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2015年10月 5日 (月)

ラクロスの南に寝そべる巨大な山脈……

2人の男女………

ここはカタールとラクロスを結ぶ公共街道
ラクロスや西の砂漠国家の行商がカタールを目指し
深い山道を踏み分け……足を運ぶ
ラクロスへ春になると飛んでいく
夜雀の泣き声や
狼ファンリルの残した足跡
ラクロスの様な都会生まれの人間は
初めてみる野生の生き物がいる事に新鮮な驚きを示し
また、針葉樹の吐きだす新鮮な空気に
日頃 あせくせと働く商人は
ゆっくりとした自然のリズムを思い出し
詩人は歌を奏でる
「はやく はやく どうしたの ドレッド」
とピーコートを着た少女が答える
「ちょっと まってくれ ミドラ
オレは君ほど丈夫にできてないんだ」
とターバン……彼はラクロスの西の砂漠地帯『カリフ』
出身であろうか……彼の言葉はミドラの姿で分かる
背には何百キロといった……荷物を背負っている
のを見ると……かなりの力持ちのようだ
「はあ ミドラは元気がいいよな……」
山岳地帯の背高のっぽな針葉樹と石がゴチゴチな足場
を巨大な荷物をもって
するすると歩く 少女とは?
「まちなさい」
となめし革を着た一人の男が2人を止める
「誰?」
とミドラが聞く
「私はこの先のカタールの将 リードだ」
「あ……どうも」
「君達はこの先に何のようがあるんだ」
「あの 俺ら行商を……」
「ねえ 何はなしてんの……
おーっ……いい男…」
とミドラがいう
その通り
彼はバルバロッサに行っては
ロマンスで都合のいい男のよう
と社交界の公爵婦人達に称され
ラクロスでは愛人をはべらせた
生活を送ってんだろうと王に言われ
宗教国家シルバニアではシルヴァ陛下と
スキャンダルされゴシック紙『シルバニアスポーツ』に
でかでかと『本誌突撃インタビュー八苦?発覚?
本人がカタール(語る) 
シルヴァ陛下とのダイナマイトなひととき』
三面に書かれサインをねだるファンと
陛下の神聖を守る親衛聖騎士団に追いかけられたり
故郷では妻に貞操帯をつけて!
と泣きながら悲願されたり……
老若問わず数多き女性に嫉妬と勝手な想像で
随分 ひどいめにあっている
と……いえば「ああ あのひとね!」と
女性が答える
そう……
それが……リードなのだ
「………で行商と聞いたが?何をうっているんだ」
と黒炭を連想させる
黒く長い髪を払う
「あっ……染料……穀物……書物……えーっと
あとなんだっけ」
と森林の矢のように差し込むこもれびを手で避けながら
ミドラに聞くドレッド
「薬……穀物と胡椒と鉄鉱石……あと……お花!」
と手にした 羊皮紙だろうかやたらと重量感 溢れる
ダラダラと書かれたリストを取り出す
「ふむ……随分あるな
サボテンか……家内が好きなんだよな……
凝った事もある」
とリストに目を通すと フッと空を仰ぎ 物思いに更ける
リード
「えーと、サービスです……どうぞ……
どうせ、カリフ砂漠地帯に行けば くさる程、咲いてますから
それにたくさん売れるのはペヨーテぐらいで……」
とサボテンと焼き印がおされた
サボテンの小さい玉が入ったずたぶくろを取り出渡す
「こりゃ、どうも………いや あのだな
ここいらは盗賊団が出るんで注意しようと……」
と周りを見ながら促すリード
「あ……へいきっす
ミドラ……あれ」
「うん……ア・ン・パーンチ」
シンヨウジュにおもいっきり殴打をくらわす少女
ボキボキボキ
と鈍い音がする……
「だいじょうぶか?」
とリードがミドラの手を心配したが
その前に、針葉樹が倒れてきた
「う……ふゃあ」
と情けない声をあげ脱兎の如く逃げるリード
倒れる針葉樹
乾いた茶色の枯れ葉が巻きあがる
「………と言う訳なんです」
「しかし……弓をつかうぞ……ここら辺の盗賊は……」
「あ……丁度、いいやリードさん
その弓を撃ってくれませんか」
と携えた漆塗り人振りの弓を指差しドレッドは尋ねた  
「こうかね……」
応答す答え共にヒュっと
飛燕か一条の稲妻かと疑う
矢が飛ぶと
ミドラがサッ サッと矢を蹴り
手に矢を持つと投げて大木を貫通させた
キュイーンと音がして震える大木
(これ……嘘だあと思うでしょ でも ジエット・リーの
ワンス・アポン・ア・タイム
イン・チャイナでこれと全く同じシーンを映像にしていた
だから、結構人間鍛えればこれくらいできます)
「………」
口を開けて唖然とするリード……
「どうっすか」
毅然とする少年に一種の困惑と戦慄を感じるリード
「…………」
と唖然とするリードの上から人が落ちてきた
ゴチン
ミドラの頭に当たった
「いったーい」
落ちてきた男を見てリードが唸る
「……む こいつは指名手配の盗賊団のリーダー
ありがとう君達
実は私はカタール首領に盗賊退治を依頼されていたんだ
君達にカタールを代表して礼をいう」


