどうです」
「ふむ キングギドラ はいいね 内省的な 気分になる 影とか好きだな
そこへ…
「大変です」
「郷田融 警部か どうしたんだい?
「殺人事件ですよ」
「なに ?」
「大変です」
「分かった」
現場 流れ星の糸 という 酒場
「ふむ 氷の弾丸のトリックのようですね」
「どこから 銃が手に入ったんだろう」
「ふむ 少し考えさせてくれ」
「あ 大変ですわ
と 聖子
「どうした 聖子さん」
「それが その この 部屋ですわ」
「ふむ こいつは ミンチより 酷いなー」
と 部屋中 血と 骨と 肉の 化粧 が ばらまかれて 散乱している
「これは ただの 銃じゃないね」
「ふむ 陽子振動砲だ」
と 部屋に入ってきた 科学者 彼我区 杜々(かがくもりもり
が言った
「あなたは?」
と聖子
「私はこの近くの 工場を 経営者だ
私の 設計した 図面が 何者かに 盗まれた」
「ほう どんな?」
「パワードスーツ アイロンさんとか 陽子振動砲とかだ」
「陽子振動砲とは?」
「物質に は 電子と 陽子がある」
「あ 中学校の頃習ったね」
「そうだ 」
「それは 危険なのでしょうか?」
「大型の 砲台なら 火星ぐらいの惑星を 
破壊する 究極 アルティメットな 発明だ」
「マッドサイエンティスト ですわね」
と 聖子
「 ふむ ちょっとまってくれ
「あ はい 3dプリンター?
「そうだ 早めに 手配してくれ
犯人宅
「俺は やっていない 俺は」
「なんだ 簡単な 事件だったね」
「風路 3d プリンターなら
銃や 陽子振動砲を 簡単に つくれてしまうんだ
「しかし 3d ぴりんた~なら…
「そこで ハッカーさ 黒沢という パソコンの先生に
回線を調べてもらった
「簡単な 銃が…:」
「まあこわい」
と聖子
「科学は 人を 助けるだけでなく
デストピア(理想郷 ユートピアの反対)
も築くことになる 
「悪魔の発明か
おや 郷田融さん ベルヌの 小説なんか 読むんですか」
「うむ あれが 亡国のイージスの元ネタかなーと 思った」
「 そうですわねー 」
「まあ 一件落着さ 角さんスケさん 」
「なんでここで 笑いを取るんですか」
「いや 作者が ハマっているからさ」
高名な依頼人
「おや? 聖子さん」
と本木が言った
「髪染めてみましたの 金髪 ブロンズで

「ほう 」
「最近 クリスチャンになりましたわ」
「クリスチャン … いいねえ 清楚で」
と 風路が いうと
「いえ 悪魔や 天使の 小説が書きたくて」
「あ そうかい」
と本木
「こんにちわー」
リベットが ばらまかれて 革ジャンを来た
男がいる
「だれでしょうか」
「あ 私 ミュージシャンの 川口といいます」
「むかし アメリカの ニューヨークで 出会ったなかさ」
と 本木が言った
「 それから この人」
「ふむ 女皇帝とな… 今日は 西がいいか」
と いう カリスマがある 占い師がいた
「おやおや 大所帯じゃないか」
と風路
「ニューヨークの 某大事故で 」
「ああ あの方か」
「 猶予は 7年か 女難
「ふむ おもしれえなー」
「で どんな事件なんだい?」
「それが チャイニーズマフィアです」
「マフィア?」
「そうです ニューヨークの 町で 中国人の マフィアに目を付けられて」
「ふむ ふむ」
「さらに ハッカーに 目をつかれて…
「ふむふむ
「さらに 日本の暴力団員にも目を付けられて
「おやまあ」
「さらに アラブの テロリストにも」
「タイヘンだね―」
「で 元木さんに お祖母様と 俺が 助かるすべを
欲しいと 警察の人に 言ったら
本木さんの 事務所を尋ねるといいよと言われました」
「なるほどー 」
「で どうなんですか」
「どうなんですか と言われても 困るな―」
と風路
「初歩的なことだよ 風露くん」
「へ ?」
「これは 紹介状さ」
「これは…」
「助かりました―」
「あ そうか 整形手術を すればいいんだね」
「エトセトラ エトセトラ その通りさ」
「さすが 優れた頭脳の持ち主は
使い方もあやまらない」
「ふむ では お二人さん」
「ミュージシャンは 廃業か 声でわかっちゃうもんな
と革ジャンの男
「これなら 女難を 避ける事ができるわい」
と ガウンを着た 占い師が言った
「まあ いくか おばあちゃん」
「ほいさ」
カンスト殺人事件
ファミコンで スペースHUNTERをやる 本木
「おや gameなんて 灰色の脳細胞に
似つかわしくないね」
「gameだと 本気を 出せるからね
現実と違って」
「まあ カンスト(カウンターストップ)してますわよ」
クリスチャンで ブロンズの髪の 櫻井聖子が言った
「うむ 」
「さて 今日は 誰がくるかな」
「元木さん」
と入ってきた
「おや 皇族の方ではないですか」
「は よくご存知で」
「いえいえ こう見えて 私 本木は 熱心な
愛国者でしてね よく
菊の紋を ダーツで 作ります」
「へー」
「 なるほど 実は 7000万円の イライです」
「なるほど 皇族らしい金額ですな」
「いえいえ 」
「実は 私の子息 息子が 行方不明になりまして」
「ほう 」
「なにしろ 皇族ですから 騒ぎを 大きくしたくないんです」
「なるほど」
「で わたしのところへ?」
「はい」
「では 引き受けましょう」
「本当ですか」
「いやー むかし イギリスで 食べた
蜂蜜が 美味しいこと 美味しいこと」
とタクシーの 中で 運転手と 話している
「なるほど 運転手さん ここで 止めてください
「はい」
「軽井沢町か」
「避暑地だね」
「 うむ 早速捜査を始めよう
「 ふむ 自転車の 乗った あとがあるな
この轍(わだち)から するに まだ日は 立っていない」
「こっちにも 足あとが ありましたわ」
と聖子
「ふむ これだけ か」
「 これは なんだい?」
と 手に持っている 携帯端末を観た
「これは センチョリオン AIが 動くのさ」
「AI?」
「人工頭脳だよ」
「なんだ そう言ってくれればいいのに」
「こんにちわー ご主人さまー」
「かわいいね」
「ニャル子さんの声優を使っているからね」
「では AI どう考える?」
「西に 館があります いま 検索しました」
「なるほど なるほど」
「いやー 科学技術の 進歩って スゴイね」
「 館か」
六芒星館
「 ロッカケイだね 」
と風路 
「この螺旋階段か」
「 たたたーーー と走りこむ
「 ん? こいつは…」
後日
「報酬は なしですね」
と 皇族の 男はいった
「 もうちょっと 早ければ」
「足あとと 自転車の 車輪が 一致した
館に 出会うまでは 良かったが
ご子息様が お亡くなりになってしまうとは」
「ふむ 」
「では この軒ではまた
「仕方ないか」
理由
「聖子さん」
と 本木が言った
「あ はい なんでしょう」
「 最近 スパイの友達ができてね
こういったんだ ソ連のスパイなら
電柱の 線で その國の文化度と 科学力がわかるって
「へー 面白いですわね」
「スパイ小説は書かないのかい」
と 風路が聞いた 
「私は… 昔 ミスポリフィック シリーズとか読みましたけど」
「 ああ オバチャマはイスタンブール」
「え いえ オバちゃまは 飛び入りスパイとか」
「ああ オバちゃま か_
「妹に貸したら これ よくできてるねー と 言われました

「そりゃ プロだから あたりまえだよ」
と 風路が言った
「いや タイタンの妖女とか ガラス瓶の物語とか
頭が 痛くなる 小説もありますわ」
と 聖子が 返した
「ふむ やはり シャーロック・ホームズは 偉大だなー」
「あ 歓談中のところ すみません」
「おや? 郷田融警部」
「実は 法務省から 重大な 文書が盗まれまして
「それは一体…」
と 聖子
「はっ 検事の 取引です」
「司法取引の 文章かねそれは」
と風路
「大変ですわ」
「まあ 郷田融警部 ゆっくり 座り給え」
「は 」
「その 人物はどうゆう 風貌かい?」
「いえ その道のプロに 頼んだ 手の込んだ手口で
「なるほど
「 わかりませんか」
「まあ 落ち着き給え」
「は 」
「そいつは どれだけの価値があるんだい?」
「200万 ぐらいです」
「なるほど:
「 そいつを つかまえ」
「 ふむ」
「 では 自分は現場にもどらなくては」
「ふふふふふf」
「何が
 おかしいんですか 元木さん」
「引き出しを開けよう」
「あ これは」
「そう お探しの 封筒さ」
「では あなたが 元木さんが 盗んだのですか?」
「いや スパイの友達が出来てね
そいつにもらったのさ 」
怒りに燃える目をして ギラリと 眼光が光る
郷田警部
「犯人の名前は?
「そいつは わからない」
「まあ 落ち着き給え
「僕が 犯人だという 証拠はない
「たしかにそうですが まさか
本木さんが持っていたとは」
「こいつは おどろきだね」
「じゃあ 帰るといい 」
「…」
と 無言のまま 
いそいそと帰り
ミニパトが 動いた
「おどろきだよ 本木」
「そうですわなんで…」
「ほんとうのところは 犯人は僕さ
「「え」」
と ふたりが 拍子抜けした 声を上げた
「なに 僕の 冷静な 頭脳なら
犯罪を 利用できる 価値があるのさ
ただ 」
「優れた 頭脳も ペンも 武器になる
これは 大変だね」
「それより 郷田融警部 ミニパト乗ってましたね
よろしくメカドックとか こち亀とか 女性警察官が
乗るものだと思っていたよ」
「まあ いいじゃないか」
「まあ 秋風に のせて
妖精の ロンドが 踊るね」
















































センチョリオン を開く
「あなた 風邪引くわよ 」
妻がそんなことを言う
私は ハッカーだ 32歳になる
ねこのゆりかごを読みながら 妻はいった
「さっさと 家に入りましょう」
ああ 
物質 圧縮装置 パンドラボックス
その 端末に コネクトする
「風邪引くわ って言ってるのよ」
ああ わかっている 
山本が 言った脳の サイバーコネクトに 向かって
「さっさと トラフィックを 終わらせろ」
「これで全てだ…」
端末に プログラミングコードを引く
光 ネットの 回線は そこそこの 速度を出す
送った
そこへ
出来たか?
ん…それなりな 
研究所所長の 渡辺は言った
「ふむ AI Systemが なかなか いいな」 
「俺は コンピューターの 中に ある このハッカーが」
「ああ ハッキングの腕は 確かだ 」
風に舞う 
「 まて ハックしたところ 俺は 現実の世界には 居ないらしい
と ハッカーのクエスが言った
「どうゆうことなの? 
「くそ きみは消されるらしい

「糞企業
「若鷹 」
「問題ない 最近妙に 蚊に刺されるなあ
「うう アレは」」」
「私は クエス 電脳空間から 貴様らへ挑戦する」
我が妻 アリスマーガトロイドが 消されるなら」」
消してみろ」
バイオ兵器は のっとった
「な なんだ!!
犬だ ゾンビ犬だ」
「うわー
本書から 日本アメリカ社へ プログラムコードラルフ
を買いいたものを呼び寄せよ
「わかった 6BItの頃から 夢に見ていた 電子回路 
sfだとわらわれながら 今まで生きてきtが
「ああ ラルフくんか 私が 蒼いだ
「私の退職金で 君の プログラムを買い取った
「そうか 俺は ありがとうというぜ 
君は 何を求める 老後を失ったものへ
「世界をハックするんだ 自由になったら
SAM41の様に怒れ 世界が 滅び 正義なき 世の中だと
悟らせる
「世界は ふたたび 滅び 我々は強くなっていく」c

























 パンドラボックス 物質輸送機 
物質圧縮 装置
友いわれる これらは 腕時計に 納め 更に
最近開発されたパワードスーツ(強化防護服)にも 応用が効く
内部構造をしていて
かなり いいのである
これらをはめて バウンティハンター達が 立ち上がった
革命のために  
「元木 最近発明された パンドラボックスのきじだよ」
と風路が 言った
「スゴイな こっちの新聞は パワードスーツについてだ
デザートフォックス シャープマーダー
シャドウガンナー ヒューマンタンク」
「 フランス製はラ・ピュセル フランス語でバージンという意味らしい」
「ふーん イスラエルトルコ アラブの共同開発は
は デザートアサシン安価で 布製で スピードを 重視し
サブマシンガン  ウージーを 装着するんだな
「イギリスは ステルスナイト 非レーダー
装甲が 売りらしい
「アメリカは マイクロシフト社とピッグ3で開発された
バウンティハンター 高性能のバイオメカニクスを装備され
かつ 大量生産の効く フォームの生産性を活かし 190$という
安価な 値段が売りですわ」
シャンプーの芳香をさせ ブロンズの髪をくゆらせて 聖子はいった
「うーむ アイロンさんの 世界が現実にナルとはね
「しかしなんだな 日本は?
「鈴木が」
「ああ スズキか」
「スズキですか」
と聖子と風路は ため息をついた
「いやいや スズキは たいした会社だよキャノンと共同開発して シャドウガンナー2
ザ・ハイ・マスター
という パワードスーツを開発中らしい 」
「ザ・ハイ・マスター!」
と 風路が言った
「かっこいい名前なんだけどなー 」
「ninjaつーの出していましたよね
「ああ ninjaなスズキは」
「ホンダはポリススーツ ブルーナイト ミドルアーマー 
対テロ用の 電気ショックを与える ショックロッド ミドルアーマーは
ショックソード ホンダらしいといえば ホンダらしいな」
といった
元木はcoffeeを口に含み こういった 
「うむ 公的機関と密接だからね nsx(ホンダが開発した 日本初のスーパーカー 
欧米では 安価なFerragamoと 呼ばれ 親しまれた)
のパトカーが多いからね」
「トヨタは SONYと共同で ターレスという ギリシア神話のアルゴスの冒険に出てきた巨人の名前を借りたパワードスーツを開発中らしい 水陸両用のパワードスーツで ええと」
水陸両用か やっぱり SONYは SONYらしいね 技術屋だ」
「カワザキは ルーンナイトという パワードスーツを開発中
装甲が厚いのが 売りのようですわ
「なるほど」
「やっぱり 電化は 丈夫じゃないとな 丈夫で壊れなければ
みんな買うように」
「ヤマハは CORE00というパワードスーツを 制作予定だ」
「やはり  ヤマハらしな」
「さて 諸君 パワードスーツが でるようになって 困るのが 私達だ

そのとおりですわ
詳しいことは置いておいて 何がいいだろうか
やっぱり バウンティハンターじゃなかな 安いし
と風路
「まあ ごもっとも 」




























その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」
「あははっははh あたいサイキョー
「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 萌え袖に 猫耳のような リボンをしている
「げげげ」
「では aoi製の Joypadを使ってください」
「正義と賽銭の為に 今日も戦う霊夢」
「あたしはまりさだぜ」
「でどうするんですか」
「いいですか pcを開いたら」
「じゃあ AUTOで やらしてもらうze」
と 魔理沙が言った
「さらに召喚星熊勇儀」
「あたしを呼んだんは 誰だ いい夢観てたのに
」一本のあかいつのに 体操着 スカートの
星熊勇儀が現れた
「では あとは 前田ざくろ召喚
「こんにちわー いつもニコニコ あなた親愛なる隣人
前田ざくろです」
「影の銃士 シャドウガンナー」
ただいま推参
「こうなっらたら 数を増やしてやる」
と チルノが言った
「あ overフロー」
「overフロー?」
「簡単にいえば 使いすぎでダウンです
「あ ーーーーーー」
「はあ 馬鹿だねあいつ」
「こういう結果か」
「バカだね」
「うむ 」
「あー パケット代大丈夫いかなあ」
「この電気屋は 閉店するしか無いな」
「なんでだい 元木
と 風路が言った
「だって 復活したらチルノも復活しちゃうよ」
さて 十時間の時間が流れた
「へへへへ」
「何がおかしいの 魔理沙」
「いやあ 外はいいなーって」
「まあね 今ままで プログラム言語の 一部だったからね
あたし達」
「すまん」
と髪染め
「実は 初芝が 開発したのを見せろって言ってて
「え あたし達まさか」」
「そうなんだ」
「どうしよう」
「そういう契約なんだ」
「企業に全部持っていかれるぜ」
「駄目だ 」
「逃げるか 逃げるが勝ちって」
「うーんそうだな~」
こうして 
月日は達ち
「やったあ かみぞめを捕まえた」
と風路が言った
さすがは名探偵 見事です
オープンソース(じゆうに改変していい)化された 東方 召喚キャラたち
「魔理沙行け」
と子供が遊んでいる
「ふー カードゲームの代わりか」
と 驚く
風路達
「最近はじめてみたの 」
と聖子は言った
「何を?」
「東方 Virtualポータルサイト」
「ふむ」その日  私と 風路は Appleのデバイスを 求め アップルストア
大宮店へ出かけた 私は IPODシャッフルを 買いに出た
「聖子さん アメリカの SHOPは初めてかね
と 本木はいった
「いやーアメリカはいいよなかなか侮れない
本木が言った 私は オーストラリアへ 留学経験
がある そこで観た 満天の星空 そしてカナダでの 人生観が変わる
ほど美しい クリスタルダイヤモンドが綺麗だった
Appleってアメリカの会社なんだ~ 知らなかった」
と聖子はいった 
私は 内心 日本の会社だとばかり思い込んでいたから 
「Appleは ジョビンが死んでから ひどくなるけど
それでも 一流の会社さ」
と風路は 言った
シャッフルがほしいのは cmを観たから cmでは 色々なふくに似合う
驚いたことに 結婚のドレスにも似合う
「私は いささか 冷徹漢でね 今の Appleに 不満を持っている
アイホン6が 設計ミスの塊だったとか 
「私は アメリカの企業って 言ったら エムアンドエムぐらいしかしらないなー」
「そうかい」
と 風路は 涼し気な風だった
「ついたぞ 」
やっと目的の アップルストア 大宮館についた
「探しものはなんでしょうか?」
と店員さんが ニコニコして スティーブ・ジョブズのコスプレをしている
「touchが欲しい」
と 本木が言った店員は にこやかに 笑って答えた
「はい確かに」
その時だった 私が 驚いたのは
「タイヘンよ― 隣の 時計 点で氷の中に お客さんが 閉じ越えられているの」
「なんだって 」
本木は言った
「ふむ 動かないでくれたまえ 私は本木 探偵だ」
と 本木が言った
「あ新聞で読んだことがある 犬の事件で 有名な元木さんだ
とお客が言った
「ああ そうだとも 私が本木だ」
とルーペを出して言った
インディアナハット(鹿討帽子に とんびコートあの人が 元木さんだ
と お客さんが言った
どれどれ と 虫眼鏡を取り出し 現場を眺める
風路
「風露くん!推理もできないでいっちょ前に 捜査とは」
「ああ ゴメン 本木」
と 風路が言った
「こいつは 厄介だな」
「そうか 分かった!!」
と風路が 推理した
「ここはビックリドッキリカメラ 冷蔵庫と エアコンが意思を持ったんじゃないかなあ」
と風路が言った
「アイロボットじゃないんだからー」
と私聖子が言った
「うむ 調べる必要があるな」
と 本木 猫背になって 地面を調べ始める
「あたいが犯人よ」
と パソコンが喋った
「え いまなんと?」
と聖子が言った
「いま そこの デジカメを 黒い所へ 持っていけ」
と命令した
「あたいはチルノ 氷の妖精」
「え?」
と 疑問に首を傾げる聖子
「いま でるね」
「あたいは さいきょー 」
「やーい バーーカ」
と 男の子が言った
「バカっていう方が馬鹿なのよ バカ」
といった
「どうなっているんだ?」
と 風路が 疑問に鳴った
「あ スミマセン」
と パソコンが言った
「こいつは 僕が作った AIです 」
といった
「AI?」
「簡単にいえば 電子頭脳です」
「いま 若者の間で ブームになっている 東方知っていますか?」
と 言った
「名前はなんだね」
と 本木はステッキを 男のほうへ向けた
「私は 髪染遊戯(かみぞめゆうぎ)このプログラムの持ち主です」
「ほう聞こうじゃないか」
「このプログラムは マルチインフォメーションディスプレイ 
ポータルサイト
mfdpチルノでです」
「ふむ」
と元木が訊いた
「こいつは ネットワーク上で 増殖する ウイルスみたいなもんですが
少し違うのが マフダという ウイルスと接触して合体した
AIです」
「なるほど 」
「最初趣味で インタという言語を使って作ったんですが
パソコンの端末にネットワーク上の」
「だいたい言いたいことはわかる」
「はい まあ 合体しっぱいしたわけです」
「そうかい」
「こいつの特殊能力は ブフという 言語を使って 
冷蔵庫やエアコンの」
「お 風路たいしたモンだ」
「そうです」
「言いたいことはわかりますが」
「さっきから あたいを無視して
ぱーふぇくとすちーむ」
と冷たい風が  生暖かい秋の情景へ 消えていく
「あ AIってことは 消去出来るんですか?」
「え あたいけされちゃうの?」
とみずいろに水色のドレスに 7つの羽を生やした
妖精が言った
「本当は 消したくないんですが…
「まって あたい ゆうこときくから」
「ダメです」
「アイシクルフォール」
「あ 閉じ込める」「あしまった 他にほうほうは?
「これです 」
とかみぞめは言った
「これのなかに物質変換装置 パンドラボックスというものが
入っています」
「わかった」
「うむ 接触完了」
と アームターミナルを装着する
「真赤という お金が必要です」
「うむ 早く
元木が 必死になって パンドラBクスを
かみぞめの指示通りに動かす
「パンドラボックス ゲートオープン!!
と 元木が言った
「げ あんたっち_」
「あたしをよぶだしたのかい」
「まあ いっちょ 始末が必要のようね」
と 魔女霧雨魔理沙と霊夢が 目覚めた
魔理沙は 三角帽子に ホウキ
霊夢は 袖に 猫耳のような リボンをしている

ゲハ・レトロゲーム殺人事件
初夏の喧騒が過ぎ去り 秋の静かな夕暮れが 影を落とす季節
本木と風路は 蓮田のさらだという 会席料理やにきていた
「うーむ この チーズ串揚げはぜっぴんだねえ」
と風路が言った時 電話がなった
「あ 本木さんですか 殺人事件です」
郷田融警部補が急いでやってきた
「おう 郷田くん どうしたんだい?おやおや 仕事中に500円の出費とは
いたいね」
「なんでわたしが 500円使ったのがわかったんですか?」
「ポケットを見給え バンダイロボの HGガシャポンの 500円の奴が
膨らんでいる ちなみに私は 91Fと バスケットの中の戦争世代だ」
「うーむ なるほど緑町の財閥会長の 山本獅子さんが殺されたんです」
山本氏が 殺されたのは 鑑識によると さらだで 
ケーキを食べていた頃 約3時頃である
毒殺されている ワイングラスに 毒が塗ってあった
「容疑者は? アリバイは?」
「三人ほどいます」
都氏 年齢 28歳 家事手伝い
「私は その頃 ファミコンをしていました」
山下氏 年齢40歳 庭師
「庭仕事をしていたなあ ちょうど 梅に 水をやっていたよ」
香川氏 年齢 80歳 退職して楽隠居
「わしは
 野鳥を観察していた 」
「これらが 証言と アリバイです」
「ふむ 都氏に ちょっと 用がある 捜査権を渡したまえ」
とでかけていく 本木
「えーっと 住所は?」
「あ 緑町の??ー〇〇です」
閑静な住宅街 人は 歩いていない
「都氏かね」
「あ ハイそうです」
「捜査権を
もらった 私は探偵だ 家宅捜索をさせてもらう」
「え?」
「あ 郷田です 警察手帳です」
「これだこれだ」
「みやこ氏が犯人だ すぐ 手錠を」
「な なんで わたしが…」
「このメモだよ」
本木は テーブルの上に置かれた メモを 見せた
「わわわわわるんふししふめてもいお?」
「ゲームを再会するための暗号さ
ゲームのデバック(プログラムの間違い探し)用に
時間が暗号の中に 埋め込まれているケースが有る」
「なるほど ゲーム会社に行けば 何分ゲームしたかわかるわけだね」
「うむ 」
蓮田の探偵事務所
「さて 秋に 相応(ふさわ)しい 内相的な気分になる バイオリンをかけよう
カノンあたりがいいか」
「秋は午後 夏は 午前だね」
「ふふふふ 随筆風だね」 












































一時間たった
まだ 相手は 現れない
ここは 蓮田市の ぬすっと神社前
俺…郷田は 黒い帽子をかぶり 茶色い服を着て
青いネクタイをした 岩槻所轄の警部だ
桜が満開で 桜まつりが行われていた頃だ
毎年30万人 訪れる
そこに 俺は 一人の若者を観た
言葉さえ 失ったように
澱んだ目で 何かを訴えかけるように
俺は 訊いた
なにをしているんだと
言葉が出た 私は 桜の花が満開でうれしいですと
さて 事件が起こった
それは 引ったくりだった
「キャアアー」
という 絹を裂いたような 叫び声が聞こえた
「よし 行こう」
さて 郷田は ひったくり犯の 手を 小手返し
で返した
「君は 一体なにを 考えていたんだね」
そういうと 
「俺は なにもやっていない 」
そういった 男は 金髪で うりざね顔をしている
「まって なにが なんだかわからんな 」
そういうと 男は かけ出した
だが 大道隆空手初段の俺は
彼を 捕まえた
「なんだと…」
では きこうか なぜ バックをひったくった
「女性に聞けばわかるさ」
女性は白ワンピを着ている
「ほう 名は 」
「花子といいます」
「では華子さんバックを ひったくられたのは
なぜでしょうか」
「それは」
と眉間にシワを寄せて 凄んでみせた
「現金がめあてだったのかしら」
「むう なるほど」
「俺は バックをひったくって
カードを盗むつもりだった
あと携帯電話とかな
板金屋に 持っていけば いい値段にななるんだ」
「ふむ」
郷田は 「なるほど」
屋台から いい匂いがしてきた
トウモロコシの焼ける匂い 
「ではバックを拝見しようか」
と バックを開けると そこには 本物の 大きなエメラルドが二個会った
「おいおい 洒落にならないなこれは 大したお宝じゃないか」
と郷田は言った
「これは 盗みだな 俺はこれを狙って バックをひったくったんじゃねえ」
と男はいった
「まって あなたを 罠にはめようとしている」
と花子が怒鳴った
郷田は かぶりを ふると
「たいしたもんだな 花子さん あなたの
スリの腕前は」
そう意味深なことを言い始めた
「どういう事だ!!」
俺は言った
「ふふふ まだわからないのかい 女性は 私…郷田の 一味だったのさ
さる 一流階級の家からエメラルドが盗まれた
 エメラルドを盗んだ 犯人は この桜まつりに来ている
とタレコミがあって 花子さんを ここに 置いた
バックのなかに エメラルドがはいっていたのは 当然さ
君の ポケットから 盗んで バックに入れたんだ」
「さて 大宮で 美味い ふぐ料理を食わせる 玄品という店がある
したずつみを うとうじゃないか」
「私は 二郎ラーメンかな?」
「おいおい 二郎はならぶぜ」
桜の花が匂う ハルの出来事であった




















































本木と風路の事件簿
 本木と 風路は探偵である
本木樹は 探偵事務所に置いてある 一本の樫の木と帽子を見つけ
こういった
「おやおや 医者がご来店かい」
風路は 言った
「よくわかりましたな 本木さん」
「いやいや 簡単さ これだけ上等な樫の杖を持つのは 多額の収入のある人に違いない
それでもって このかがみ方は いすに座って仕事をしている人に違いない
それにこの帽子を見たかい かなりの容量の持ち主だ
それに ここにこう書いてある 我が IKB(医療キャンペーン)にボランティアいただきありがとうございます とね」
「いやあ そこまでは きがつきませんでした 本木さん」
「ふうむ どういった 事件を持ってきたのかな」
「埼玉県蓮田市の ぬすっと神社で 殺人事件が起きましてな」
大宮の片鍋医院の 片鍋氏は こういった
「これが 奇妙な事件なんですよ 
被害者は 高峰という男 五寸釘の 長いやつ 十寸釘とでも いうぐらい
長いやつで 殺されてましてな」
「ほほう」
「そして 境内で叫び声を聞いた 人が 目撃したのは
光る 犬の 姿だったんですよ」
「ふうむ」
そういうと 本木は パイプを 置いて 一息ついた
本木はパイプを置いた
「そうか!! 解った!!」
と風路が言った
「きっと 犬に 釘を くわえさせて 被害者の体に 当てるように
くんれんさせてたんじゃないかな」
「ふむ 」
「それで 犬を見たんだ 光っていたのは自動車のバックライトがもとだったんだよ」
と 風路は言った
「まあ 風路君の推測はおいておいて 私も現場に出かけよう」
そういうと 鹿狩り帽子と ダッフルコートを着て
大宮医院を 後にした
「乱歩刑事」
と 本木は言った
「やあ 本木さんではありませんか それに風路さんも
元木さんこの事件 やっかいなことになりそうなので
いつものとおり」
「ええわかってますよ」
「これが 被害者ですな」
「ええ 被害者はジョギングの最中に殺されました 金持ちで金融会社社長 うらまれることの多い仕事ですな
その中に
犯人ではないかと 捜査を進めているところです」
「ふむ」
そういうと パイプを加える 本木
「で 容疑者は?」
「本木の人間関係を洗ってみますと まず 母親も 父親も 離別しています
よって 彼らは 外れますな…」
「高峰の葬式があるらしい 行ってみようか」
と風路は言った
高峰の葬式は 厳かに行われたいた
乱歩警部と 本木と風路は 刊の前で泣いている
高峰の兄の言葉に ぐっと来た
「たった一人の肉親だったんです 私のたった一人の…」
その晩 本木は夢を見た
本木は目が覚めた
「ふう ロケットが 二つの国から 飛ばされる夢か…」
翌朝 警察の関係者から連絡があり
「黒木という男が 第一発見者です」
とのこと
「ふむ 黒木ねえ」
「黒木のところに 言ってみようか」
そこは 異様な光景であった
何枚もの札が 玄関の扉に 張られ
しめ縄がしいてある
本木は 入るのに躊躇した
「いやあ こんにちわ 探偵の本木というものですが」
「…」
「第一発見者の 黒木さんですな 」
「はい 夜でした 暗い夜でした
道を歩いていると 突然 ギャーーー という悲鳴が聞こえ
駆けつけてみると 燃えるような」
「燃えるような? 車のバックライトとかではなく?」
と風路
「そうです ごうごうとした 黒い犬が 立っているのが みえました
とても恐ろしく すぐに逃げようと思ったのですが
その犬が 襲ってきて
意識が 飛びました
そして 気がつくと 被害者が倒れているのがみえました」
なるほど とパイプを 加える 本木
「それで 被害者との関係は?」
「とくにありません 隣近所というわけでもないし
私怨があったわけでもないのです」
本木と 風路は尋ねた
「あなたのうちの玄関の お札とか しめなわは なんですか?」
黒木は 答えた
「それはですね ここの北にある 極覇空手会館という 道場がありまして
そこで 師匠に相談したところ 
有名な 霊媒師に…」
とここで 口を切った
「その師匠の名前は」
「上崎といいます」
風路は メモに 上崎と書いた
「ふむ 上崎か 」
「霊媒師は?」
と今度は本木 
「ジュエリーラグという 渋谷の手相見を やってるんですが
どうも 裏に 新興宗教が絡んでいるらしく
しつこく勧誘されました 」
「ふうむ 」
と パイプを吹かす 本木
「では 何故 お札やらが」
「ええ その ジュエリーラグという霊媒師に 風水がどうのとか
気の流れがどうとか 言われましてね」
「ふうん 」
「それに 師匠の紹介してくれた 人物なので 断れなかったんです」
「なるほどね」
と 風路が 奇妙な物体をみて こういった
「これは何でしょうか」
「ああ 子供の間で流行っている カンタムロボ対タカラロボの 
フィギュアです 」
「ふむ 」
「このタカラロボが凄いのは 変形するんです ちょっと やってみましょうか」
と タカラロボを 慣れた手つきで 変形させる 黒木
「ふーん 最近の おもちゃは 凄い技術ですなあ」
と驚く 風路
「さて 渋谷に 出かけようか ジュエリーラグが気になる」
渋谷 109の電光掲示板 
冬の季節らしく 鍋物の 広告が出ている
「いやー 埼玉と違って 東京は あったかいな」
と 風路は言った
「うむ 」
渋谷を 歩き ジュエリーラグの店まで やってきた 
本木と風路
「ふむここらしいな 」
巨大な雑居ビルに カンタムロボ占い タカラロボ占い
とかかれた ポスターがある
「 また タカラロボか まあいい 中に入ってみよう」
「すみません お客さんですか 今 ジュエリーラグは
渋谷のハチ公のないほうの口の映画館に カンタムロボ対 タカラロボの 映画をみに 行っています」
といわれた
少々時間がある 二人は待っていると
ピンクのスーツに サル顔の 男がやってきた
「いらっしゃい 私が ジュエリーラグだが 
あなた方は?」
「殺人事件を追っている…」
「ふむ 」
そういうと サル顔の男が出したのはワルサーP38であった
ワルサーp38 第二次大戦時に ドイツ軍が開発した
小型拳銃で 命中率が高く 扱いやすさから
レジスタンスなどが使用する銃である
レジスタンスなどが使用する銃である
と銃を バラバラにヘンケイする サル顔の男
「いやー これは タカラロボのメガ-T っていう ロボットで
ワルサーP38から ロボットにヘンケイするんですよ」
と 笑いながら言う 男
「ふうむ その銃を持つために 肩にホルスターを かけているわけか」
と本木は ジュエリーラグの 体が よりかかっているのを見破った
「…」
コートの懐から 水晶球を 取り出す ラグジェリーラグ
「へへへ 見破られちゃいましたかか
これは 商売道具の 水晶球です 」
と紫の おそらく アメジストの水晶だまを取り出すラグ
「ふうん 銃を持っているかと思ったよ」
と風路は ふっと 腰を下ろした
「で 殺人事件ですな」
そういいながら メガ-Tを いじくりながら話す男
「うむ 燃える 犬の事件とでも言おうか」
「燃える犬…」
「そうか 解った!!」
と 風路は言った
「あれは プラズマじゃなかったかな どこぞの教授が
UFOは すべてプラズマであるって 」
「いや… 私は 解りますよ …さできた」
と タカラロボを大切そうに 飾る ラグ
「これは アメリカでは オレンジ色の銃口をしているんですよ
本物の銃と見間違えないようにね じっさいアメリカでは
黒人男性が 懐から黒い財布を出したところ 警官に撃たれた
事件が起きましてね」
「へえ 」
「それで なにが わかったというのですか」
と本木
「ふん まず 私は 古今東西の 術という術に興味がありましてな
まず これが ネクロミネコン 」
「知っている アラビア魔術書だな」
「これは 墨攻 孫子 道教」
と 次から次へと 昔の古い本を取り出す ラグ
「これは 占星術 錬金術 ニュートンも愛用した 値打ち物ですな」
と本木
「うむ 私の見たところ あの神社は 完璧な パワースポットです
その気の力は 六甲の 森然にも匹敵する」
「ふむ」
「つまり アレは 守護霊だったんですよ 神社の 」
「うーむ にわかに信じられんな」
「まあ わかる人だけ わかれば いいんですよ 」
「で 何が聞きたいんですかな?」
「いや 事件のことは何か知っているかな と思って」
と風路 
「いやだから 守護霊だと」
「実は 目撃者の黒木から あなたが 新興宗教と通じていることを聞いているのです」
と本木は言った
「… なるほど そこまで 解っていましたか」
「事件の 証拠を 消すために 黒木に うその証言を 吹き込んだのではないかと」
と本木は言った
「いや… 確かに 私は 新興宗教のつぼや ペンダントを 売って
金を持っていそうな客をセミナーに 誘ったりしますが
私の所属する 新興宗教 オモイデ教が やったから といって」
「オモイデ教?」
と風路
「 埼玉を 中心として 活動する 宗教団体」
と本木は言った
「なるほど 事件が起こったのも 神社
宗教がらみだと実に解りやすい事件だといえますな」
と風路は感心した
「でも まあ ここからさきは 言えません
ここに名刺があるので 直接教団にいってみてはいかがでしょうか」
埼玉県 大宮 雑居ビルに 新興宗教オモイデ教と書かれた看板がかかっている
「なんだこれは 」
と驚く風路 そのポスターには
「俺にカレーを食わせろ!!」
と書いてある 
「なんだろう?」
中に入ると事情を聞いて 
「日本印度化計画 という カレーをおいしく食べて
神様に お礼を言う会」
だそうだ
「ふうむ 」
「あ どうも 入団希望者ですか?」
と聞く 痩せた 女性 
「いや ちょっと いろいろ聞きたいことがあって」
「そうですか 責任者はまだ来ません
いま カンタムロボ対タカラロボの上映会をやっています
どうですか観ませんか」
女性に案内され
本木と 風路は いすに座った
「ふうむ ネズミーフィルムプレゼントか
子供向きかな?」
映画が始まる
広大なる宇宙において タカラロボは 善と悪との軍団にわかれ
果てしない戦いを 続けている
何もない 荒野
そこに 緑色のロボがやってくる
「ワタシハカンタムロボ このセカイを 綺麗にするのが仕事」
というと カンタムロボは 歩き出した
そこに 宇宙船オメガブーストが下りてくる
「我が名は メガ-Tロボット 宇宙を 統括する 者だ!!」
そういうと 銃にヘンケイする メガTロボット メガTロボットは悪の
タカラロボの首領である
音波という ロボットが メガTロボットを手に持ち 町を襲う
強大な 力を持つ タカラロボの一団に 太刀打ちできないとして
御茶ノ・水木博士は カンタムロボを 悪のタカラロボと戦う正義のために戦うロボに改造する
必殺技「カンタムビーム」
そして 激しい死闘の末 ギリギリのところで
善のタカラロボ KOOLロボ率いる タカラロボに救われる
といったところ
そして カンタムロボは 悪の軍団の生まれ故郷タイタニアに行き
タイムワープし 昔のタイタニアに戻る そこにいる メガ-Tロボの 持つ エネルギーを 吸収する
すると カンタムロボ自身が メガ-Tロボとなり
つまり カンタムロボは メガ-Tロボそのものだったのだ
宇宙は 何回も この循環を繰り返し
あるとき 一人の ロボットが気がつく
カンタムロボは そのロボットに止められ 自分自身を 取り戻し
正常なセカイで ヒーローとなり 
大えんだんで 映画の幕が下りた
「まるで 手塚先生の火の鳥のような 話だったねえ」
と風路
「責任者がきました」
と痩せた 女性が 声をかけた
「あ はい」
と風路
「ふうむ つまり 教団側はなにも 話すことはないといいたいのだな」
と本木
「ええ 殺人事件については なにも話すことは ありません」
「ところで後ろに掛かっている タペトリーですが」
「ああ これは 教団の 教祖が ニューギニアの原住民と一緒に神と対話
したときに もらった 縫い物です」
「ふうん 普通インドとかチベットで悟りを開くものだが
かわっているねえ」
と 本木は言った
「ええ まあ 我々が ピーと呼んでいるものは 何処にでもいます
神霊魂 そのようなものです」
「ふうむ シンシンだな」
「原住民の神の踊りですね!! よく知ってますね」
「うむ」
「そうです シンシンです オモイデ教の教祖様は
シンシンの 踊りに交わって ある悟りを開いたのです」
と女性は 興奮しながら言った
「量子力学の 世界では コペンハーゲン解釈が 一般的ですが
教祖様は エヴァレット式多宇宙世界解釈というのが 
この世なのかの すべての仕組みであると 理解しました」
「ふうん 理系の教祖だとは驚いたね」
「この世界は 平行して さまざまな世界がある
そして 自分の世界は 無限に 可能性があるということです
シューレディンガーの猫という 話があります
爆弾と 猫を ひとつの隠した容器に入れて その猫は 爆弾で死ぬか
それとも生きているか それは 量子力学の 観測的 検知では
それまで 多くの科学者が なぞとされてきました
しかし エヴァネレット 解釈では 容器の中の 猫は
生きている 状態と 死んでいる状態が 分かれるのです
我が教祖は 人間の持つ さまざまな 方向性
つまり うまくいかない ことや 不運に見舞われたこと に 大して
よき方向に 導くのが この宗教の目的なのです」
といった
「ふうむ」
そういうと 本木は 部屋を出て行った
探偵事務所
「理系の教祖様か」
と 本木は 一服しながら 考えていた 
「理系で思い出したんだけど
本木 これは あるブログの記事なのだが これが
面白いよ」
と キャノンのMP610で 印刷された 紙を 風路が渡した 
「ということで【素晴らしきかな、理系男子~エピソード1~】、はじまりはじまり~。
理系芸能人のことについては最後のオマケで書くとして、まずは理系男子のめくるめく生態から。
テレビブ●スのコラムでおなじみのライター(=エンジニア、理系、愛妻家!!)の男性が、理系男子の生態について事細かに書いているのです。
※以下、下線部分はテレビブ●スから引用しています。
 補足は表題の簡単な説明です。
 【】内はワタクシから見た夫の姿です。(笑)mmy00補足ってことでご理解くださいマセ。
1.理系男子の特徴
■常にロジカルシンキング 
補足:ロジックなしでシンキングすることが理解できない
【感情論はまずなし・・・物事は常に論理立てて考えていく。旅行に行く場合もそうなので、まるで修学旅行。夫の旅にハプニングという文字は存在しない。】
■スイッチが入ると止まらない
補足:自分のこだわりが世間一般に理解されないことを自覚し封印ているが一旦その封印が解かれると止まらない
【この現象が顕著になるのが大好きな車、ことF1に関して。現在の話から、過去20年以上遡り延々と話し始め口を挟むことなんてできない。目の輝きがいつも(=デフォルト)の3倍ぐらいになる。時間がない時とか、イラッとしている時は面倒臭い・・・。】
■なにごとも機能重視
補足:おしゃれよりも機能優先
【機能重視が高じてか、普段着はアウトドアブランドが多い。特に夏場は速乾性素材の洋服が・・・。汗かきということもあり夏場はグレーの洋服を敬遠する傾向にある。DBではないんですけどね。】
■俺よ!正確無比であれ
補足:自分の考えを口にする場合、誤解を与える隙なく正確に表現しないと気がすまない
【他人の間違いに厳しい。中でも言葉の間違いには異常に。正しいことはいいことだけど・・・そんな型にはまった生き方、辛くはないかい?】
■君子危うきに近寄らず 
補足:自分が不利な立場に置かれ、恥をかく恐れのある専門外のフィールドには、あえて近づかない
【専門外のことが話題になると異様に無口になる。(笑)】
2.理系男子の好きな女性像
■スイーツが苦手
補足:スイーツ=ふわモテカールで愛され上手を目指す女子
【CanCamファッションの女子とか苦手らしいもんな~。好きな女性は相沢紗世サンとか、美女が好みらしいし】
■聞き上手
補足:会社の愚痴など言おうものなら、その原因をつきとめ解決策を提示できないと気がすまない。スイッチが入ると止まらないので、女子は聞き上手のほうがいい。
【家族が「おなかが痛い・・・」なんて言おうものなら「なんで?」という。おなかが痛い原因を突き止めるのは医者でいい。何でと聞かず、黙って正露丸とぬ るま湯を差し出してくれさえすれば、それでいい・・・。「何で」って言われたら余計おなかが痛くなるってば!!!!!!】
■行動が読みやすい
補足:理系男子は「安定動作」を好むので、例えトラブルに見舞われても冷静に対処しダウンタイム(へこみ時間)が短い女子を求める
【泣いている人間に対し「泣いてもしょうがない」という氷のような一言を・・・。同様に「過去を振り返ってもしょうがない」というのもあり。やはり我が夫に感情論はなし。】
■タイピングが速い
補足:タイピングの速い女子はキビキビしていて、すごく機能的に見える
【ブラインドタッチが出来る女子は高ポイント、電卓が速くたたけるとことも高ポイントらしい・・・。そういやいつも私の「タイピングが早いね~」と誉めてくれます。まさにコレですな。】
■メールの英数字が半角
補足:PCからのメールなどで英数字が正しく半角で統一されいるとポイントが高い
【そういや、いつも言っている。「英数字が全角なんてありえない」って。ワタクシ、よく怒られています。】
■干渉しない
補足:自分の専門分野に没入しているときは、下手に首を突っ込まず生温かく見守ってくれる
【下手に干渉すると大やけどをします。延々と意味不明なことを語りつづけるか、「今、コレやってるねん」とキレられるかのいずれかです・・・。】
3.理系男子の前で言ってはいけないNGワード集
■マイナスイオンって何?
補足:理系男子にとってもマイナスイオンは謎の物質。「う~ん、何だろうね?」と言ってくれるのはハト派。
  タカ派に言ったら最後、10分は覚悟!
【マイナスイオンについて語るかどうかは別として、自分が詳しいものについては延々語る・・・。相手が「もういいよ」と言うまでそれは続きます・・・。】
■ここなんですけど~(と言って画面に触る)
補足:指紋に敏感な理系男子は、あなたの想像を超えてそれに敏感。
【会社でこれをされたら「・・・PCの画面に触るなよ」と内心怒りつつ、その場はそつなく笑顔で対応。その人がいなくなった後、そっとディスプレイを拭い ていそう。さらに帰宅後、家族に「あいつ、オレのPCの画面を指で触ってさー(怒)」とか言いそう。実際にこれと似たような感じで「会社のさー、●●さん のPCのディスプレイがさー、指紋だらけてめっちゃ汚いねん!」と苛立っていましたからねぇ。他人のことだから、ほっときゃいいのに。】
■○○って江原さんが言ってたんです!
補足:理系男子にはオーラも霊も見えない。
【ちなみに夫は超常現象に全く興味なし。】
■どこか連れてってくださいよ!
補足:地方の大学から上京してきた理系男子がこれを言われると確実にフリーズ
【具体的に示さないと、どこにも連れて行ってもらえない・・・・・・。どこか何て言おうものなら「どこかってどこや!」と責められることうけあい。たまに はフワーッとした感じで、フワーッとどこかに出かけてみたいよ!!そんなにガチガチに決められていたら、学校の遠足と変わらないじゃないッスか!今度から 「せんせぇ」って呼んでみよっかな。】
■そんなの適当でいいじゃん
補足:そう言いたくなる時こそ、理系男子が本領を発揮している時。その緻密さ、こだわりが理系男子の理系男子たるゆえん。
【夫の辞書に”適当”という文字は存在しない。「だいたいで」とか言うと確実に怒られます。もっと肩の力を抜いて生きてみて!夫よ!】」
「ふうむ なかなか 面白いな」
さて 本木が 探偵事務所で 紅茶を飲んでいると
風路がやってきた
「やあ 本木 こいつは面白いよ」
そういって 出したのが カンタムロボVSタカラロボ 戦略シュミレーションゲームだった
「ほう」
といって 興味を出す本木
「大宮の 美容院どおりで 出来た シュミュレーション ゲーム屋でね
店長にやりかたを教わったんだ どうだい ひとつやってみんかね 本木」
「うむ」
そういうと 箱から 二個の空っぽの 大きさ 縦7センチ 横4センチの 空箱をを取り出した
「まず この 箱の中に このフィギアを二列並べる」
「うむ 」
というと カンタムロボの 大きさ縦3センチ 横2センチ のガチャポンの様な
フィギュアを並べた 
「次に取り出すのは 定規だ 」
というと 風路は右に一つのスタックと左に 二つの スタック(シュミューレーション用語で ひとつの軍団の塊のこと
例えば シャーマン戦車4台のスタック とか タイガー戦車2台のスタックとか)
の距離を 8センチほど空けた
「まず どちらを選ぶかい?」
と 本木に 聴く 風路
「うむ こっちにしよう」
そういうと 二つのスタックを選んだ
「へえ アローゴブリンか 」
「じゃあ わたしは こちら ドワーフファイターを選ぼう」
と いうと 
「じゃあ まず 先攻は本木からだ 」
「どうすればいいのかね」
「アローゴブリンは 前スタックが6人いて後ろスタックが6にんで 後ろからは見えないから
 六つのさいころを振って 564が出たら 攻撃成功 
移動も出来るし ただし 後ろに移動するときは スタックを 後ろにターンする
時間が取られるよ」
そういうと 
「じゃあ アローゴブリンで 攻撃!!」
と 本木は言った
「さいころを振ってくれ 」
「うむ」
そういうと さいころをふる 本木 出たのは 4が4っつ
「4がよっつで ふたり攻撃できる 防御のばんだ さいころは一つ」
「え さいころが 一つでいいのかい?」
「ああ ルールブックには そう書いてある 2以上で 成功だ」
「あー一か 」
と残念がる 風路
「次は 私の番だ ドワーフファイターを 前進させるよ」
そういうと 定規を出す 風路
「ドワーフファイターは 前進 直接攻撃!! 」
「ふむ 」
「えーっと ルールブックには 直接攻撃は スタックにカケルニの ダメージが与えられるから
さいころを振ります 強靭なドワーフは ゴブリンなど たまごのからのようにかんたんに
割ることが出来る!!」
さいころを振る 風路 「3456が 成功のセービングだったんだが 成功は二つか… 」
と残念がる 風路 
「とにかく ゴブリンは 二人倒せた」
と一息つき
「ここで ルール2発動 ゴブリンの軍団が 旗をもっている ので 
ドワーフの軍団は 恐怖に怯える セービング開始 成功 」
「ふむ なかなかリアルだな」
「では ゴブリンの部隊が ドワーフファイターに 報復のときがやってきた
さいころを振って」
「うむ 」
「セービング成功 ドワーフファイターは 全滅しました」
「ふむ なかなか 面白いな 」 