 
















       2
病院のベットの上で
「………はっ 誰だあんたら……」
と声を上げる……盗賊団のリーダー
「指名手配の盗賊団ラビット・スターのリーダー
グラス・フィリップだな……観念しろ」
「けっ……てめえらにつかまるとは俺も焼きがまわ
……ん」
「こっちもいい男じゃなーい」
と大声を上げるミドラ
しどろもどろになるリーダー
「こら 証人は私語を慎め」
ミドラの金銭いや……琴線に触れたようだ
「エッ!!
なんやて 我 
ワテラ アキンドを馬鹿にするんか! オー!」
と目を剥き 猛禽の相を露にするミドラ
犬歯がギリギリと音を立てる
「やめなよ ミドラ
……あの……すいません おれの相棒が刑事さんに背いて」
「馬鹿か……証人と商人を勘違いして」
とぼそっ……と漏らす
グラス
「ん……だと われえ いい男だからって
いい気になんな てめえが豚箱からでたら
キャンいわすまで、焼きいれたるから
そのつもりでいろや ダァホ!」
刑事が侮蔑と軽蔑の冷酷な目でミドラとグラスを客観る
「豚箱には入れん……この国の法律では……
無法者を率いた場合
絞首刑と相場が決まっておる」
一瞬シーンとなるこの場
「えっ……と、あの……刑事さん
この人、ぜーんぜん悪くありません
これは……わたしからの……」
と懐に金貨を入れる
「……どういうつもりだ」
とミドラの顔を睨む刑事
「……言わなくても……」
と囁くミドラ
「……たりんな……」
「では いかほどに……」
「これだ」
と指を3本たてる
「30……」
「……14」
「……15でどうだ」
「……12ね 」
「……14ぐらい」
「……13勉強させてもらいまひょ」
「わかった……手を打とう
えーと 警察発表は3時だな……
貴様にはむち打ち一万が待っている」
「……」
「あは…あはははは……行くぞ」
と顔を引きつらせて
ミドラの手を引く
ドレッド……