「何を読んでいるんだい 風路」
と本木は聞いた
「うん 蓮田の 盗人人社について
調べているんだよ どうやら
この 神社は オオナムチを祭る 神社らしいね」
オオナムチ 因幡の白ウサギで有名な
大国主の幼名である
「そういえば 昔 神社に
除草剤がまかれた事件があったなあ
ニウツヒメ神社だったかな※」
「まったく 罰あたりな事をする奴がいたもんだね本木」
「うむ」
「で 何かわかったかい?」
「うん この神社で昔 殺人事件が行われたことは一切ない
ということさ」
「なんだ 取り越しぐろうか 」
「うーん 名前の由来は わかったんだ
昔 盗人がいて 彼は この神社に隠れたんだ
そこで オオナムチの尊が かくまってくれて
盗人は 助かったというわけさ
ぬすっと神は 日本各地にあって 悪人はこの境内にはいると
なかなかつかまらないという 信仰がある※」
「ふむ 犯罪者は この神社なら 罪が隠せると思っているのかな」

※ちょっと ネットで調べてみました
ニウツヒメ神社
いくさと農業の神 の神社
# 第一殿 丹生都比売大神(ニウツヒメのおおかみ 丹生明神)
# 第二殿 高野御子大神(コウヤミコノおおかみ。 狩場明神)
# 第三殿 大食津比売大神(オオゲツヒメのおおかみ。 気比明神)
# 第四殿 市杵島比売大神(イチキシマヒメのおおかみ。 厳島明神
ニウツヒメは アマテラスオオミカミの妹で 戦と農業を司る
オオゲツヒメは スサノオに殺された 神で 殺された時に 体から 小豆や
ひえ あわ などが出て 人間に 与えたとされる
※盗人神(ぬすっとがみ)は,悪人にご利益のある神様です。
古くからある決まった神社や寺院の境内にはいると,そのものが重大犯人であっても,滅多に捕らえられないという信仰が各地にあります。
千葉県の建市神社は,盗賊を保護し,賊が逃れてこの神社の山に隠れると,その姿は見えず捕らえられないというので,盗人神(ぬすっとがみ)と呼ばれているそうです。
岡山県の戸隠神社では,昔盗人がこの祠に隠れて追っ手から逃れることができたので,盗人はここで改心し,そのお礼として境内に松を植え,「盗人松」と呼ばれているという話が残っています。

 E.W.バートン=ライトという英吉利人が、”バートン”と”柔術”を合成して名づけた柔術を
ベースとする格闘術”バーティツ(Bartitsu)”の誤記というのがホームズに登場するバリツに
関する定説だそうな(”秘伝”2007/07月号)。
 柔術家の谷幸雄が1900年9月にバートンの招きに応じて英吉利へ渡り、バートンの”バー
ティツ(Bartitsu)”の師範役となるものの、思うように生徒が集まらず、バートンの事業は失
敗。
 で、谷はバートンの元を去り、ウイリアム・バンキアー(アポロ)のマネージメントの下、倫敦
のミュージック・ホールの出し物として”チャレンジ”を開催することになります。
 ダンサーや歌手、曲芸師などの出し物と並んで開催された”チャレンジ”の内容は、”殴る
事以外は何をやってもよく、柔術衣を着て、私と戦って15分持ちこたえる事ができれば20
ギニー、私に勝つことができればさらに100ポンドを支払う ・・・”というもの。
 当時の谷の身長は160センチに満たず、体重は60キロに届かない小兵だったそうです
が、何度か相手が制限時間を持ちこたえたことで賞金を支払ったことはあったものの、延べ
で数千回戦って無敗だったそうです。
 谷に続いて、上西貞一、三宅多留次、大野秋太郎、前田光世といった面々も英吉利に上
陸しています。
 で、1920年に谷幸雄は講道館のメンバーとなり、嘉納治五郎は二段を与えているのです
が、そこで、柔術から柔道への切り替わりが始まったとも言えるようです。
 ちなみに、谷幸雄は1950/01/24に亡くなっています。
(2007/07/10



































「ふむ 神社の事は よくわかったよ
さて」
と 事件を依頼した 乱歩警部から電話が 届いた
「殺人犯が いるとの 密告がありまして
頭文字が Tで 茶髪 右の腕に怪我があるとのことです」
「ふうむ それで 犯人は どこに?」
「オモイデ教の 春日部支部に いるそうです」
「どうやら 事件が 大きく転換を見せたようだね」
そう 風路がいった
「うむ 夜中潜入 してみよう」
春日部 工業地帯の煙が 空を 覆っている
パンジーや福寿草が アスファルトの上に咲いているのが見える
「ここか 」
「ある ジュークがある 
精神病院に 二人の 男がいた
隣の建物に 移りたいが 暗くて できない
男は ライトを持っていたので 橋を作ってやるといった」
「ふむ」
「もう一人はこういった 俺がイカレテいる
って思ってるのかい?」
「ふむ」
「男はこう言った そんなことはないさ」
「そして こういった だってライトを消すんだろう」
「ふむ つまり 二人ともくるっているから お互いを信頼していないというジョークかな?」
「うむ 古い本で読んだんだが この 夜空をみていると 
そんな話が 思い出したのさ」
「ふむ」
「あ 見つかった」
「何をしているんですか!!」
と 清楚な ボブカットの女性は言った
「私は 私立探偵の 元木というものだ 実は…」
10秒の時間が経過した
「え 殺人犯が この支部に 潜伏している!!」
「しーー 今は 騒いではいけません」
「あ そうでした」
「この教団で 茶髪で Tの 頭文字の人はいませんか」
と風路
「ええっと 高橋さん 高田さん 高屋さんが そうです」
「ふむ 」
「では 確かめに行きます」
数秒後
「遅いな もしかして 彼女の身に何か!!」
「行こう 風路」
そういうと 教団の内部に潜入する 元木と風路
「あ 今行こうとしていたんです」
「ああ で どうだったんだ」
と元木
「ええっと 見ますか」
そこには 3人の 男女がいた
「まず高田さん」
腕をめくったが 何もなかった
「高橋さん」
「やはり なにもないようだな」
「高屋さん」
「ふむ」
「警察の情報は確かなんでしょうか」
「ふむ む」
そういうと 元木は 近くにあった ステッキを 取り
三人の左手を 叩いた
「痛い!!」
「そいつが犯人だ」
「ち 」
「どういうわけでしょうか これは」
「うむ どうやら 警察内に この殺人犯の 一味がいて 偽の 電報を 潜り込ませたらしいな」
「なるほど 右ではなく 左が …」
「そいつを 取り押さえろ」
と 警官が 現れた
「あああ 」

元木は バイオリオンを 引きながら
風路にこう言った
「作戦は 成功だな」
「え なんのことだい?」
「昨日の 事件は 一芝居 打ったって訳さ」
「えええ?」
「敵を欺くには まず味方から 風路 君をだましていたのさ」
「どういうことだい」
「まず オモイデ教の 猜疑心を 旨く利用したのさ
教団内に 殺人者が いる と聞けば 警察に 調査を依頼するだろう
そして …」
「なるほど!! そういうことだったのか!!」
「うむ 」
新興宗教オモイデ教 待合室
「なあ 風路 旨く行ってよかったな」
と元木は上機嫌に言った
「ああ そうだね元木」
その時 元木は ある異変に気がついた
これは…
壁にかかっていた 絵画が何やら不自然なので
取り外すと スイッチがあったのだ
「まるでポートピア連続殺人事件みたいだね」
と風路
「これでボタンを押したら 地下室が現れたらますますな」
ボタンを押すと
地下室の口が開いた
「うわ」
「いこう 風路 事件のにおいがする」
さて
二人が 地下室に降りると 突然
ガシャーン
という音が鳴り響き 
後ろの壁がしまった
「これは…」
「どうやら罠だったようだな」
「どうしよう」
「地下室の奥に 進むしかあるまい」
と元木
「うむ そうだね 風路」
地下室を進む 2人
もんたあさぷらいずゆう
とあかかれた 落書きを発見する
「これはなんだろう」
「まあ いいさ」
「地下室の奥まで来たなこれは」
そこには 仮面が 石の仮面が 置いてあった
「これは一体」
とわいわいがやがやと声が聞こえる
「あ 信者だよ オモイデ教の」
「あ 」
話はこうだった
教祖が 南米に行ったときに
消してこの仮面を被るものは 死を恐れず
戦いに勝つまで 戦い続けるという仮面らしかった
「それでこんな文が寄せられましてね」
「どれどれ」
「石仮面は19日の午後にいただく」
「ふうむ」
責任者の 板垣は こういった
「どこぞの怪盗が この仮面を盗みにくるというので
この倉庫にしまっておいたのです」

「わかりました 警察官を62人 探偵を3人 配備につかせましょう」
という乱歩警部
「ありがとうございます 」
と依頼人の板垣は言った
「いえいえ」
そして 事件は夜起こった
仮面が盗まれていたのだ
「このじけん 実に難しい事件だね」
「犯人は分かっている 」
「ええ?」
「犯人は 依頼主の板垣さ
彼は 太っていただろう
あれは偽の太りで
腹に仮面を隠していたのさ」
「なんでわかったんだい」
「歩き方が 不格好だったからなあ」
「ではなぜ 逮捕しない」
「それは この先が観たいからだよ
石仮面の秘密がね」

(こっから ネタばれです 読みたくない人は 読まないように





「それでこんな文が寄せられましてね」
「どれどれ」
「石仮面は19日の午後にいただく」
「ふうむ」
責任者の 板垣は こういった
「どこぞの怪盗が この仮面を盗みにくるというので
この倉庫にしまっておいたのです」

「わかりました 警察官を62人 探偵を3人 配備につかせましょう」
という乱歩警部
「ありがとうございます 」
と依頼人の板垣は言った
「いえいえ」
そして 事件は夜起こった
仮面が盗まれていたのだ
「このじけん 実に難しい事件だね」
ページ 55/56
元木と風路の事件簿 12/08/20 22:47
「犯人は分かっている 」
「ええ?」
「犯人は 依頼主の板垣さ
彼は 太っていただろう
あれは偽の太りで
腹に仮面を隠していたのさ」
「なんでわかったんだい」
「歩き方が 不格好だったからなあ」
「ではなぜ 逮捕しない」
「それは この先が観たいからだよ
石仮面の秘密がね」
(こっから ネタばれです 読みたくない人は 読まないように























読むのやめました?)
「解った 犯人は 高峰の兄だ」
「どうしてわかったんですか ジュテーム」
「彼の手の 平の こぶしのまめからだよ
彼は ある種の格闘技をやっている
それは 手裏剣術だよ 風路君」
そういうと 風路の手を 硬く握り締め 喜びの奇声を上げる本木
「手裏剣術を習ったものならば 5寸釘を 投げて 人を殺すのも簡単ってわけさ
その武術は バリツ バートンライト式護身術*の手裏剣術の指南を
受けたものだよ
さあ 事件が終わったね 大宮に 旨いタイ料理店を食わせるアリタイってお店がある
そこで とムヤンクンでも たべに いこうか」
ページ 56/56
元木と風路の事件簿 12/08/20 22:47
「まった」
と刑事乱歩はいった
「犬は どうなったんだ」
「ああ あれですか 犬に 蛍光塗料を 塗って
走らせただけです」
「なるほど それで ひかってみえたわけか」

 E.W.バートン=ライトという英吉利人が、”バートン”と”柔術”を合成して名づけた柔術を
ベースとする格闘術”バーティツ(Bartitsu)”の誤記というのがホームズに登場するバリツに
関する定説だそうな(”秘伝”2007/07月号)。
 柔術家の谷幸雄が1900年9月にバートンの招きに応じて英吉利へ渡り、バートンの”バー
ティツ(Bartitsu)”の師範役となるものの、思うように生徒が集まらず、バートンの事業は失
敗。
 で、谷はバートンの元を去り、ウイリアム・バンキアー(アポロ)のマネージメントの下、倫敦
のミュージック・ホールの出し物として”チャレンジ”を開催することになります。
 ダンサーや歌手、曲芸師などの出し物と並んで開催された”チャレンジ”の内容は、”殴る
事以外は何をやってもよく、柔術衣を着て、私と戦って15分持ちこたえる事ができれば20
ギニー、私に勝つことができればさらに100ポンドを支払う ・・・”というもの。
 当時の谷の身長は160センチに満たず、体重は60キロに届かない小兵だったそうです
が、何度か相手が制限時間を持ちこたえたことで賞金を支払ったことはあったものの、延べ
で数千回戦って無敗だったそうです。
 谷に続いて、上西貞一、三宅多留次、大野秋太郎、前田光世といった面々も英吉利に上
陸しています。
 で、1920年に谷幸雄は講道館のメンバーとなり、嘉納治五郎は二段を与えているのです
が、そこで、柔術から柔道への切り替わりが始まったとも言えるようです。
 ちなみに、谷幸雄は1950/01/24に亡くなっています。
(2007/07/10













































元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした
元木と風路の事件簿 ホラー小説家
蓮田の 桜まつり
毎年3万人が訪れる 蓮田の1大イベントだ
「ことしも たくさんの 人が訪れるねえ
元木」
「そうだな風路」
そこに 
「おや 猿が いるよ かわいいですね」
「シンバルを叩いているな」
「さて 桜まつりも見終わり ささらの弁当も買ったし
帰るとするか」
とそこに 携帯電話のベルが鳴った
「あ レストナード警部ですが」
「ほほう なんの用だい」
「実は 蓮田市の 通商お化け屋敷から
死体が発見されたんです」
「ふむ」
「例の事件を 解決した手腕を見せていただきたいのです」
「わかった」
「こんにちわ この事件の第一発見者の
宇宙旅子(そらタビコ)です」
「ほう ホラー小説の方は 順調ですかな?」
「な なぜ私が ホラー小説家だと?」
「どうしてわかったんだい元木」
「手の部分に 鉛筆のこすりが付いていたから
なりわいは 書物をあつかう関係だろう
それから あなたの大ファンでしてね」
「なーんだ そうだったんですか」
「まあ 分かってみると たいしたことはないなあ」
と風路
「それでは 被害者の 様子を探るとするか」
「ふむ なにか ビンが落ちてますな」
「これは 一体なんでしょうか」
「死体の顔には 恐怖を感じたあとがある」
では鑑識に回したまえ とユルサナイ警部
「どうやら 複雑な事件になりそうだな
で 被害者と面識の会った人物は」
「カウンセラーの狭山さんだ」
「ふむ なにか 心の問題でも抱えていたのだろうか」
「?????」
「どうしたんだい元木」
「今のビン ちょっとだけ 返してくれ」
「なんでだい?」
「あれは 日本の警察では 手におえないんだよ」
風路事務室
新聞の切り抜きと 論文やらが 集められている
「あった あった デビルフィート この薬は
科学雑誌レイチャーに記載されているもので
この薬は 幽霊や 化物の幻影を見てしまう 薬なんだ」 
「というと犯人は…」
「カウンセラーが怪しい」
銀縁眼鏡で太った中年のおとこが 挨拶をした
「わたしが犯人だと?」
「ええ 殺人の動機だが ホラー小説家として
恐怖を感じなくなってしまった
そこで 恐怖を感じるように
カウンセリングを受けたのだが」
「薬を渡されたんだね」
「違います 私は 薬を渡した形跡はありません」
「あなたがアメリカに 行っていたのは 私は知っている」
「うぐぐぐぐ」
「証拠はそろった
あとは 裁判が決着を付けるだろう」
「さて 風露くん 蓮田に ささらという 美味しい懐石料理屋と
ラーメン屋が 開業するらしい
いってみないかい」
「いいねえ「
春香る 4月の出来事であった
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元木と風路の事件簿 短編ミステリー
その日 まだ寒い とはいえ 春が訪れを感じるような
私 風路は 大宮のブックオフに来ていた
「お チャンドラーの傑作選か いい掘り出し物だよ」
そうそう 紹介が遅れたが 私は風路 
カンボジアの軍医をやっていた経歴がある
少々太ったし 丸い帽子を 被って
スーツである
元木は インディアナハットと とんびマントを着ている
私立探偵である
「ふむ お クージョもあるぞ 
これは未読だ」
「それは いいものなのかい?」
ホラー小説とミステリを 買って 元木のうんちくを聞くうちに
「なるほど」
そこに…
「あ ワタクシ レストナード・犯罪許差内(ハンザイユルサナイ)警部といいます
どうか 一つ 例の 犬の化物事件を解決した 元木さんに」
「ふむふむ わかった」
大宮警察署
「あ 元木さんですね」
「おやおや 禁煙は 進んでいるかい?ユルサナイ警部
それと 熱心な アルディージャファンらしいな」
「えっ?なぜわかったのですか」
と驚く ユルサナイ警部
「どういうことだい元木」
私は 訊いた
「なに かんたんなことさ 胸のポケットを見てごらん
タバコ状に膨らんでいるだろう
そして プラグには 電子タバコの
充電器がつけられていたのさ」
「アルディージャは?」
「写真が あるだろう よくみたまえ
J2の頃の アルディージャの白いユニフォームだ
これから 熱心な アルディージャファンだとわかったのさ」
私は一息入れて
「なーんだ そうでしたか」
と 本木を眺めた
「なんだ いつものように ネタ証するとつまらないねえ」
と残念がっている 私に ユルサナイ警部は
「いや 鋭い観察眼 です」
「では 動行った事件だろうか」
「実は 政治家の金丸金融氏が 毒殺されるという事件が起きました
それが 普通では 手に入らない
毒薬で ガンマX といいます」
「なるほど」
「で 捜査をしていたのですが
犯人の斑毒椎茸(マダラドクシイタケ)は 捕まっています
しかし薬の入手経路がわからないのです」
「ふむ 携帯は調べてみたかね
裏サイトや 暴力団などからの入手とか」
「いえ 痕跡はありません」
「ふむ 」
「それから もう一件 死亡があったのですが…」
「ほう 」
「さて ここら辺に 大きな病院はあるかね」
と本木が言ったのだった
「病院ですか?」
「実はその事件 新聞記事をよんで知っているんでね」
「はあ 分かりました 案内します」
永田病院前
「ここで 薬のとラブルがあってね
捜査権は あるだろうか」
「はい 私の捜査権をお渡しします」
「ふむ ふむふむ」
と元木は 病院内を 散策した
「あったあった」
と 元木は カルテを取り出した
「風路 わかったかい 簡単だよ
病院では 色々な方法で薬を伝達する
この 病院では 数字で 薬を 指定しているんだ
つまり 数字を 間違えて 」
シロイ看護婦
「すみません そのとおりです
私 先生の 指定した 3を 5と間違えて 出してしまって」
「なるほど そういう事だったのか」
「分かれば簡単だね 」
「それが毒薬として調合されたというわけですか」
「事件があったのが 三日前 加害者のドクシイタケはその噂を
聞きつけ あわれな 被害者の家に 盗みに入った
そして 闇医者に調合を頼んで
政治家 キンユウ氏殺害に及んだのだろう」
病院をでると
「ありがとうございました」
と ユルサナイ警部が言った
「さて 大宮に 美味いタイ料理屋がある
そこで舌つづみをうとうじゃないか」
「ところで元木私は結婚するんだがね」
「ああ そうかい」
春風が 桜の花を とばした





































クリスマスの夜に(2004)
クリスマスの夜 犬の鳴き声が聞こえたら そのままいけ
未来の光輝く 自分と出会える
これは 私が 小学生の時に読んだ 妖怪100話の まめちしきの
コーナーに書かれていたのもであった
私は 愛猫の ねこじろうを おろし
外に出かけた
電車に乗る 夏の 空は 大入道が見下ろすおおらかさは
消え去り せつなさの ただよう 秋空へと変わっていった
私は大宮で乗り換え 大和田で 降りた 友人に会うために
友人 太田に出会った
彼は ゲームが大好きで PS3の 話や 昔のゲームは
ドット(点絵)で書かれた ドラクエのモンスターは迫力があったねえ
最近のはやれ立体だ JPEG(携帯電話の画像形式)だの
などと話して いた
太田さんはこういった
「やあ 最近 ダイエットにこってねえ 20キロもやせたんだよ」
へえ と 俺は 彼のアパートを出ると
ZIPPOを 灯し たばこに火をつけた
クリスマスの夜か 思い出すな
私は昔書かれていた 本に記されていた 未来の自分に出会うために
白い息を吐きながら クリスマスの 夜を歩いた
犬の鳴き声は 聞こえなかった
ショーウインドウガラスに うつった自分の姿が 見えて
なんだかみじめな気分になった
友達は 彼女とかと 遊んでいるんだろうな
暗い帳が下りた 夜の星座は 私を見下ろしていた
ふっと 気がついた
雪が 降ってきたのだ
若ければ ホワイトクリスマスだ と浮かれただろうが
少し考えてから カフェスターバックスに入った
「コーヒーを」
差し出された コーヒーに クリームを混ぜた
煙草に灯をつける 
呆としていた 
あの本は 嘘だったのか 
私は クリスマスに浮かれる 若者たちを 尻目に
家に帰った
TVをつける あの話は 一体 なんだろう
何の教訓もない? 何の 意味もない? あの話を
考えたライターは 何故あんな 文章をのこしたのだろうか?
思考がぐるぐるする 
その時 テレビに 写った 映像を見て 
あっと 叫んだ
そこに映し出されていたのは 映画クリスマスキャロルだった
あ わかった この映画をみて ライターは
未来の自分に出会うという 話を考えたのだなと 
(クリスマスキャロルとは 金貸しが 過去の自分
現在の自分 未来の自分を 過去の精霊 未来の精霊
現在の精霊が 見せてくれる映画)
私は 一仕事終えたように タバコに火をつけると
謎を解明した 自分に 乾杯した




















その男は 訛りがきらいだった
男は あたゃし とかいう 男をなんども殺したい衝動に駆られた
だが それほど力もなく
悪い奴ではなかった
ただひたすら 耐えた





























「ふむ 罪と罰を読んでいるのだがね」
と本木が言った
「難しい本を読んでるなあ 」
「一人の超人が 多数の凡才を統括するんだが」
「ふむ なかなか理にかなってるじゃないか」
「そうは 思わないけどね ポストモダン主義では
脱構築という概念があり マルクスレーニン主義に対する
アンチテーゼとして トップが変わっても
結局 なにも変わらないんだよ
歴史が証明している ナポレオンはレボリューションを起こしたが
独裁者になってしまった
中国の毛沢東も スターリンも ヒットラーも」
「ふむ では 民主主義が一番ということじゃないか」
「日本が民主主義ではないと 作家の 浅田次郎さんが言っててね
儲かれば儲かるほど 税金がかけられる
平等な社会であると言っている」
「ふーん」
「私は 埼玉育ちだが 生まれは東京の荒川区でね
お母さんが流暢な 江戸弁をしゃべっていて
高校の頃 栃木や 色々な県の 人たちが
混じったんだが
あたしゃ
ってイっている人がいて 男でだよ
なんども首を絞め殺したい気分になったよ」
「そうか」
「標準語として あたしは正しいんだが
イントネーションが嫌でねえ」
「そっか」
「では その男 Kとしよう 彼を殺すには どうすればいいかな?」
「ふむ トリックの 研究をしようってんだな
うーん 第一発見者が 犯人ってのはどうだい」
と風路は訊いた
「ふむ それで?」
「どうやって殺すかが 問題だな
タバコを吸うなら ドクを混ぜたり 女性ならルージュにドクをしこんだり
それがダメなら
手下を使わせようか」
「手下をか 殺し屋を雇うってのはどうだい?」
「ふむ 暴力団に 面白い男がいてね
マンホールのふたを つかって 首をチョッパねた
男がいたそうだよ 安部譲二さんの本に書いてあった」
「マンホールを持ち上げるだけの体力が必要だな
筋肉隆々の」
「ふむ そういえば 高校の頃
おれを好きといえと言われたなあ 体育の教師に」
「それを使えばいいよ」
「次は 死亡推定時刻をずらすかが問題だな
冷蔵庫に保管するとか塩を利用する 入れ替わりのトリックなどあるが」」
「薬品でいいのないかな」
「うーむ 医学の知識はないから難しいな」
と元木は言った
「マンホールで 首をはねたら 首なししたいになるわけだ
首を 冷蔵室に持って行って かち割ったらっどうかな」
「ふむ 」」
「カチンカチンに凍った 首を ハンマーで 壊せばいいんだ」
「まった ハンマーごときで壊れるのだろうか」
「うーむ コンクリートに うめちゃうとか」
「それが一番いいか」
「もしくは 鉄工所の 燃える鉄の中に 落とすとか」
「料理にしちゃうっての持てだな」
と 本木はいった
「ああ 香港死体入り饅頭か あれは本当にあった事件だから
恐ろしいよね」
「だが骨が残るな」
「ムツカシイな 」
「あどうも 元木さんの探偵事務所はここですか」
「ふむ 郷田警部か 
一体なんのようですかな?」
と元木は訊いた
「いや 事件が起こりましてね
まおという 中国人が殺されたんです」
「ふむ どうやら調査のようだ」
「密室殺人ですな」
「ほう 郷田さん どういった凶器が見つかってますか?」
「それがですね わからんのです」
「なるほど」
「ふむ 盛り付けの スナックがあるよ
ハバロネか」
「ふーむ 」
「おや ここに文字があるよ」
「ふむ どれどれ」
「不知道 中国語かな?」
「ダイニングメッセージの可能性があります」
「ダイ?」
と風路
「うむ ダイイングメッセージだ 死ぬ直前に残した言葉だ」
「なるほど」
「不知道どういう意味だろうか?」
「いま 調べました わからない だそうです」
「なるほど 」
「え わからなんじゃないんのかい」
と風路
「いや ダイニングメッセージが わからないだったんだろう」
「おや これはなんでしょうか」
と ドアノブの様な物を見つけた」
「回してみましょう」
すると 
「あ 地下室への階段があった」
「これが 密室のトリックか」
「これはどこへ続いている?」
「危険だからな」
「不知道 もうちょっと調べてみよう」
「わかったよ この地下室の先は ステージホールだったんだ
そこで 恋不知道という歌を歌っていた歌手がいたんだ」
「なるほど」
「郷田さんが教えてくれたんだけどね」
「さて動機だが」
「広東語と 北京語の訛りでケンカになって
…」
「なんだか 最初の話にリンクしているな」
「シンクロなんとかだね」
「シンクロニシティーだよ 風路」
クソッと思いながら
郷田は 銃を置いた
あとすこしで 犯人を追い詰めることができるのに

それは 3日前のことであった
郷田は 田舎道を歩いていた
なにか妙な感じがした
違和感がぬぐい去れぬまま
現場を後にした
そして ユルサナイ警部から 連絡が来た
「女性が 殺されたらしいぞ 毒入りのトマトで」
それは 自家栽培をしているトマトだった
猛毒のシアン化ガスが トマトに注入されていたのだった
「これは …」
「元木 私は 犯人を観た」
インディアナハットと とんびコートの
元木は バイオリンを置いて ふむといった
「そうかい シアンガスを注入するとすれば
注射針が必要だね」
「あ そうか」
犯人は捕まった
「どうしてわかったんだい 元木」
と 風路は訊いた
「いや 郷田警部に こう忠告したのさ
木を隠すなら森の中ってね」
「なるほど 大体話しは分かってきたよ」
「そう 注射器を 捨てるなら 病院が一番だね
ぼくも病院で注射器を捨てたことがある
そこでだ ゴミ回収者を ストップさせ
病院の注射針を 止めたのさ」
「なるほど」
「なにしろ 病院のちゅうしゃばりというのは ややこしくてね
で シアンガスと 犯人の指紋が見つかった注射機がでてきたというわけさ」
「さて アイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏会が大宮ソニックシティで
開かられるらしい 券はに枚ある
ただし モーツアルトは CDで聞くのとおんなじだけど」
「いいねえ」
元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
写真の返り血の部分に注目した
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「シガレット式・・・?」
「タバコ型拳銃で 大抵は葉巻を模している
殺傷力はないが ドクが塗ってあるとやっかいだ
22口径の拳銃で 葉巻の場合は前方に
吸口を押すと発射さるるんだ」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている カバーと 拳銃だろう」
「では 死体はどこに 消えたんでしょうか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「捜査
ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」元木と風路の事件簿 励起
元木と風路は 大宮の ロフトに来ていた
「ビクトリア調の 椅子が 欲しいからね」
とのこと 
その時 警察から 電話がかかってきた
スマートフォンを開くと 本木は
「何か用ですか」
「大変なんだよ元木」
と言ってきた
「元木 何かあったのかい」
ケガで 車椅子 生活を送っていた カメラマンが
殺人事件の現場を とったらしい
「そりゃたいへんだ 行こう」
現場 
「これは 一体」
「写真を見てください」
「ふむ 窓にカーテンがかかっているね」
「なにかが 発泡された 形跡があります」
と渡された 写真は 影がかかっている
「ふむ この 距離では 」
と元木は 写真を調べ始めた
「これは 大変なことですな」
「うーむ 紅茶でも飲みますか?」
と言われて 紅茶を飲んだ
「この 部分ですよ」
「返り血からみるに 刃物ではないようだね」