           3
「いいじゃーん・人助けしたんだしい
あんたとあんたのお友達の信仰する月の女神ヘカーテだかペヨーテだかも
許してくれるわよ」
と悪魔で引き下がらないミドラ
「お前な……あ
幻覚サボテンと我らの住家 女神ヘカーテを混雑して……
おお……お許しを女神ヘカーテよ
我が王、太陽神アステカよ
風を司る破壊の神ロアよ
古の神獣 サンダーバード
そして蛇龍を打つ破りしガルーダよ
我が目の前にいる愚かな者が
我が主を愚弄して
お許しください 我が目の前に居る異教徒を」
と太陽に仰ぐドレッド
「そういう
お前の主人、精霊王イフリスはこういう事
ゆるしてんのか 」
と聞くと宇頭巻の重厚なギター・テクの如く、でっけえ声を上げ
叫ぶミドラ
「もちろーん
街金や商工ローンやらに手を出して
連帯保証人にさせて
破産申告させたら地獄落としだけどね
悪魔で……ふつーにしょーばいしてたら罰
つーか むしろ いい事がばんばん起こるわよ
夫婦善哉の2人も恵比須はん、畏怖利州はんって
拝んでたんだよ」
とハイテンションで叫ぶミドラ
「ほらあ……イフリート神社の御札あげる」
と懐から札の束を取り出す
「こんなに……!
御利益があるのか
こんなにあって」
「世間知らずねえ……質より数よ
あんた神様って雨乞いとかから発展した神様でしょ
あんたの方が御利益ねえよ」
とペシペシと御札でドレッドのほうを叩く
「!!!! この様な……場を弁えぬ
邪教に天罰を!」
「ば……馬鹿……
あんたが言ったら
ああああ」
と太陽が黒くなり光が集約する
「アッ……チャー よし私も
我らが主人 イフリス
聞け!
あんたからみりゃ
あたしなんてとるにたりねえ小さい存在でしょうけどね
さかのぼれば先祖代々あんたに収めた
賽銭どれくらいだとおもってんの
それくらいの見返りくれたって
いいじゃん
もう てめえなんざ信仰しねえぞ
浪速節とちゃうんやで
わかってんのか 
オーッ!」
札が燃えミドラの周りを囲うと
一人のマジンが現れ太陽から落ちる
肩で担ぐ様に光を受け止める
「ははは!勝った……」
「あう……!」
バタンと倒れるドレッド
「げっ……
どうしよ
あ……エーテルが……早く回復してね」
とエキスをぶっかけバシバシと平手打ちをくらわす
「あ・あ・あ・あ・あ 馬鹿野郎、俺を殺す気か」
「やった起きた」
「う…ん」
と唸るとぶったおれたドレッド
そこにリードが現れる
再び……病院前
「君らには……といっても
一方はむりの様だな……」
と病院の方を向いた
担架で担ぎこまれるドレッド
「はい?」
「例のグラスからアジトを教えてもらったよ
君に助けてほしいんだ」
「やだ」
「………(さすが損得以外ではピクリとも動かない
畏怖利州教徒……噂どおりだな)勿論あれだ
それなりの褒美は考えてある」
「なに?」
「この国の名誉市……」
「帰る」
「子爵位を与え 全店オープンの税引きの免税証、交易証を発行しよう」
目がキラキラと光るミドラ
「ほんまでっか……うひゃひゃひゃ……何パーセント引きや」
頭の中で銭勘定をし始めるミドラ
「20は堅いな……無論、関税や特産品の説明などの…」
「いってきまーす」
百々ドドドドと走り去るミドラ……
「……いいんですか あんなのに任せて」
「あのな……衛兵の数が減るよりましだよ」
「はあ」