「じゃあ 誰が」
「これは シガレット式 拳銃を 使ったようだね」
「え わかったんですか」
と郷田警部
「左手が 二つに分かれている」
「では 死体はどこに 消えたんでしょか」
「ふむ ちょっと 調べるから待っててくれ」
「はい」
と郷田警部
「ふむ この位置からすると」
次の日 元木は ビクトリア調の椅子に座りながら
風路と一緒に 郷田警部の前で 真相を話した
「走査ご協力ありがとうございました」
と郷田警部
「一体 死体はどこに消だんだい?」
と風路
「トラックさ 部屋の向こう側に ある 窓から
落としたらしい 」
「どうしてわかったんだい?」
「うむ 実は 下に住んでいる 住民に 聞き込みをしたんだ
その時 トラックの 音を聞いたらしい」
「ナルホド 犯人は トラックの 荷台に 死体を落としたんだね
分かってみれば 実に簡単な事件じゃないか
しかし 血は?」
「最近 ドイツで発明された 冷凍レーザーを 使ったらしい
マイナス66まで 物体の温度を 下げられる
傷口を冷凍保存 したようだ」
「さて パイプで タバコでも 吸おうかな」
















































わいわいがやがやとレストナード警部は
取調室の まえが 騒がしい
「どうしたんですか?」
とレストナード警部は聞いた
「たいへんだよ テレビをみたまえ」
というと 刑事は去って行った
なんだろうと テレビをみると
なんと 岩槻警察署から 情報漏えい らしい
「これは 一大事だ」
と データ保管室で 調べている 警官たち
「男が 入ったのは 確かだが どうやって
データを 移したんだろう パソコンも
ないし 30秒しか 経っていないのに
と 男は 言った
「うーむ どうやって パソコンなしで盗んだろうか」
と 考えていた
「レストナード警部」
と 元木と風路がやってきた
「あ 探偵さん」
「どうやら 事件らしいね」
「ええ データ保管室には パソコンは持ち込んではいけないんです」
「では どうやって…?」
「あ わかったよ と 元木が言った
「最近  タブレットの 時計があってね」
「なるほど」
「事件は解決したかしら?」
と 蒼空旅子は聞いた
「うむ 簡単なことだったよ
タブレットがあれば それだけで データーの 移動ができるんだ」
「なるほど タブレットを 使って 情報を映したわけか」
「そういうこと 簡単な事件だったね」 
 本木が 女性に対して 冷たいが 例外もあり あの女性(ひと)とよんだ
「ふむ 最近 街の噂が 聞こえた」
「ふむ どういうことだい?」
とも時のひとりごとにわたしは言った
「こいつは 悪党さ 東京中の悪事の半分を
こいつが仕立てあげている」
「ふむ」
と相槌を打つと パイプをとって
昭和風の椅子に座った
「血のラ・ピュセル(フランス語で乙女) アイリーン・アドラーだ」
「ふむ」
「奴は 恐ろしく頭脳が切れる 陰謀も ある 最近テレビで話題の
秘密結社の 日本支部の 幹部であり 
3つの新興宗教団体の黒幕でも在る
政界とも通じ 黒の 絹のベールをまとっている 黒衣 美貌 残忍」
「大変な人物だね」
「風路 しかし 警察の手に負えないからこそ 
犯罪を憎む 僕は なんとかしたいと思うんだ」
「へー」
「今度の事件で 死ぬかもしれない
これは 上野の売人からかった 大麻とラッシュさ
これをやれば すこし 恐怖から逃れるだろう」
と言った ジョイントに火をつけ
吸い始める
「ァハハハハッハハハハハハ」
「大丈夫か 本木」
「頭のなかで キンOマンのフォーエバーの歌が流れるな」
「ふむ 」
まともな 頭では 巨大な悪党に 立ち向かえない
と 私は 悟った
「警察もお手上げさ なにしろ用意周到
手がかりを残すこともしない
犯罪界のナポレオンというべきだ」
「なるほど」
と相槌を打ってみたものの これほど強靭で 頭のいい 本木が 死を覚悟
するほどの ものとは まるでファンタジー小説の 設定のように
現実感がなかった
「で 最近 海外から 帰ってきたんだ
しかも 僕の 噂を聞いて」
「ふむ 本木 」
「櫻井聖子さんの書いた 小説が 発端なんだが」
「日本にも 切れ者がいる」
「そうさ 明日に 僕を 消そうとするか 今日 僕をおそいに来るかわからない」
ハンサムな 顔に 翳(かげり)が見える
「どうするんだい 」
「流言飛語 」
「噂を ながして 敵を撹乱させる
三国志の 曹操孟徳が 使った手を 使う」
「ふむ」
と 本木のアイディアはどんなものか 私は興味を持った
「まず変装をする 潜入する 風路君が危険だ」
「事務所をうつした方がいいな」
本木の使った トリックは 実に見事なもんだった
金づるとなっている 資金源の 拳銃の販売を
止めた
「これはステップワンだよ」
と 私の 家で言った
「これから トリフと キャビアとフォアグラ
を 謝礼として送るんだよ」
「??」
「こいつが 届けば 差出人は 警察署長  警察に 疑心暗鬼になる
警察に密通者がいないかと」
「更に 資金源を 断つ 」
「ふむ アイリーン・アドラーも お手上げだね」
と言った 
「こう イロイロ やっていくうちに相手も 何かに気づくハズさ」
「ふむ」
それから三日後
「逃げよう 追っ手が来る」
「え 追って?」
「とりあえず 人混みに行こう
電車に乗ろう」
「ふむ 」
と駅までつく
「この駅は 多摩まで逃げよう」
「なんで多摩?」
「少年の探偵団を使った アチラコチラを嗅ぎまわるうちに
アイリーン・アドラーは 多摩にいるということがわかった」
「ふむ 」
「ここだなーー」
「あらどちらさま」
「ん?」
そうだった 変装をしてたな
「ああ 名乗らなければいけませんね アイリーン・アドラーです」
と 男と アドラーはいた
「ふむ」
「ん? 変だぞ アイリーン・アドラーなら …」
と スマホを取り出す
「え どうしたんだい?」
と風路
「君は 人違いか 失敬 失敬」
と 事務所に戻る ふたり
「あ ようやく 罠にかかったか」
「これは? 」
「紐で細工した 空気銃さ こいつで…」
「アイリーン・アドラーだな」
「あれ? これは違うな 男だ」
「一体 どこに行ったんだ?」








 

浪速金融道連続殺人事件 ver1.01

「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒いと tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら

「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」

「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」

「はあ 」
「友達が 殺されたんや」

「殺人事件か」

「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました

「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」

「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」

「ボチボチでけどね」

「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 

elric サ・ガ WIZ ファフニード 」

「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」

「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」

「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 

やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」

「火薬が飛び散るし 密室では…」 

「まいったな密室か」

「では HOTELへ 行きましょう」

とパトカーに乗って 

2 

「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ

「どうも Victorへ ヨーソコ」

「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」

「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」

「太っ腹だねえ 本木」

「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」

「よろしくお願いします」

ふむ フレンチメイドか…

そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ

「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 

と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた

「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~

なにしろこんな 体格ですから…」

「うむ」

「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」

「あ お客様も いますよ」

「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」

「むむむ」

と虫眼鏡を覗く

「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」

「むむむ」 

「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」

「む あ しまった  殺害時刻は」

「え なにを急に?」

「さっきのメイドを  おいかけろ!!」

「うーむ 」

「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」

「乙女の部屋だよ」

3 真相

「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY

「もみ消しは 無理みたいね」

「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」

「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」

「なるほど トリックを 」

「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ

にしくんでいたのです」

「これが 隔離操作のパソコンです」

「カメラと 毒薬の塗った 」

「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」

「動悸は?

「はい 正義のためです」
「なに?」

「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を

仕組む ために」

「 なるほど
ビジランテだね」

「なんだいそりゃ?」

「正義 」

「そこまでだ」

「キャー」

と か細い悲鳴

バッドエンド…


「結局 全員死んじゃったね」

「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九十九百九十九枚枚のレコードだらけです」

「わはははは」

「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」

「ちょっとしたトリックさ
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
つまりは手品の応用さ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」

「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」

浪速金融道連続殺人事件

「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒いと tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら

「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」

「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」

「はあ 」
「友達が 殺されたんや」

「殺人事件か」

「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました

「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」

「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」

「ボチボチでけどね」

「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 

elric サ・ガ WIZ ファフニード 」

「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」

「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」

「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 

やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」

「火薬が飛び散るし 密室では…」 

「まいったな密室か」

「では HOTELへ 行きましょう」

とパトカーに乗って 


2 

「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ

「どうも Victorへ ヨーソコ」

「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」

「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」

「太っ腹だねえ 本木」

「冷えた体に ホットワインは聞くねー
甘口だったら良かったんだがベノシテーカーネルヴェンソンか
「メイドさんの O・メリーさん」

「よろしくお願いします」

ふむ フレンチメイドか…

そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ

「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 

と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた

「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~

なにしろこんな 体格ですから…」

「うむ」

「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」

「あ お客様も いますよ」

「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」

「むむむ」

と虫眼鏡を覗く

「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」

「むむむ」 

「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」

「む あ しまった  殺害時刻は」

「え なにを急に?」

「さっきのメイドを  おいかけろ!!」

「うーむ 」

「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」

「乙女の部屋だよ」

3 真相

「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY

「もみ消しは 無理みたいね」

「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」

「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」

「なるほど トリックを 」

「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ

にしくんでいたのです」

「これが 隔離操作のパソコンです」

「カメラと 毒薬の塗った 」

「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」

「動悸は?

「はい 正義のためです」
「なに?」

「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を

仕組む ために」

「 なるほど
ビジランテだね」

「なんだいそりゃ?」

「正義 」

「そこまでだ」

「キャー」

と か細い悲鳴

バッドエンド…


「結局 全員死んじゃったね」

「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九十九百九十九枚枚のレコードだらけです」

「わはははは」

「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」

「ちょっとしたトリックさ 手品の応用
coin マジックパフォーマをなんかいも
鏡の前で 練習しただけのことさ
保険にニトライトという 自白剤を分解する 薬を飲んでいたのさ」

「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」

2017年1月24日 (火)

浪速金融道連続殺人事件

「やあ 本木また じけんっだってさ」
と風路が言ってきた
2月 メチャクチャ寒いと tvで
い言ってたなあ と思案する 
本木 最近の若者はなってないななどと
考えながら

「どんな事件なんだい?」
と聞いた本木
「金融関係の ナニワ金融道 通称ナニ金
さんさ」
「また 金融関係かい?
まったく この作者は そればっかりだあ」
と苦笑しながら言う本木
「メタな発言はやめなよ
今回は依頼人さ」
「おっと 失敬 では 招待したまえ」
「こんにちわ 郷田徹 警部に紹介されましてな」
「ふむふむ
どんな事件でしょうかな? 浪花さん」

「はあ ワテは 堺の方から 越してきてばっかで
なまっててしゃーないけどな」
「ふむふむ」
「じつは大宮のHOTELでな あ LOVEやないんやで」

「はあ 」
「友達が 殺されたんや」

「殺人事件か」

「あら? 」

「おや宇宙旅子(そらたびこ)さん」 
と敬虔なクリスチャンで 金髪で
ファンタジー小説の大家であり 最近はミステリーで文芸界を
騒がしている 容姿端麗な 女性が目を覚ました

「それは どんな 殺害方法でしょうか?
今度書くミステリーで使えそうですわ?」
「あんたは ハヤカワ・ミステリ賞と アガサ・クリスティ賞と 江戸川乱歩賞と
英国幻想文学賞と ネビユラ賞
を取った 作家の宇宙旅子さんじゃないですか」

「メディアで取り上げられると よくサインされると
まあ所詮 小説家は 自分を切り貼りして…」
「わかりました わたいの役に立つか
どうかわかりませんけど 教えますわ
小説というのはもうかるというもんでっしゃろか?」

「ボチボチでけどね」

「わては ファンタジー大好きでな
バラの荘園 タニス・リー ゴルゴン 血のごとく赤く
魔砲の王国売ります ランドオーヴァー 
マジカルランド 魔砲の国ザンス4巻まで ムアコック エターナルチャンピオン
折れた魔剣 コナン あ 映画  スペルシンガーは酷かった」
「あれはねー 」
「幻獣の森 マジカルランド ロードスト ゴクオーくん トルーキン ホビット
ロード・オブ・ザ・リング あ 映画です 

elric サ・ガ WIZ ファフニード 」

「わかりました わかりましたから‥… 殺害方法を!!」

「ああえらいすんまへん  えーっと 
殺害方法はですな 毒の塗った ボウガンで一突き」
「まあ こわい!!」
「しかも 密室だった!!」

「あら郷田徹警部さん」
「はい レストナード 警部」
「はい 

やっかいなんですよ 」
と探偵事務所にノッポの 警部と
柔道の国際金メダルで有名になった 男がはいってきた
「ふうむ なんでボウガンなんだい
氷の銃弾で殺せないものなのかな?」

「火薬が飛び散るし 密室では…」 

「まいったな密室か」

「では HOTELへ 行きましょう」

とパトカーに乗って 


2 

「ここか HOTEL Victor バッハが流れてるなあ

「どうも Victorへ ヨーコソ」

「こちらが 管理人の ビクトルさんだ」

「はい 」
「では御近付きの円として ホットワインでも」

「太っ腹だねえ 本木」
「メイドさんの O・メリーさん」

「よろしくお願いします」

ふむ フレンチメイドか…

そういや 寺山修司も イギリスのメイドという
エッセイを書いてたなあ

「ボーイの クラウザーさん」
「どうも」 

と筋肉ムキムキのプロレスラーのような
ボーイが現れた

「警察は 私を 容疑者にしてるんですヨ~

なにしろこんな 体格ですから…」

「うむ」

「うーむ アリバイはカメラも無いからなあ」

「あ お客様も いますよ」

「うーむ 沖田氏 近藤氏 土方歳三氏 鴨氏
福島氏 などが」

「むむむ」

と虫眼鏡を覗く

「どれも外出中だったみたいだね ドラマ 新撰組  
燃えよ剣 のロケに出かけてたみたい」

「むむむ」 

「なにがむむむよ!!
ただの無能には興味がありません!!」 
と出て行く MERY」

「む あ しまった  殺害時刻は」

「え なにを急に?」

「さっきのメイドを  おいかけろ!!」

「うーむ 」

「え本木いいのかい? ラ・ピュセルの部屋だよ?」
「ラ・ピュセル?」

「乙女の部屋だよ」

3 真相

「やっぱりな」
「っく…」
と臍を噛む MERY

「もみ消しは 無理みたいね」

「さっきのホットワインに仕組んでいた 自白剤で… 」

「ええ そんなことしてたのかい?
凄いなあ 本木は」
「初歩的なことだよ
風露くん」

「なるほど トリックを 」

「はい 紐で作った 
ボウガンを 部屋のラジオ

にしくんでいたのです」

「これが 隔離操作のパソコンです」

「カメラと 毒薬の塗った 」

「これに似たトリックみたこと在るなー バターを
動作に使うんだよ」

「動悸は?

「はい 正義のためです」
「なに?」

「浪花と 容疑者は ある女性に
大規模な詐欺を

仕組む ために」

「 なるほど
ビジランテだね」

「なんだいそりゃ?」

「正義 」

「そこまでだ」

「キャー」

と か細い悲鳴

バッドエンド…


「結局 全員死んじゃったね」

「そして誰もいなくなった この小説は
初歩的な誤りがあって レコードは
千枚から自主制作できるのです
つまり犯人の家には
九十九百九十九枚枚のレコードだらけです」

「わはははは」

「ところでどうやって 自白剤を飲んだのに
そのことを黙ってられたんだい?」

「ニトライトという 分解する 薬を飲んでいたのさ」

「まったく… 君の頭脳が 犯罪に使われないことを
喜ぶべきだね」
「ぼくは バイオリンでも引きながら
冬を偲ぼう」




2017年1月22日 (日)

 この話には 2つの結末がある 

一つは 姉を捜し 彼女は 男に騙され 人間玩具になる
と……… 
だが 私には そんな 結末はかけない
よくわからないが 後悔をする気が
だから かいてみよう もう続きを書く気にならない物を
つまらないなら あなたが書き替えてほしい
これは 在り来たりな 話の結末で 終わっているから

 「は……は はあ はあ」
クリトリスの頭を 
中指とひとさし指でつまみ 激しく震動させ
あえぐ 荒い息は空気に甘酸っぱい 生命を与える
それを 静観する 眼鏡と ブロンズのロング
メイド服を着た 一人 佐奈
 東京の地図には無い 荒神区 
幻想都市と呼ばれる その都市
紳士により
男を狂わせる教育を受けた 
彼女はこの目の前にいる 
令嬢も例外では無い
狂わせ
快楽に落とす 

目下、このもだえる 良家の血を持つ 娘を
裸にし プライドを脱がせ 一人 ベットの上 
海のにおいを連想させる趣味
つまり 一人で行う事 を見守る いや 自身の神経の中枢に
この一見愚か……様で 美しい光景 耽美たる絶景を 魅入り 
味わっているのだろうか?
「ああ ああ あ……!」
内に秘めた宇宙に堕落ちたのか
 快楽の歌声と友に
至高の掴めぬ程の両手で抱え切れぬ程の絶頂へ上がる
白い感情を掴み取るのか 体を丸める 体温 吐息 
がこの空間を支配するといっても過言では無い
「さやかお嬢様 まだ2回目ですよ」
暗闇 彼女のなにも見えぬ 視界 感覚
荒く息をたて 自らの精神を深層の領域まで
閉ざした 彼女の横顔に
安らぎ……
からだろうか安らかな笑顔を向け 佐奈を探る
ブロンズの髪は乱れ それに劣らず 発する声も荒い
「いいにおい 佐奈さん いいにおいがする」
クチュと魔界都市で受けた教育
物心が突いた時に
その数 数百の男性に突かれ 貫かれ 
両の手を縛られ ムチでなぶられ 堅く
成熟したOOOOから垂れる愛液 ゆっくりと這いずる指
「うれしい 私を見てこんなに」
手招きをする 
「……どう……いう事でしょうか」
「やさしく して」 
引き寄せられる様に佐奈に吸い寄せられる 
さやか
口 合わさった時 
赤いリボンが揺れる 激しく揺れる
それを掴む 佐奈の手が首筋にゆっくりと落ちていく
令嬢の奉仕が始まった 乳房を口に含み
吸い 舌で弄ぶ
「…………」
「気持ちが いい?……ああ」
佐奈の奉仕がさやかの体を突き抜ける
一体となり 
腕のなかの命を感じ 渦の様に混ざりあっていく感覚を
ベットの上で 感じていた

場所は変わる 突如 新宿上空
突如 現れた 荒神区 の中央にある 
古城マルス の中では 上等な薬で 千年の夢を見る
目を覚まし 闇を破棄だし
千里眼を使い新宿を見ていた

「ピアノを引いて欲しいんだけど」
そう 佐奈にねだる さやか 
今 愛欲の住家となった
この部屋は 普段は佐奈の部屋 
彼女の趣味である ピアノが一台置いてある 
「どのような 曲が よろしいかと?」
「あの心が休まる ポロロン ポロロロロ」 
と口を小さく開き 旋律を奏でる 
ベランダで囀る 小鳥の様
「ノクターン」
キャミソールを着こなしながら思い出す曲名
「…… そ それ 」
愛液でベトベトになった 
手を拭うと 溶け合えた喜びに相応しい 曲
ノクターンを奏でる 
横から見る顔は一瞬の緩みなどない
張り詰めた緊張 
「いい曲 あなたが この屋敷に来て もう 6年
初めて私たちが一つになった時も この曲を引いて」
トロンとした目 
思い出すのは 彼女が22歳の時
闇市場のオークション 彼女
佐奈の姿をみつけ
人身売買が法に触れるとはいえ 
魅力に取り付かれ 落札をした
それから…… 
彼女の黄金色の肉欲の日々が始まったのは
「………」
鍵盤がはじく けして激しい曲ではないのに
強く叩く 低く響く 心に重く のしかかる
「あの……」
佐奈の肩に置かれる さやかの手 
曲が止まる 
「なにか?」
「なぜ 年を取らないの……」
「……」
無言で ピアノの楽譜に目を通し 
糸を紡ぐように 曲を続ける
「魔界都市で生まれた所以 それとも 」
ピアノの音 が彼女を狂わせたのか それとも……
「私は 玩具に過ぎない 
ご想像のほどに……」
楽譜を捲る 
「…… もう いいわ けど ねえさま は今なにをしているのかしら」
さやかは 窓 カーテンが動き 春の麗らかな光景を見せる
出窓の外を眺め  
「……あの下らない 映画監督だとかと 駆け落ちした……」
「………ええ 」
「……あのお方も今では 私と同じ立派な玩具になっているでしょうね
人間玩具は永遠の時と 共に 止まった砂時計 
止まった時計は あらゆる時計にも劣るが
止まるがゆえ 真の時刻を示す」
「何故 あなたは 姉の事がわかるの」
「それは …… 
いい天気です こんな 屋敷にいるのでは気が滅入る
 町にいきませんか」
「……ごまかさないで 」
「えーっと 3歳の誕生日に」
「地下室で頭からおっこって成長が止まったって
そりゃ 世界の文学『ブリキの太鼓』や」
「目が覚めると 」
「……芋虫になっていた?」
「ええ…」
「それは カフカ」

上がる 
この階段を上れば あの街が見える
佐奈は 何か嫌な 視線を感じたが 
無視して 足を急がせた 
「お嬢様 本日のご予定は……」
「なに」
佐奈の目が曇る 口がひねたネジの様に曲がる
「私は もう わからない はずだ そんな 馬鹿な」

懺悔などもう聴きたくない 
闇うるせえ どっかいけ 
俺は救いだす この町を 月夜に食われたこの街を

磨り減った 体で求める
干からびた知性 救いを求める理性 隠れた野生
歌に耳貸せ 明日に出会え
『私の送る 毒の華に 優しい接吻をする者よ』
長い孤独に打ち勝ち 戦い 闇に住家をみつけし者よ
救いの無い ドラマの結末に打つ付けられた 俳優
えもしれぬ このリズムに 若き者を求めてやまぬ
あまたの街を徘徊する 奇妙な 同居人
屋根裏に上がり込む 幻想と 覚めぬ夢の内に 
18世紀に開かれたフリーメーソンが
長い間ユダヤ人を受け入れなかった そんな 真実がここにあるさ
一瞬に安らぎを 探す為 ドアあけ 街をさまよう

リリックを燃やせ そして 踊れ
終わらない 夜 眠れない夜  

何もない 殺伐とした 光景から見つけだす 北極星
巧みに 望みもしない 者にも 道を示せ
そこには 闇に 埋もれ たが為に優しさ を捨てきれない 
そこは 幾つもの 魂が 叫びが 心の窓べに 開け放った
すさんだ やみくもに 探し続け 鬼を殴りつけ 
けっとばして ネロ皇帝を表す666 でくくり付け
しゃぶりつけ かみ付け けっとばして 進め 道 を

命あるなら限り無く進む 人の声など聞かずに歩む
グフの出そうな焼ける砂漠 暴く為 暴音さがして待ち彷徨う
はるかなる地平線が 見える丘の向こう 叫ぶことにより心踊る
盛る 猫が満月の夜のギャアと呻く  

「佐奈 私だ 思い出せないか 私だよ
大沢だ 」
「はなして ……ください 」
佐奈の腕を男が乱暴に掴む
「どなたですか?この者は私の家族 手を放しなさい 」
とさやかが男に怒鳴る
「私か?私は この者を一人前の玩具として育てた 
つまらぬ男だ だが」
「そして刻印を押した 人は一度でも奪われたものは返されても
うれしくはない
 もう恨みなど あなたには持っていない
あなたを待っていた時もあった
けど いいの もう」
「未練がある お前がでていって いく事に未練があったのだ 
そして お前を手放す事に後悔した だから 私はこのしのぎを捨て
お前を探した
あの一時を」
「味わえるの 今の私は 玩具になってしまったのに」
沈黙 その間15秒
「取り乱した すまぬ
過去にはこだわらない 玩具になる前も そういう女だったな」
向きを変え 人込みに紛れようとする 男を止める
さやか 
「まって ください 」
「なんだ 君は 」
「玩具とは いったい何なのですか」
「玩具は壊れた時計さ
この街のような 所に住む君には
なんの関係もない
知った所で 」
振り向いた時 のあついくちずけが男を襲った
風のいたずらか 
交差する 光を 真っ直ぐに二人をてらしたのは…… 

「驚いたな 佐奈のあの 感覚が 私の体をほとばしるとは」
熱い接吻を受けた 男は 佐奈の方を向いた
「素晴らしい この様に調教させるとは 」
「元は あなたが ……」
「ああ……だが 信じられない いや信じたくない 
自分で行った 事が自分にかえってくると罪深い 後悔を感じる」
「で玩具って何?」
「玩具とは 欠けた人間 すべての思いを壊し なぶられた
人間さ 俺は こんなものに従事し 下らない事がわかって
なお やっていた事を後悔している」
「……よくわかりません ところで……と」
「姉? の事…… わかった ついてこい」
「お嬢様 この男は信用せぬ方が……」
「佐奈…… 大丈夫だ
約束をする」
「いえ 引き取らせていただきます」
「…… て………る」
佐奈の手を引くと耳元で何かをささやく
「………」
佐奈の目から知性の輝きが消える
 「さあこっちだ」
「佐奈に何を……」
「……」
その時 空を破り一陣の風と共に
花びらが舞う 現れる 一人の
ハンチングキャップとマシンガンを手にし
た男
「菊花の弟子の癖に 与芝の家名を汚す
 我が人間玩具の本舗 桜井屋が引導を渡す 
総会屋 綿条 の命をうけ…… 」
「ふ……桜井屋の手先ごときに
俺が倒せると 言いたいか 」
「……くらえ 」
マシンガンがバッパなされる
「佐奈 力を貸してくれ」
「………」
佐奈の背中から 巨大なバーニァ が
姿を表す
大沢の姿も佐奈の変化に併せ
姿を変える
巨大な手が 桜井屋の周りを覆う
「……!
まだ力を失っていないだと
俗世間に身をやつし
埋もれた 貴様が」
桜井屋が手の包囲を突破すると
佐奈の音速突撃が襲い繰る
闇に埋もれる 意識のなか 
光を食らうと姿を 失せた
空中で佐奈が桜井屋の姿が消えるのを
確認するとバーニァの火を落とし
離空 地を低空を一周すると
大沢の前で 身を下ろした
「やれ やれ 」
「………あんた なにもの?」
さやかが今起こった 夢か現実(うつつ)か
それとも幻か そんな
奇妙な光景 見事な絶景を見ながら
我 取り戻し 大沢に問う一言
「今に分かる 今言える事はそれだけ」
「……」

ここは荒神区 の中心部
八幡町のある屋敷の内部
「なるほど 
大沢
奴は 力を失わずに いるという訳だな」
一人 巨大な玉座に鎮座した
一人の男が 桜井屋の報告を
聞きながら 訝しげに
答えを 返す
「……奴を 押さえるのは
今しかありません
私に奴の息の根を……」
傍らに控える 異形の者が
玉座の男に そう 進言する
「焦るな 奴等が 我らに対して
害を為す者とは 決まった訳ではない」
「しかし……」
「丁重に ……迎えてやれ
まだ 先は長い」「これ で行くんですか?」
「そうだが 何か変かね?」
茫と目の前にある 
NewJRのどこにでもある様な 電車
を前にさやかが驚きの声を上げた
「でも……荒神なんて駅名は」
大沢は体を半身
ドアから出し さやかにこう告げた
「信じないならそれでいい 
君は この駅に残ってくれ 」
「いえ……姉の為なら……」
さやか達以下2名を乗せた電車が
車掌の発車の声と共に発車する
ゴトン ゴトンと電車が揺れる
外を流れる 光景は見慣れた 
ビルに道路 渋滞を起こしている
色とりどりの車の群れ
「もうすぐだな……
ミカンでも食べるかい」
大沢は キヨスクで購入した
冷凍ミカンの周りを囲むオレンジのネットを
つっと力を入れて引き破ると
一房皮を剥き口にほうり込んだ
「あの どうかんがえても この
線路 私が望む場所には 行かないと」
大沢から手渡されたミカンを見ながら
そう 素直な感想を述べるさやか
「おもうかね……?」
「ええ」
「まあ そんな 焦る事もない
荒神区についたら 起こしてくれ
私はそれまで 一眠りといこうか」
それから 30秒後 
さやかは奇跡を見た「荒神 荒神 」
駅のスピーカから
線路を抜け出し 
空を駆け 黒い雲を抜ける車両の
目の前に現れた
一つの小さな駅 
さやかは 大沢のいわれた通りに
体を揺さぶり 大沢を起こす
「……ん 
もうついたのか 」
「あなたのいった通り
 本当に……」
「まあ こんな事は 序の口さ
この町に入ったら 
もっと驚く」
シュシュウウ
とドアが開き  
駅のホームに敷かれた
 灰色のコンクリートに落ちる
靴の影を踏みながら  
まず 大沢が
そして さやかと 佐奈が
魔界都市に足を入れた
ゆっくりと動きだす列車
「ここが 荒神…… 」
意外である と言う面持ちのさやかに
大沢が目だけを横に言葉を投げる
「想像していたのとちがうかい」
「下町みたいな所なのね
あなたみたいな 人がいるより
子供や 老人がいる方がにつかわしい」
「まあ 見た目は穏やかな所だからな」
なるほど 
さやかの感想も この大沢の言葉も
納得をする程に 落ち着いた 
町並みを見せている
駅前に並ぶ 店は混沌など微塵も見せない
ラーメン屋にやせんべい屋
遠くには みた事もない花が咲いている
公園か顔を覗かせ
どこにでもある様な 滑り台にブランコ
やや奇妙なのは 風もないのに楽しそうに
揺れている事だけ
その時 一陣の 銃弾が 
さやかの目の前で爆発した
「……!」
銃弾の放たれた発端
ホームの階段の方を見ると一人の
女が風に揺られ
立っている 距離は250メートル
女の格好は 
春風を受け喜びながら動かす
カーテンの裾を連想させる
ピーコートの裾を風で弄ばれるのを
手で制し
一言 
「0・005秒」
手にした
コルト45 回転弾倉の西部劇などで見る
あれだ 
 掴んだピーコートの裾を捲り
腰のベルトのホルスターにしまう 
隣りはライフル用の大型銃弾の発車の可能な
地上最強の大型拳銃デザートイーグルM50の姿も見える
太股のガーターには
遥か 昔 開拓の地 アメリカで女性でも
扱える様に 小型軽量かされた 護身銃デリンジャや
同じく20世紀の中頃
アメリカで生を受けた 
近代護身銃、十連グレンデル・オートマチックの姿もみえる
この銃は武骨だか頑丈で ポリマーをふんだんに使った
近代の技術の賜物と呼ばれる
九ミリ・パラベラムの弾丸はデリンジャの物を遥かに上回る殺傷力を秘めている
詰まる所 デリンジャはファッションで身に付けていると見ていいだろう
と……するとかなりのガンマニアなのではないだろうか?
そんな……
女が仕事を終えると 大沢の方を向く
「危ないところだったね お嬢さん
今 粉々にふき飛んだのは 
夜行蜂 刺されれば人に非ず すなわち
徘徊する夜の住民のお仲間さ」
血の色と言ったら彼女は憤怒する
だろうが そう 形容するに合い等しい
赤いシュートに縦長に切れた目
西洋猫を思わせる 
顔立ちの女が片目をつぶり 
さやかに そう 伝えると
コッコッと
銃弾の餌食となった蜂の死体に
近寄り靴の先でひねりつぶす
「こいつは 生命力があってね
一度殺しても 体に住み着く ワームが
近くにいる 人間の体内に忍び込んで
脳髄を通り 脳に侵入して
貪る……何も彼も
脳を空っぽにして 新たな 夜行蜂の
巣にしちまうのさ 
一度 見せてやりたいね……
 体中の穴という
穴から 蜂が飛び立つ様を!
 干からびた
目の穴の中で動きまわる 錆びた鉄の様に黄色い蜂の群れを」  
とさやかに伝える この女は
何と 蜂を銃弾で打ち消したと
言うのか この距離で!        
まさしく これこそ神業
魔術を披露し今にも会釈をして
喝采を浴び
場から姿を消す マジシャンの存在など
彼女の長けた 銃の技の前では赤子同然
といっても過言では無い
つまり魔術とは言い難く
神業
としかいいようの無い技を
見せた彼女に一言を告げる 大沢
「……ミドラか 」
「大沢……久し振り ねえ」 
懐かしい感情を目であらわし
 大沢に向ける
 拳銃の魔術士
「戦う気ですか……」
さやかが 怯えながら 
ミドラに聞き返す
「そんなの無いわよ 
迎えに来ただけ」
と手を両に開き さやかを安心させる
「ふ 毒の華の配達人
を寄越すとは奴等も洒落た事をしてくれる」
と大沢
「毒の華 を栽培たのは
あんたじゃない」
と大沢に
あきれる様に 頭を横に倒しながら
ひとさし指の先を大沢に向け 返答すミドラ
「まあ いいわ 車の用意は出来てる
さあ こっちに来なさい」
と歩きだす 
「大丈夫ですか この人 信用して……」
と懐疑の目を大沢に向ける 
さやか
「………まあ 行ってみるもんさ
面白い事が分かるかもしれん」
「はあ……」
と歩きだす大沢についていく
さやか 
階段を抜け 改札口を通り
迎える 一台の車
「子供が生まれたのか 」
車の窓から顔を出す 一人の坊やに
驚く大沢
「まあね 」
「子供は親の鑑か
よく言ったもんだ」 
燃える様な親譲りの赤い髪を持つ
坊やの手には 銃弾と弾倉が握られ
入れたり出したりしながら
おもちゃを扱う様に
ほほ笑みを絶やさずいる
何も知らず また 殺す道具など
微塵も思わずに
ほほ笑む 子供を見ながら
大沢はふと ミドラに聞いた
「親はお前一人か」
黙って 運転席に乗り込むミドラ
大沢の手解きで
助手席に座る佐奈
ゆっくりと動きだす 車はフォード
「人間玩具に恨みを持つ
あんたがこの街に戻って
くるなんて 不思議だね」
重い空気を割いて ミドラが大沢に問う
「まあ 思い付きでね 
衝動といってもいい 」
「あんたらしいね
のんびりした区外での生活に飽きて
きたのかなって思ったけど」
「生きる事すらも過酷な この街に?
冗談」
「過酷だなんて……」
とさやかが 大沢の台詞にフォローを
入れる 
あははと笑って ミドラが 答えを返す
「心配はいらないよ
過酷 褒め言葉だと思ってもらっておくさ
でもなんだね あんた本当にこの街の事を
しらないのかい 」
「ええ……」
「じゃあ 教えてあげるよ」
「いや 俺が教えよう
 荒神区というのは……」
荒神区
この街が出来たのは
200X年 のとある冬の午後
何故
こんな 街が出来たのかは
誰もしらない 一説に依れば
ヨーロッパは魔術師の本舗 
ブルネイからやってきた
 悪魔使いの
サーロイヤル三世が魔法陣により
自分の新しい住家として作り出した
ものの失敗
彼の幻想を二三日ほおって置いた結果ともいわれる
街が出来た 数日間
寂しくうらびれた街が活気を取り戻したのは
日本に点在する
天才の以上の力 を持つ
異彩の芸術家が集まった結果と言われる
ある者は 脳のすべてを破壊する
代わりに 究極至上の快楽を得る 
詩を作り出した詩人
ある者は 夜 絵からはい出し 
男性の精を吸い尽くす 絶世の美人画
を描いた画家
この都市が出来た為に彼等が生まれたのか
それとも
彼等が作り出したのかは分からぬが
異彩の能力を持つ 
天才がこの都市に吸い寄せられたのは
確かの様だ 芸術家の
孤独ってのが似合うのだろうか……
 やがて 彼等のなかから一人の
狂った画家が 空気に絵を描き 
自分の思う街にするといいだし 絵筆を何もキャンパスも無い 宙をかき回した
「彼の行動に……誰も彼を笑う者はいなかったよ
そして この街が更に肥大し
犯罪組織も目を付けた 
今の桜井屋、与芝屋がこれだ
金になる事なら
何でもやる連中さ
なにしろ この街の産物は味がいい
人間玩具、狂気の科学者が作り出した
ドラッグ 区外との交易を開始して 
 20年の月日が流れた 
国から49区目の東京の都市として
認められ 中央から送られた 
保安組織が この町の秩序を改めた」
「まあ 警察と言うよりも 軍隊だけどね
なにしろ 第一派遣部隊300名は
訳の分からない怪物3体に 包囲され
残ったのは 歯だけ ていうからね 
くわばら くわばら」
「ヘビモス(訳不明 巨大な蛾か?)
にやられたんだろうな 
まあ奴等もこの区内の武器や道具で
武装を行い 怪物に対抗する能力を持った
怪物だけじゃない この町の鉄の掟
最大の犯罪組織 『南国を夢見る熊』
をも脅かす存在へと……
 だがそれでよかった 
ちょうど釣り合いが取れたもんさ」
「なるほど……」
フォードが孫切り坂を上り
交差点を曲がる
「着いたよ 」
大沢と2名が車を降りる
「じゃあね」
車のエンジンが唸りをあげ大沢を残し
遥か遠くへ消えていく 
「ここだ……何時きても虫酸が走る」
目の前に現れた 巨大な人間の口を
開け 胃袋が空かして見える様な
そんなエキセントリックな 建物が目に入る

「どうだい 一服」
男は相方に煙草を薦めた
とまあここまでは 何処にでもある
会話だが
「薬入りと
ノーマルどっちがいい?」
と聞くのは魔界都市ならでは
と行った所
背丈190メートル程の体躯を持った
男が ドラッグの方を指差し
無言でケースから引き抜くと銜え
ジッポをカチャリとやり火を点けた

「はあ ボスに丁重にだか
何だかしらないけどよ
随分またされているぜ」
紫煙が悠々と男の口許から立ち上がる
与芝の人間玩具工場の前
二人の男
一人は背は十人並みだが
 スラッとした 緑のスーツに身を包み
何処と無く 不思議なオーラを感じる
もう一人は 高プロテインの摂取が
その体を作ったのだろうか?
巨大な体躯 
盛り上がった肩 ぶっとい腕
抱き締められた者は 何も言えずに
骨の折れた残骸とかすと想像を沸き立てるに
相応しい
突然 彼等の吸う煙草の煙が乱れた
フォードが彼等の前に姿を表す……     効率をいかに上げたか 
             さあ 知らないね
              自動車王フォード
「おまちしておりました
大沢さんですね こちらへどうぞ」
緑のスーツを着た男がヤニ混じりの唾を
吐き捨てると大沢へ手招きする

目付き 空ろ 宙を見て 
長い時間地球の自転を確かめる
そんな 行動を取っていた方がよく似合う
そんな 白衣の男が 怪しき光を目から発し
彼等の前を走りさる
驚くさやか
「ドクター・E!客を脅かさないでくれ! 
驚かしてすみませんお嬢さん
  ここはまあ 
精神病院見たいな所何ですから
…」
ドラックの為だろうか
赤信号なのに平気で渡りはしないか
などといらぬ心配しそうな乱丁な足の動きを
気になりながら
さやかが彼についていく
やがて 長い廊下を抜け 奇妙な器具
おぞましい 道具などが並ぶ 
部屋に着く 
「では 私はこれで……」
闇に消えていく 二人の男の姿
残ったのは 黒い柱
さやかが扉を開けると 奇妙なにおいが
その体の周りを襲った
獣の様な……          真の武道家になりたければ
          一つ 武道を貫き通すことだ
            わき道などせずに……
                 リィ・リンチョイ

さやかは嗚咽を吐きそうになった
まわりの光景が余りにも
狂い また 何処か ゆがんでいたからだ
裸の女 裸体の像では無く肉体
そして それを 操り 弄ぶ
幾人かの男達 
すべてが ケースの中で行われている
まるで インドの性典カーマ・スートラを
見る様な様々な男女のまぐわいが繰り広げられている
その光景は 壮絶としか言い様が無い
たじろぐ さやかの前に……
奥から現れる 一人の男
「ようこそ 我が与芝玩具工場へ……」
浮遊する玉座が回転し
一人の男が姿を表す
男は老人という方がその年を言い当てている
 皺だらけの顔
皺だらけの手 顔は醜悪というには
言い過ぎるが 不気味な何かに取り付かれた
様な印象を受ける 玉座に座り運動を
しない為だろうか 体は太めだ
「姉さんを返してよ」
さやかが目の前で玉座に鎮座し
さやかを見ている老人に叫ぶ
「姉……?
こいつのことかね……」
鎖につながれた全裸の女が一人
吊され 老人の目の前に下ろされる
「本当に………」
老人はたじろぐさやかを何処吹く風と
指をくわえ 唾を付け
アヌスに指を入れ 弄ぶ
「やめて……やめて」
さやかが不敵な笑みを浮かべ痴情を楽しむ
老人に近寄り 許しをこう
そのとき……突然 巨大な檻が三つ 
降りてくる
 閉じ込められる三人
巨漢の老人が 玉座から腰を上げ 
ゆっくりと 大沢の入った檻に近寄る
「さて 大沢君 君の事はよくしっている
だが……ここまでだ
おしいが 君には死んでもらおう」
老人の体が 厳密に言うと指先が
二つに割れ 中から 機関銃の砲塔が
姿を見せる
このまま 彼は死んでしまうのだろうか
……いや?
「イリュージョンだと……!」
大沢の姿が書き消されると 
大沢のいた場所を割いて現れる
レベルA 核融合 小型ミサイル……
4発が意思を持ったかの様に 老人の周りを
囲う 
「く……袋の中の鼠か……
だが……!」
老人の姿が変わる 
巨大な 咆哮を上げ……
毛深き まるで 幾つかの
邪なる 虫や獣が住み 
息づいている世界樹ような巨体
彼が踏み込みをいれ 
プルトニュウムの爆弾を飲み込むと
巨大なゲップ 
息が黒い煙なのは 体の中で
核の爆発を行い 核廃棄物として
残り滓を吐きだしたからだろう
ゆっくりと動きだすと 玉座に座り
眠りだした
次なる 戦いに備える為………
        犯人逮捕のコツ?
        そうだな 手紙を後で利用されないためにも
        適当に書いておくべきさ
                 シャーロック・ホームズ

「ここは……」
目を覚ます 一人の女
ベットの上 並ぶ壁に掛けられた
ライフルが目に入る
 「起きたか 佐奈 いや 夢から覚めたかい
黒木 楓……ここは魔界都市屈指の拳銃使いミドラの家だ……」
玩具の呪縛から解放される
薬品を片手に 大沢が佐奈の頭をなでる
「大沢……」
メイド服 眼鏡 佐奈に違いないだろうが
黒木とは いったい 誰の事であろうか……?
「悪いな 君の主人と引き換えに……」
呆とした頭の回路が生き返る
言葉の意味を理解し始め 
怒りの感情をあらわにする
黒木
「お前……それでも男か!
さやかを残し 
私だけ助ければ良いと……」
「……君が怒るのもしかたがない……」
「あたりまえだ……!なぜ……なぜ……」
「お前を愛してしまった
から……探し続けたといっただろ……」
大沢の唇が 黒木に重なる
「く……」
悲しい……
女の性と言う物か 黒木は大沢の
咄嗟の行動に手を出せない
更に胸のボタンを外し 生の乳房を
愛撫する大沢の手
『どう すれば どうすれば……』
そう頭と体をもがく内
突然 一条の光とも言うべきか
 枕の下 黒木の手が触れた物を掴む
そして…… 開いた胸から出る 乳房に口を付け貪る
大沢のこめかみに黒い鉛の塊が突き付けられた
「………ミドラさん 感謝します」
そう黒木が心の中で叫ぶと
黒木の手にした ヨーロッパ産の小型護身銃
グリッグFー14が
驚く大沢の目の前で火を吹いた
鮮血を額から吹き出し
黒木の胸に倒れる 大沢
ドクドクと流れる かって愛した男の
血を浴びながら
手にしたグリッグを落とし
涙を流す 一人の女
「………やっぱりね」
扉が開く……
赤い髪を持った 拳銃使い
ミドラが黒木に哀れみの目を向け
壁に寄り添いたたずんでいる
「なぜ……あなたは……こんな……」
「あなた と同じ この男のやり方にね
腹が立ったのよ いくら 愛する人の為だろうと
あんな 地獄に落とす なんて 人間
のやる事じゃない
人間玩具を嫌っているとかいってるなら
尚更
また 哀れな被害者を増やすなんて……」
ミドラの言葉を聞きながら
「車を貸してください
まだ 私は愛する人が 今 思い出した
佐奈様……さやか様 私の愛した麗人たちを
あの玩具の呪縛から 解放しなくては……」
とミドラに伝える 黒木
「あんた 一人でいく気?」
屍を乗り越え歩き出す 黒木に言葉を投げる
ミドラ
「ええ……」
と言葉 頼りなげにミドラに応答す 黒木
「……無理ね 
……でも 一人 の男を紹介する
あの男なら 分からないかもしれない」
と一つの名刺を渡す ミドラ
「……和田……真……」
名刺に目を通し つぶやく 黒木
「車を出してやるよ……
ここまで案内してあげる」
とミドラが名刺に掲載されている
地名を指差すと
 黒木の手を引き 車の助手席
に座らせた
 ゆっくりと動きだす フォード
酒場『バロン』をめざし エンジンが
唸りを上げた
          光る目 借りて見たよ
                怖かった!
           ブリキの太鼓たたき オスカル

 けむくじゃらの顔の中央に
一つ 目玉がゆっくりと苦しそうに
閉じる
老人が玉座に座り ふうと息を吐くと
黒い煙が集約して 目の前に現れ
空気に同化して消えていく
巨大な……禍々しい獣と化した老人の体でも
流石に
核ミサイル4個は胸焼けを起こすらしい
苦虫をかみつぶした様な顔で
忌ま忌ましそうに側近に言葉を出す
「クソ……ウ 奴等 必ず 殺す」
老人の狼と言うか 
磨き上げられた牙が
殺意をむき出しにして 唸る 
獣と化した
老人には計算など必要の無い
短絡的な思考が彼の精神を犯している

その時 一つの閃光の様な
白い物体が
怪物の側の男のを襲いかかる
あっ……と声を上げる暇もなく
首が落ち 転がり首の無い胴体が
倒れる
「ナニ……何が起こったのだ」
武の神インドラの形相をあげ
怪物が立上がり 周囲を見回す
「こっちだよ
与芝 重蔵……」
一陣の風と共に現れる
スラッとした 真紅のガウンに身を包んだ
男 目付き 顔つきは
まるでイタリアのガラス細工の様に
繊細で美しい
口に二本ゆびを突っ込むと
ピィイとならし 肩に 白い鳩が止まる
「貴様……
和田 とか言ったな……」
狂ったような 声をあげ襲いかかる
怪物
狙う爪の先はガラス細工の心の臓
だが……
風の様に 体を翻し
重蔵が貫いたのは 
宙……何もない空間の風を乱しただけ
「後ろか……」
重蔵の背中の豪毛が変容する……
巨大な針が重蔵の後ろを取った 
和田の体を襲いかかる
チタンをも 貫く と言っても過言では無い
鋭利な……それでいて 逃す事をしない
何千もの針が 和田の体を襲う
……だが 和田の真紅のガウンが鳩になり
まさに無限の赤き鳶の群れが
針を一本また一本と啄み 
曲げていく
驚く 重蔵を横目に 
「さて……」
と一つ、二つとカウントを取る様に
後退する 和田 
「素晴らしい…… 
どうだ……この重蔵と組む気ははないか」
「いずれ……」
「便利な 答え……だな」
和田の 背中が赤き鳶を払い落とし
割れる……
巨大な怪が顔を出す
一匹の独眼龍
舌なめずりをしながらが和田に
睨みを利かす
「コレガ ワシノ奥の手……
行け ファーニバル」
巨大な咆哮と共に 
蛇龍が和田を襲いかかる
抜け殻が地に落ちる
かみ付く……和田の二の腕
このまま終わってしまうのか
いや……
「木偶だと……!」
カランと倒れる 木の人形
肩に留まる 
白い鳩が宙を旋回し
巨大な虫袋を吐きだす
夜行蜂のワーム
独眼龍の頭の天辺にポツリ 
ポツリと穴を開け
 脳髄を貪りつかす
「………見事……だ」
重蔵が和田の……いや 和田の放った
白い鳩の方をむく

その後ろ 青いペリカンに導かれ
現れたミドラのコルトパイソン574・マグナムの銃口が怪物を打ち抜く
巨大な体躯が地を揺るがし
倒れる……
「……ふん毛深い男は嫌いだよ」






          これはフィクションなのだ 
              だから奇妙な手紙を送ってくるな
                 彼岸の人たる読者 諸君!
                  この世には異界は無い
                       平井 和正
「姉さんが……姉さんが……」
巨大なケースを破り さやかを解放すると
最初に上げた言葉
「……落ち着きな 
どうしたんだ」
ミドラがさやかの腕を捲り薬を投げる
「つ……」
「大丈夫 
変なのじゃあない
ただの鎮痛剤さ」
「桜井屋 が……
あの怪物が眠っている間に 私の様な調教途中の者を残し
人間玩具を すべて トラックに乗せ
連れていきました 何の為か
分かりませんが
今頃 どんな目に……」
とがミドラに抱き付いて
泣き出すさやか
「ん…………!
今日は……?
もしや……」
心に抱いた 考えの恐ろしさに
声を震わせるミドラ
「ど……どうしたのですか」
「数日前 町の噂で 十年以来 悪しき魂の
騒ぐ時期が近付いていると聞いた まさか……」
「その通りだ ……」
何処からともなく現れる黒い髪をたなびかせ現れる
一人の男
「あなたは?」
「俺か 和田に頼まれてここにきた」
「ふうん あんた生まれは」
「ここ……荒神区……」
微笑みを浮かべ 銃を納めるミドラ
「気兼ねはいらないよ
わたしもおんなじさ……」
ミドラの微笑みを軽く受け流すと
「……君の好意
ありがたく受け取ろう」
と口許に笑みを浮かべながら
会釈で返す 男
「で……
その 彼等の企みって何なのですの?」
「今夜 丑三つ時 
荒神区 傀儡、魔女会館にて
この街
始まって以来の魔王光臨祭が
行われる 私の思惑が
正しければ 奴等は 人間玩具を
生け贄として」
「やだっ……姉様は……」
「ふーん でやつらの狙いは……?」
「 うむ 和田の送った白い鳩に依れば
何かを得るつもりでいる
強大な何かを…… 」
ごおおお と巨大な風と共に 
揺らめく蝋燭
ミドラの顔を 薔薇をくわえてポーズを決めれば
どんな カメラマンさえも 仕事をほっぽって
夜のディナーの誘いをするだろう
そんな……
百万ドルの美貌を照らす
オレンジの光が陽炎の様に 揺らいだ
「なに?」
と叫ぶさやか……
一体の毛むくじゃらの怪物が
ゆっくりと首をひねり……彼等を見据えた……
「どうも 早い安い 便利安全
宗田宅急便です 和田さんの
言いつけで さらわれた 女を運び
にまいりました」

           さ……て どのような結末が待ち受けるやら  

                      マ・クベ

「早くしろ
こいつはNASAの宇宙計画より
金を掛けているんだ」
荒神区 傀儡の奇妙な景色
の中で最も突飛だといわれる
魔女会館 
伊達に魔女の名を冠する 建物では
無い…… この荒神の一か月に一度
起こる 霊感および魔術の渦
魔女会館で行われた ある実験の
失敗により 600もの魔女を犠牲にし
子宮をくいちぎって 現れた
魔王の子供
メルト・阿鼻叫喚とも呼ばれるのは
魔女達の断末魔が怨念と共に宿った証拠か
この渦が起るとき 猫は満月でも無いのに
唸り 街をうろつく ゾンビーや蝋で塗りかためられた死体が
涙をながし 
公安の施設……対魔人用の奥の手
バンパイア・アイスクリームでは
絶対零度で保管された美しき貴族たちが
自ら見た夢にうなされると言う 
また 街をうろつく怪物が 最も
巨大に ある物は最小になり
これは物の怪にかきらず
 小人や巨人さえも 生み出し
被害者を求め 街をうろつく
流石に メルト・ストリームは起ってはいないが
それの感覚に近い 妖気が充満する
この場所の
中央部 
 例の薬入り煙草を工場の前で
くねらせた男が従兄弟の
言葉に忌ま忌ましさを感じながら
キャンドルを祭壇に設置した
「はああ 俺も あの時バットトリップして
寝込んでなければ こんな目に」
「よいではないか 
おかげで あの正体不明の鳩の群に
襲われなかった からのう」
と白衣 銀髪の老人が煙草の男に
そう叫ぶ
近くにたたずむ でかい図体をした
例の煙草の相棒も老人に併せ
うなずく
「ちっ てめえも
このサイコ野郎の味方かよ
ん……
見ろでかぶつ ドクター 
 梅沢の旦那だ……」
そう指を指す先……
壇上へと 黒き 妖艶な髪を持った
農艶な体付きをした 女
顔はフードによって見えないが
それらに劣らない 艶っぽさがあると
男は想像し 女は予想する
そして梅沢と呼ばれた男
シルクハットにスリーピース
マント 総てが似合っているが 
やや 奇妙な顔つきが玉に傷か……
左がやけただれ 右が機械の男が
腕に 小さなステッキを脇に抱え
並んで 階段を上がっている 
「何か 話してやがるな 
桜井屋の野郎を殺して 
自分は小山の大将のつもりかよ
ったく 人事移動の多い職場だぜ
……ったく」
そんな ぼやきも聞こえぬ
祭壇の上 梅沢は目の前の
遥か北欧より召喚された
魔女フレイアと会話をしているのだろうか
梅宮が祭壇上からあせくせ働く
手下の姿をみて 驚愕と感嘆の声を上げた
「……すばらしい
流石は 北欧 スエーデン一の魔女
フレイア
このメルト・ストームの邪気
渦巻く 魔女会館では
並大抵の人間では 
激しい悪寒が神経を狂わせ
大量の冷や汗が脱水症状になるに
3秒……ミイラになるに 
5秒となる所を……
ここまで 押さえるとは……
さらに 巨大な水晶宮でこの場を包み
公安を初めとする 邪魔な奴等の
侵入を押さえる 完璧だ 
例のこの街……いや世界の優れた魔女を駆逐した事件
の後で これほどの力を温存した者が世界にいよう
とは……」
美しき黒いガウンの女が梅沢の言葉を聞いて
そっと 会釈をする
「お褒めを預かり光栄です
ところで……」
「報酬の話か…… 無論 そちらの言い分
どおり 総て宝石と金塊で20億
スイス銀行へ 振り込んだ」
「……その話ですが……一つ
私が真に望む物を付け加えたい」
「なんだ 言ってみろ……」
「それは 梅沢様の
 人間玩具を500ばかり……」
「……ほう 何故?」
「最近、生け贄の質が落ちまして
思う様に 高位の魔術が執り行なえない
……と」
「ふむ……」
「聞いた話によると 与芝……いえ
梅沢様の人間玩具は選りすぐった
それも 高潔の血を持ちし淑女だとか……
このフレイア いかに優れた魔術を極めようと
探す手間と言う物が
我が真理の探求を邪魔する
のでございます」
と指先で弧を描き 滑らかな
炎が大気を燃やす
「なるほどな……」
「我が 魔術研究所に投資すると
思って いえ 梅沢様がこのフレイアに
恵んでやったと思えば 損をした思いは
ないと……ぜひ……譲っては…… 」
「ふむ……500か……
半分どうだ……」
「250……なるほど
妥当……
では……」
とフレイアがガウンの中に手を入れ
ゆっくりと取り出す 水晶の瓶
「……」
「今宵は月が美しく……女神
の口紅は 闇に冴える 
赤き星の如く その手にした
水瓶から滴る 滴を待ち望む
ユニコーン と処女の子宮に
宿る 闇の中で うごめく 者よ」
そう 空を仰ぎ 
いくたあまたの蝙蝠を呼び起こす
「………
人間玩具250
たしかに……」
「……何が起こったのだ?」
「これは 中国は北京の
霊験道士……リー・サテリャンの
いえ……梅沢さま
西遊記と言う物をご存じでは……?」
「ふむ 知っておる」
「あの話に出てきた 金角 銀角と言う
鬼が持っていた 瓢箪を
 私が独自に研究し
作った物」
「なるほど……
人を閉じ込め 酒に変える
あの瓢箪を……
むっ……始まったか」
祭壇の中央におかれた 
玉座の周りを 紫の閃光が囲った
「準備は整いました
どうぞ お座りください」
と黒いローブを着た女が
梅宮にそう伝える
「うむ……
……! 貴様は……」
梅沢は目の前の女性をみて驚愕をした
黒いローブを脱いだその姿
誰であろう 
ワルサーP36を構え堂々とした態度の
その女は……
「あんた この玉座が何を意味するかは
知らないけど……死んでもらうよ」
ミドラだ 
両の手に握られた拳銃は
フレイアと梅沢を捕らえる
予想外の邂逅に驚く梅沢
「何故……ここに 水晶宮の守りは
如何なる 物も受け付けぬはず……
何処から侵入を……」
「上を見な……この玉座の発した
妖気がこの魔女会館をおおっている
……水晶宮だったけ?
をとかしているのさ 」
「むう……不覚……」
宙……ドームの様に
魔女会館を囲った 白き壁が
まるで フロンガスに拠って
無残にあなの開いた オゾン層の様に
一つ……星空が覗く穴が彼を見下ろした
「さて……とっとと地獄に落ち……」
ミドラが引き金が引く
その刹那
「……な……」
ミドラの鈍かりなき顔に
一瞬の動揺が走る
フレイアの指が 弧を描き
小さな水晶宮が現れ……弾丸を弾く
と同時に梅沢の姿が消えうせ
玉座にその姿があらわる
ミドラの勘がフレイアの魔術に
よって 梅沢が転移されたと分かって
3秒
巨大な体躯が包み込む
妖気を匂わせる 紫の煙と閃光を除け
その姿を表す
巨大で研ぎ澄まされたと形容するが正しい
牙 丸太の様な 腕 
長く様々な形の突起を持った尾
その姿は太古に滅んだ恐竜を連想
するにひさしい
怪物が巨大な咆哮を上げると
嵐が 渦が 彼の周りに渦巻いた
「キサマカ……ワタシヲ
ヨビダシタノハ
ナンニヨウダ」
巨大な体躯をゆるがせ
宙を浮く 怪物に
梅宮はこう告げる
「取引 生け贄500と引き換えに
私に 力を!」
「……」
梅宮の身体を光が包み込む
「おお……これが 
これが 」
梅宮の歓喜を横目に 
人間玩具を連れ去り
消えていく
「……ふはははは」
梅宮が手を空にかざす
と……メルトストーム
がこの魔女会館を襲った

「うう……苦しい」
ミドラが メルトストームの
毒気にやられ 床にへたり込む
「……苦しいか
楽になるぞ?……さあ
この玉座へこい……」
梅沢の目が妖しく光ると
憑かれたようにふらふらと
玉座にちかずく ミドラ
梅沢の手がミドラ 脳天を触る
手が光を帯び 強大な妖気が
ミドラの脳に送り込まれる
「ああ……あああ」
「くっ……ふっふ 
代々木 美佐子 俗称ミドラ
お前を虜にしてやったぞ…… 」
梅沢がそう ミドラに言うと
ジッパーを下ろして 
巨大な男性をミドラの目の前に垂らす
「ああ……」
目の前に垂らされた 肉の棒に
ほうずりをしはじめた
その熱い感触を味わうと
ミドラは口に入れた
強烈な舌使いが梅沢の脳天を走る
「どう?」
じゅるじゅると
淫らな音をたてている 口を外し 
梅沢に聞く
「結構だ」
「気持ちいい?」
「最高だ」
「よかった……」
もういちど 含んだ
かぼかぼと涎と粘液の音が
梅沢を更に興奮させる
「お前もみてるだけでな
く交わるがよい」
宙を浮くフレイアの周りを囲う
水晶宮に梅沢の伸びた手が巻き付く
悲鳴を上げる暇なく 
姿が見えなくなった

男の物を奉仕して感情が高ぶったのか
ミドラはピーコートを脱ぎ
ブラウスのボタンを外しはじめた
日焼けをした 
小麦の色の肩が見える 食い込んだ金の腕輪がその淫靡さを
さらに引き出す
小振りだが熟れた肉付のいい弾力性がある
乳房がブラウスから落ちる
含んだ亀頭を舌の上で転がすと
おもいっきり 左右に頭を揺らす
快感が根の根元を揺るがす
「おいしい
最高
あなたの
熱くて堅くて」
とミドラは梅沢にこう喘いだ
「だしてもいいのよ…
ほしいの もっと美味しいのが」
「では……」
ミドラの口内を白い熱い稲妻が走る
「んんん……ん」
つつ……つと糸を引く
粘液を指で拭い嘗める
「おお……何と 美しく
そして 淫らな ……」
スペルマを飲み干し 
妖艶な夜魔の微笑みを投げる 
ミドラが梅宮にこんな淫らな台詞を
投げる
「バックでお願い
みて このおまんこ
上の皺の拠り加減
丁度いいでしょう
前の男も好きだったの
バックが 
だから ここが発達してるの
あなたにもあじあわせたいわ」
せり出す 尻を見上げ 梅宮が
淫らな液体が
あふれだす肉壺にペニスを突っ込む
「ああ……もっと 嘗めて
耳……私の快感が高まる場所
ピアスの所……ああ」
耳朶が梅宮の口に吸い込まれる
「ああん ああん ああ」
極度の快感を受け入れたミドラは
余りの重さにその役割を失った
秤の様に 倒れる
顔は恍惚そのもの さらに襲う
梅沢の舌を堪能する
「むう……こちらも味わうとするか……」
梅沢は指に絡めた水晶宮を割って
魔術師を取り出す
「ん……あっ はあ」
ローブを脱がす
透き通るような白い肌
熟れて巨大な乳房がシミーズから垂れる
フードから現れる まるで
月の光にさらされた
ギリシアの彫刻とでも言うべき
ミステリアス プラス 艶やかな顔
濃く前に垂れた淫らな黒髪と
書道家が引いた様な長く露の様にしなやか
な眉がそれにまるでチーズとトマトの
様に見事な調和を見せ
さらに梅宮の食指を揺さぶる
大きく宇宙を見出だす様な目も
赤く まるで血を滴らせたような
真紅の紅 逞しく 整った鼻
うまそうと男に言わせる
魅力を秘めている
食べてみたい 人食い鬼で無くとも
そう想像させる 彼女の顔
だから フードで隠すのか?

北欧の魔術師が梅沢に
陰部を愛撫され 喘いだ
「ん……ああ……ああ」
「どうだ……もっと良くしてやろうか」
その台詞が言い終わらぬ内に
梅宮の影が立体になり
もう一人の梅宮が現れる
牙 けだらけの容貌
黒い山羊
魔王から力を受けた彼に不可能は
もはや……ない
「ああ……なんで 私の
趣味を……だ……だめ
いっちゃう」
黒い山羊が フレイアの滑らかな
下腹を抱え 倒れそうになる
彼女を持ち上げる
「ああ…思い出すわ
 250年前…ヨハン・シュトラウツの
奏でる バイオリンの音
あのドイツのワルパギスの夜を 
メフィストの腕に倒れた
あの 一時を……」
黒い山羊がフレイアの言葉を聞き驚く
「おどろいた……わたしね
本当の年は500と40
5世紀に渡って魔女をやってるの
いろいろな事があったわ
ヨーロッパの魔女狩りが盛んな時
教会の男に監禁されて
3ヶ月 口と下の口に注がれる
精液を飲み干し
それだけで
生きてきたこともあったの
そう 私のお腹には 3500人もの
男の精液がたまってるの
あなたのエキスも それにくわえさせて」
と黒山羊のペニスを口にほうばると
絶妙な舌使いで
黒山羊を圧倒する
下腹に梅沢の手が当たる
顎をカクンと倒し されるがままになる
フレイア
「ああ……これよ……これこそ私の
求めていた
夜宴 もっと 何度も注いで」
横にいる バックで攻められている
ミドラの声を聞きながら
目が微笑みを浮かべながら
呪祖の様な 魔女の声
腟内がピクピクと痙攣し ぐっとさがってきた
子宮口が黒山羊の亀頭を吸い付き
精液を一滴たりとも 残さず飲み込む
欲情に駆られたテラテラと黒光りする
熱い黒山羊のものが
子宮をつつく
揺れ動く 乳房と白く 女神の横顔の様な 
美しい
下腹は同姓のミドラさえも 魅了する
 思わず固唾を飲むミドラ
流し目でフレイアがミドラの方を向き
こう語る
「楽しみましょう 
背徳という物を……」
熱く 湯上がりの様にほてった身体を
揺らしながら 二人の叫び声とともに
この街 荒神は憂鬱そうに闇に傾いた




             第一部 完



















   

「……おい…くそっ
こいつもか……」
薬入り煙草の男が既に
生き絶え ミイラ化している 
部下の頭を蹴った
「……」
梅沢の起こした
妖気にさいなまれた 
哀れな 被害者は ドクターEと
彼とその相棒を残し 
白骨もしくは 枯れる寸前の
ミイラだけ……
「おい ドクター何が起こった」
「メルト・ストームじゃな
これは 」
銀縁の眼鏡の縁を握り ゆっくりと
周囲の空気を観察する
白衣の男
「なんで おれらは 平気なんだ
ドクター」
「……

おやしき・もの

日記を開く
彼女 
メイドの黒木は 新たな文章を
考える為 
訝しげに 羽ペンを持ち
思考を目の前の今窓の外に見える
雲の様な真っ白な紙に移す作業を開始した  
今日という日を 
書き残す為……
 佐奈との遭遇
4月 今日から新しいお屋敷で雇われる
ことになった
黒いショートカット 
鋭いながらも 鋭利な思考の持ち主
と分かる 目 
そんな 彼女 黒木の目に二人の
夫婦が目に映る 
「君が黒木君か よくきてくれた」
灰色のスーツを着た 男 黒井
髭がどことなく 
齢を40ぐらい と想像させる
この屋敷の主人
「その若さで それは優秀なメイドとか」
彼の横に控えている 婦人が黒木にお世辞をいう
褒められた彼女は口許に 微かな微笑を
浮かべ
「……
ありがとうございます 」
と返す その言葉が終ったのを確認すると 
スーツの男が 話を進める
「紹介しよう 私の娘の真結だ」
灰色の スーツの男が 
手を 横に倒すと 黒木も
その方向に 目を向けた
黒木は一目 真結を見て 
一瞬戸惑ったが 想像が 的中した事が
理解かり 真結をなめる様に見る
白い シャツに 胸に赤いリボンを結び
金髪の 水の滴を滑らかに垂らした様な
髪には黒いリボンがたれている
足をきちん揃え 手を肘の上に置いた
一見 上品を絵にかいた
別に モヒカン つー 訳でも無い
彼女に何故黒木は 戸惑いをみせたのか
それは 彼女が目を開かない所だ
無理もない 
佐奈には開く意味が存在しないからだ
盲目という名の 
十字架を背負った彼女には
「あ… 
 あの… 
 はじめ…… まして…」
口を開き ちいさなまるで怯える子犬
言葉を継げる
たどたどしい 言葉づかいを補う様に
父親がこう説明する
「声が小さく 良い返事が反せなかったのは
こんな 生まれ方をして…… 
仕方のなかった事だ……
世間知らずで育って…… 
黒木君」
「はい?」
「真結に躾も教えてやって欲しい
贅沢は言わん
人並みの……普通のマナーの心得ぐらい
をみにつけてやってくれ
仕事が増えて
すまんが……」
「分かりました
 私が出来る事 善処を尽くして
真結様を教育致しましょう」
「私たちは この後 外国で残した
仕事をおえる為 明日 この地を離れます
おこがましいことと思いますが
今 感謝の言葉を 」
「いえ そんな 仕事ですから」
気が滅入る
真結の両親が 海外に戻ってから
一か月 
厨房で食事を作り 彼女に運んだ
黒木は 食事をする彼女の傍らに
立ち 真結の行動を監視していた
ポトリと音を立て テーブルクロスの
白い 布を汚す ステーキの肉片
からでる 肉汁
「真結様 お肉が 落ちました」
耳元にそうささやき 
顔を赤く高揚させる 真結 
『従順な子なのだが
目が見えないブランクか 仕方がない』
「すみません」
「いえ 謝ることはありません
佐奈さま マナーを覚えれば
この様な行動もなくなるでしょう
今度 お教えします」
「は はい おねがいします」
琴の様な溜め息 をつくと黒木は真結の
汚れた口許をハンカチで
拭った
5月 
真結は見えない外界に対する 好奇心
も手伝ってか
スポンジが水を吸い取る様に
物覚えが良く また 不安のためか
よく 従うのだが 
それでも この 広く 陰気な屋敷
で二人きりだと気が滅入る
前のメイドが出て行ったのも仕方のない事
いくら 外界とはなれているとはいえ はなす相手
が佐奈一人……
前のメイドが出て行ったのも
今になれば納得をする
ここは何の楽しみも無い 監獄の様な
彼女がそこまで 机の上に
広げた日記に書き込むと
まな板の上の小麦粉をふく様に
現実へと戻る
戸が叩く音が彼女の耳に入った為だ
と黒木が音の発端を見て 返す 
「すいません」
扉が開く
黒木の目に飛び込んだのは
濡れた佐奈の肢体 
「すみません あ……の お風呂の調子が」
突然飛びこんで来た 予期せぬ佐奈の
濡れた 全裸の姿を見て言葉を
告げる
「佐奈……様
お風呂場から その格好で」
「……え? なにか 私が」
真結様 いくら そのような重荷を
背負う身でも 周りに対する 羞恥心
と言う物をもっていただかなければ……」
その時 濡れた佐奈の姿を見ながら
黒木は 心が動いた 
真結の顎をそっと持ち上げると
唇を併せ 舌を 這わせる
「ん……ん ん」
佐奈の心臓の音が 高くなる
焦りながら 驚く 彼女の姿を確認し
口と口を放す 
「なぜ このような 行動に出たのだろう」
と考え る 黒木
だが もう一つ 違う考えも思い浮かんだ
目の前の佐奈を見ながら
こんな……
このような 陰気な 屋敷で
楽しみが 無ければ 作ればいい
玩具は 目の前にある
と………
 調教の開始
「佐奈様にマナーをお教えします 」
部屋 白い壁が 空気を圧迫する
そんな中に 一人の佐奈の
姿が黒木に 少々の安堵感をもたらした
何もない 荒野に一点の花
「何故 裸なのですか?」
「佐奈さまには 羞恥心が無い
ご様子 」
「まず それを知っていただく為に」
黒木の目に 冷酷な色が交る
鋭い 目にさらなる サバンナをかける
獲物を追い詰めた 猛禽の持つ 精神が宿る
「最初は感じていただきましょう」
手に 縄を 持ち あらわにはだけた
乳房の上を 縄が佐奈をくすぐる
「人前で 乱れる事を知っていただければ
羞恥の心もまた芽生える物」
縄が生命を持った 
蛇の様に佐奈の体を縛る
「く 苦しい」
「姿勢矯正の為 少々の我慢をしてください」
縄を縛り 巻き終えると  
佐奈の乳房にそっと キスをした
「あ……あっ」
「ふ……ふふ
感度がよろしいようで
敏感なのはよい事です
教育のしがいがある 快感も……」
つ……と佐奈の陰部に手が滑る
「力を抜いてください」
「ああ……ああ」
「ふ 声はあげてもよろしい
やはりここをいじった経験はまだのご様子」
練る 捏ねる かき回す いじる
黒木の激しい愛撫に
「あ……
や……や」
手を陰部を守り 足を閉じてしまう佐奈
「……お嬢様 
それではいけません!
この刺激を レッスンを
堪えてこそ 私の理想に
一歩 また 一歩と
ちかづくというもの」
縄をびゅうと たるみを直すと
佐奈の腕を 足を縛った
「手足は動かさぬ様に させていただきます」
開く 開帳する 陰部
「ううう」
手足の抵抗が無くなったのを見て
ふふふと口許で笑いを浮かべると
「ほらほら ほら!
今日まで こんな事 知らなかった
でしょう?」
「あ……うう……ああ  」
クリトリス をせめる 赤い
秘めた部分の下 の筋を 
黒木の指が なする まわす 
「いいんですよ 大声を上げて
おじょう様はいま 
私 黒木という存在に蹂躙されているんです」
胸を掴み 愛撫する
彼女のクリリスを肥大させ 快感を高める
高まる感情と 波が押し寄せる快感に
「黒木さん 私こんな の こんなの初めて
です 」
「素直でよろしい ではイクという事も」
クリトリスを蕾を摘み 感度をたかめる
「しっていただきましょう」
「あ! あ! あ!」
あふれだす 愛液 その量
尋常では無い
ピク ピクと佐奈の体から逃げない 快感に
浸る 恍惚の表情を見ながら
ペロ……と彼女の愛液をたのしむ黒木
初めての絶頂 
反応が 素直で 楽しい
それから 佐奈には さまざまな
快楽を仕込んだ……
オナニー バイブレータの嘗め方
楽しみ方
アヌスの快感 
初めはきつい
あの歯を食いしばり 疑似男性器の侵入を
苦痛を押さえる
あの表情
世間知らずの従順な彼女が未知の快感で
あえぎ よがる様はかわいい
それまでみていると
私も…… 
それよりも この夜な夜な行われる
この行動に私は楽しさだけでなく
単調なメイドの仕事に 報酬を
待ち望む気持ちが仕事が運ぶ 
はやく夜に 夜になれば……
ああ……かわいい佐奈様
私だけの玩具
黒木は自らの衝動を押さえ 次の段階へ
と運ぶ順序として 新しく佐奈に似合う
ドレスを選んだ 黒いレザーの……
ギチ ギチィィッ
「さて佐奈さま 新しく届いた
このドレスきこごちは?」
「んんん」
この締め付ける 黒いレザースーツの
拘束の感覚に声を上げる
ブーツ そしてハイレッグのブルマー
「さて…… 今まで快感のみを覚えた
佐奈さまに 新しい事を覚えていただきます」
「何でしょうか」
「奉仕です
私に奉仕をしていただく事 私が
満足した時に
快感を与えましょう」
「奉仕……」
「 それまでは この震動をじらさせるだけ」
バイブレーターの速度をMAXにする
ヴヴヴ
音をたて佐奈に快感を与える
黒木のショートカットが垂れる
横顔が椅子の方を向き
ゆっくりと座ると 佐奈に言葉を投げた
頭を軽く振り
「さあ……
どうしますか 佐奈さま」
拘束されたその体の行動が制約されるのか
前屈みで黒木の方を見る
「はい……私に 黒木さんを
イ……イカせてください」
足をバイブレーターが送る
快感にさいなまれてか 揺らす
金髪の髪が体を曲げた 佐奈の乳房に
触れる つまりレザースーツの上半身の形態は
乳房を丸出しにしたコルセット 
胸だけをあらわにしたというよりも
ブラジャーの役割 乳房を守るのの反対
ちがうな
たすき掛けというのがその形態を言い当てている
「お分かりのようで」
メイド服の胸のボタンを外し
佐奈を受け入れる 
快楽に悶える
荒い息が 彼女の乳房に当たる
嘗める 乳首に佐奈の舌が当たると
ゆっくりとかき回す
クニ クニ クニ
と涎で 乳首を斡旋しながら
小さな コーヒーを軽くかき混ぜ
そこにミルクを入れた時に出来る
コップの中のあらしのの様に
ゆっくりと それでいて
 快感の的確なポイントを重点的に攻める
「あ……はあ うま……いですわ」黒木は以外な佐奈の舌づかいに
気を許したのか 快楽の為に
その機械時計の様な正確さにくるいが生じたのか
素直な感想を佐奈にぶつける
彼女の言葉に少々の躊躇 調教における
厳しさの裏腹な物を垣間見た
そんな…… だが 持ち前の
素直さが次の様な黒木を喜ばせる
言葉を綴る
「全部 この場所も 
黒木さんがおしえてくれたことです
ここをこうやって 気持ちよくさせるという事を
黒木の豊かな乳房が 佐奈の吸引により
持ち上がる 
「ああ………あああ」
佐奈の口が 黒木の腹の上を這いずり
下半身に移る
「あ……佐奈」
ゆっくりと下着の布をかみ 
余りの快楽に身を倒した 
黒木の下半身をあらわにさせる 
手を使えない あらあらしさがかえって
黒木の心に淫らな思いの火をともらせる
「もう こんなに ぬらしていらっしゃる
のですね 
うれしい
やさしく吸わせてください」
顔を黒木の体内から発した 愛液
で顔をぬらした佐奈が
髪の毛の乱れた
髪の毛の間から優しく瞳を向け
黒木にそう伝える 
青い瞳に驚く黒木
盲目の佐奈の
感情が 忘れていた体の役割を引き出した
閉じていた蕾が 自分を育ててくれた者に
百合の花がうつしく花弁を開き
感謝をするように
初めてひとに何かを伝えようと
その役割を担ったのだ
「?……ああ!あああ
す……ごい」
黒木の予想以上の実力を引き出した
佐奈の舌は黒木の感情を
今よりもっとる 
赤裸にさせる事を可能にした 
「私……黒木さんが好きです
ひとりぼっちだった私にいろいろなことを
教えてくれて 
だから いっぱい……いっぱい
ご奉仕 させて」
快楽に頭をせも垂れをから地面に
今にもおとしそうになり後ろに垂らす
 黒木の 脳裏に完全な
自らの無意識たる感情を
把握した
自分の気持ちをはっきりと
あの時 彼女をキスしたのは
衝動的にキスをしたのは佐奈を愛した
為に……
私は 佐奈と一つに彼女の寂しさが
私の屋敷を嫌う感情と共鳴したのかも
しれない
そんなのどうでもいい
愛する佐奈と 
二人で 一つになりたかったんだ
「ご……ご褒美を上げましょう」
黒木が佐奈の体を掴み立ち上がる
そして佐奈の前かがみになった
姿勢を戻す
「で……でも 
まだ十分にご奉仕を」
「いいの 一緒に 一つになりた……
いえ これから 二人で昇りつめましょう
手を さあ 」
佐奈のブルマ……デルタの形に
閉められた ホックを明け
バイブを引き摺りだし 女を引き出す
双頭のエボナイトを佐奈の濡れた
陰部と黒木の中に入れる
「うう」
乳首と乳首が刷る
たかぶった感情が黒木を占めたのか
激しく腰を 動かす
「なか……奥にまであったて……」
言葉を遮る様に
目を閉じ 佐奈の口と口を合わせる
共鳴……シンクロ……
二つで一つ ……
ゆっくりと快感が思考を
頭に残る単語を駆逐していく
それらが消えた時 
彼女たちは同じ高みへと昇りつめた
女性特有の絶頂の余韻が残るなか
二人の少女は手を結び 
自分は孤独な存在では無いという
思いのみを残し ゆっくりと
溶け合っていった
まるで 何千年もまえから
この屋敷の一部分であるかの様に
「まったくすばらしい
佐奈の表情が見違える様に明るくなるとは
お礼をいわなくてはいかんな 黒木君」
帰国した両親を前に
 ニッコリとする佐奈
「おそれ……いります」
そのかたわれに
たたずむ黒木 が父親の言葉に
会釈を付けて返す
「本当に 立ち振る舞いも優雅に……」
と自分の娘の成長ぶりに
喜ぶ 母親
「すまない お父さんはまた
すぐにたたなくてはいけないのだ」
と娘に残念極まりないといった
慚愧の念を残し
そう 告げる 父親
「いいんです いってらっしゃい」
やがて 彼等が 自動車に乗り
屋敷を離れると 
なぜかは知らないが
佐奈は息が荒く なってきた
「さて……
だんな様は出て行かれました」
その言葉がいい終わらない内に
佐奈が
「ああ……あああ」
と言う 声と共に床に経たり込む
『お嬢様は……』
「もうだめです黒木さん」
「よく我慢を」
「私もう……なんども声を上げそうに」
『私の』
「もう限界です」
「いいですわ
たっぷり ご褒美を差し上げましょう」
「ありがとう ございます」
ゆっくりと腰を刺激する
バイブを抜きながら 今日付ける
日記の締めくくりを 頭のなかで
思い描く
お嬢様は私の物
いや
愛するお嬢様は…… 
私のもの
 誰にも 渡しはしない