    4
「いいね あたしの言った通りにすんのよ」
とグラスに凄むミドラ
「おとりかよ……こんなの『あぶない刑事』でも」
「うるせえ 館ひろしとフジテレビを馬鹿にしたら
ぶっころすわよ」
とグラスの耳を引っ張る
「わかったよ」
「いいね」
とアジトの中に入って行くグラス
「お……親分」
「大丈夫ですか」
と眼帯をした男が言う
「ああ……あすまんラスプーチン
迷惑をかけて」
「しかし、ひでえ野郎だなあいつらは……」
と言うとその隣りの男が呟く
「なんで 絞首刑にならなかった……」
「ば……馬鹿野郎……
何て事いうんだ
レイスの野郎の言う事はきにせんでくだせえ
ほら 謝れ」
「うるせえ 聞いているんだ 答えろ なんで絞首刑にならなかった」
「そ……それは」
「ふん……答えられねえ所を見ると……何か裏があるな」
と冷酷な目で見る
「……」
「ほ……ほんとですか親分」
「……」
「……ふん 死を持って償え
裏切り者」
ナイフを取り出す 荒くれ者の一人
影がグラスを覆った時
ドアがバタッーンを
蹴りやぶってミドラが現れる
「ほんとは……あんたらを追い出して
この小屋をミドラの問屋カタール本舗か
イフリート神社にしてにがばがば儲けてやろうと思ったけど 
気が変わった
あんたらをこの小屋ごとぶっこわす」
と啖呵を切るミドラに
唖然とする盗賊衆
「ぎゃはははは……イセーのいいネーチャンだ
食らいな」
と投げる手裏拳……
軽いフットワークで吹っ飛ばすと柱にZA(1)!ZA(2)!ZA(#)!
と柱につきささる
「はあ?」
と黒装束の男の顎が外れた
「………動くな 動くとこいつの命がねえ」
とナイフをグラスの顎に当てる
と血が滴る
「……あたしの夢……美男子ハーレムの一員に何て事すんのぉぉぉ
商品を傷物にすれば……あんたどうなるか分かってるでしょうね」
と咆哮を上げると ミドラの体が光りに包まれ
巨大なシッポの先に火をボウボウと燃やした
トカゲが現れる
「はああ?」
「こいつ……昔 おばあちゃんの昔ばなしで聞いた事がある
太古の昔俺ら人間が生まれる前に
この世界にむさぼっていた
精霊王イフリス・プロメテウスの作り出した子供
精霊サラマンダー!!」
と叫ぶとしたっぱの子分たちはアリの巣を蹴散らす様に
さんざんと逃げ出した
「ガオゴアゴオオオオ」
と唸ると火を口から火が放たれた
小屋がグラグラを揺れズサササと溜まった埃が落ちる
「くそ 悪とうめ てめえ
なんかに」
そういうレイスがナイフを更にグラスに強く当てる
「バグオオオオオ」
とうなりと驚愕 千人の人達が集まったらこのように聞こえるだろう
周りが……レイスの周りがバリやに包まれる
突然空を飛んだ
何が? ミドラがである
彼女のレイスを閉じ込めた檻を仕えた
跳びは大気圏をこえたであるおう
空から見下ろす
世界
マグマ
そうマグマが吹き出した
マグマは彼を包み込んだ
ミドラの姿が変わる
そこに現れたのは一人のミドラ
人間のミドラである
その姿を見た時
レイスはイフリスとイフリートの姿を見た
彼は言った
「地獄の沙汰も金次第……貴様の罪に値する物はあるのか……あれば我が僕として働くがよい」
沈黙……
「ならば……地獄におちるがよい
愚かなる者よ……」
イフリートはレイスに背をむけ
むきを変えると去っていった
地獄に落ちながらレイスは絶叫した……
呻く亡者達を見つめながら……





















「はい……よくぞおいでくださいました
所で……あなたのお仲間の入院費ですが……」
と領収書を見てブブブブと鼻血が……
「なにこっれ……てめえ 何か ぼったくりか?」
「いえ そんな 実はですな彼の顔面の複雑骨折は
整形を施すまでに…………無論、あなた好みの……」
「えええええ!」
「と言いたい所なんですが……ちょっと、法律が……」
「………金はあるぞ」
「それが……急に治安維持が強化されて」
「ふーんまあしゃあねな」
ではおだいじにと包帯グルグルのドレッド
「どうする……よ
俺ら」
「あ……せっかく、発行してもらったあれ使って
品物仕入れよう」
カタールの材木屋………
「ぶわっわあさ」
「ドヒーえええ なにいい
はあああ 交易証の期限が切れてるだと………殺す
奴等」
「えーだって無理だよう 俺は力なくしたし
なにそお ミドラだってもう力ねーじゃん」
「ううううう それは……そうよ
でもおおおおお あそうだ」
「なに?」
「ほほほほほほ グラスはどこだあ」
その日ミドラは盗賊さんの隠し財宝とグラスを手に
意気揚々と新たな世界を目指しました
さて 三日後
『おいグラス……お一てば』
「もういい加減にしなよ 人形で代用すんの」
「だって………ええええ」
「にげられたの ミドラ自身のせいじゃん
あんまりこきつかうから」
「ちえ……まあ 腰をぶっこわしちまったくれーだからジューブン元は取れたよねー」
「…………そんなの逃げて当たり前じゃん」
「う……、まあね……」
ミドラとドレッドは更に南、中華国家
『金屯』をめざし山脈を下った後書き