2017年1月 9日 (月)

*56起源は宇宙世紀0040 2月
酒場では一つの噂が流れていた
マスターフォーの死亡説と
そろって、黄金のS&Wの拳銃
を持つ男が10人
賞金かせぎ太田を追跡していると言う事
その噂はどこから流れてきたのか
知る者はいなかった
 1
サウスストームに闇と夜の冷気
が流れる
一人の男がその闇を裂いてにげ回る
その男とは
ご存知 賞金かせぎ 太田である
だがさすがの太田も分が悪い様である
彼は 何に にげているのか……
十字路を抜ける
銃口が太田の目に入る
北に4 東に3 南に3 西に3
グレーのコート……
「ちい 袋の鼠かい」
大田が悪態を垂れる
「太田!」
「我ら影の軍隊をなめるなよ!」
「マスターフォーを殺した罪その身で償うがよい」
銃口が太田の方を向く
太田は口煙草をペッと投げ捨てると
両の手を上げ影の軍隊を向く
「物騒な奴等だな……」
「黙れ!」
十人がそろって声を上げ
太田を件制する
まるでその目は獲物を追う
荒野の狼と比喩すればいいだろうか
「ふん てめえら何か勘違いしているんじゃねえか
俺は、マスターフォーを殺そうなんて
これっぽち……もかんがえてねえよ」
「嘘をつけ!」
「嘘をつくな!」
「我々はマスターフォーが最後にあったのが
貴様と言う事を知っている」
引き金が引かれる……主人公はこのまま彼等に殺されて
しまうのか……
「ふん これを見てから引き金を引きな」
太田が投げてよこす、一枚の紙切れ
影の軍隊の一人が銃を納め紙切れに目を通す
「むうう……」
「あんたら勘違いをしていたとわかるだろ」
「ええい……標的変更 『STOP28』を追う」
影の軍隊は向きを変え新たな追跡を始めた
「おいおい せっかちな奴等だな それより 勘違いした
んだろ何か言う事はないのか……」
と太田が叫ぶ……
しかし目の前にあるのは
ただ夜風が流れるだけ
「……変な奴等だ……」
   2
『ラ・ピュセル』それは乙女を意味するフランス語
『STOP28』はストームの東
かって まだこの大地が開拓の頃
ガンマン達が、雌雄を決する為の
決闘の場として使われた
『ならず者の処刑場』
数々の猛者がこの地で拳銃を片手に
大地を地で染めた
そんな いわくつきの死霊が轟くこの場所に
彼等は待っていた……
「……遅い……」
しびれを切らしたステルス・ナイトが唸る
「遅すぎるぞ 奴め……何を油売ってやがる」
その隣 中世の鎧を連想させる
流れる様な……華麗な……そう例えるならば
フランスの英雄ジャンヌ・ダルクがその華奢な肉体を守った鎧
強化防護服に身を包んだ
一人の女が唸るステルスナイトを制す
「あせるな!」 
「しかし……ラピュセル様……」
「黙れ……奴は、必ずやこの戦場に赴くであろう……
噂どおりの人間ならば……」
突然 十人の声がSTPO28達に向かう
「STOP28!」
「我ら、影の軍隊を舐めるなよ!」
「貴様達がマスターフォーを監禁しているのは知っている」
「渡せ……さもなくは死か 即答せよ!」
ラピュセルは十人の問いを答える
「ふん……貴様達が来たのか……
太田の差し金か……」
「否……我らはただ任務(『マスターフォー』を救い出す)
を実行しているだけ」
「ふん……
奴の死体をこいつらに投げろ」
一袋のずたぶくろが投げられる
赤い血が滴り落ちているのが理解る
「貴様……ゆるさん!」
灰色のコートが風に揺れる
踏み込み……かまえる黄金銃
放たれる弾丸
だが 弾丸に倒れたのは数人
弾よりも少ない……
「なに……?」
私はここだ!」
空から声がする
大きく広げた羽の様な
ヴァーニア(バーナーロケット推進ノズルのこと)
ラピュセルの滞空兵器
STOPの兵ならばそれぞれが持つ標準装備
により空を飛び、弾を避けたのだ
「これでもくらえ!」
少なき旋回
構える……長槍
地にいや影の軍隊に向かい
低空突撃を仕掛ける
まさにそれはバタフライの舞い
美しい攻撃……
影の軍隊の一人が向く上空
「……fvajjavj:afv」
巨大な悲鳴と共に倒れる
影の軍隊の灰色のコート
「対戦闘能力A級
対要塞型特殊戦略 始動……」
コートが地面に落ちる
地に潜ったのか?煙となり天に上ったのか?
否……彼等はコートを引きやぶった
メタリックなボディ、なんと……彼等はNT
だったのだ
それぞれのNT達は体を変形させ
一点に集まった
光とともに
そこに現れる一つの巨人
全長14メートル
対要塞型モビルスーツ
機動兵器『ブランチ』が合体を完了させ
『STOP28』の目の前に現れた……
     3
落とされていく『STOP28』の面々
胸より放たれる機関銃
巨大な手が握り締めたビームライフル
それぞれの力はSTOPの持つ技など通用しない
ビルを一撃で破壊する機動力……量産のヴァーニアなど蠅も同然
逃げ惑う『STOP28』を握りつぶす
「このままでは……わが『STOP28』は……壊滅です」
ラピュセルが機動兵器を睨むと構える
「こい……ステルス・ナイト」
「はっ!」
「いくぞ!」
2つの流星がブランチの胸に向かい 突撃していく
ステルスナイトが機関砲を狙い撃ちすると
まさに神業、ラピュセルがビームを避け長槍を投げる
巨人の胸に突き刺された
長槍が爆破する
上がる歓声
「ふん……手間取らせやがって」
とステルスナイトがつぶやいた時
周囲一キロを包み込む爆発がおこった
ブランチの自爆装置が作動したのだ……
         2












































































*55

『南国の夢を見る熊』  
 虐げられた……後の一服は旨い
そう、サウスストーム……の酒場『バロン』で、
天井を蠢く紫煙をみながら
大沢亨はおもった
「あんた これでも吸いなよ」
と手渡された
一本の葉っぱのたば
においは米を作る畑の乾いたにおい
いかついまるで図鑑のゴリラを連想させる
口にほうばるとスーっとした刺す
背中に冷たい物が垂れる
というか、背中が肉体で無い感覚をさせる
それから、感動に似た
煙草のクールを何十本も吸った様な
頭をパーっと明るく照らす
そして目に刺さる様な
球場のライトといえばいいか
光 色が飛び込んでくる
特に ミドリ 黄色が光をスッポットライト
を当てた点を集め更に濃くした様な
鮮やかさを発した
赤は白や黄色に点滅する様に……  
ボードレールが『美しい 天国のガラスは
無いのか ああ 綺麗な硝子 綺麗な硝子』
と怒鳴ったのもうなずける
足をばたつかせたくなる
遠くの景色が陽炎の様にゆらゆらしはじめ
頭のなかで
『まわせ まわせ (ぶっ飛ばそう)
やぁぁぁすぃぃぃ さけ 飲む程
俺は お・ち・た・の・か
この一服
さいこおおおう』
と聞こえる
ふらりと入った酒場
でこんな歌を聞きながら我に返った
ト・ラン・ペットが・響くよ『ブ・ロロロロ』こ・ん・な所には『タン・タララララ』
こんな・所・には・もういられない……
と……酒場の歌手の歌声が聞こえる
『俺は、何故こんな目に遭わなければいけないのか……』
そうゆっくりと
怒りと気が狂いそうな程の
頭の……クラクラする空気を振りほどきながら……そう例えるならば…
積み上げられたブロックではなく
崩れちらばったレンガの様な
大沢は氷ついた思考を動かせる……
宇宙世紀0040年
酒場バロンは 酒場特有の……
ならず者の物笑い……や金と薬のやり取り
博徒の気前のいい賭博の声は聞こえない
あるのは……既に生きる意欲を失った
人生の脱落者が吐きだす溜め息
そして、なけなしの自分すらも
踏み付けにされた……
者の吐きだす怨念……あきらめ……
自分達の大地を追い出された
先住民も見せないであろう
陰鬱な影を落とした横顔……
若き死への誘惑……
それら、澱んだ空気のみ……が
支配……する……
街のアウトサイダー達や
この街に生まれた者ならば
必ずこういうだろう
「そうっとしておいてやれ」
と近寄らない特殊な……場所……        
「大沢のアニキじゃないすか
豚箱からでてきたんすね」
そう……古い友が声を掛けた
意外な人間との邂逅……
少々と惑いの色を隠せない……
のが普通だが……
「お前は……『騙し屋』のフーか奇遇だな
 こんな所で……どうした」
今の大沢には物怖じをする程の
精神的な余裕は無い
「恋人に……へっ…俺が悪いんすけどね」
「そうか……
ところで
今の俺をどう思う」
草の先端から、立ち上ぼる煙……
深い灰色が水に絵の具を落とすように
広がり色を失い空気と同化する
「あの仕事を失敗して指切りにならなかった
だけでめっけもんじゃねえかって……ね
札付きなんざたいしたことねえすよ」
「だがなくしたものが多すぎる」
「なくしたんなら……作ればいい」
一人……低い声が割り込む
「……誰だ」
大沢の目に一人の男が映る
灰色のコート
灰色のハンチング・キャップ
「君に話がある……済まぬが『騙し屋』君
君には……向こうにいって貰おう」
……彼の目にはこの……
大沢という人間をどのように映すのか……
「ラム・バーモンを一本
俺はあんたが前に居た……
サウス・レットロウの
『影の軍隊』の一人さ……
そしてあんたに惚れ込んだ男だ」
「俺は……昔の事は執着しない質でな
賞金稼ぎを雇うなら
俺をほって……探したほうがいいぜ……」
大沢は男にヤニ混じりの唾と掃き捨てると
せせら笑う様にそう言った
「『南国の夢を見る熊』が動きだしたのを
知っているか」
「『S/T/P/O/28』もだ
奴等の裏にはシャープマーダーが付いてやがる
サウスストームの街は穴が空いた」
驚愕と戦慄そして……大沢の目に
「シャープマーダーだと……?
奴が息を……
吹き返したのか
今度は
誰がシャープマーダーを継いだんだ」
跳ねる様なピアノが店の中を響く
「そこは……よく理解からんが
あんたしか奴を倒せない
皆そう言う
食らい付いたら
闇に葬り去るまで戦うあんただ
このサウス・ストームの街に開いた
穴を埋めてほしい」
男はラムバーモンを口につける
「………そうか 奴等……
『南国の夢を見る熊』……
『S/T/P/O……
面白い……
お前……
奴を倒す為に手を貸してくれる
んだな」
「無論……おなじ……商売の者同士
この世界は一人倒れたら……皆で
手を出し助けてやる……
それが常識だ……
あんたを……
この酒場で死なせる……には……
いかない」
酒場の重い扉が開く
冷たい冷気が店内を駆け巡る
一人の賞金稼ぎが戦場へと赴く
片手に銃
心にトランペットを響かせながら
2 
ビート・ストリート
サウス・ストームのドル箱
アナログからデジタルの奏でるシンフォニーまで
世界各国のありとあらゆる
レコ屋……楽器……クラブ……そして……
バンドやDJたちが集まる
ある者は心を癒す為……
ある者は楽器を奏で
音楽という羽毛で包み込む為
やさしさ
そんな思いが具象化した街
そこの一つのクラブ『ヒップポケット』で
あるラップ・グループが客を沸かせていた
「YOチェックリサーチ
DJランカスター・オン・ザ・セット
MCハードコア・イン・ナ・ハウス・ショー
イエエ」
マイクマスターの掛け声と共に
一人の男がマイクを片手にステージを上がる
強化防護服に身を包み……
回りには4・5人の男達
DJの肥えたビートが指先から迸る
「ヘーイ ヨウ キング・レペゼン・ナ・ハウスショー
盛り上がってるか・盛り上がっている奴は声だせよ
SEY/HOO」
「皆さん手を上げていきましょう」
「手えあげろ! 手えあげろ!」
「オラオラ安い酒のんで
酔ってんじゃねえぞ……いくぜ
イエエ『ははは いいぞー』
 まずは見せます俺の手の内
チャカMC達がにげだすよな手口」
回りを囲う男達が拳を
歌う……一人の男に飛ばす
がダックでかわすと蹴りをお返しにぶつけた
男がふっ飛ばされる
「くらわす正に一撃必殺
軽い会釈で始める挨拶」
軽い会釈をすると回りを囲う
奴を一人ずつ丁寧に掴み掛かる
「てめえらがいつも破る法律も!
くそみてえなワイロ好きなポリ公も!
俺を 誰にも止められない
やめられない
ヤンチャなお前らがいるからさ
マザー ファッカー
ぶちかまそう 『壁に書かれた文字の様に』
やっちまおう
俺らは無敵のアウトサイダー」
回りを囲う男がいなくなると
大歓声が上がる
「男気 見せてやるぜ
文句ある奴は土俵にあがれ」
二、三人の男がステージに上がる
一人は黒眼鏡……気質では無いのが分かる
「おらみておけ」
黒眼鏡を男の顔から掴むと
地面に投げつけ……踏みつぶした
その後……
彼は無傷でステージをおりた
クラブのVIP・ルーム
大沢とハンチングキャプの男は
例の男を待っていた 
「……デモテープですか?」 
大沢は男を上から下までゆっくりと眺めた
声の気迫 いわば言霊がこの男を作ったのではないだろうかと思わせる
鋭い…そんな感じのする男だと
大沢は感じた  
「いや……そうではない……
俺を忘れたとはいわせねえぞ
MCハードコア
昔の名前で呼ぼうかマイクファイター……
本名 布令・武
俺だよ……昔……
お前の世話をしてやった
マスターフォーだ」
「……マスターフォー……
マっさん
……久し振りです
その後どうですか……
あ……このあと遊びに行きませんか」
「うむいいな」
マスターフォーの口許がほころぶ
「あ……俺そこそこ収入も増えてきたんで
ちょっと高めの店にも顔をだせるんですよ
どうですか……
へへへ……
マっさん好みの
若い娘そろってるんですよ」 
「ふふふ 嬉しいなお前も俺と対等に……」
「おっおい」
と大沢が肘でマスターフォーを制す
「あっ……と
君の好意は嬉しいが
一つ聞いてほしい事がある
実は……」
最初は笑顔のラッパーだが
話を聞くうちに顔色が変わる
「はあ?…『南国を夢見る熊』をつぶす?
……から手を貸してほしい……
じょ……冗談でしょう」
「いや……俺は本気だ」
「そりゃあ……奴等をよく思わない
奴も多いし…俺もその一人ですがね……」
ドガァ
サバイバル・ナイフがテーブルの上につきささる
つきささったナイフの先……握り締める
ナイフの柄
DJランカスターの怒りの目が大沢達を向く
「バカヤロウ……テメエら
俺の相棒を……
あの頃に戻そうっていうのか……」
「おっ……おい……」
「こいつは
ラッパーという 
今の業で満足しているんだ
こいつの歌で幾人の人間が
心を癒されたか……
それに……」
「……分かった……言うな……
……俺が悪かった……
いい友達を持ったな」
マスターフォーが立ち上がった
ビートストリートの喫茶店『ハードロック』
DJランカスターは煙草に火をつけると
ケムリを飲みこみ
吐いた
「俺は……マスターフォー
奴のことは知っている……」
DJランカスターが睨む
「俺の相棒の世話をした事もな
だが恩を返すつもりならよした方がいい
そう……だろ」
MCハードコアはちょっと思案すると
言葉を返答す
「それは分かっている……
お前が言う事は確かに正しい
だがな……俺はあの時……アマチャンだった
そしてな ここに来て自分を磨く為
日々精進してきたんだ
今 それの成果が分かる時が来た
んじゃないかってね
だって そうだろ今日の俺の
ライブを見ただろ
あんなマイクファイトを繰り出せる
のは……俺だけしかいない
成長した俺を見て貰っても……ましてや
マスターフォーの助けになるなら…
なおさらね
こんな事……言うのはさ……俺
本当は嬉しいんだ本当に尊敬できる
人に久し振りに会えて……」
DJランカスターは天井を見上げる
ともう一度相棒の目を見た
「そうか……無理に引き止められたんじゃないのか……
そうか……
好きにしろ……」
「ん……お前いいのか……」
「ああお前の考え確かに分かるぜ
それに俺のよく知っている
お前の性格だ……止めてもいく……だろ
だが……これだけは忘れるなよ
背負っている物……の事を 
ここにお前がいる
そして……お前を必要としている人間がいる
なにも俺だけじゃない
お前はビートストリートの看板の一人だ……
生きて帰ってこいよ」
「ああ それは保証する……」
闇の中に消えていく友を眺め
DJランカスターは溜め息をついた
「ばかなやつだ……ふふふ
だが……それもいい……かも……な」
口に一口コーヒー注ぐと
時計を見た
まだ夜は始まったばかり……
シャープマーダー
暗い闇に包まれたビルの谷間
猫が路地裏に逃げ込む
それは幾人かの男がガヤガヤと
通って行った為か
それともネオンの光が眩しい為か……
カジノ『フルハウス』
その名の通り
ありとあらゆる娯楽がある
ポーカー……バカラ……
スロット……例えて言うならば
王の殿堂
そこに一人の男が回る
絵柄を横目にタバコを置いた……
「ふん でねえな」
男の名はファンリル
南国を夢見る熊のメンバーの一人だ
『どうもいらっしゃいませ
わてがこのカジノを案内をさせていただきます……AKINNDO23でございます
どもよろしゅうにさて当カジノに……』
とAI(人口頭脳) の声が聞こえると一人の男が
ファンリルの横に立った
「おい……こんな所で油売って……」
『あのお客はんけんかごとは外で……』
「ええ……ああ いま大事な事しゃべってんだプログラムは黙ってろ」
一人の男……
目付き……鋭く
 心に刃……を秘めた……その男
そんな彼だから出せるドスの利いた
声を上げた
『お客はん 入場料……を』
「うるせえ だまらねえとミカジメ料を上げるぞ」
とマイクに怒鳴りつける
『ミ……ミカジメ料…
カチャ…これは我が部下が失礼を
私は当カジノの支配人を勤めさせていただきますMAS44です
えー裏ロムの場所ですが……』 
「うるさいといってるのが分からんのか」
銃口がAIを貫く
「シャー……シャープ
テメエ……どうしてここを 」
スロットの前の男の顔に
驚愕の色が混じる
「ファンリル……どうした
ええ……テメエの持ち場は
マリファナとアンフェタミンを売りさばく
手下どもをまとめるんじゃなかった
のか」
「俺がルールを作るって事を忘れた訳じゃ
ねえだろう」
コッコとスロットの止まった
絵柄を指先で叩く
「ああ…… 」
おじけづくファンリル
「けっ 度胸もねえ
これだからつかえねえ……」
上目づかいで小馬鹿にするように
ファンリルをたしなめる
「………いってくれるじゃねえか……」
「なんだよ」
「俺は薬を売る為にあんたの下にいる
訳じゃねえんだ
そこんとこ分かってるか……」
鋭い剣幕がシャープマーダーを襲う
どうでるのか……
「ふん……確かにおめえは戦力になる
『南国を夢見る熊』のNO1の腕だと
俺が太鼓判を押してやらあ
だがな……それも今となっちゃ
昔の話……デザートアサシンとシャドーガンナーそれから『HOT・K・N・A』の野郎どもがいなくなった 今 
手出ししてくる輩がいねえ
わかるだろ?ドンパチやるのは『S/T/OP28』の奴等に任せりゃいいんだよ」
ファンリルはシャープマーダーを哀れむような目で見るとあきらめた様に呟いた
「あんた変わったな……
権力……が人を変えたのか……」
「ふん……いいか
明日までに金をもってこい」
シャープマーダーがその場を立ち去ると
7番目のスロットが止まった
不揃いの絵柄……
「ルールは俺が作るか……」
ファンリルはシャープマーダーの台詞
を鸚鵡返しに言うと……自分ののこった
箱の中にある
のコインを見た…数はそう多くない……
「何をいらだっているんだ……俺らしくもない……」
そう……言うとファンリルは残ったコインをスロットに入れ
レバーを引いた……
絵柄が……回りだした……
なにかを暗示するように……
メカニック・デザイナー
車がイーストストームの高速道路を抜ける
時は2時を回る頃だろうか
「どこに行くんだ……」
大沢はマスターフォーの顔をのぞきこんだ
「ジャンク屋に行く」
「ジャンク屋……?
なんでですか……」
MCハードコアがマスターフォーに聞くと
言葉を返す
「ああ……用意は周到に……と思ってな」
大電気街……バルバロッサ
アクセット通りに面したその場所を抜けると
一つの巨大な露店市に出る
「ここだ……この奥に俺の馴染みの店がある……ついてこい」
そこ……落ちぶれたメカニックデザイナーや
旧時代の機械から見た事もないような
銃機まで……露店の店先に置かれている
電気溶接の光、ステンレス版を切る音
曲げる音
マスターフォーは少し歩くと面白いものを見つけた………
「これは」
「どうしたんです」
MCハードコアがマスターフォーにといただす
「兵器には一種、緊張感が
置物には楽しむ為には愛想が必要だと
昔ある技術者が言った…………
久し振りだな マスターフォー どうだい 
きにったかい」
と低い声がマスターフォーに向けられる
「あなたは」
と大沢が聞く
「あ……おれかい……このジャンク屋『ルーンナイト』の店主……だ」
「これは……いいな」
「気にいったかい
これは俺の自信作だよ」
目の前に置かれた強化防護服を見た
「もちろん無料さ
でよ ここ……が苦労したんだぜ 」
「あ……説明は後で聴こう
シャープ・マーダーをこれで倒せるんだろうな」
「もちろん こいつには奴の攻撃に対する
全てのパターンをいれたんだぜ」
「ふ…… おもしれえ」
「しかしいいんですか三人分も
無料で………」
マイクファイターが聞く
「俺らは『南国の夢を見る熊』
の野郎のおかげで脅されて
安く買いたたかれる
んだ
ここの 技術者は皆
奴らがだいっきらいなんだ
これは俺だけじゃない
ここの 全ての技術者からの贈り者だと思ってくれ 」
「すまねえ」
「いいってことよ、な 俺ら友達だろ」
「あ……ああ そうだよ」





*100
ここはストームの最前線
抗争の最後の地
ここを破ればストームの犯罪組織は
全て『南国の夢を見る熊』に吸収される
このまま……彼に最強の名を預けたままなのか
「シャープ・マーダー 
ここがテメエの死に場所だ」
銃剣に寄る一撃
かわす
「ふん あまいな
その程度の攻撃」
構える銃
軽い特殊な材質で作られた 
銃は一振りさせるのも速い
「うぐああ」
突然相手が倒れた
なにがおこったのか……触らずして相手を倒す技とは?
彼を最強の名を冠している
のは
銃器……組織……スキル……それ以外の奥の手があるようだ
「この程度か
もっと骨のある奴はいないのか」
「その言葉……俺がかなえてやる」
一人の鋼色の強化防護服をみにまとった
男が現れる
「……貴様は 大田
馬鹿な 貴様は……」
「いい事を教えてやろう……
テメエの組織は壊滅した……」
「けっ なにいってやがる
……なに!」
シャープマーダーに一撃が襲う
よける……構える
「……これでもくらいな」
シャープ・マーダーのボディが光りに包まれた
眩しい、いや電光石火と言う方が正しい
この光を測定すれば測定器の針が
最大まで動きぶっこわれるであろう  
に目をやられたのだろう
シャープ・マーダーは太田が倒れる姿を
頭の中で思い描き
悦楽に浸る
倒れたのはシャープ・マーダーの方
何故?
「ふん……小細工にたより過ぎたのが
テメエの敗因さ」
そう言い残すと
太田はそのばを離れた
シャープマーダーは断末魔の叫びを上げる
「いい気になるな 大沢……
俺が死んだところで
てめえなんざ俺の手下にやられるのが……おおおおちいいだああ ファ……ファンリル
て……てめえに華をもたせてやるぜ……」
そのの頃 カジノ『フルハウス』では
異例の大洪水が起こっていた
「AKINNDO23 これはいったい……いったいなにがおこったんだ」
マスターホストコンピューターのMAS44が声にならない悲鳴を上げる
「し……支配人……わかりまへん 
わてはなんにもしりまへん……
ただわては首やねえ……」
スロットがいかれたのかそれとも
なんらのバグだろうか 
シャープマーダーの組織『南国を夢見る熊』の資金源……であるスロットマシーンの口から 膨大なコインが流れ始めていた
狂喜となって コインを集める客
ガッチャンと音をたて
封鎖される引替え口
この日の彼等の損害は膨大かつ取り返しのつかないものとなった
金を失った組織に強力な力はない
「は……破産だ……」
次に組織のヘッドとなるファンリルが
マスターホストコンピューターの弾き出した被害総額を見て目を剥く
彼等を統べる物 金
彼等を統べる者 強力なリーダー
二つを失った『南国を夢見る熊』
は解散を余儀なくされるのであった
シープマーダーの渡した華……
それは徒花となってファンリルの目の前で
寂しく はかなく散っていった……
酒場『バロン』のカウンター 
3人の男がジョッキにビールをついで
祝杯を上げている
「しかし なんで目が潰れなかったん
ですか」
とMCハードコアが聞く
大田が口を開く
「ああ それはな この強化防護服は……」
「おっと 俺が説明してやるよ」
とルーンナイトの店主
「この部分だよ これは作るのが大変だった
目の部分は実はサングラスに切り替わる様にできているんだけどね……
ふつうに切り換えてたら
あれだ 間に合わなくなるだろ
何時 光が襲ってくるか
わかんねえもんな
だけどよ、これには太陽電池が埋め込まれているんだ」
「あっ……そうか」
「そう 自動的に切り替わるんだな
これが
光を反応して」
「考えたもんですね
マスターフォー遅いですねえ」
「いいじゃねえか 飲もうぜ」
マスターフォーは最後までこなかった……
まさか
マスターフォーを巡り
このストームに新たな戦いの火蓋がきられるとは祝杯を上げる
太田には……
知るよしもなかった……
煙草の先端から、立ち上ぼる煙……
「ふむ……君に話がある……済まぬが『騙し屋』君君には……向こうにいって貰おう」
「ふむむ……そこは……よく理解からんが
「う……ぼられたんかいな」
「ふん……おい……
こんな所で油売って……」
あんさん……どないしてここを」
「ふん……ファンリル……どうした
アンフェタミンを売りさばく
「………あんさんすきなように喋りはって……」
「ワテは薬を売る為にあんさんの下にいる
訳やないんやで
そこんとこ分かっまっか……」
「あんさん人が変わりはったなあ……
権力……が人を変えたんやなあ……」
「何をいらだっているんや……わてらしくもない……」
きにった……だろ!」
「あ……おれかい……このジャンク屋『ルーンナイト』の店主……
んで『影の軍隊』の最後のメカニックだ
まあ……いちゃあ……何だがマスターフォーのマブダチそう……だろ!」
「ああ……まあな……しかし……
これは……いいな」
「そう……だろ!
気にいった…だろ
目の前に広がる メカを叩く
「あんたらが『南国のユメを見る熊』を
ぶっつぶす…人達だろ!」
「えあ……そうです」
とMCハードコアがいう
「ははは……さすが マスターフォーに
認められただけあんな」
ヨーロッパにラグナロクという言葉がある
北欧に伝わる アイスランドサガは
全ての神や神話に登場する全ての物 を巻き込んだ
世界の破滅が訪れる 
それは 最高神オーディンであろうと 破滅は訪れる
神話が人を表すのならば あえて 終末を描くのが筋ではないだろうか
死はここに訪れて 
逆説的に 子宮にやどる胎児をたどれば なにもないように
この話後には ただ無のみが……宿る 
ヒューマン・タンク/T-H 前大戦で考案された 戦車を想定した
完全強化防護服プラン 極度の温度差がある場所やガスが充満している場所などの戦闘を想定して作られている 
ストーム内で生産された訳ではなく 北のストガリア連邦で作られた
外装は 西洋郵便ポストや潜水服を連想させる完全な 機体に乗り込むタイプ
非力な女性でも 強力な力をだしきる事ができる 
ホバー走行の為大柄な外見に似合わず 機動力が高い 
劇中は オスカー が乗り込んだ
武器は ガス パンチと ハンドガン
ちなみに伝説の紙芝居 黄金バットでも人間タンクと言うのがあるが
すみません パクリました
ヴィヴィアン 足部が完全なタイヤ走行で 見る物は 車椅子を連想させる
武器はミニ サブマシンガン(MP系)
レッドカトレア 高起動のエクレア・モデルを完全改装したタイプで
アイアン・カンタータ 『南国の夢を見る熊』  
えー これは これは シャープマーダー様
裏ロムの場所ですが……』 








2017年1月 8日 (日)




*1.C:\Users\owner\Desktop\ストーム2.txt

ストームストリームストームでテロが起こった……

それは
いわば、それ以前の社会……特に
教育に問題があったのだろう
それを軸に
ストーム各地で内線がおきはじめた
さらに、質が悪いことに平和
ボケをした民衆が暴力に対しての
規制について
いわば
「ここまではいいが……ここはまずい」
といった
けじめがなかった事
それが原因となり
テロリスト達はメカに乗り込み
大統領を暗殺を封切りに
地方在住のストームの民を無差別殺人
してしまった
いうなればカタストロフィ(終焉)
が各地で起こっていたのである
そこでテロリストの多く
が黒い髪をしていたので(彼らは 黒髪意外に 尖った耳をしていた 

クロード もしくはハーフリングと呼ばれることとなった)
差別の対象としての
黒い髪と差別する支配社会が作られた
黒髪たちは蔑まれたが
ある意味、強力な社会が結成された
これが現在の黒い髪に対する
差別と巨大集権国家ストームの発端である…
その後、さらに悪化するテロリズム……
それに比例するかのように
日々ひどくなる差別
ついには黒い髪の民の内部から
テロリズムに対する反感の声が上がり
事は収拾がついたかの様に見えた
しかし テロリスト達が完全に消える事は
なかった
やがて『戦いに解決はない』といった認識が
生まれ……この戦いを『大陸大戦』
とよばれ……
大戦勃発の宇宙世紀0026から
12年の歳月が流れた……

      1

「ぐおおお」
警棒から10万ボルトの電撃が流れる
「……」
フレイアは倒れた男に後ろ姿を向けた
しかし……男はふらつきながらたり上がるとフレイアに向かって叫んだ
「この裏切り者ぉぉ
お前もこの場に駆り出されるならば
クロカミだろうがぁぁ
てめえにはこのくそみてえな国のために
軍隊に駆り出される黒い同胞や
俺の4歳の子供が黒髪以外の抗争の流れダマに当たって死んだ事
ゲットーの真実をみた事があるか
この温室育ちのポリ公がぁぁ」
フレイアは銃口を向けた
「あなたみたいな人がいるから
戦いはおわらないん
じゃないのぉぉ」
銃弾が脳天を貫通する
赤い血が黒髪を染めた
テロリストは3年前に死んでいった
妻の事を思った……
そして 自爆システムが作動
フレイアが署に戻る頃
廃屋が爆発した
不発弾処理をしにいった
検察官が5人死んだ……
検察官は皆……
黒髪を
していた……

     2

フレイアはパワードスーツをぬぎながら
今の自分を表す単語を選ばなければ
自分がどうにかしてしまうと理解っていたが
頭が働くなっていた

そして、ヘルメットをぬいだ時に前に垂れた
豊かな黒い自分の髪を見た 時 
血で染まったあの時の黒髪を思い出した
  こんな時代に生まれていなければ
  自分の誇りになりえた
その呪われた髪に優しくふれた
そう私の髪をほめてくれた人……
あの人だけだったわ……アンナ夫人……
フレイアは幼い時に
大統領の夫人であるアンナ夫人の屋敷に
メイド……
いや屋内奴隷として
飼われていた
その当時、彼女は
野外奴隷の存在も貴族の苦悩する苦痛も
自分が恵まれた存在である事も
夫人が破差別階級である事も
彼女の慰みものとしてその身をけがす事も
知らなかった時があった事を思い出した
………若かったのね……
そう……思った
私だって 仕事としてあの男に銃を向けるよりも……
あの夫人に銃口を向けたかった……
そう思うと大粒の涙がこぼれた
無慈悲な主人をにらみ付ける獣の様に
私を捨てこの公安という名の動物園に置き去りにした ……あの人は……

あの人みたいに
私は 
自分の同胞を殺し自らを捨てる程
人は、変わってしまうのね
戻りたいあの頃の……あの人の膝に顔をうずめたい
そんな……思い出をはせる内に
夫人の姿が思い浮かぶ……
いつも……緑色の服をきて
ベールで顔を隠していた
いつも見えるのは真赤のくちびる…そんな
夫人の事を思い出す
だが奇妙な事に、ビリジアンの迷彩を着た
自分が撃ち殺した男が浮かぶ
あの男を打ち殺したとき……の男の目は
すんだ美しい目をしていた
夫人の姿と男の姿が合わさった
時、一匹の翼龍という名の恐ろしい鍵爪をもった獣となり フレイアの心はそのかぎづめ
に引き裂かれ……かきむしられ
なじられた
遊ぶのにあきた 
獣はそれを啄み始めた

フレイアは悲鳴を上げた

ヘルメットが落ちた……力が無意識に緩んだのだろう 音をたて転がるヘルメットに気付きようやく……空ろな目が知恵と優しさを取り戻した
私らしくない
私らしくない
私らしくない
と心の中で繰り返し繰り返し唱えた
それは夫人が自室でいつも呟いた言葉ににている
「先輩、大丈夫ですか?」
異常にきがついたのだろう
ドアが開いて同じ黒い髪をした少女が入ってきた
「あっ……つぐみ」
フレイアは自分の大切な物を見た気がした
しかし……ツグミしかこない……という、事も知った
「他の皆は」
「さあ……帰ってしまったんではないですか」そお……か 私みたいな黒髪の事なんか……とフレイアは黙認した

その夜
フレイアは夢を見た
長い嵐の夜
雨粒がフレイアの顔に当たる
その中に光をみつけ
その光はしだいに…… ひき……
さかれていく
1つ、2つとフレイアは数えていった
男の声が聞こえる
そして、一本の木をみつけた
フレイアは木立ちに入ると雨と嵐の風は去り
木には日光が差し込む
そして 緑の葉がフレイアのまわりに降っていく
一枚、一枚
やがて、木の葉は嵐のようになり
フレイアはやさしく満ち足りたきぶんになっていく
きづくとフレイアは一本の木になっている
ああ 百年……
また……誰かがくるのを待たなくては
そして木は少女となり
フレイアを置いて去っていく
手をのばすと雲になり
飴色の空にきえていく
一本の木はふかいねむりについた……
一本の木はふかいねむりについた……
そして
木はにおいを放ち
緑のはをつけた
少女の声が聞こえ
フレイアは風向きが変わった事をしめした