『宇頭巻』の『サウスオオサカ二千』
すげえ
なにこれ?
なんなんだよ
これ?
無茶苦茶
かっこいいやんか
嬉しいぜ
つーか……カンドーだぜ これ
こいつらさあ
絶対 2、3年後ロック界を変える
アーティストとして、名を残すよ
俺 マジ 感動したもん
あっと 今回のミドラはミニドラゴンの略のミニドラだと
あれっしょ……ドラエモンと被るからミドラにしました
ドレッドは特にねえ適当です
大阪弁は『ナニワ金融道』を参考にしました
つーか
すげえよ
負けたよ
すいません……私がわるうございました
(シャカゾンビ 『S-SENS2000』
「虹」を聞きながら      机上)






         1
「なるほど……抜け道と言うのがあるのか」
と皇帝が後見の言葉を聞き思案にふける
「はい……この者達が我が大国の商人達を
指導しますので」
「勿論、指導料はがっちり、きっちりもらいまっせ!」
「てゆーか 船使えば関税かかんないっすよ
カタールはキチンとした海軍を持ってねえから脅かされることはないし」
とミドラ達が言うと通訳が皇帝に喋る
「ほお……船で交易を行うか……」
皇帝が目を剥いて……驚愕する
「で……俺等いい造船場を知ってるんすよ
もち、リベートもらいますけど元取れると思えば安いっすよ それに船舶は海の不動産
いうてうまく転がせば大儲けできまっせ」
と指をすりすりこすりながら言う
「特約契約はぜひ・ぜひ・ぜひ・
私ミドラ代理店で
何処よりも安く権利を売りまっせ
書類もほれ……後は印鑑で締結すれば
ええんやで、勿論、交易のノウハウもばっちし、わてらが責任持って一から大陸の商人にも舐められへん商人に叩き上げまっせ」
「しかし……商業の規模を広くするのは……」と傍らに控える賢者が唸る
「何を悠長なことぬかしとんじゃ!
ドしろうとがクソカバチぬかすんじゃねえ!
我 銭儲けてぇんだろうが
ええかラクロスの交易船は半年ぐらいでなあもうすぐあんたらのところにくるんやで
そうしたらどうなるかわかるんか
経済はインフレになるのを免れんのや
ええか利潤をあげへんと国際協商のメンツにもなれへんで」
「分かった……」
と皇帝が引く
         2
「やったあ!……これでこの中華大陸の
シェアはうちらが占領したも当然や」
とミドラが沸き立つ
「ひひひひ……講演料もすげえこれなら
艦隊を率いて ぼろ儲けできるぜ
手始めに問屋を一軒立てたら
国中の華僑が契約をしたいゆうて迫ってくるんや……なかなか 国がでけえから見応えのある人材も抱負……くっくっくっ
ミドラ笑いがとまらんな」
「ふう……君達の迫力は凄かったな……
あれなら皇帝も誠意を感じてくれるだろう」
「いやー、うちらの故郷のやり方でやれて
あれをやったらラクロス地方でも 
えげつねぇやり方ゆうてたたき出されんのや」「そ、そ、おれもさあ
オジキに『男は弱音はくな』ゆうて
鍛えられたんや……でも、嬉しいな
親父やオジキを超える商人やでもう」
「あの時にあわへんかったら
今ごろ俺等何してたかな」
「おれは戦争がおこならければ、それでいい」「そ……そ 平和が一番『マネー アンド
ピース』や ダーハハハ」
とドレッドは後見とあった時の事を思い出した
       3
山岳地帯の国家カタール
そのカタールを更に南に行く
とラクロス地方とはまた別の文化が洟さく中華大国『金屯』に着く
ここではラクロスの大部分を占める
セージ系は少なく 黒髪 黒い目のトウジン系が多く住む
そこ金屯では将軍『後見』がカタールに進軍する
用意を整えていた
『金屯』とラクロスやその他の大国と貿易をする事は
カタールの関税を通過しなくてはいけないのを意味する
ラクロスやその他の大国の取り引きにおいて
カタールの関税で膨らんだ金額は多大な物になり
金屯の王族たちは頭を悩ませていた
そこで、彼等はカタールの山岳の一部を占領し
税の負担を軽くする 計画を立てた
進軍する騎馬隊………
「よし……ここらで一服といこう
兵達も疲れているようだし」
と声を上げる 将軍『後見』
「ふう……しかし こんな くだらない
貴族のわがままで、進軍するとは……
よく 兵達が集まったものだ……」
「くだらない?しかし
この進軍は多大な経済効果をもたらすと
……楼蘭の賢者は言いますが」
と傍らに控える側近がいう
「……貴様は……この進軍の真の目的を知らないからそう言える」
「真の目的?」
「ああ……あの『可多或』の山奥には
不老長寿を可能にする『錠丹』という
薬が隠されている……と占い士がほざいたらしい 貴族のなかに聯盟帝をそそのかした奴がいる……」
「『錠丹』?あの…蓬莱にいる
伝札仙人が作った『錠丹』が?
おかしいですな確かに………」
「ホーライ?んんん
そんな地名 あったけ」
「ないよ」
と焼けにざっくばらん……脳天気な声
と吉元興業なみの鋭い突っ込み
「だれだ 貴様?」
と言うと声の方へ問い質す『後見』
「あたし達は通りすがりの商人です
もしや取り引きできるのでは?と考えて………先程、兵隊さんに聞いたんですけど
あなたがこの部隊の責任者『後見』さんですね」
と後見の目を見て人格を計るミドラ……
「『華僑』者か」
と将軍が聞く
「は?華僑?」
と将軍の言葉を鸚鵡返しにするドレッド
「商人を私の国ではそういうのだ」
「ところでさっきのホーライって
 ……カタールのどこですか」
「……どうしても聞きたいか?」
「はい……商売の新規開拓の為に……」
「はっ はははは」
と顔をみあわすと豪快に笑いだす後見と側近
「なにがおかしいのよ」
と怒りをあらわに憤るミドラ
「いや……すまん 蓬莱とは我が金屯の西
にあるといわれる島国の事だ」
「はあ」
「といっても……皇帝の夢に出てきた
くにでな……本当は存在するのか分からんのだ まあ、話のねたにはなるだろう」
と笑いながら言う
「………」
「ところでなにを売るんだ君達は?」
と尋ねる将軍
「あ……っと」
「これです……最近の物はカタール特産の麻です」
と小さな種を渡すドレッド
「他にも色々ありますが……」
とリストを渡すミドラ
「変わった紙だな」
「紙?」
おやっと後見はドレッドの顔を見る
「知らないのか……わが国の特産品だ
こういうものでな……」
と兵士の名簿を見せて説明する
「へえ……木の繊維を固めるんですか……
無茶苦茶軽いじゃないですか!……」
と驚く羊皮紙と将軍の持っている紙を見比べて驚くドレッド
「これでは……持ちはいいかもしれないが
値段が高いだろう……
ところで……兵の疲れをを癒す物はないかね」
「疲れをいやす?」
………宙を見上げ思案するドレッド
「例えば 酒とかだ」
「お酒ですか……あったっけ」
「うん あるよ」
とリュックを下ろして取り出す水牛の胃袋でつくった ラクロス製の水筒……を50程見せる
「ちょっと待ってろ……おい もてるだけの容器を集めろ」
と怒鳴る後見
「……変わった 入れ物ですね」
と将軍の持っている容器を見ながら首を傾げる
「瓢箪を知らないのかね……」
「瓢箪……」
将軍の
「そうだ……植物だよ 木の実なのだが
乾かすと堅くなる……」
「ねえ……これで商売できんじゃない」
とミドラがドレッドに言う
「うーん こんなへんちくりんな植物に
紙か……せかいって、広いよな……」
とミドラと言い合う
「あ……なかなかいい果実酒だな」
と酒を味わいながら言う後見
「あ……一瓶……銀貨60枚です」
と言うドレッド
「60か………等九路州製だと書いてあるが」「あ……はい このワインはラクロスの大陸沿いにある
ボルケ地方の葡萄でつくったものです
色が違うでしょう」
「ふむ……色か……洋酒はよく分からん」
「と……兎にかく、いくら買うんですか」
とドレッドと後見に言うミドラ
「ああ……金貨100枚ここにある」
と金を差し出す後見
「えーと……17瓶ですね……有り難うございます」
と瓶を将軍に渡す
「これは……この戦で勝っら飲もう……君達にききたい このワインはカタールでどれくらいの関税がかけられてたんだ
元値は?」
「それは……商売上の…… 」
「金貨140枚で教えましょう」
と手で丸をつくって喜々とするミドラ
「………高いな……」
と舌打ちする後見にミドラが地図をヒラヒラさせながら
「まあ……屏風と商人は真っ直ぐは立たん と言いますから」
と得意の舌車と交渉を始めるミドラ
「なるほど……では 地図だけで……金貨10枚とならんか」
と言う後見
「あなた方はこれから何を……」
そう ドレッドが聞いた時
将軍は立ち上がった
「私は……つまらない戦争を起こしたくないだけなのだ………」
「はあ」