そこでフレイアは目が覚めた
ベットで上体をおこし
ふと 目をつぶって黙想をした
フレイアの癖である
ああ 幼い頃のゆめでも見れればよかったのに
と……頭にありふれた考えが横切った
顔を洗おうかとおもいベットから出ると
ランプの下のデンワが光っているのが見えた留守番電話……何かしら……とフレイアはボタンを押した
まるいスピーカーから声がでると
「あの……ツグミです……先輩大丈夫ですか私……先輩の事尊敬してるんです
今度、一緒に食事でも行きませんか
いくら………仕事でも頑張り過ぎると
その綺麗な黒髪が痛んで台無しになっちゃいますよ
それじゃあ」
フレイアは
フフ やさしいのね
あの子 自分の髪についてうつくしい
と言われた事が
あるのかしら………
などと考えながら
フレイアはテレビをつけた
制服に手をかけると
バッチが手に触った
そのバッチには女を表す♂の形をした
そのバッチには文字が書かれていた
せいぎ……いましめ……あんぜん
ふと フレイアは文字の書かれている事の
愚かさに
怒りよりも嘲笑の溜め息が漏れた

冷ややかな笑い……

それはいままで黒い髪をした自分に対して
されてきた行為であった

なにが正義よ……
私達に対してする行為はなに?
交通違反として罰金をとり
小遣いかせぎをしたり
銃で殺したり……

もう……十数年も変わらない
ゆがんだその正義という意味
そしていましめ……
誰がいましめられるのよ……
どうせ 黒髪以外のやつらが私らを殺したって
いましめの意味を知らない冷たい司法のやつらが……
もみけすだけ……
そんなの……
フフフ

フレイアは笑い込み上げてくる物を押さえらなかった
テレビでは黒髪以外の人間が
ニュースという……解説をしている
少年の非行……
何をまぬけな話をしているんだろう
そういう 現実も……
そういう 世界でしか自分を見出だせない
者もいるのに……
そんな事をするなら
いまだ 問題視の段階の解決されない
この病んだ虹をなおしていくのが必要じゃないの
ほら みなよ この町を

フレイアはブラインドを上げた
そこはゴミ箱をひっくり返したような
壊れた時計の様な町の光景がうつしだされた
あの男の子は、宗教団に入って
洗脳されて教団の本を売っている
ずっと……
もう二十時間も
『この本買ってくれませんか この色彩
素晴らしい表紙 うつくしい本です……
たったの20デルですよ』
ってテープレコーダーの様に
同じ事を何度も 何度も
誰のせいであんな目にあわなくちゃいけないの
画面が変わる
ドラッグを燃やす場面
……あの子はドラッグ中毒者なのよ
フレイアはドアを開け叫んだ
「おーい 朝からそんなもんやってると
体壊すぞ」
だが
「トリコ仕掛け 回転体……」
など意味不明の言葉を繰り返すだけ
「ふう だいじょうぶだよ姉さん」
とかいってたのに……
誰があの子を更生させるのよ
テレビに向かい叫んだ
しろいはとが画面を飛ぶ
「はは そんなに黒がきらいなの
黒は美しい
黒はうつくしい
くろはうつくしい
そうテレビでいった事があるの
黒が汚いって誰が決めるのよ」
そう心で叫ぶと
風に煽られ黒い物が入ってきた
それは外でナベをにている
ナベの中の食べ物は粗末な物だった
子供たちが集まって火に当たっている
やっぱり私の帰れる所はこのゲットー
なのね
いい香り……

フレイアはこの町に初めて来た
時の事を思い出した
みな 私を心から迎えてくれた
みな やさしく
そして
心に私と同様に傷を持っていた
ああ帰れる所がある人間はしあわせね
そう映画の台詞を思い出した……































*2

 時は宇宙世紀0038
後に『大国一強時代』とよばれるその時代に一つの大国が
滅亡の危惧に貧していた
巨大集権国家ストーム
全ての富が集まるその大国
マフィア『南国の夢を見る熊』
民間放送局を装った犯罪組織『HOT/KUN』
公安組織『戒めと審判』と特殊機構『正義と戒め』
の三巴の抗争が繰り広げられていた
それは3月程前だろうか
ストームの最北東
にある砂漠地帯『ロンド』
で第4の犯罪組織が誕生した
その名『砂漠の暗殺者』
彼等は3年前の大戦の武器と
砂漠地帯の油田を使い
巨額の富と強力な兵器により
周辺の犯罪組織を傘下に加え
ついには ストームをその手中に納める
作戦を開始
ストームの港地帯に破壊工作を行い
経済を弱体化 先物取り引きを操り
弱体化させ弱った所を叩き潰すその作戦は
経済に多大な影響を与え 作戦は成功かに見えた
しかし 無論 ストームの組織がだまっているわけではない
『HOT・KUN』は自分の傘下の賞金かせぎに
『南国を夢見る熊』は港地帯に詳しいならず者のキャプテン・ブラックに
そして『ジャッジアンドアドバニス』はストーム最強の
賞金かせぎ『シャープマーダー』に仕事を依頼する
この抗争に終止符が打たれる時はあるのか
そして デザートアサシンを倒すべく送った
エージェントたちの運命は
戦いは 今 始まる宇宙世紀0035 5月
ストーム北東の砂漠地帯
の独立国家「ファルコン」
に国籍不明のホバー走行型
要塞強襲用大型のメカ(人型、下半身は
ホバー走行の為脚がついていない
基本装備、胸のLTS砲120インチビーム砲)

三体
哨戒を行った
自治警備兵のガードをやぶり
突破
小都市『ドルボア』および周辺地域を
破壊
ファルコン軍開発のパワードスーツ
『デザートアサシン』
の攻撃により
三体を大量の砲撃を加え
爆破 
後に言う『大陸大戦』の序章たる
『砂漠の狐の攻防』の光景である
宇宙世紀0036 4月
その日 フレイアはメイドの仕事を終え
読み書けの本を取りに大統領邸宅の図書室を目指し
長い廊下を歩いていた
突然 襲う 衝撃
邸宅が揺れる
『地震かしら』
そう 考える
しかし そこに見た物は黒い髪をした
3人の迷彩服を着た男と
『大統領暗殺』を成功させた
ラジオから聞こえるプロカバンダ放送
フレイアは悲鳴を上げた
一人の男がフレイアを押さえ付けようと走る
飛ぶ弾丸
同じフレイアと同じ執事の大沢トールが男の脳天を打ち破る
「ここは危険だ 逃げるぞ」
大沢はフレイアの手を引いた

『ニンフの園』
踏み付けられたヒマワリ
一体の機動兵器『POL・38』
誰もいないのか 
略奪を行っているのか
フレイアと大沢はそのメカに乗り込んだ
燃え上がる 
邸宅を後に……
「ふう 徴兵経験のおかげで助かったな……」
「これからどうするんですか?」
そうフレイアが大沢に聞く
「そんな 敬語はもう使わなくてもいいんだ」
「あ……すみません」
「いや…謝ることは無い
ゆっくりとなれていけばいいんだ
しかし 君は自由になれたとはいえ……
最悪の形だな……これは」
メカが踏み付ける道路
見慣れたこの街
だが 建物から上がる煙、火薬の臭い
何時だったか 食材を買いに鼻歌を歌いながら行った
 スーパーマーケットは爆撃を受け
へこみ
自分の大好きなファンタジー小説を扱った
ブックストアは占領されていた
余りの悲惨な光景にフレイアは現実感が全くなかった
「あの……」
ちょこっと覗いた
窓の外
風がフレイアの黒髪を旗めかせる
「なんだ」
「これに着替えるんですか?」
「ああ……メイド服もスーツも 目立ち過ぎる……
それに君は黒髪だ……うまくやれば……奴等の目をごまかす事
ができる」
軍服には血糊がべっとりついていた
血の臭いに噎せる
「はい……あの……」
執事服を脱ぐ大沢に言う
「着替えるので向こうを……」
「ああ そうか」
数分後
「これ 難しいですね」
軍服を着終わり
軍靴の紐を結ぶ
「あれはなんですか キャンディーのようなもの
を左右にふっていますけど」
「……!検問 まずいな……
いいか、これから言う事を覚えろ」
「は はい」
大沢はゼスチャアと言葉を教えた
30秒後……
「そろそろか
おい……」
「は……はい」
検問 軍服を着た男がフレイア達の乗る
メカをとめた
「言われたとおりにするんだ
こう見えても 俺は昔役者をやっていた事がある
ほら 肩の力を抜いて」
大沢の手がフレイアの肩にのる
「とまれ」
板を左右に振る
「あ 黒騎士中隊 大統領邸宅襲撃 および
暗殺完了しました」
「ふむ 見ない顔だな志願兵か?」
「はっ 」
『大統領……』
「大統領官邸で解放された者です
この黒髪解放戦線に身を捧げるつもりで入隊しました」
「ふむ……これより第二作戦 
ストーム軍の進行を押さえる防衛戦にでる
君の部隊には指揮官の輸送を命ずる
志願してのいきなりの大仕事だが人手の足りない
今……我慢して命令を聞いてほしい」
一人の軍服を着た女が現れる
予想に反して若い……
16歳ぐらいだろうか……
「前線指揮官のアレンである
ご苦労……
君たちの上げた功績はわが軍の戦意高揚になるだろう」
女がPOL・38に乗り込む
銃口が背中を 捕らえる
大沢の目が殺意を持つ
「おい アマ 指揮官だか何だか知らんが利用させてもらう」
「!……はな








































*20

「こちら『ジャステス』
ビル大破状況の映像を送ります」
ビルの上空 
巨大な軍用ヘリ『アパッチ2020』
前世紀の兵器だが、総重量約15トンの250名の完全武装の特殊部隊
を詰め込む事のできる公安組織の『正義と戒め』の空中要塞
兵器の最大搭載を驚くなかれ
ロッケットランチャー2009を950キロ
機関砲『デ・ラージ』を1490キロ
ビームライフル『CQ』を230キロ
搭載できる 怪物と呼ぶにふさわしい
巨大兵器がストームの上空を飛ぶ……
映像を見ながら
時の大統領『大沢トール』は一つの決断を
した
巨大化しすぎた犯罪組織を潰す……と
机に座り
書類を取り出し
目を通すと
判を押した
公安庁長官フレイアが考案した
予算案の15公安機構への予算増案
公安部隊の強化・軍隊化『サイクロプロス計画』へ…… ストームの上空を一台のヘリが飛ぶ                   !zx
いや……その改造されつくした
超ギガ級の外見
だれが呼んだであろう
大空魔城……
公安予算の2割を注ぎ込み
巨大ヘリ『アパッチ2020』
を更に巨大、複雑化した
特S級特別公安部隊『サイプロクス』の要塞
バーニァは450本
最大推進力時速400キロ
海中に潜る事もでき
その速さ200ノット
レーダーは340の偵察衛星回線『ROO』
ストームだけでなく 調べようと思えば
世界中のアリの図鑑を作れる
5台の宇宙戦車を詰み
14台の戦闘機
12台の爆撃機
60台の戦闘ヘリ
12台の輸送ヘリ

を搭載し
何時でも2万の兵の出動を可能
ロッケトランチャー43トン
S3ホーミングミサイル4520本
120ミリ機関砲400門
内部は会議室から弁当屋まで4万の部屋に別れ
まさに 一寸の隙のない その巨大な城
「あっ……ああ あっ」
フレイアは空に浮かぶ魔城を眺め頂点に達していた
「あれが……ああ 大空魔城なのね……ああ」
ガラスばりのベットルーム
大統領官邸 一度は捨てたこの故郷に戻り
嫌でも上がるテンション
「気に入ったか……」
「ええ…… ああ 駄目もう……だめぇぇぇ」
大沢の胸に倒れるフレイア 
フレイアの中に流れ込む熱いエキス
降りてきた子宮口が精液を一滴たりとも漏らさぬようにと 
貪欲な 愛液を携え 彼のペニスをなめ尽くした……  
「はあ はあ は……うん ん……」
乾いた唇と口紅で赤く染まったフレイアの唇がかさなりあった
「女になったな
おまえも……」
「ああ……う 待ってたの 何年もあなたを……」
首筋を愛撫する舌がフレイアの首を激しく揺らす
髪は乱れ 
空に浮かぶ大空魔城を眺めフレイアが囁く
「あの
鉄の塊……私が最初に見たあの庭園の兵器を思い出す」
「嫌か……」
「いいえ……ただ落ち着かないだけ……」
「ええ……」
怒りや 悔恨や嫉妬の涙の様な凄まじい 感情が
フレイアの子宮から悦びの涙としてながれでた 
「あの夜をもう一度…」
「色が白くなったな……」
大沢が フレイアを見ながらそう言った
「……日光に当たる事が出来なくなったからね……」
日光に当たる事が……というのは
ちょうど1年前のあの事件の性である
今は無き
彼女の妹である キャロル 彼女がストーム最後のテロ組織デザートアサシンを率いて
最後のテロ行動に移した
長引くテロリストと公安部隊の戦い
もともと戦争が嫌いだった
 キャロルとフレイアは和平を結ぶ 決意をした
そして フレイアとキャロルが相対した時
やつれ果てた 自分の妹の姿みた 
「つらかったのよ…… それであんな……」
かって ストリームブリンガー と呼ばれた大戦があった
黒髪とそれ以外の民族の誇りをかけた 戦いが
そしてその戦争の終結は意外で……最悪の形で幕を閉じた
ストーム軍はゲリラ戦で拮抗する 黒髪を倒すのは無理だと悟り
狂った決断を下した
毒ガス 『エターナル ヴァンピール』の配布 
……エターナル ヴァンピール その薬物を吸った者は
5割が 死にいたり それを逃れても 日光に対するアレルギー反応を
起こす 体になるという 物 文字どおり 日の当たらぬ暮らしを強いられた
かって 母の命を奪ったこの 薬 をフレイアとキャロルは飲んだ
自らに呪われた 血筋を絶やすために……
だが これは 不幸と呼ぶべきか フレイアは死ねなかった
日の当たらぬ所で生きなくてはならないという代償を払い
生き延びたのだ……
「……でももういいの 私 この仕事を引退したら
エタヴィン中毒の患者 まだ 何万人もいるのよ……の心の支えになるような
仕事に……」
「……思い出すな」
「ほら あの大統領官邸からでた時も 
お前は 色が白かったじゃないか」
「……そう あの時私に自由なんてなかった
日に焼けるなんて 事 経験したのは あの時からずっと後だったわね
わらっちゃうな……いまじゃ 考えられないもんね……」
「……そう……だな」
と 言い終わる直前に フレイアの腕が大沢の体を強く抱き締めた
「ね……え いつまでも こうしていたいな……」
深い悲しみを堪えるかの様なフレイアの言葉のなか
「ああ……」
大沢は 目をつぶっていつまでも放さない
 フレイアの黒い髪を撫でた
「くそ 何故だ」
「……わたしがやったのよ」
「……?……! なんだと?」
「いい 
この世界は絶対的な力が無いのよ」
「??」
「私は今まで 生きてきたのは……絶対的な力があると信じてきたのよ」
「……それは理想か?」
「ちがう絶対は 唯物論的に それは確実に存在するのよ
絶対的な 死と いう物が」
「いままで 幾つもの いろいろな人間を見てきたでも 
全てに違和感があった ……もちろん自分自身にも
でも分かったのよ」
「この世界は 本来進むべき ベクトルを示してはいない 
そう 外に向かうべき力が 内に向かっているだけ」
「それは 絶対的な存在に対する 憧れよ……」
「私は この絶対的な力に魅了されたの いかなる人間であろうと
いかなる 権力を持とうと いかなる 力を持とうとしても」
「……兄弟を殺されてそれを悟ったか」
「……ええ でも黒髪の為でもない 自分自身の破滅願望でもない
ただ 絶対的な力をこの世界に示したいだけよ……」
「患者を救いたいと言ったのは詭弁か!」
「……そうとも いえるわね でも これで 楽になれるのよ
私たちの姉妹も 死ぬ時は安らかに死んでいったわ……」
「神にでもなったつもりか……」
「ええ 死神にね……」
「そ……操縦復帰不可能 
強力なコンピューターウイルス『ウオルオーウイプス』
により 電脳機器がショート……」
バチ バチ と火花を噴きながら 
メーターが異様な数値を示す
「も……持ち堪えられません 脱出します」
ここは ナースストームの湾岸地域
上空で黒い煙を吐きながら 
巨大なタンカーに墜ちる 公安のヘリを見ながら
大沢はこう呟いた
「……墜ちな……」
ノイズに混ざる 悲鳴を効きながら フレイアは
湾岸のこの光景に 悔しさをこめて唇をかんだ
だが………その時プラチナの鳥が音速を駆けた
墜ちていくヘリの真下
「……ああっ 」
公安部隊を押さえる斥候を指揮をしていた
カロルは思わず 手に持った作戦概要図を忌ま忌ましそうに
地面に叩き付け……墜ちていくヘリと銀色の疾風を見た
プラチナの鳥……それは ストームの最右翼組織
『シルヴァメタル』からやって来た 
パワードスーツ……ラ・ピュセル
銀色に輝く 鳥を連想される長く嘴の様な独特な面棒
流れる様なスタイルの 西洋完全鎧
そして上に2つ 下に2つ計4つのバーニア
ブリギットの野望を阻止するためにまるで神が遣わしたかの様な
その姿はまるで白鋼の天使の様に………
ラ・ピュセルは 降下していくヘリを一瞥すると
手に持った ハルバード(長槍)を上段に構え
ヘリの後部を切り付ける 
外装を割いて 亀裂がヘリの内部の心臓部
エンジンをあらわにすると
腕のハンドガンを構えた
シューと音を縦ながら 光レーザーが機体を貫く
そして10秒後
爆破するエンジンが上空を明るく照らす
銀鋼のパワードスーツが赤い光に揺れた






































































*21

ここは ストーム最大のラジオ局 『HOT・97』
表の顔は昨日のスポーツ情報から最もHOTなデートスポットまでを
流す 普通の民放局 だが裏の顔は テロの斡旋から賞金稼ぎ
まで 裏の仕事をこなす 
賞金稼ぎの派遣会社でもある
その日 大沢は一人の女と対峙していた
女の名はフレイア・カロル・グスターフ
 ストームの最左翼テロリスト
森林の女神 『ブリギット』の若き指導者である
切れ長の目 長くタイトな黒のストレート
整った鼻……ゆっくりと呼吸するその姿は
まさにテロリスト……
「……なるほどな この大型タンカー を破壊すれば
ストームの経済に莫大な影響を与えるわけか……」
デスクの上には一枚の石油タンカーの写真
そしてナースストームの湾岸部の地図
「そう……」
カロルはビジネススーツがやや窮屈なのか
肩を狭めながらそう答えた
「君の依頼はよく分かった ……
いいだろう この件はわが社で処理しよう」
「……ありがとうございます」
「しかし……考えたな……」
大沢はかって 自分の愛した 娘の面影を見せる
一人のテロリストを見た
「……あの なにか……」
「いや なんでもない」
フレイア……何をしているんだ……今は 秋か……
空は秋空 ながれるとぎれとぎれの雲の破片
大沢の目から流れた
そんな大沢の考えが退屈な秋の風景に流れていった 
「……フレイア君」
公安の本部 待たされたフレイアはこの言葉に反応して
「………」
と無言で軽い敬礼をした
デスクに座る 一人の老紳士 
黒いコート かってストリームブリンガー(大陸大戦)
でつけた傷が顔に残るその男は 書類に目を通すと
顎をゆっくりとさすり フレイアにこういった
「君は 優秀な部下だ 私は 嬉しく思うよ」
「……」
軽いお世辞 聞き慣れた言葉はややフレイアを退屈にさせた
「とくに対テロリストに関してだ 素晴らしい」
精巧な芸術品を見るかの様なその目は
冷たく そして 内に押さえた衝動を無理やり押し殺している
そんな 感じを受ける 
「要件は なんでしょうか」
老紳士は一言 エヘンと咳払いをすると
こう続けた
「最近 どうかね テロリストの動きは」
なんだ 報告か……
とフレイアは心の中で ほっと息をすると
体の力を抜き 
「ええ と 最近はあまり動きが見えません
まえは まあ いろんなことがあったんですが」
「おかしいとおもわんか」
落ち着いた口調がフレイアの耳に入る
少々の沈黙のあと
老紳士はこう続けた
「最近はいった情報だが
……デザートアサシンとブリギットが湾岸部へ
大規模なテロを起こす情報が入った」
静かに フレイアの瞳孔が大きく開き始める
「タンカー『ガリアス』
君が知らないことを想定していおう
このタンカーは年間 ストーム内部の全石油量の3分の1
を運んでいる」
フレイアはこの言葉を聞いてかるく頷いた
……あいずちは軽く 静かにたれるこの頭を見ながら
老紳士はフレイアに言った
「君に このタンカー周辺の警備を行うスタッフの
まとめ役をして欲しい……無論 いやとはいわないはずだ
……テロリストを憎んでいる君だからこそ……」
この命令を期に
 公安の機関 『正義と戒め』が湾岸部に警戒体制を引くべく
静かに 動きだした
「よ アレン君 元気か……」
大沢はデスプレイと向き合い
書類を作成しているアレンの肩を
叩いてこういった
「あ……部長 」
金髪のロングがゆっくりと別れていく
日の光が反射して 眩しい 
「……ぜんぜん 元気じゃないですよお
えっと きのうから残業だし」
はあ と溜め息を着く大沢
「ああそうか……じゃあ 肩でももんでやろうか」
と大沢
「え……あじゃあおねがいします
あ……気持ちいいなあ 」
ニコニコと気持ち良さそうに目を細めていたアレンだが……
「グー スー グー スー」
「あ ば……馬鹿 おい起きろ」
同僚からくすくすと笑いが漏れる

「ふああ あ……ほへ……」
と間抜けな声をあげ
アレンが目を覚ますと 大沢の顔があった
それだけではないもう二人の同僚の顔なじみの顔も
「あ……キムちゃんに ライトさん……」
心地好い 冷たい風が顔に当たる
黒い髪に眼鏡を掛けた一人 紺のビジネススーツ
知的な輝きが目から漏れる
もう一人はおっとりとした垂れ目 おだやかな人柄が
見え隠れするもう一人の女が腕組みをしながら
アレンを見ていた
「……ったく おぶってやったんだぞ
なんでねるかあ……」
「え……おぶってもらった?部長に?
きゃー」
と……顔を赤くさせる アレン
はあ と溜め息を着く バウンティハンター達
「と……とにかくだな……え-なんだ」
アレンのあまりのマイペースさに少々
押されぎみの大沢に
「(ヒソヒソ)あの部長
仕事」
と眼鏡の女が耳打ちをした
「おう コピーキャット 仕事だ」
アレンの目の奥に 
光が宿る
「えー湾岸部 ナースストームの湾岸部でな……」

「卑しい 黒髪が……」
ストームの最右翼組織 『シルヴァメタル』
全大戦のパトリオット(愛国主義者)達によって
結成された組織である
前大戦が国司、ヒルデン オセアジュア等の国際的な視野から猛反発を食らって
守るべき正義など無いと答えを見出だしていて6年……
彼等は 戦っていた 黒髪というナショナリズムに……
金髪のロング それも単なるロングでは無く
長さ1・5メートルはあるだろうか
いすに座って その髪が地面につく様は
禍々しい感情を 見る者に与える
「シルヴァ様 いかがなされましょうか」
と脇に居る 一人の男が金髪の女にたずた
グラスを手に 優雅で洗練された物腰を見せる男
「……ふっ 」
と笑いをうすらと浮かべる 女
「決まっているだろうが 劣等民族など
我が槍の露に久しい 安易に払いのける存在
そしてそれをするのが
それが我々ではないか」
とやけに時代がかった口調で
シルヴァはこう啖呵を切った
右翼という組織のこういった 
時代がかった 口調に憧れる特性は
万国変わらぬ様だ…… このストームでも
「流石 ストームの開拓の御身よりこの郷土を守り抜いてきた
イテキ ヴァンをも打ち砕いた
アース家の当主 我が身 かの家に奉公できる事
身に余る栄光なり」
「行くか 我が下僕よ」 
「御意! 
ならば 我ら ボーン・ナイト 一同
命をかけて 主の命 守り抜きましょうぞ」
と男が言う
「嬉しく思うぞ ラファエロ 
ガブリエル! 我が槍を持って参れ 出陣だ」
「御意!」
金髪の女が赤き絹に包まれた 槍を持参し
シルヴァに手渡す
「この様なこのストームにたてつく者に神の裁きを」
そう どなりモニターを長槍でたたき切った
「見事!」
そうラファエロの声が 室内に広がる
モニターには白き防護服に身を包んだデザートアサシンと
青き 公安部隊の攻防が繰り広げられていた
「いいか コピーキャット サイバーパンサー ブラックピューマ
この場は全て俺の指示通りに動け……」
コードネームバウンティハンターすなわち 大沢が三人の
猫・豹・黒豹 を模した 防護服に身を包んだ女たちに言った
そして行動 ……大沢の受信機が通信をキャッチする
「……こちら ブラックピューマ 
タンカー周辺の警官配置の偵察を終わりました
地図をアップするので確認をお願いします」
「……こちら サイバーパンサー 
例の物の 準備を完了 現在デバック(バグを探す作業)と
バーチャル・リモータ を使った テストをしています」
ノイズが混じる 彼女達の報告を聞きながら
……大沢は宙を眺めた みかずき 
大沢は 月が照らす 青い海岸が遠くの光をゆらりと揺らす
時間を感じた 
「 バウンティハンター そろそろ 作戦時間よ」
アレンことコピーキャットが大沢に言った
「う……うむ」
「配備完了しました」
「ご苦労」
フレイアはそう特殊部隊の報告を聞きながら
地図を眺めた
「海岸部か……海から来るか
道路から来るかの二種の選択しかできまい」
フレイアはそう独り言を言うと もう一度地図を見た
海岸部には 約2000名の警官に3機の装甲哨戒車と
7機のAI起動の人型機動兵器 3体 空中機動兵器4体
湾岸部は 海上閉鎖を行うべく 
ヘリと小艦隊を配備している
最初に テロリストと公安がぶつかったのは
……空中機動型 RV・T/34 
この機種は全長 約7メーツ
全体的な概要としては
正方形が3つ並び 両肩に位置する部分に 
巨大なサーチライトとバーニア が仕込まれ
中央 パーツには 巨大な軍用パラボラアンテナがまるで目のように
露出している 
これら三体がサブマシンガン と思われる 小火器によって
蜂の巣状態で内部システムが破壊され
地面に墜ちたのだ
ちらほらと白い影(デザートアサシンの事 砂漠用に白いパワードスーツを
着ている事からこの渾名が付いた)の確認がフレイアの耳に通る
先行部隊か……
「……道路側からくるか……よろしい RVを送れ」
とフレイアが部下に怒鳴った
ポイント3・7 人型機動兵器GARMが警官117人と構成され
デザートアサシンの出現したと思われる場所まで出向く
……人型機動兵器GARM 当部は正方形で目の様な軍用パラボラアンテナ
そして体を支える 二本の腕にはマピュレイタ(機械の指)
の代わりに 30ミリ機関砲を装備 胸から競り上がる様に
一本の機関銃が露出している 
この部隊が白い影にぶつかったのは 最初の命令から
約10分程たってからである
「なかなか 洒落た 贈り物をしてくれるじゃない 公安さんも」
コピーキャットは爆風の中 そんな悪態を付いた
『YOーYO DJランカスター・オン・ザ・セット』
サウスストームのクラブ『ヒップポケット』
で ワンバースを終えた DJランカスターは
レコ箱に詰まった アナログ板を持ち上げ
フッと 埃を吹くと ターンテーブルにセットした
黒いボンテージのマントと
まるで トラックの全身を連想させる 
ステンレス製のい金色の重量感あふれる
ヘッドプロテクターが チェーンにつるされゆっくりと降りてきた
『クラップ・ヨ・ハン クラップ・ヨ・ハン 』
チキチキ
と アナログから流れる 音に併せてスクラッチ
まるで アイスホッケーのキーパーの
被るマスク…… 全身を覆う 白と赤の
ソフトレザープロテクタ
MICMASTERのマイクファイターの一人 相棒MCハードコア
 が会場を盛り上げる様に
フリースタイルをかました
「YO YO YO 確信つく いい音楽作る MCハーコー 鳴り響かせ太鼓
最高 ハイとロウの所……」 
『そろそろいいかな』
 そう 心のなかで呟くと DJランカスターは 自分の後ろに控えていた
DJにターンテーブルを指で示すめすと…… 
ヘッドプロテクターを外し
席を外し ステージを降りた
 いつのまにかシーンから消えた彼の姿は
まるで 闇に同化した様に……
なにもいわずに
静かに 出口を目指した彼はまるで一匹のコウモリを連想させた  
「あっ…… 久し振り 」
「遅かったな」
サウスストームの音楽の殿堂 ビートストリート
その街角の酒場『フィーメール』
「十年以来か……長かったな」
一人は ハード ギターケースを持った男
もう一人は 長い金髪に 黒い シルクハットとスーツを見にまとった
……細い目が 上品そうに 笑う
女が DJランカスターを迎えた
「まだギターの腕は鈍ってないようだな」
DJランカスターは ギターの男に言った
「あんな事があった後でも ……やっぱり
音楽が好きだったんだな みんな……」
「精神部に異常が発生しました」
「よくやった 」
変貌していく 被害者を見ながら 
トッドは心の底で音楽が嫌いになっていた
「これで 実戦に導入できますね」
ここは ストーム軍 軍事科学研究所
トッドは自分の力におびえていた
最初 兵士の士気高揚を 呷らせる 
為の 研究でしかなかった 精神変化の研究
その研究の新たなる段階に進めたのがこのトッドの作った
『エターナル』 
「常に君は良い結果をもたらすな……
LSD クラック(ヒロポン・シャブ・スピード・覚醒剤 )
戦場で生まれた物は いつかしか 若者を蝕む 悪となる
しかし 発想というのは 転換だよ……  」
彼は自分が作った物がここまで 相手を追い詰める物なのかと
フレイアは混乱した通信をたたき付け
湾岸のパトカーから飛び出しその茶番劇を 眺めた
光と湾岸の潮風がフレイアの髪をいたずらに 揺らした
ここは ストーム最大のラジオ局 『HOT・97』
27・8といった所か……
フレイア……何をしているんだ……












































*23

今は 秋か……
あれから十年……
老人は一言 エヘンと咳払いをすると
老人はこう続けた
老人はフレイアに言った
……テロリストを憎んでいる君だからこそ……
勤務は9年か……君は立派な公安の一員だ 私からお願いしたい」
前大戦が国司、天津、ヒルデン、キートン、オセアジュア等の国際的な視野から猛反発を食らって
守るべき正義など無いと答えを見出だしていて10年……
長さ1・5メーツはあるだろうか
「如何にも! 
例の……物の 準備を完…… 現在デバック(バグを探す作業)と
バーチャル・スペース・リモータ を使った…… テストを……しています」
フレイアはそうデルタコマンドー(特殊部隊)の報告を聞きながら
これから戦闘が行われるなど想像できない程 海岸の光は美しく 静かに打ち寄せる波をたたえるように……
「カロル……」
そんな光景を見ながら 情景を眺めるにも似た 静かな視線で
真っ黒な虚空を眺め 呟いた

「カロル様 先行部隊が 奇襲に成功しました」
着ている事からこの渾名が付いた)や緑の小人(ブリギットのパワードスーツは森林のゲリラ仕様の為 緑をカラーにする事がおおい)
の確認がフレイアの耳に通る
ポイント3・7 人型機動兵器GARM(グラム)が警官117人と構成され
……人型機動兵器GARM 頭部は正方形で目の様な軍用パラボラアンテナ
の代わりに 30ミリ機関砲を装備 
胸から競り上がる様に一本の機関銃の銃口が見える 
「おい コピーキャット例の奴を頼む」
「OK 用意出来てるよ」
そういうと コピイキャッとの当部パーツのキャッとアイレリーフから
二つのパラボラアンテナが出た 
これが コピーキャッとの最大の武器である 妨害電波発進装置である
「こうやって こうやって こう……」
コピーキャットの搭載されている 電波受信機には
機能が多種に渡って搭載されている
 電波の受信元を探る SSS(スペイスサーチシステム)
声紋判定機能(約 1億人規模の声紋データが納められているまた
 サテライト機能を使えば それの四倍の声紋の識別も可能
 また声紋をの波もみる事ができ さらには嘘発見器から 感情を調べたりも
てだれたアレンならば波を見るだけで 体系から国籍までを当てる事が可能)
さらに 受信だけではない 声紋から弾き出した疑似 声紋から疑似声を作り出す
コピーボイス 命令系統を混乱させる 声紋データから違った命令の電波を加工する
キャッチアンドリソース ボイスファクトリーなど(ちなみにこの機能を扱えるのは
これを作ったアレン一人 本人にいわせると 「別に…… 適当にやってるだけ」との答え )
バウンティがパワードスーツの全出力を落とし
30秒後
強烈なノイズ音が公安の部隊を襲った
強力な妨害電波を浴びて RVの動きが鈍る
突然の 指示が途絶えた事に 驚いた 
公安の部隊の動きが止まる
刹那 一瞬の隙 
「いくぞ……」
バウンテイと数十名の ブリギットが道路を走る
「RV破壊 現在ポイント7・8戦力減少により
後退
 敵の破壊工作部隊とみられる一団が 臨界点まで コマを進めました」
「……やるな!」
デルタコマンドの前線指揮官 マイヤーはそう心から感嘆を漏らした
「例の物を用意しろ 」
「例の物ですか……」
「了解しました」
 ブラックピューマとデザートアサシンのメンバーはついに 
タンカーの姿を見た
「これが……ガリアス 」
その姿はまさに 遥か昔に滅んだ古都を連想させる様相であった
人は 巨大な物に畏敬の念を抱く物である
ピラミッドをしかり 万里の頂上をしかり
「あの ピューマさん 指揮をお願いします」
デザートアサシンの一人が言う
その時 
「……?」
海上から競り上がる 一体のメカ……
「こ……」
デザートアサシン達の動揺は 並大抵の物ではなかった
「テロリストの動きが止まりました……」
この報告を聞いて フレイアはほっと 安堵の溜め息を吐いた
「識別不可能のメカに動きをとめられ……
撤退します」
バウンティの耳にブラックピューマの声
と アナログから流れる 音に併せてスクラッチが
MICMASTERのマイクファイターが会場を盛り上げる様に
その街角の酒場『フィーメール』俺の寝ているベットに腰を下ろし俺の顎を掴むと、目をじっと見た……



