        4
「さあ いくでサンタ・マリア号
面舵いっぱい」
「へへへ 船長……先物取り引きに引っ掛かる奴もいますぜ、利用しましょうや」
と船上員の一人が言う
「だまれ ええか
街金や商工ローンの連帯保証人の取り立てとかなあマルチやネズミ講やらで
そんなアコギな事やって設けた
金は泡銭ゆうて
ほんまの金やないんやで
汗水たらして 掴んだ銭こそ
ほんまの銭なんや……分かったか
ボケ!」
余りのミドラの気迫の前に尻尾を丸めて
「すいません……」
と小さくなる船上員を見下ろし、いう
「分かれば ええんや……っと
ふう……今のところ破産者はだしてないよね」
ミドラは巨大な海を見上げ
後に『大航海時代』と呼ばれる新時代を肌で感じていた

後書き
……今、すげえ気分が沈んでいる
『TVBROS』のタワレコのCDランキングを見ると4名の日本語ラップアーティストの名前がランクされている
昌平で『MAD MAXX』すげえ
とか『シャカゾンビ』の『S-SENCE』マジヤバ
と言っても誰も反応しない……
ところが中央では これが売れて当たり前なのだ
…………田舎やだ……ダセエ奴等ばっかりで
俺は……自分が普通と違う趣味だと思っていたけど……東京では俺みたいのがごまんといる……ラッパガリヤが『最近音楽好きな人がいないよな』とインタビューで言ってたけど
ここは音楽すらも知らない人の住家だ
……おれは……何をすればいいんだ……
(シャカゾンビ『S-SENCE』を聞きながら               机上)