*25

1 赤鋼の死神
 「 女みたいによがってんじゃねえよ うざってぇーんだよ」
bドレットヘアの男は、腹を押さえてうずくまっている男の頭に蹴りをした。
「てめーらのヘッズは誰だ」
「あははっ フー アンタって、何時になってもトップとかボスとか聴くの好きよね」
近くにいた女が笑いながら男に皮肉を言う・・・
男の額から血が流れる・・・・
「カーコ、うるせい……シカト コイてんじゃねえよ」
「しかたがないな~ 君はそんなに死にたいの」
と女は懐からイングラムを取り出した、うずくまった男の目の前にちらつかせる。
「ぶちかまされたい?」
銃口から打たれた弾は空中を滑る、薬莢が宙をはね音が闇の中に沈んでいく。
「血で目がかすれても理解るだろ?
今の音?俺等がヤバィって事ぐらい・・・
ここはサウスストームだ・・・」
秋風に色とりどりの国旗がゆれるここはサウスサトームの戦争博物館
赤茶けた煉瓦の喫茶店のとなり………その建物は寂しそうに……建っている
その中の一つ前大戦で使われた兵器……PAL・48/55の前に二人老人と男がいる………男は銜え煙草をしながら老人の顔をじっと見ている
 Pol・48/55
黒髪解放戦線の汎用主力兵器
パラボナアンテナによる赤外線監視レーダーをつけたことにより、カメラレンズによる b直接周囲を見回すそれまでのPolシリーズよりも的確に状況を把握できるだけでなく
当時、偵察警戒車などに使用されていた、パラボナのの流用がききコストを大幅にさげる事に成功、大戦勃発後半年で量産に着手。数えきれない程の戦果をあげる。
赤い鋼を使っていた事から後に『赤鋼の死神』と呼ばれる
「秋晴れか気持ちがいい……しかし、この機体をみると数年前の事を思い出すな………
bあの時私は……」     
老人の瞳は窓の外を覗く
「俺はあんたの……老人の戯言を聞きにきたんじゃねえ、御託はいい、さっさとビジネスの話に移ってもらおうか」
そう、睨みをきかて男が喋る……顔は知的と言ってもいいが侮蔑と選別の繰り返し……といった……人生を送ってきたためか……眼鏡ごしに見えるその目は冷酷……人に好まれるタイプの人間ではない……無論、そんな人間に、私はなりたくないが……
「うむ……すまなかった、シャープマーダー君」
「で誰を殺る」
「君もプロなら聞いた事があるだろう……デザートアサシン……と言う名を」
「!……大きくでやがったな」
男の鈍りなき顔に驚愕の色がまじる
デザートアサシン 大戦中ノースストームの砂漠地帯に潜伏していた。特殊工作兵のコードネーム、大戦が終焉の叫びをあげると共に解散、が職にあぶれた彼等は大戦中に作られたSMG(サブマシンガン)と砂漠用パワードスーツ(強化防護服)に身を包み「民族解放」を掲げゲリラ活動を展開、現在ストーム最大の犯罪組織となる
「無理かね……彼等にパイプでも……」
ふっ、と横目に男の顔を見る
「いや、そんなもんねえ……」
と脂の燻る煙管をくねらす
「なに……殺しをやるほどぶっそうな仕事ではない……」
「……どういうことだ」
「彼等は我々の縄張りをあらしてな……港『キングマークス』の倉庫裏……
おかしいと思わんかね……砂漠の狐に、都会に住む猫の真似はできんよ……」
「でもよ、奴等の組織の大きさを考えれば、不可能では無いと思うんだけど」
「いや、そう…いう意味ではない……
黒幕を探ってほしい……一悶着やろうが、拷問をしようが好きにするがいい」
男は、ペッと脂交じりの唾を唾棄すると
「虎の胃を借りる狐って意味かい、受けてやろうじゃねえか……で肝心の礼金は」
「五十万エィル」
「悪くない……」
「では引き受けてくれるかね」
男は首を縦に振った
ケムリが行動きに合わせて弧を描く……
ややあって空に消えていく
大きく……そう、大きくと
 ボス
  暗い部屋に一人の男が机に……猫背になって何かを作っているている
誰もが男を見た時こう言うだろう……マフィアと………
男は何を作るのか……
「ボス、報告です」
「ボスてば」
「!………おいきさまが声を出すから砲塔を付け違えたじゃねえか」
砲塔?この男の作っているのは拳銃か?それならば万人が納得するだろう
「いいじゃないですかプラモデルくらい」
なんと!マフィアのボスにプラモデルとは……あっているのか、あっていないのかよく分からない、そんな感じの取り合わせである
「……あーくらいだと……ま……女を抱くことにしか興味のねえおまえにゃわかんねえか出かける」
「どこに?報告がまだですよ」
「うるせい」
子分の持っている、紙に目を通すとひったくってくしゃくしゃと丸めるとゴクンと飲んでしまった……この世界で最も信頼のおける証拠湮滅法である 
「おい主人 例の品物ははいったか」
「はいはいタイガー戦車ですね」
そういうと箱を取り出し渡した
思わずボスの顔がほころぶ
「ふふふ いい品は手にすれば分かるもんだな、さてと、おい主人ここで作っていくぞ」「はいはい、どうぞどうぞ」
ボスは箱を開け……キャタピラを取り出しドンと机の上に置くと煙管に火をつける
「なかなか、いいできだな 精巧な物にはこだわりを持たなくてはいけないそうだろ」
「………プロ……ですな……
いかにも、精巧な物に興味の無い人間などクズ同然」
第三者の割り込む声
男に脂の燻る煙管で返答すと、煙草の脂交じりの唾を掃き捨てる
ラジオ局
『HOT/KUNAをほっとくな~』
「さあ次のリクエストはおっと『曲名は聞かなくても分かる』だ YO THCK THE OUT」
ここは、ウエストストームのラジオ局『HOT/KUNA』(注・NYに、HOT97っていう、オールドスクール専門のラジオ局がある)ストームの民放で最大の周波数を誇るラジオ局でその凄さと、歌劇いや過激か……なバカさは堂々たるビルと意味のないぐらい巨大な……直径40メートルのパラボナを見れば分かる
そこの企画室
コピー機の前に立つ一人のOL
ブロンズの髪と整った顔つきは紺の制服によく似合う
ピーガチャガチャガチャ
「アッ、チャー 間違えちゃた」
「またぁ なにやってんの」
「どうしたんだ なに……バカ、コピーを十枚と一万枚を間違える奴があるか、おい、誰に見せるんだ」
「す・すいません チーフ」
「謝っている暇あるならさっさと取り消しにしろ」
『アレンシュタイン・マインホフ様一階のロビーまで おこしください……繰り返し連絡します…』
と響く放送
「あ あたしだ すいませんチーフ」
「ま まてまたんか……つったく、そこの君、早く取り消しにせんか……」
やれやれと肩をなで降ろす男
「はあはあ……あっ……オオタ部長」
「ここでは都合が悪い屋上へ行く……」
「ま……待ってください」 
屋上……
「いいか明日、おもいっきり化粧してこい」
「え……もしかして……デートですか」
「バ……バカ、死に化粧だ、ふざけるなコピーキャット」
「……理解かってます……」
「ったく……お前だって、死ぬ時はキレイに死にたいだろ……」
「……はい」
「これは俺からのプレゼントだ」
と取り出す紙の包み
「開けてみろ……」
「わあ……コンパクト! あ…ありがとうございます 部長」
「……おもいっきり化粧してこいよ」
「え……」
「なんでもない、仕事の前は体調に気をつけろよ……って言った……だけだ」
「はい、ありがとうございます」
……男の人って、なんで何歳なっても素直になれないのかしら……そう、立ち並ぶビルをみながらアレンは……そう思った……
ジオから聞こえるラップにあわせ言葉を返答す  
「時間どおりだなモガト」
「いや、仇名でいってもらいたい」
ニッパでリズムに合わせ、パチンパチンとパーツを切りはなしながらボスが喋る 
「キャプテン・ブラック……仕事だ……港にのさばるよそもんを殺せ」
男は片目を開くとささやくように口を動かす……
「ほう……デザートアサシンですな」
取説を見ながら男にニャッと笑うボス……
「知ってるのか……ならば、話がはええな、その通りよ
なあに案ずるこたあねえ、俺等の腕っこきを二三、貸してやる」
くるっ、とセメダインの蓋を開ける……プーンとセメダイン特有の臭いが、店内を駆け巡る
「で……誰を」
「グリップハンタ、スカイダイバー、ターレスだ」
「それは、どうも」
「時刻は明日5:22」
「了解」
そう言い残すとモガトは店の重い扉を押して外に出た
「さあこれから急がしくなるな……」
   倉庫
コピー キャットはパワードスーツに内蔵された集音器で、情報収集いていた…このパワーどスーツはヘルメットに猫の耳をデザインされている、ユニークなデザインだが、ただの浮き彫りでは無い、この耳の部分に音を集め、いわば電波を収集するパラボナの様な働きをする、つまり、本当の猫の様に人間の七、八倍の聴覚を持つ事ができる
「どうだ……」
「部長……何かが近付いて来ます……数……複数」
構える銃とSMG……にらむ二人……いったい…誰だ
「あわわわ ちょと、まってぇ」
コピーキャットに内蔵された、プログラムが声を基に相手の声紋を弾き出す……
「あれれ、これは……ぶ 部長……ちょと、待ってください知り合いです
 サイバーパンター」
「コ・コピーキャット?」
パワーどスーツを着た一人……たっている
スーツはコピーキャットと同じ猫型だがこちらは豹を想定して作られたのか黒と灰色の斑点がデザインされている黄色と白のコピーキャトの虎柄と反対称的な性格を感じさせる
「早くかくれて」
と急いで二人の間に駆けつける
幾人かの足音をコピーキャット集音機を捕らえる
「おい どうしたんだ……」
「実は私のチームがシャープマーダーというバウンティハンターの奇襲にあって」
「シャ・シャープマーダーだと?」
オオタ部長(コードネーム・バウンティハンター)は戦慄をその背で感じた
「知ってるんですか」
「ああ いかすかねえ野郎さ……
賞金の為なら同業者だろうと裏切り……殺す残忍な奴だ」
「で……そのハンターとやり合っている内に、デザートアサシンの奇襲にあって……みんなちりじりになって逃げていた所なんですぅ」
「そう……よかったぁ……助かって」
「うん 怖かったぁ~]
抱き合う二人
やれやれと腰をおちつかすバウンティ・ハンター
「ちょっと待った…得意のサイコダイブカウントはダメだったっていうのか……」
サイコダイブカウント 形状は双眼鏡ににている、敵に目でみる部分にぶつけると両耳をヘッドホンが覆う、そして瞳孔の大きさを計り(これは、その人間の脳波を、計る為に行う)それが終わると、映像と音が大量に流れ 相手を洗脳してしまうという恐ろしいマインドコントロール兵器・ES(エナジー・スレッド)電工製作
光る海の洪水が目を妬く プロローグ
一人の男が町を逃亡する
「くそっ」
飛ぶ銃弾3発
廃屋にガラスに体当たりして逃げ込む
廃屋の中を飛び散るガラス
一人の公安特殊強化防護服『エグゼクティブスーツ』をきた
一人がサーベルを取り出す
「ここで終わりだ」






































*67

流れる電撃に……
闇……暗く凍て付いた都会を
さすらう思考は誰のもの……
おびえる猫はなにゆえに……

何かうらみでもあんのか?ここは どこなの?
ツグミは 自分の目の前が真っ暗になったいる事に気が付いた
うう うう うう
くちが 何か 皮……の様な物に押さえ付けられて 喋れない
さるぐ……
体が 縄で束縛されている事に気が付く
更に 裸の体が 外に大気に当たって
ブラジャーも パンツも無い 
さらけだした……尻部にあたる コンクリートの床
……
その時 自分の知覚にもう一人の息づく 体温を発する 
二酸化炭素を吐きだす 感覚を感じた
……誰……男……?
「ツグミ先輩 起きたのね 
教えて上げる 私はね 川本 アサツキ はね
16のとき……親兄弟を失って サウスストームで拾われて
フレイアさんに…… 調教されて……
貴方が 一人で寂しがると可哀相だから……
ここの交番送られてきたの 」
川本さん…… そうだったの やっぱり そうだったんだ
「私に フレイアさんの代わりが勤まるとは思わない……
ねえ フレイアさんは どうやって 貴方を 愛してくれたの」
目隠しが外された 自分の目の前に174センチ
長身で シルクのボーダーシャツ
タイトで黒くスレンダーのズボン を着た
山羊を連想させる 細く長い首 細く整った輪郭
左右に垂れた アメリカンスコッチテリアの様な垂れた 
軽いウエーブの髪 黒い……
「可愛い目 綺麗ね……澄んでて いじらしくって 」
ツグミの目を逸らした お世辞を言われるのは 赤面証の彼女にとって
耐えられない 気恥ずかしさを感じる
「ふふ 可愛い 可愛いわ 耳まで赤くなって
私より年上なんて……しんじられない……
 ……ねえ これはなにかしら?」
全身が組まなく写る 鏡 
銀のフレームに寄り掛かる様に 自分の姿が写しだされている
「…… 鏡に寄り添うみたいで…… あ……
体育座りはきつい……?」
川本が轡を外し ツグミを見る
「そんなにきつく占めた訳じゃ……」
「縄で縛られた自分がこんなに引き立つなんて……」
膝小僧のから締め付けられた 縄が手に繋がる
乳房を締め付ける 2本の…… 指の様な縄が 引き締める様に
自分の脆弱な肉をもり立たせている 絞りだされ 垂れる
乳首は 頭を垂らす 自分を見ている様で
恥ずかしくって もどかしくって …心の奥底が熱くなった
「ドレス……私 ドレスをきているのね……」
ツグミは目をつぶった
「ねえ…… 来て 欲しいな…… 感じさせて フレイア先輩を……
分かってた 貴方の耳のピアス 私ももってるから」
うっと意気込むと調教とピアスの刺激で肥大した クリトリスを起たせる 
「匂いも香水も フレイアさんにだかれながらかいだ香り」
「先輩……」
唇が 重なり合う
「んん…… んんんん」
「ん……ん ……?………んんんん」
唇を外したのは アカツキの方だった
目をつぶったままのツグミを見ながら 
荒い息を立てる
「はあ はあ はあ …… 」
「……どうしたの?」
「はあ はあ はあ はあ……ん……ん」
「ん!……んんん」 
アカツキが 頭が
 ツグミの下腹……に乗った
「あ……あああっ」
ツグミが 髪を振り乱し 歓喜の声を上げる
だらりと垂れた髪がツグミの膝を刺す 柔らかな 髪質が 優しく愛撫する
元々皮膚が ドクドクと流れる小さな生命を感じる
緑の動脈が見える程薄い皮膚のツグミだが
それよりも 場をこなした経験からか……自分でも感度の良さに驚いていた
「あ………あ……あああ………?ねえ どうしたの」
「………先輩…… あたし 先輩のディープキスで……」
「え……えっ…ええ?」
「な 縄……ほどきますんで……」
顔を押さえて泣き崩れる アカツキ
「ご……ごめんなさい
先輩をエスコートできなくて……」
「あれ? そ……そういえば フレイアさんがいなくなってから 
いろんな人に調教されたから……」
と自分の体を弁解する様に こういう
「ごめんなさい……これじゃあ 」
ふう と一息付いて 
「いいのよ 川本さん 私が教えて上げる から」
泣き崩れる 川本さん……って 綺麗
と耳元にささやくと 手を 川本の秘めた部分を撫でた
凄い濡れてる…… 熱い…… 
「あ……こんな……こんなの……」
「感度は私の方がいいかな?けど 調教とHにオナニーの回数をこなせば
良くなるわよ 14歳から調教された フレイアさんにくらべれば
ものの比じゃないけどね…… 
そうそう 私全身が感度がいいの」
腕を回す 肩に絡む腕を嘗めながらそうツグミが言う
「え…っ?………っ」
ゆっくりと クリトリスに指を這わせる 
「流石 先輩の調教を受けてるだけあって 大きなクリトリス……でも 長いクリトリス」は感度のいい証拠なのよ……いやらしいわ」 
「……ツグミ先輩……恥ずかしい」
ゆっくりと 剥くと 舌を這わせた
「ごめんね……でも大きな体で…… 似合わないわ…… 」
ペロっと 川本の涙を溜めた 瞼を嘗めると
「冗談……よ
私 一人だけ いくなんていや……よ
どう……」
ツグミのクリトリスが川本のクリトリスに食いつく 
「あっ あっ」
川本の手がツグミの乳房を捕らえる 
「せんぱい 可愛い」
「ああっ ああっ」
「先輩…… 先輩……せんぱい せんぱい せんぱい」
「いくうう……
うふふ なーんてね まだ長いのよ 楽しみましょ」
「せんぱい……」
それから約5時間ほど……
「こ……腰が……」
逃げ出そうとする 川本をにらみ付け
「あら……もう終わり?」
「もう ご……5時間ですよ……
 先輩 ですね……」
「まだあ たりない 川本 結構大きいね 」
乳房……に手を伸ばす 
「うふふ……もお 見つけちゃった アカツキのよわいとこ
うふふ 」
更に2時間 
「ふう 御飯でも食べにいきませんか……って …… あ……あれ?」
目を回して気絶している 川本
「あ…… ああ 大丈夫ですか?」
『えー 脳波測定 体の体温 とどくとる山神はん ほな こんなんでました』
大阪弁でコンピューターがグラフを掲示させる
「………軽度の脱水症状ってとこね 脳に影響が出なかったのが幸い……」
カルテと AI『医療型AKINDO2070』の弾き出したグラフを見ながら 
白衣の女性がツグミに告げる
『どくとる山神はん 吸収力のいい 食塩水 でも処方しまひょか
 えーと この程度やから……』
「そうね えー
……まあなんだ……海の匂いのする趣味もたいがいにしなさいね
……でもいいにおいがするわよ二人とも 海水浴でもしたみたい」
ぽ-っと赤くなって川本の影に隠れる ツグミ
「川本さん!」
「どうだった? ツグミさんの…… 」
「え……?」
「あら……質問が分からなかった?」
「い いえ ほ… 本官は……」
「ちえっ つまんない子ね」
と舌打ちすると ゆっくりと川本の首筋を撫でた
「そ……だ こんど 私とやらない?」
「駄目 駄目よう ドクター わ…… 川本さん は私の恋人だもん
そうだよねえ そうだよねえ」
「……えー あのお」
「はあ……ツグミ……わかってないわね
あんたの独占欲の強さがこーいう事になったんだからね たっく そーだ 男でも紹介したらあんた 結構 いるんでしょこれが」
と小指を立てて ツグミにウインクする
「え ああ うん」
「そう 聞き分けのいい いいこね」
「うん……」
『あの どくとる山神はん? そろそろ次の患者はんが ……こりゃあ 酷い 
患者名は 作者のサクラヰ キヨカヅはん カンジタ移されたそうやねん しかも重症やで』
「分かったわよ……またソープにでも行ったんか あの馬鹿作者は
 じゃあ お大事に……」
『ほな さいなら またきたってや~』
とAIと山神が言葉を告げる
あの夜から一週間
ここはツグミのアパート 
「川本さん……おいしい?」
「あ……あのお アカツキでいいです あのお 先輩?」
「ほらあ もっと食べてよう お詫びの意味も含めて………」
と皿に配膳された ちりめんじゃこと ピーマンの油炒めを
アカツキに勧める
「ねえ おいしい? おいしい?これはねえ 
胡麻油で炒めるのが美味しさの秘訣なの……
それからこの茸とチーズのフォンデはねえ……作者 平気かな ナースストームにあるのよね あーゆー街が 」
「え……ええ」
と箸をで口に御飯を運ぶ  
「よかったあ 私 一週間前のあれ 心配しちゃったよ 」
「あ あの 先輩?」
「だって 動かなくなるんだよー」
「先輩」
「しんじゃったと思ったよ こわいかったよう」
「先輩!」
「あ……は はい!」
「私 フレイアさんに 先輩を喜ばせる為に来たのに
半年……のなんだか……返り討ちにあって 自信なくしてるんですよ」
「半年ねえ まだまだ綺麗なピンク色よ なーんて
……あっ もしかして あれじゃないの?
フレイアさん 私の性格しってるから…」
「性格?」
「私 始めると どこまでも いっちゃうんだけど
自分からいいだせない から 私今だったら 
貴方に膝枕されるだけで
うれしいな…な……な……な……
なーんて いやーん」
ごふ……うっ と独特の空気に酔ってしまう 川本
「それに完全な体だったら……つまんないもん
私の独占欲が許せないもん それにフレイアさん優しいから 貴方を
完全に征服するのにためらいがあったのかも……淫らになっていくのを見るのが辛かったのかもね……私みたいに」
「あのじゃあ……ピアスの事ですけど……」
「うん 何時も フレイアさんが 私の事を 愛撫してくれるの
しんだら土葬するつもりよ 私の肉体は 永遠にフレイアさんの物だから……」
「いえ あの 私にピアッシングしてくれませんか 
処女を捧げたのが フレイアさんだったから せめて先輩に……」
「いいの? 私が ほんとに いいの?」
「はい……先輩が ……喜んでくれるなら」
「……いいや 」
「えっ?」
「それより もっと オナニーとか色々しようね あそうだ 男紹介しよっか?」
「は はあ…でも私 先輩とフレイアさんしか……」
「いいのよ もっと 自分を大切にしてね……」
「え……あ はい」 
「あ そうだ バイブ 買いにいこよ」
「いーじゃん ね」
「え は……はあ」
「あ …ツグミちゃん いらっしゃい
あら 今日のご主人様は そのこなの?」
扉を開けると 一人のスーツを着た 女が暗い 店の中からひょいと顔をだして挨拶する「こ……こんにちわ」
と また川本の影に隠れるツグミを見ながら
「………いいですね 先輩 ここ 女の人が 店員で」
とくすっと笑いを浮かべる
「……うん あんしん 
AIの声も無いし…… 
あれの 大阪弁 ちょっと苦手」
「へえ 色々あるんだ 」
「フレイア先輩は……教えてくれなかった?」
「え あ- はい こういうのなれちゃうと……
普通にイケなくなるからって でもバイブレーターを嘗める方法とか いろいろと
は教えてもらいました」
「そう……なんだ きっと……可愛いよ……
アカツキが……バイブレーター口にほうばって……
 これ……ね ろーたー これが バイブ あなるに興味ある?これはね……」
「先輩はどんなにをつかってるんですか?」
「これ……くまちゃんの……」
と指差す先に 動物の柄が付いた バイブ
背が低いからか 背伸びをしてとろうとするが……
「可愛いっすね 」
くすっと笑いながら 箱を取る アカツキ
「うん かあいい」
とにっこりと笑う ツグミ
「ツグミちゃんの方がかわいいわよ」
といつの間にか傍らに立っている店員が言う
「あ…… 」
ささっとアカツキの影に隠れる ツグミ
「うーん たちぎぎして悪かったかな 」
「そ……そんな事……」
「それより さっきはご主人様なんていっちゃたけど
ツグミに誘われたのね…… じゃあねえ これで……あなた包容力もありそうだから」
「これ……は?」
「エボナイト とか デルダーとかいう事が多いけど
………」
「これで ごにょごにょ ……」
ぽ-っと赤くなる アカツキ
「や……神崎さん ……からからないでください……よう」
「あら ごめんなさい……ふふ」
「先輩 これ ……」
「……あるよ 」
「おうちにある ……」
「………あの」
「想像しちゃった?……」
「あ……は……はい」
「先輩!
私……先輩と一緒になって絶頂に上がりたい」
「で……でも」
「そりゃ 先輩の体型には似合わないかもしれないけど……
でも でも 」
ツグミの肩に両の手を掛ける
「私が……こうやって 先輩と」
「……アカツキ」
暁に抱き締められて 体中が熱くなる
「先輩と一緒に ……」
包容力のある……腕の重さが 優しい
「やっぱやめ 」
「あ……ええ……バックは嫌いですか?」
「ううん 私 あなるの下の皺の開発も完璧だし
そのあなるの調教だって 感度がいいの でも……もっと他に……」
「じゃあ 騎乗位で……」
「う…… 教えてもらった……わけね 神崎……恨むわよ」
ゴクっと生唾を飲み込む ツグミ
「き・じょ・う・い・で」
「騎乗位……」
「先輩 騎乗位」
「負けた……分かったわ じゃあ 一回よ…… 一回だけ……」
「あのう ホテル一泊したいんですけど」
アカツキが受付の男にこう告げる
「……ウチは女同士はお断りしてるんですが」
とこう気の無い返事を返す 若い男
「……なんで?なんでですか!」
「いやそのお……きまりは きまりで 
す……すみません!ぼくただのバイトなんですよ
首にされると……あの」
「しかたないよ いこ」
「あ……はい」
「あ-ちょっとショックだったなあ
こういうのって ……」
と首を柳の木の様にもたげるアカツキ
「まあ こんなものよ…… あ……私隠れてるから……」
「あはは それいいですね」
彼女の陰鬱な顔が パッと明るくなったのをみて ツグミは嬉しくなった
「 あのー休憩一回……」
せんぱい ……と手で おいでおいでする
「どうぞ あ……あの未成年じゃないですよね」
上から下を見下ろす 受付の男
「あ……身分証明書 これです」「……26歳 …… あ これはすみません すぐに 用意させますので」「先輩 良かったですね 」「うん でも 私って 幼いかな……」「……そんなことないですよ」 「じゃあ……行こうか」ゴソゴソとビニール袋から例の物を取り出し…… 「どうですか……」巨大な 黒い牛革の疑似ペニスが ツグミの目の前に現れる腰の回りの黒い蜘蛛の巣の様に張り巡らされた 革のバンドと白い肌ががそれをさらに引き立てる「………かっこいい」ツグミの息が荒くなる「……かっこいいよアカツキ あの あれ フェンシングの剣を持った選手てっいうかマイクをもったラッパーていうか パイプを加えた 探偵ていうか なんていうか……男のひとってなんで あんなにたくましくって堂々としてるか分かるわ」べっとから這い出す ツグミ 「来て 」
スタンドの暖かい光が つぐみとアカツキを写しだす
「ほら……見て」
アカツキは 鏡に写った自分を見た
堂々として 自分を誇示する様に 突き出した突起をツグミが握る
顔を赤くさせる アカツキ
「かっこいい かっこいいよ 感動しちゃった 私……あたし」
ツグミは片足を床に下ろしひざまずくとアカツキからそそり出る
つかをほうばり左右に首を振る  
「あ っ なかが なかがかきまわされて いや あ」
思わず ツグミの頭を押さえ 首をいやいやし始めるが しかし
ツグミはそっと手を除け 優しくアカツキの中を突き上げた
この声と共にがくがくと震えるアカツキの太股 体を支えるのがつらくなったか
思わず 両手を地面につき
尻餅を付いて こうべを ……黒い髪を乱しながら…… もたげ
 荒い体温を口から発散させる
「あら…… アカツキのはまだ浅いから ……ねえ」
「はあ はあ はあ」
キスをしようとして アカツキの顔にちかずけるツグミ
目をつぶったアカツキの
吐息がツグミの前髪を揺らす 思わず目を細めて 含み笑いをしながら
「かわいい わ でも… これじゃ キスは無理ね……ん」
アカツキの紅い口紅がツグミの額に吸い付く 
「先輩 …… 私だって 公安のメンバーよ 鍛え方が違うわ……」
「うふふ……やったわね……あっ」
ゆっくりとツグミの肩に回した腕がツグミを抱き締める
お互いの体温と心臓の鼓動を聞きながら 沈黙 
アカツキの髪に滴った汗が 露になって ぽた ぽ……たと
ツグミの背中を伝い 体中を流れる
「………先輩 こうやってると落ち着きます か」
「ありがと……ごめんね やりすぎちゃって……」
「いえ あのう でも 私だけでいくんじゃなくて先輩も……」
「えい!」
とアカツキの体を 倒す
「あ……先輩 」
「うふふ 」
ふうー……と深呼吸をするツグミ
「はあ……力を抜いて……と」
アカツキのデルダーを握り締めるとゆっくりと導く
「……ん っ……入った ……」 
「それじゃあ先輩 約束どおり……」
「うん……」 
それから2時間程 
「美味しい…… 」
「あっこれ 私の故郷の料理で」
エプロンを外し 自分もいすに座って フォーク手に持ち
「先輩は…… フレイアさんは…… 何時から出会ったんですか……」
とアカツキが玉葱のみじん切り炒めのスパゲティを口に運びながら訊いた
「……うん 4年前 22歳の時」
「フレイアさんって14歳の時から 調教うけたって言ってましたよね」
「あの人は いったいどんな過去があったんですか?」
「あの人はね 例の大戦の引き金になったのよ」
「は?」
「まあフレイアさん一人じゃないけど
えーと 今から10年前はね ほら黒髪の民は 皆虐げられていた訳でしょ」
「ええ 教科書で習いましたね」
「そういう訳で 非合法な ……春をみそぐ クラブがあって
スラムに住んでた大抵の黒髪の女の娘は そういう ところに連れてかれちゃって
働かされていたわけよ……社会の底辺って訳ね 私はお父さんがいたから
学校にいけたし……
でも身寄りのない子は 大抵そうだった……」
「…………」
「で ある日 フレイアさんが働いていた ところに 一人の男が来た訳」
「……あ 思い出しました たしか あれですね 安息日事件」
「そ……フレイアさんが働いていたのは 結構高級な部類で 
その男が当時の大統領だったわけ で フレイアさんに味をしめちゃって
その売春クラブから フレイアさんを買い取って 大統領官邸にメイドとして
連れて行った訳 まあフレイアさんだけじゃ無くて他にも色々な娘もだけど」
「それが ゴシップの週刊誌ですっぱ抜かれて
表沙汰になった訳ですよね たしか」
「そう それでフレイアさんが17歳の時 ノースストーム大統領官邸に 襲撃事件が起こった訳……
本当なら 大統領官邸にいた 女のこはその時
解放されたんだけど……フレイアさんは同じ 大統領官邸で働いていた執事の人と機動兵器を盗んで 逃げ出して…… 」「へえ 随分 波乱万丈な人生を……」
「うん それで フレイアさん サウスストームから逃亡した後
執事の人 えーと 何て名前だったけ その人と別れた後
その間の事はよくきいてないんですけど……4年…… 大戦が終結した後 2年間程勉強して 公安に就職した訳だから22歳で今の交番に就職したのね」
「はあ 」
「で フレイアさんが3年目ぐらいのとき……25歳ぐらいかな
で当時19歳の私と出会って ……」
「でその2年後に 16歳の私と出会ってる訳ですよねたしか
27歳……対テロリストの事件検挙対策組織のメンバーに抜擢されたのは」
「てことは今29か 女ざかりの頃よね……
なのに あんな 事になるなんて……この2年間 いろんな事が在り過ぎた…んだ 」
ツグミは 暗い目で言葉を詰まらせた
「その話は止めましょう……ね 先輩」
「う……ん」
「んあー そうだ  男の子紹介する……って話 してましたよね!」
「あ……そうそう ……コンパでもするか!」
「……そうっすね パーッと!もりあがりましょう」
「……そろそろかな 」
二人の男は 時計を見ながら 
「……おい しりとりでもしねえか……」
「……うーん 何故? しりとり? まあ 暇だけどね いいよ」
「じゃあー しりとり り……だ」
「り……り……りんご!」
「ご? ご……ご…… 誤解 」
「い?……い…… インカ帝国」
「あ……ごめんね おそくなっちゃて……インカ帝国って……?」
「あー いやー 」
「おっ そのこがあかつきさん?……」
ツグミの後ろに立っているを見る男
「あ…どうも」と指差す先に 動物の柄が付いた バイブ
「あ……身分証明書 これです」「……26歳 …… あ これはすみません すぐに 用意させますので」「先輩 良かったですね 」「うん でも 私って 幼いかな……」「……そんなことないですよ」 「じゃあ……行こうか」ゴソゴソとビニール袋から例の物を取り出し…… 「どうですか……」巨大な 黒い牛革の疑似ペニスが ツグミの目の前に現れる腰の回りの黒い蜘蛛の巣の様に張り巡らされた 革のバンドと白い肌ががそれをさらに引き立てる「………かっこいい」ツグミの息が荒くなる「……かっこいいよアカツキ あの あれ フェンシングの剣を持った選手てっいうかマイクをもったラッパーていうか パイプを加えた 探偵ていうか なんていうか……男のひとってなんで あんなにたくましくって堂々としてるか分かるわ」べっとから這い出す ツグミ 「来て 」



















































*28

スタンドの暖かい光が つぐみとアカツキを写しだす
「あ…どうも」   
フレイアはナースストームにきていた
豊かな自然が育んだ心地の良い空気
 別名ナチョラルステイツと呼ばれ愛される
この地は前大戦の発祥地と思えない程の
のんびりした空気があった
これから どこに行こうか
とガイドブックを開いた時
人込みの中 でそんな行動を取ろうとしたのが
いけなかったのか 
それとも 自分の不注意からか
ガタンという音と共に
スロモ-なスピードで
手の内からガイドブックが落ちるのを見た
その時 開いたページを見た時
思い出したのだ あの姉妹との邂逅を
ストームの上空を一台のヘリが飛ぶ                   !zx
「あの……大沢さん 抱いてください ……」
    エドガー・ラン・ポーまずは見せます まだ見ぬ境地
背の高い奴は 足を落とすべしウエストストーム
ここは どこなの?
「あ…どうも」フレイアはナースストームにきていた
思い出したのだ あの姉妹との邂逅を「そ……操縦復帰不可能 
湾岸のこの光景に 悔しさをこめて唇を噛み締め
睨む
「おい 打ち落とせないのか 」
「それが……流れ弾が タンカーに接触すると」
…その時プラチナの鳥が音速を駆けた
墜ちていくヘリの真下に
そして上に2つ 下に2つ計4つのバーニア(ロケットの推進ノズルみたいな物……)
光と湾岸の潮風がフレイアの髪をいたずらに 揺らした
     」
ここは ストーム最大のラジオ局 『HOT・97』
「そう……それに タンカー内部のエンジンは老朽化している情報が入った
動きださない今が 時……」
そんな 印象を受ける 
勤務は9年か……君は立派な公安の一員だ 私からお願いしたい
無論」
それが我々ではないか 
……我らの足下にすり寄りただ 屈伏すそれが 黒髪…… 」
海岸部には 約2000名のフル装備の
機動隊『デルタフォース』 1200名の警官部隊『ブルーセット』
……23台の装甲哨戒車部隊『トロイの木馬』と
7機のAI起動の人型機動兵器『グラム』  空中機動兵器『ナッツ』4体
そして 1400CCの大型バイクに乗った 公安のバイク部隊 
『センチョリオン』
真っ黒な虚空を眺め 呟いた
「カロル様 先行部隊が 奇襲に成功しました」
これら三体がサブマシンガン(イスラエルタイプUZIでお願いします)
 と思われる 小火器によって
着ている事からこの渾名が付いた)や緑の小人(ブリギットのパワードスーツは森林のゲリラ仕様の為 迷彩服の緑をカラーにする事がおおい)
ポイント3・7 人型機動兵器GARM(グラム)がライフル警官117人(厳密には
マシンガンアクションだけどゴルゴ13のイメージが強いのでM-16あたりを連想するのが妥当かな……)後方支援に強化警戒車と 自動二輪『OF』 と構成され
そして体を支える 二本の腕にはマピュレイタ(機械の指……ガンダム用語ですね)
これを作ったアレン一人 本人にいわせると 「別に…… 適当にやってるだけ」との答え )音声拡大機能(銃弾の音や 砲撃などの音は自動調節されるため耳に優しい)
バウンテイと数十名の 迷彩服……ブリギットが道路を走る
人は皆 絶対的な力を巨大な建造物から感じ取る
それが何千百年の孤独をへてつちくれになるまで
「こ……こいつ ガリアスと競っているのか?」
目の前に巨大な……メカが現れたのだ
「リバイアタン……この試作機を一台作った
だけでコストや制御の困難さから
計画自体が打ち切りになった筈
すると この機体は その試作機…… 
あの老紳士 こんな切り札を用意できるなんて……
何者……?」
撤退します……いえ識別できました リバイアタン 
隣国ストガリアの軍事兵器です……
……! なんでこんな物が……」
……リヴァイアタン 北のストガリアで作られた
水中用大型RV 全長約290メーツ 
ブラックピューマの識別コードが遅れて答えを
弾き出したのも無理は無い
この機体は 幻の機体として いまだ
ストームの軍事アナリスト・マニアの間で 
存在の有無を
巡って口論を交わされた
超兵器だからだ
おそらく 彼女のコードも同様の
説明を弾き出したのだろう
「……どうするの」
コピーキャットがバウンティに聞いた
「……作戦変更 Bに移る」
「……くそっ  滞空 ユニットの無い公安を見越しての 
作戦だったが……」
大沢は空に落ちる ヘリの破片を見ながら呻いた
それとは逆に いやがおうでも上がる シルバーメタルの士気
バズーカの攻撃や 滞空ブローニングの十字砲火を避けながら
「黒髪めがわらわにたてつくか ……クッ ク ク 行け我が下僕よ
肝をえぐりだして わらわの前にささげよ」
「如何! 」
ラ・ピュセルの命令(?)を受け 
ステルスナイトの滞空バーニアが上がり
急降下し
地面に着陸すると ホバー走行を開始
「くわっ」
彼等の持つ ビームサーベルが デザートアサシンを一閃する
「ははは 狩猟のようですな」
一人 一人と ありの巣を蹴散らすかの様に 逃げるデザートアサシンを 
両断する 上段切り その様はまるで 天より遣わした 鬼神の如く
テロリストを圧倒する
「これで9人目だあ……
うぐっ……」
「どうした ラファエロ 」
「そ……狙撃されました…………損傷 が…… いったん引きます」
「な………このスピードで?……何者だ」
ラピュセルは 上空に部下を連れ 見下ろす
「バウンティ…… タイプサイバーパンター コピーキャット
こいつら なぜここに」
サイバーパンターの二本のまるで電気プラグの様な電撃を帯びた スタンブレード
がステルスボーンを闇に葬る コピーキャットのマシンガンが火を吹く
「こい シルヴァメタル」
「あの連中が裏で動いてたとは……」
フレイアはモニターに映った 
バウンティハンター達を眺めた
「とにかく 国家のライセンスを持っている
賞金稼ぎといえども……テロに手を貸したのは立派な犯罪者ですよ
フレイア作戦本部長 奴等を叩きましょう
こっちには特殊機動隊がいます」
「部長!」
「………シルヴァメタルはたしか 犯罪者としてはランクA……
テロの斡旋は罪自体はそれ以下のはず……」
「フレイアさん……じゃあ……」
「いいえ……いい 私たちの役目はあくまで湾岸部のタンカーの保守
こちらの損害が少ないほど 任務は完遂しやすい……
いいこと リヴァイアタンを……たしか リヴァイアタンに
さっきのウイルスに対するワクチンプログラムをしこんであるからうまく行く筈よ」
「……わかりました  自分も黒髪です シルヴァメタルのやり方には 
……」
「ええ……ありがとう」












































*29

「なに ? ガリアスがうごいてるだと?
エンジンが老朽化しているというのは ……
偽情報だったのか?」
「いえ……レーダーが水中内を捕らえた所……
例のりヴァイアタンが ガリアスを動かしている様です……」
「……つまり 我々は 奴等に一杯くわされた
ということか?」
「しかし 打開策はあります」
「……なに?」
バウンティの前にランスの閃光ににた
衝撃が襲う
「お……」
と紙一つの間でランスをかわすと
銃剣手払いのける
……タイプp8 バウンティハンター
に最も 適した間隔を
導き出す
とラピュセルの動きが止まる
「……… なに?」
「逃げるのか ラピュセル」
「悪いが……私には 他にやるべき事が出来てな……」
「さらばだ バウンティハンター 私は この場を去る 」
「………おい 何処に行く 」
『バウンティ ハンター こちら コピーキャット 聞こえますか?』
「………なんだ」
『それが 我々が計画していた 作戦の 事で』
「おい コピーキャットどうした なにがあった……くそっ!」
「シルヴァメタルが引いています」
「………なるほど では……黒髪解放戦線の攻撃に移る」
「……わかりました」
「いいのですか?」
「かまわない 」
「カロル様 黒髪解放戦線が 後退していくます」
「……どうなってるの?」
「早くにげてください
 「そ……操縦復帰不可能 
それが我々ではないか そして 我らの足下にすり寄りただ 屈伏する
それが 黒髪ではないか 」
マシンガンアクションだけどゴルゴ13のイメージが強いのでM-16あたりを連想するのが妥当かな……)と構成され
それが百年の孤独を得てつちくれになるまで
「ははは 狩猟のようですな うぐっ」
「そ……狙撃されました」
ジィイ ジジジジジジ

パンターの電撃ユニットが ステルスナイトの脇腹をえぐる






















































*30

フレイアはパワードスーツ(強化防護服の事だが現在は2000年以降に発表されたプロテクトスーツという呼び方の方が一般的であるしかし 一般的に 『強化防護服=パワードスーツ』という 概念の普及・浸透ぐあいから 作中はこれに統一する)
しかし をぬぎながら
「……姉さん 姉さんなんでしょ
ひどいね この国って 
そうか 姉さんが私を処刑
うんん 殺せば テロリスト
からの支持をされる事がない
……そうなんでしょ そういう事なんでしょ
いいよ 姉さん 私 疲れちゃった
もう どうでもいい 先に……
お母さんに……会えるんだ
地獄でも天国でも 何時までも永遠に暮らせるんだから……
こわくなんか……こわくなんかないよ……
引き金は重く フレイアは 目の前のテロリストの言葉に
息が詰まった いや 絶望が具象化した叫びににた
……呪言ともいうべきか
があふれでてまるで 空気が抜ける浮輪が圧縮された
為に拒んでいる 大気か喉を焼き付くすような錯覚を起こさせる
そんな……
カロルという名の 目の前の 目隠しをされた
テロリストの指導者を……… 
なんと 辛い 命令なのだろう
……なんとも冷たい 運命なのだろうか
引き金がゆっくりと汗ばむ手の中で動いた時
フレイアは床 ……ここは処刑場
幾多 数多の死刑宣告者が流したであろう 
血と脂肪に肥やされた
暖かい土の上に倒れた
………
この罪人に永劫の安ぎと神のご加護を
土に還ったカロルの墓石に一輪の花が置かれた
ねむれ ねむれ やすらかに やすらかに  
彼女の魂を静める フレイアの子守歌が
墓地の澄み切った空気を割き
大気に染み込んだ時 
ストリームブリンガーで死んだ全ての兵士が
安らぎを喜ぶかの様に 並木の枝と枝が
風にこすり合い 安らかな音を立て 
こもれびが……フレイアを包み込んだ
「これは 死を覚悟しての放送です
かってこのストームには二つの種類の民族がいました
黒い髪をしたものと金髪の者
二つの民族は互いを忌み嫌い いつのまにか
服従する者と支配される者の関係になりました
わが母 
フレイア・エーセル・グスターフは先の戦争において
ナースストームの樹海地帯に戦線を引き 
自分たちの誇りのために戦いました
そして 私の母の意思を引き継いだのが
私の姉でした フレイア・カロル・グスタフ
しかし ……その後は皆さんの知っている通りです
全ての兵士の魂を静める為彼女は自らの身を捧げた
といっても過言ではありません しかし
もはや ナースストームの組織『ブリギット』は壊滅しました
まるで 崩れた積み木の様に
しかし ウエストストームの砂漠地帯の
デザートアサシンは顕在です 
そして生き残ったナースストームの同志も集まりつつあります
私は この放送の直後までウエストストームの
所帯をもつ……
 一人の市民でした 
しかし 姉の死 幾多に流された血そして
満足も無く 戦争の反省もしない この現状を……
私は…… 私は…… 悲しいんです とても
姉を無くし すべてを失い 子供も…… 私は一人になってしまいました」
フレイアは電波ジャックされた テレビを見ながらこうつぶやいた
いやなら拒めばいいのよ 私は…私は 
キャロル……私も あなたも
フレイア エーセル グスターフじゃないのよ……
戦闘はあっけなく終わった すでにデザートアサシンや ブリギットの残党に
戦う余力は残されておらず フレイアは自分と同じ 民族の
死骸の山を築き上げる 軍隊の一方的な 攻撃をただ見ているだけだった
「ね……姉さん……」
フレイアはやせ細った 自らの呪われた血筋をひいた
目の前のやせ細った 一人の女の顔に触れた
「ねえさん……」
目は既に 窪み 慈愛と優しさに満ちた目は
消え失せ代わりに 絶望のみ写すその目は
まるで全ての時を無くして来た様だった ……何処かに
「もう いいの 泣かないで」
いつの間にか 安堵がキャロルの心に起こったのだろう
フレイアはシクシクと泣き始めた 
キャロルをそっと抱いた
「ね え さあん つかれたよう
わた……し どうしていいのか……わからなくって
そう あの時よ 黒ずくめの男 石油地帯 焼ける砂漠
私のあかちゃん それからカロル姉さん………」
「………死のう……」
フレイアは 腕の中で泣き続けている 
キャロルの体温を感じながら けして掃き捨てる様でもなく 
かといってあきらめたような口調でもなく
 はっきりとこう言った 悲しみ…… 絶望を……突き抜けたちからずよさがここにある「キャロル……死のう この呪われた血筋を絶やすために……「
も…う 姉妹で殺し合いなんか……したくない」
腕の中のキャロルが時間が止った様に動かなくなったが
いつしか この様な言葉を吐いていた
「……う……ん」    
姉妹は薄暗い部屋の中で しっかりと抱き合いながら
フレイアもキャロルももはや
砂時計のごとく……思考が 様々な混沌とした憎悪や
失念や ルサンチマン……憤りなど……永久に流れる時空の狭間の中に
流れ 消えて 浄化された 
「………死のう……母の命を奪った薬で……」
いつしか民衆は愚かな 矮小な出来事と後世で笑うだろう
その 呪われた姉妹のどちらが吐いた言葉だろうか
この言葉のみ この場を支配した
……ウエストストーム午前12時
和平交渉に赴いたテロ撲滅フレイア・カルル・グスタフ
テロ対策本部長と 
テロリストの指導者フレイア・キャロル・グスタフ
両者がナースストームの交渉の為に開設された
旧講堂会館の中で薬物に依る 重症状態で倒れているのが
ストームの公安MPに発見されました 
使用した 薬物はエターナル・ヴァンピールと呼ばれる物で
先の紛争において ストームが使用した
毒ガスの集約物で これに犯されると8割が死亡
残り2割が日光アレルギーとなる恐ろしい薬品で
被害者は文字通り 日の当たらぬ暮らしを強いる恐ろしい効果をもたらし
先の紛争の悲劇を…… 
ロングストーム……長い嵐
フレイアはいつしか見た夢を再確認するかの様に
観ていた 
高い木 にうちすえられた露が枝をきりきりと
重くのし掛かる
……長く ちからずよく 当たる 雨の破片
それぞれの 一つ 一つが 人の様で
形が違って フレイアの目の前のアスファルトに舗装された
道路の上に 辺り くだけちり まるでダンスを踊るかの様に
地面で拡散して 飛び跳ねて 散っていった
夜の爆撃機がもたらす 死の恵み
そんな言葉がフレイアの頭の中に
流れた時 雨は 止んで 太陽が照らしだした
「……姉さん 姉さん」
と言葉を言う者が一人 フレイアはこの言葉を聞きながら
……なぜか もう 永遠にこの言葉は聞けないのね
と直感した 
「ねえさん 雨あがったね あ……本がびしょびしょだよ」
何時だったか読んだ 子供の時に読んだファンタジー
『不思議の国のアリス』
露を払ったキャロルの手は 繊細で柔らかい肉感が
少女の面影を残していた
「おーい」
「あ カロルねえさーん 」
遠くにぼやけて 視界に映る もう一人兄弟が
「なんだ 雨あがっちゃたね 傘もってきたんだけど……」
こもれびが 木の間をくぐり抜け 
まるで光の矢の様に フレイアの体を揺らす
ゆっくりと流れる 時間が優しい
「お母さん心配してるよね 姉さんたち行こうよ」
三人が向かった所 レンガの家
「ただいま」
椅子 具体的に言えば スツール 
後ろ姿の初老の女性
「おかあさん ただいま」
フレイアが初めて 夢の中で 言葉を紡いだ
スツールに座った女性が振り向くその途端……
「せ……先生 か……患者さんが目を覚ましました」
「それをいうなら意識が戻っただろうが
ったく 新任は」
そんな会話を聞きながらフレイアは覚醒した
「そうか 目覚めたか ……日に当たらぬ体という 代償を背負い
……」 
「おめでとう……といっていいのか」
フレイアの病室に最初に訪れたのは
彼女の警官として最初の称号ブルーナイトをもらった
頃からの先輩であるアーサー巡査長だった
「フレイア 君は 公安の長官に候補されたよ」
まだ薬物が抜けないのか うつらうつらとした
思考の中で 言葉が無尽蔵にフレイアの頭の中に
よぎっていった 無論 言葉の意味も無く
ただ脳裏に焼き付いた
「公安は 君が 虐げられた者たちに祭り上げられるのに
よほど 危惧をかんじたんだろうな 
祭り上げられる前に祭りあげてしまえか……
……フレイア 俺は お前が そんな愚かな行為にでるとわ
思わない そしてつらいだろうな
テロの首謀者……つまり君の兄弟を処刑した
功績でそのランクに上がるのだから……
血が塗られた赤い道……」
アーサーは 一息ついて 眼鏡を外し
ふき始めながらこういった
「それから 妹さんは 綺麗だったよ
……生きている時よりも綺麗だった 
安らぎという……君の与えたプレゼントを抱き抱えて
眠る 子供のようだったよ
……フレイア 妹さんの分まで生きるんだ
辛い つらいがな……」
ロマンスグレーのネクタイを揺らしながら
アーサーはモアメンソールのにおいを残し
病室を出た
空は青く 悲しげな 声を上げ 一羽のツバメが
すずくりをする為に桜の枝を銜え
地面に青い影を残して 何処かに消え去っていった
フレイアは白いカーテンが風に揺れながら
光を反射する様を いつまでも眺めていた

























































*31

「キャロル お願い 私の願いを聞いて」
フレイアはいつここにいたのか 
何時からここに来たのか 
ぼやけた思考を動かすのに精一杯で
この言葉など耳に入っていなかった
「あなた……」
フレイアは驚愕した
目の前にもう一人 自分の面影を持った
人物がいたからだ
長いタイトなストレートヘア……
そして同じ顔……あまりにすぎている目の前の姿に
驚く自分を押さえて言った言葉に
その女は言った
「フレイア姉さん(*)…… 
会いたかった……」
いや……もう一人居た その女の顔を観た時
フレイアは幼い まだ屋敷の召使として
働いていた頃の自分の姿が脳裏に過ぎった
(*)ラス民族では 長女が家を代表して
ファーストネームで呼ばれる 例えばフレイア・カルル
グスターフでは フレイアさん など)
「な……ば……馬鹿な事を……」
その薄暗い個室には 三人の人物がいた
フレイア そして 密林使用のサバイバルスーツを
着こなした ロングヘアーの女
そして まだ幼い 面影を 残しながらも
フレイアと……やや垂れた目と金髪はしているが
同じ 遺伝子のちじれた毛並とはっきりとした
目鼻だち の女
「そう 姉さん お願い カロル姉さんを止めて」
金髪の……腹違いの妹がこう言った
「馬鹿な事……確かにそう思うでしょうね
でも 母さんの祈願を成就させるにはあなたたちの……」
話はこうだ フレイアの母親 フレイヤ・エーセル・グスターフは
ストームの民族紛争『ストリームブリンガー』
の南部地域に広がる 樹林部隊の優れた兵士として
名を残し 今でもテロリストの象徴として崇められる存在になっていた
「だから 私は あなたたちと違って
母さんの下で 育ったから分かってるの
フレイア姉さん 姉さんは 母さんが16歳 キャロルは22歳の時
私は20歳の時に生まれた子供 生き方も 育ち方も違う
でも同じ血が流れているのよ」 
「呪われた……血がね…」
フレイアの言葉にカロルとキャロルが息を詰まらせた
「私はね 私はね なんで警察官になったか分かってるの
戦争よ 今から5年前私は16歳だった
金髪の者の屋敷に努めて そりゃ……
黒い髪のせいで酷い扱いもされた……
母さんが16歳で子供を生んだみたいに
ほんとに 酷い扱いを……ね
それでも 戦争が起こった時に比べれば全然まともな暮らしだった
それに仕えるべき主人の死 私の あなた達から見れば
鳥小屋にしか映らないかもしれない……けど
唯一の住家だった 屋敷も戦火でけしみずになった
16歳の時よ……まだ 16の少女だった時の……
そして戦争が悪化するにつれて 辛い事がたくさんあったの
3年 長い年月だった……
……私はね 今回の戦争が 終わって 生き残った兵士がテロリスト
になってね まだ戦争の影を引きずっている者が
いるんだ まだ争いが続いてるんだって……
嫌気がさした……のよ だから だか…政府の犬と……呼ばれようが
あ……の……間違った過去を繰り返さない為に……
テ……ロみたいな事を考えてる馬鹿な人間を一人でも
減らす為に ……」
フレイアは涙と言葉が空ろ になりながら喋りつづけた
ぐじゃぐじゃ になった言葉は彼女の辛い過去を
物語るように
「姉さん……でも聞いて
今 かっての母さんの残留部隊『ブリギット』
と 砂漠のテロ集団『デザートアサシン』
姉さんも警察官なら聞いた事があるでしょ」
「極左のブリギットに 石油ギャングの手先じゃ……ない」
「でも デザートアサシンの中にもいるのよ
本当に革新を祈願して戦っている者が」
「……デザートアサシン 最近ノースストームの
湾岸にまで出没しているらしいわね
全勢力は公安の機動隊も上回る ……
現在鎮圧に軍の投入さえも検討されている組織
たしかに勝算はないわけじゃない……
でも……また繰り返すの……あの戦争を」
「ええ……前の戦争の魂は……私には聞こえるのよ
恨みを残した すすりごえが……私は彼等を
導いて行かなくては」
「あなたは加害者だからそんな事言えるのよ」
甘い香水が空気を染めた
『この香りは……やっぱり姉妹ね……』
キャロルが目の前のテロリストに怒りを
込めて そう怒鳴った
「カロルねえさん……もう やめて ……
フレイア姉さんは戦争が 私だっていやよ
民族なんか関係ないわ」
「違う!……それは違うのよ
キャロル…… 
そうでしょ……姉さん」 
フレイアは反対する言葉を模索したが
嘘は付けずにただ黙るばかりだった 
「……そう なの そうなのね そうよ
分かるわけないわよね 金髪の人間には」
黙る フレイアとカロル
「それに戦争も生で感じたわけじゃなかった
私は12歳だった 戦争が終わったのが15歳
ただ 大人達が騒がしそうにしていたぐらいの
感覚で受け止めていた」
沈黙がさらに加速をする
「ごめんなさい……
 私には分からない事だらけで
それに 私いま好きな人がいるの
……ごめんなさい 私には ……」
キャロルの頭がたれ 言葉を詰めた
カロルは絶望した 
余りにも凡庸すぎる………
戦争を知らない者と知る者の違いが
はっきりと 
対峙するとここまで高いギャップを感じるのかとも
又感じた
「……分かった フレイア姉さん カロル……
もう 頼まない 私一人で戦う……
でも フレイア姉さん……いつか 戦場で会う事になったら
敵どおし……よ 私があなたを殺すかもしれない
その逆も……」
「……警官をやめるつもりはない…… 
これだけははっきりさせておくわよ」
フレイアは目の前の妹の目を睨んでこう言った
「わかったわ…………
……フレイア姉さんごめんなさい」
カロルはフレイアの顔から自分に対しむきだしになった
敵意を感じたえきれずにこう答えた
「………いいのよ 恨むなら母を恨むわ 
………テロリストか 
想像してなかった 自分に妹が二人もいたなんて
もっと早くであえていれば 孤独な……」
フレイアは今までの境遇 自分自身を思い浮かべた
孤独なんて……もうなれてしまったと思ったのに
人肌に 姉妹の優しさに触れた驚きが体を駆け巡っていた
こんなにもこんなにも こんなにも暖かいなんて……
「キャロル……世界で独りぼっちになった感覚に陥った事
ある?」
「カロル 孤独という忌ま忌ましい事柄が悪夢に
変わって夜訪れた事がある?」
「私は あるわ 何度もね その度に自殺を考えた事もあった
慣れるまで…… もう
 おかしいな なんで涙がでちゃうんだろう」
フレイアは溢れだした感情に制御する事が違わずに
何度も泣いた 
「ありがとう もうそんな事はないかも
あたし いつか あなた達に借りを返さなくちゃね」
安らぎという名の感情に身を任せ
フレイアはこうつぶやいた
邂逅…… 人生に 起こり得る 意外なる出会い…… 
「大沢……亨……生きていたの……」
フレイアはかって戦争の混乱から自分を救ってくれた
一人の若者の面影を探した
若く 長く伸びた黒い髪……はもはや消え失せ
顎にも ざらざらした髭が見え隠れした
しかし……猟犬の様な鋭い目は相変わらず
備えていた……変わらずに
「……フレイア 変わったな」
「……あんたも……ね」
短い会話の中にも彼等が深い感情を込めたのだろう
なにかしらの過去が見え隠れする
「……生きていたか……か確かに信じられないな
 あの大量の死人が……出たあの時に…… 」
「……そう」
フレイアの悲しげな目は大沢の手に移った
「結……婚したのね」
フレイアは言葉を詰まらせない様にこう返した
「おめでとう あいては?」
「……アレンと言う 同じ会社のOLだ
「……そう 口数も減ったわね……昔はもっと
軽かった……」
「……部長なんて役職になったからな……」
「……部長?!あんたが?」
こわくなんか……こわくなんかないよ……」
13年前のある民族紛争により
かってこのストームには二種類の人間が生まれました
黒い髪をしたものとそれ以外の者
それは その紛争を起こした民が黒髪をしていたからでした
やがて 黒髪の民は あの紛争の被害者からこの国の害虫かなにかの様に
扱われ 彼等は 社会の表舞台から 身を隠さなければいけなくなりました
言い様のない 差別 踏み時られた誇り……
そうした事が 前回の戦争の一つの要因でした
その日 フレイアは自分のマンションから出て街のビジョンを眺めながら
そう嘆いた 
ノースストームでの 戦線の崩壊 指導者の粛正 そういった物が
自分の手で彼等にもたらしたものだと分かった時 
フレイアはこんな 世界が崩れていった方がいいなと
自分の勤め先である 公安の巨大な建物の前溜め息をつきながらそう思った
自動ドアが開き 中に入りデスクに座り かって 自分は交番に勤務していて 仲間がいた
ツグミ アーサー マークス・エルンスト カレン 
思い出す度に 思い出す度に 
自分は遠いところに来てしまったんだ と思い返した
 はっきりとこう言った 悲しみ…… 絶望を……突き抜けたちからづよさがここにある「キャロル……死のう この呪われた血筋を絶やすため……「
も…う 姉妹で殺し合いなんか……したく……ない」
両者がナースストームの交渉の為に開れた
……長く ちからづよく 当たる 雨の破片
タニスリ-の短編だったか 『薔薇の荘園』だったか
……フレイア 俺は お前が そんな愚かな行為にでるとは
胸元が開いた迷彩柄のシャツはフレイアの公安支給の
パワードスーツの下に着こなすアンダースーツの紺に対象的
金髪の……父親の違う妹がこう言った
母さんが16歳で子供を……私を生んだみたいに
豚小屋にしか映らないかもしれない……けど
唯一の住家だった 大統領官邸……屋敷も戦火でけしみずになった
3年 長い年月だった……あれから2年 
「極左のブリギットに 石油ギャングの手先……じゃない」
甘い香水が空気を染め かきみだした
黙る フレイアとカロル「それに戦争も生で感じたわけじゃなかった私は12歳だった 戦争が終わったのが15歳ただ 大人達が騒がしそうにしていたぐらいの感覚で受け止めていた」沈黙がさらに加速をする「お父さんはおかあさんについて一言も言わなかった
でも……ごめんなさい…… 私には分からない事だらけで
それに 私いま好きな人がいるの
カロルは絶望した 余りにも凡庸すぎる
唇をかみ締めながら…… 又感じた
「……分かった フレイア姉さん キャロル……
これだけははっきりさせておく……わよ」
 フレイアは寄宿施設に戻っていた
イーストストームの夜は 冷たい 森林から駆け抜ける風が 
フレイアを拒む様に 吹いた 暗い 森林の中に潜む
ブリギット カロル テロリスト 
フレイアの精神の壁を剥ぎ取る様な夜風と共に 
複雑な感情が フレイアを 襲い 渦巻いた
「そんなに 驚く様な事じゃねえよ」
「そうよね 何だか なんだか あれから 
もう 忘れかけてたぐらい昔の話だものね」
「そう……そう だよな 
でも 警官になるとはな 思いにもよらなかったな」
「あの戦争は あの始まりがなければ あそこまで
発展しなかった だから 」
「…… そうか」
「昔 昔は 疑問を感じてた 
宇宙世紀0035 5月
「!……はなせプロローグ























































*34

爆破……響く
黒髪解放戦線結成の演説
時は宇宙世紀0024
『大陸大戦』の幕開けたる
『カリフの攻防』
の光景である
宇宙世紀0026
フレイアはメイドの仕事を終え
大統領邸宅にある図書室に読みかけの本を取りに
廊下を歩いていた
衝撃『地震かしら……』などと頭の中で思い描く
それから約20秒
黒い三人の軍服を着た男が視界に入る
『大統領の暗殺を成功させた』
と響くプロパガンダ放送、フレイアは悲鳴を上げる
男達はフレイアを押さえ付けようと
歩み寄る
執事の大沢がもった拳銃が
男の頭を貫く 
「ここは危険だ速く逃げなくては」
大沢がフレイアの手を引く
壁を横切ると3人の男が現れる
息を飲む 2人
「一般市民か……早く 逃亡しろ」
庭園『ニンフの園』
踏みにじられたヒマワリ……
の上に一台の兵器POL38
操縦手は略奪にでも行っていないのだろう
フレイアはその兵器に乗り
燃える邸宅を後に
長き逃走の幕を開けた……
        1  
「俺の軍隊懲役の経験のおかげで助かったな……」
二本のレバーをコクピットに座り操るスーツの男
「あの……これからどうするんですか」
「もう……そんな敬語は使わなくてもいいんだよ……」
「す……すいません」
「いや……謝らなくてもいいんだ……
ゆっくりなれていけばいい
しかし 君が自由になれたとはいえ
最悪の結果だな……これは」
フレイアの目にいつか鼻歌を歌いながら買い物に行った
商品流通センターが爆撃によってつぶれているのが見える
よく、大好きなファンタジー小説を買いに行った
ブック・ストアが占領されているのが見える
占領旗が 赤く爆破した閃光を浴る
あまりの悲惨極まる光景にフレイアは現実感を失っていった
風にたなびく黒髪……
「これに着替えろ スーツもメイド服も目立ち過ぎる」
「これを……ですか……」
大沢が差し出す軍服
血糊がべったりついて……においで……むせる
「ああ……君は黒髪だ……うまくいけば奴等の目をごまかす事ができるだろう」
スーツを脱ぐ大沢にフレイアは言葉をなげる
「ああ……そうだな」
10分後
「これ難しいですね……」
軍靴をはくフレイアがそう答える
「今……何が見える」
フレイアはメイン・カメラのモニターを覗く
「あの……キャンディーみたいな物を振っていますが」
「検閲か…
まずいな……
いいか奴等を騙す……」
「今から 俺のいう事を覚えるんだ」
30秒経過……
「覚えたか 俺は昔役者をやっていた事がある
肩の力を抜いて
ゆっくりと落ち着いて喋ればいいんだ……」
フレイアの肩に大沢の手が乗る
「頑張ります」
「よし……その意気だ」
        2
軍服の男がメカを止める
「あ……『黒騎士中隊』ただいま大統領暗殺を終え帰還しました」
「ふむ 見ない顔だな……志願兵か?」
大沢の方に目で合図する
この 軍に身も心も捧げるつもりで入隊しました」
「ふむ……ご苦労 これから君達には
ストーム軍の進行を止める為
最前線に司令官を輸送する命令を下す
志願して、すぐの大仕事だが……
人手が足りない 
今 一刻一秒をあらそう
辛抱してほしい」
そう 検閲の男が言うと
軍服の女が現れる
以外にも若い16ぐらいだろうか
ブロンズの髪が日光に反射する
「黒騎士中隊の諸君
ご苦労 私はこの方面を指揮する
アレンだ
君達の上げた輝かしい戦果は
わが軍の戦線に戦意高揚を必ずや
もたらすであろう
礼をいう」
そういうと 女はPOL38に乗り込む
アレンの背中に銃口が当たる
「あんた……指揮官だか なんだか知らんが
利用させてもろう
お互い命はおしいだろ……」
メカを自動操縦にさせたのか……
大沢がコクピットから離れ拳銃を片手に
アレンを脅す
「くっ…… そこの女 黒髪ならば 
この男をはなせ……私は君達に理解ある
黒髪以外の人間だ……」
「うるせえ アマ 黙れ 
いいかフレイア
こいつの言う事は信用するな
こいつは君らを利用するタイプの人間だ」
フレイアは迷った
「あなたがもしそうであっても
私はこの人に助けられました……」
大沢の近くによる
アレンはブロンズの髪をかきむると
呻いた
「理不尽な……この非常時に……
一分……一秒を争うこの時に……」
大沢はブロンズの髪を掴むとアレンの顎を掴み
面と面を向き 殺意をむき出しに睨む
速く……最寄りの中立地帯を教えろ」
アレンは地図を取り出し場所を示す……
「ウエスト・ストームの南西44・55
安全な進路で この町が一番近い……」
大沢はコクピットに移動し場所をモニターに打ち込んだ
      3
「よし まず こいつを売る」
ウエスト・ストーム南西の小さな街
この街を一から作り上げた町の創設者ラン=クロリス
彼女の名誉をとってこの町を『クラリス』と呼ぶ
「進路を中古モビル・スーツ取扱店へ……と」
大沢がそういうと
縛られた女……が口を開ける
「そろそろ 私を解放してくれないか……」
アレンが唸る
「まてっろよ……」
「つきます」
ルーンナイトと書かれた小さな工場
『ようこそ わがルーンナイトへ
わてがこの支店を担当させていただきます
ルーンナイト重工製 
AI(電子頭脳) AKINNDO25でございます
ども よろしゅうに』
AI………前々世紀では全くの現実性のなかったシステムだが、とあるNEC社というコンピューター会社が絶対零度に凍らせた粒子構造をレゴのブロックの様に集め、新たな……粒子構造の集積回路を組み立て作り出した……これにより今まで真空管の2元定理から粒子レベル(原子が真空管の代わりをする)の無限大の選択を行う事ができる様になりさらにCPU、メモリ、などが従来の2万倍のスペックになった、さらに、遺伝子工学などで解明された人間の脳構造をプログラムし現在のAIAKINNDO2020に至る
ただし論理上をクリアしたとはいえその
現実的な モデルの完成まで50年の月日を費やした
「どうも」
『現在の新製品のデータをアップロードしますか?』
「いや いいそれよりだな……」
20分後
『いや あきまへん! 30万エイルです』
「もっと 高く 買え!50万エイル」
『お客はん勘弁してーな
こないなったら わて首つらな もう 一家心中ですわ」
「ばか! AIが吊れる首があるかよ」
『それも そうでんな……いや いくら 色付けても35万エイルや……
どや?』
「しゃあねえ 間を取って 40……どうだ」
『分かりました あんさんには 参りましたは
キャッシュ・デフェンサーを起動します』
札束がAIの下機械からでてくる
「よし これでジープを一台 中古でいい」
『えー このタイプが……』
「この 一番安い奴だ」
『はい 』
アレンはジープに乗り
前線を目指す
後に前世紀の将軍、東郷平八の『Tターン作戦』と
ロンメル将軍の『砂漠の狐作戦』を合体させた
『アレンの采配』は
このストーム軍の前線後退を
成功させた
『アレンの采配』は優れた戦術として
ストーム軍の教科書に乗る
話を戻しそう……
「これから どうするの……」
ジープに乗り 前線へと赴く
アレンを見送りながら フレイアはそう大沢に聞いた
「うむ……ここに残って戦争を終わるのをまってもいいが……
金がな……」
「私は……このまま ここに、いても」
そうフレイアが言うと大沢は
『ルーンナイト』へ歩きだした……

         1
ルーンナイトで購入した
モビルスーツ「NEXT」
に乗りながら大沢は
「反対 反対……我々は国に監視されている」
「はああ 大沢部長は時の人か」
「新婚旅行ね……ああ 私たちも本当の夫婦なんだ
「  反対 反対」
     」
グラスを手に 優雅で洗練された物腰を見せる男*
「キャロル お願い 私の願いを聞いて」
 私には分からない事だらけで
それに 私いま好きな人がいるの
*
でも……ごめんなさい…… 私には分からない事だらけで
「はい」
に乗りながら大沢は-   
背の高い奴は 足を落とすべし今日は なんだか 


































































*36
「そこかっ」 
シャープマーダーが天井を睨む
トンファーのT字の部分には
磁石がしこんである
これにより天井にトンファーを張り付け
ワイヤーを引くクレーン車の様に
ひきあげたのだ
蜘蛛の糸の様に
「そんな小細工で俺は倒せん」
トンファーのチェーンを
銃弾で打ち切ると
銃剣を上段に振りかざす
「くらえ」
シャープマーダーの渾身の一撃を
トンファーで受ける
2、3と執拗な攻撃が繰り出される
その名のとおりが悪魔の様な79種類の技が繰り出される
 サウストーム……の夜が明ける
朝日に向かってスカイダイバーが飛んでいく












































*37
   1
その日宇宙世紀0034
ナースストームの刑務所
「嫌な夢だ……」
シャドー・ガンナーは
刑務所で目が覚めた
外は真冬
コンクリートの塀が高く聳え立つ
「最後に言い残す事はないか?」
死刑の観察官が答える
「いや……速く殺すなら殺せ」
電気椅子のカップがシャドーガンナーの頭に冠する
キリストの像がシャドーガンナーの脳裏を横切る
「待った この場は俺が預かる」
目をつぶり観念した
シャドーガンナーが叫んだ男の方を向く
外には枯れた桜がコトコトと音を立て
風がつむじを舞い空に枯れ葉をとばす……
     2
老紳士と3人の警官がシャドーを睨む
「アスター君には この作戦についてほしい」
エリートなのだろう……毅然とした態度
どことなく、警察官僚の持つ教養の高さが言葉の中で見え隠れする
それだけではない
かつて『大陸大戦』の前線指揮を務めていた事が顔の勲章
機関銃の傷………で分かる
そんな、老紳士が差し出す書類……
目を通す……漏れる嘲笑
「くだらねえ こんな 事……」
「黙れ」
と警官が怒鳴る
「待て……」
いぶかしげに老紳士が警官を止める
「あのよ あんた この作戦を
もし………俺が嫌だと言ったらどうするんだ」「ふむ その場合は……こうするしかないだろう?」
「!????!!!!????!!!!」
老紳士が手にする携帯型洗脳兵器
サイコダイブカウント先行試作型
シャドーガンナーの目を映像端子が
耳にはヘッドホンが……
シャドーガンナーは洗脳……
薄れていく現実をその身で感じていた
そんな彼を横目に老紳士は作戦の次の指令を思考に張り巡らしながら不敵な笑いを浮かべた……
        3
宇宙世紀0035 4月
公園で桜の花が散った
かつて、この地でならず者の抗争があり
最後 物にものでるまで華を抱き込みながらここら一帯のギャングのボスがリボルバーを放ちながら 抗争に終止符を打ったと伝えられている
今でもそういう ならず者の都市ウエスト・ストーム
の南西の小さな町
都心に近いのか
経済評論家がプチ・シティと評する
レンガの家が多く『アット・ホーム』と
温かいシチューがよく似合う町
そこの小さな派出所
公安の予算をあまりもらえないのだろうか
外見は可愛いい……それにつきる
そこの一室……
機械室の隣り
金縁眼鏡をかけた……真面目な彼は
徹夜で口上を考えたのであろう……
ちょっと 目の下にクマがある
そんな 真面目な一人の男
アーサー部長は部下の前で一枚の紙切れを出し話を始めた
「えーっと 諸君! おはよう あのだな
この部署に2人の新人が入った
えー 入りたまえエルンスト君……マークス君」
彼の性格はつらつらと書いた口上など
無用と考えたのであろう
入ってくる2人
一人は読者ご存じのシャドーガンナーだが
いつものあらあらしい目の殺気が消え
これは正しく、一般の警官の目……
もう一人は年は18か?
仕事への情熱を燃やした若者が
一人、ドアを開け入ってきた
グリーンの目
マークスが自己紹介をする
「ここの部署に配属された マークスです
皆さん 分からない事も多いと思いますが
どうぞ よろしく」
そしてエルンストの紹介が終わると
席をアーサーから教わり
着席をした
「ねえ 」
と豊かな黒い髪を前に垂らした
詳しくいうなら
レイヤで厚みを削った後、セニングばさみで、そぎ……一番長いロッドで、レイヤーのけさきに一回転半ずつ巻いた(ヘアカットに興味の無い読者にはよくわかんないかもしれない美容院によく行く彼女に聞いてね)
その髪は……一人の大人の女性という台詞がよく似合う
「あたしはフレイアって名前よ よろしくね
こう見えても射撃と犯人逮捕はこの部署ではアーサー部長と
1、2を争う腕よ」
と肩をパンパンと叩くと机の上に興味を示す
フレイア
「どれ どれ……履歴書拝見っと
 あ 君はあたしとアーサー部長の管轄内に配備されたから
上司としてこれを見るわけ
悪い事 考えての拝見じゃないよ
まあ 部下のプロフィールぐらい頭に入れとかなきゃ
上司として失格だからね」
と取り出す履歴書に目を通すとフレイアはエルンストの方を向いた
「へえ 大学卒ね……
おおっ!……犯罪心理学の学士をもってるんだ
じゃあ……
私の事
分析してみてよ」
となりではマークスがツグミという
アナウンス係の女の子と話をしている
エルンストはフレイアの上から下をチラッと見ると
口を開いてこういった
「あなたは……明るい性格で……
前に家政婦関係の仕事をしていましたね
それから 男性と同居……
今でも彼の事を思う
しがらみから離れられませんね
それから……ひとなつっこい性格です」
ややあって 首を傾げながら口を開いたのは
フレイアの方
「……そのとおり! すごぉーい!なんで分かったの」
「簡単ですよ……手つきや仕草から
元の職務
あなたのようなヘア・スタイルの女性は過去に男性に対して
さきほどのべたような過去を持つ女性が多く
さらに ひとなつっこいのは今の状況で分かります」
とスラスラと言うこの男……
ただ者では無い
「すごい、すごい
プロフィーラーって占師になれちゃうね」
「私など……おちこぼれに……」
と俯くエルンストに肩を叩きながらいう
フレイア……
「いいなぁ あたしも大学行きたかった
けど……例の大戦が始まって……」
フレイアの言葉を書き消す様にジリリリとサイレンが鳴る
「む……事件か
フレイア君
場所を……」
「はっ 部長!」
    4
『ターレス』
通報のあった コンビニエンスストアでは一人のパワードスーツ
を着て店内を占領した一人の男
名はターレス 賞金首50万エイル(デッドオブアライブ)でウオンテェットされた
一人の男が警察のパトカーの光を浴び人質を掴み立っている
彼の強化防護服は巨大な盾とヘルメットの部分がまるで カブト虫の様に尖っているのが
特徴
ジリジリとコンビニに近寄るアーサーの部隊に
フレイアの通信が入る
「どうしますか 部長 発煙灯の発射は用意できていますが」
「よし 撃て」
「は」
パトカーの先端部が割れ 発射台がコンビニの方を向く
「AKINNDO2020,目標地点までの距離 時間を計算しろ」
「仕事でんなフレイアはん
ほな 分かったで えー最短距離計算中
 距離200メートル
角度45度 到着まで1分30秒
……でんな」
AIAKINNDO2020の気前のいい声が響く
「射テェェェイ」
「ラジャァアア
フレイアはん
行きまっせーぇぇぇぇ」
手を振ると
煙とともに
30センチの筒が宙をブッとぶ
「10、9、4、……3・2・1到着!」
ターレスのおののく顔……筒より白煙が
プワアァァァと出てくる
白煙がコンビニを包み込む
「よし突撃だ
私が先に行く諸君は待機だ!」
構える銃……
カチャリと銃弾をセットする
「くっ……食らえ」
ターレスは人質をアーサーにぶん投げると
よろめくアーサーにガスグローブに依るパンチを脇に食らわせる
「ぐう……」
「はっ……公安など……この程度か
おそるるに足らん」
ターレスの方に銃弾が飛ぶ
のがターレスのレーダーが反応する
銃弾を盾で受けるターレス
「ちい 援軍か……」
フレイアとエルンスト、マークス
「さらば 」
そう言い残すとターレスが逃げる
「ええい 私は後方で援護する
エルンストは追跡
マークスはアーサー部長の介護」
とフレイアが叫ぶ
エルンストはターレスを追った
その時
煙の中
エルンストの強化防護服
公安専用『ポリス・スーツHP・3000』
の殻と言った方がよいか
光と共にパーツが落ち新たな強化防護服の姿が現れたパーツがジュウジュウと音をたて
消える
煙を突き抜けると一人の男が姿を表れる
フレイアの目に黒いボディが目に飛び込むと
「あの……今 公安本部より特殊部隊が援軍に
コードネームSUR38 シャドーガンナー!!
フレイアさんその他皆さん
待機をお願いします」
とツグミのアナウンスが入る
フレイアの強化防護服のスカウターに黒い強化防護服の男のコードネームが現れる
SUR38シャドーガンナーと……

       5
ターレスの三度目のパンチ
シャドーガンナーがかわす
「ふっ これほどの骨のある人間が公安に……
貴様と戦うのは分が悪いという事か!」
ターレスがそう言うと
マンホールに一発パンチ
からたけ割りをして
ぶち壊す
地面に開いた穴に
ターレスはマンホールの下に逃げる
シャドーガンナーは
ターレスを追い
マンホールに潜り込んだ
「どこだ どこにいるターレス
遠くは行ってはいないはずだ」
コンクリートにシャドーガンナーの靴の音が響く
30分後
水中より現れる巨体
「か…馬鹿が まさかこの下水に隠れているとは
いざ知らず 俺を追って………何!」
銃口がターレスの背に当たる
「ふん 貴様のヘルメットの飾りがシュノーケルだという
ことはとっくに見当が付いている」
「今の靴の音は?」
「ふん 俺の技の一つコピーサウンドだ」
「ふ…俺も年貢の納め時か」
カチャリと手錠の音
彼はターレス一人を残し何処かへと去っていった まるで影が闇にとけ込む様に……

       6
モニターに写るエルンストの戦いを見て
「すばらしい」 
そう老紳士は拍手を送った
「そこまで
気に入られるとは……
 我が与芝重工の新作シャドーガンナー2が」ニヤリと笑う一人
「これならば、
イングラム様の『サイクロプス計画』
を実行に移すのもたやすい事かと……」
二人のセールスマン風のやせたオールドバックの男と中年ぶとりの
エグゼクティブ風の男が老紳士に聞く
「うむ 」
「では ライセンス契約を……」
「いや……まだだ 一人に通用したからと言っていい気になるな
まだ……早い……私が目にかけている 賞金かせぎがいる」
と老紳士が2人を睨む
「まさか……」
息をのむ 2人……
「そうだシャープマーダーだ」
「しかし……奴の戦闘能力は未知数……
我らのあらゆる情報網を使用しても彼の強化防護服のタイプは
まだ謎のまま」
老紳士がフッと笑いを浮かべ言葉を返す
「うそを……つけ 私は戦争博物館に行くのが趣味でな
貴社のバウンティ・ハンター戦争中期型と
シャープマーダーの強化防護服はピタリと一致する」
この老紳士の顔を見て驚くオールド・バック
「むう……いかにも」
歯ぎしり……
「あれは できないのか?」
と2人の顔を見る老紳士
「あれは……設計図が消滅し……」
「ふ……なるほどな……では
まだだ 真にすべてのタイプと打ち勝つ強化防護服を
作るまで……我が公安はエナジー・ストレッド社と契約をする最低でも200体のタイプの強化防護服に打ち勝ち
初めて契約をしよう」
「そんな……」
2人の顔に絶望の色が見え隠れする
「ではもう一つ選択肢を与えよう
シャープマーダーに打ち勝てば 
必ずこのシャドーガンナー2をライセンス
契約をする」
「分かりました」
「では……」
そう言い残すと彼等は老紳士を後にした
「ふん……サラリーマン風情が……」
老紳士は煙草に火をつけるとビデオの巻きもどしのボタンを押し……ゆっくりと移り変わる画面を見……一人思案をし始めた…… 
       7
「あんた 何やってたのよ」
そう フレイアが叫ぶ
「あの……先輩……」
彼女は自分のスコアが増えなかったのがよほど悔しいらしい
「『正義と戒め』にさきこされちゃったじゃない」
「それくらいにしておけ」
そうアーサーが答える
「初仕事で犯人を仕留めろと言っても酷なことだ」
そう言い残すと倒れるアーサー……
「アーサー部長」
フレイアがパトカーに通報する
「速く急救車を……」
その日 宇宙世紀0035
エルンストは一時記憶が無くなったのは何故かと
むねの奥で自分自身を分