       1
「ええ でっか 畏怖利州を崇拝すれば
火災回避 家内安泰 毎年豊作 確実でっせ
ここに社を建てるのはキチンと 国から
許可もらったんやから 安心してえな」
とミドラの貿易会社の社員は、村の住民にそう言った
         1
時は『大航海時代』
ここはラクロスの南東のボウロン諸島
南国に生息する オオクチバシや鼻孔類の鳴き声が聞こえる
特産品のココヤシや砂糖、煙草、ジンジャーの中間貿易地点として有名な地区である
「あの……信仰しないと罰が当たりますか?」と村の住民が質問する
「あー、安心してください無理やり信仰は進めてまへん」
と言うと安心した様だ
「どうだ……この地区の信仰者の数は?」
と今さっき船を出て各地を視察する為に派遣された幹部が聞く
「ぼちぼちでんな……信仰の要の商人が少ないから村民に呼び掛けを行ってるんやけどね」「まあ ここの、海路も
じきに開けてくるよ
そうすれば、商人も来るはずさ」
と参拝する客を眺める幹部
「しかし 略奪がいけないなんて随分損な宗教でんな……シルバニアの方はあっちこっちで悪い噂がたってまっせ」
と腑に落ちないと言った顔で幹部の顔を見る
「それだけ……信用を得ることができるのも事実だ
『損して徳をとれ』がこの宗教の土台だそうだ簡単にいうと『争い事はあきまへん それよりもうけまひょ』とか『汗水たらして働くのが最も尊い』『信用第一』『商いは誠意をもって』『富の再分配』とかラクロスのシルヴァニアの『隣人を愛せよ』『目には目を』って奴と
根本から違う、
民間商人や一般労働者の為の宗教だよ
金儲け主義的な考えは『金屯』の道堂教に近いな」
と懐から紙煙草をだしてくちゃくちゃとやり始める社員
「それにしても……不思議なのが、この宗教の崇拝するイフリスってなんでっか?」
「うむ……精霊だそうだ」
「なるほど! アミニズムでっか
精霊信仰の考えが一般的な南海では受け入れやすく
都合がいいでんな」
と社員が頷く
「そうだな、ミドラ社長は多分そこまで計算にいれたのだろうな、頭のいい人間のしたで働けておれは幸せさ……そろそろ時間だ……
では」 
と言うと幹部は次の地域へ出向する為に港に足をはこんだ

舞台はラクロス西のミドラ貿易会社本舗に移る
「はあ……南東部は55か……」
と社の位置と収入を確認する
アルシャーク・カラムームー
ドレッド・カラムームーのおじさんである。
「今頃 どうしてんだ ドレッド達は」
と窓の外を眺めるアルシャーク
「……ん?」
窓を開け手を振るアルシャーク
「おおい……帰ってきたのかあ」
と声を上げてドレットに叫ぶ
「オジキ ただいま」
と懐かしい声に心弾む

「はああ やっぱり実家は落ち着くよ……」
とカリフの特産品の絨毯の上にねっころがるドレッド
「ミドラ君………おっと 社長は?」
「ああ 社長ね……
じつは金屯の東でこんな事があって……」
とドレッドは旅の話をしはじめた

        2
船の上 心地良い潮風と跳び魚の跳ねる音
積荷のオリーブ油のにおい
に故郷を望郷する船員の鼻歌
「フーン フフフ……フ・フ・フ・フ…サンタ……」
「おい下手なカンツオーネはやめろ!
気分が沈む
それにこれから商いをおこなうんだめそめそとするな!」
と見張りの船員が航海士に怒鳴る
「まあ、いいじゃねえか真面目すぎると
嫌われるぞ」と首席航海士が怒鳴った航海士を制す
そのころ……船首像の上……のつまり
船の先頭の方
「いい……これから私は社長で
あんたは副社長で行くからね」
と地図を見ながらドレッドにいうミドラ
「はあ、どうして……?」
と聞き返すドレッド
「あんたねえ ミドラ ドレッドじゃあ
下のもんに示しがつかないし
同業者に舐められて足下みられて
ぼったくられるのがオチよ
いい 社長だかんね」
と大声でいう……と
こいつには一度決めたら頑として引きさがらねえ
奴だからなと心の中で自問自答するドレッド……
「はい、はい」
「で何処にいくの……」
海原を眺め南の方向を指差す
「ああ……金屯の人に聞いたら
この海路をさらに南に行くと
天司の国と国津の国という所に着くらしい」
「国津?天司?なにそれ」        
と鸚鵡返しに聞き返すミドラ
「天司っていうのは天を司る物体……太陽の事らしいよ」       
「ああ シルバニアが取り締まりを強化している 地動説ね……結構
科学がすすんでるのかしら」
「さあ……ただね神風っていう
台風や嵐を代表して悪天候が多い地域らしいよだから……例の大台風の通過地点でもあるし……あんまし
貿易がさかんじゃないらしいよ
一番の問題は対流が複雑にいりくんでるんだって
だからあんま 人が行かないんだって
前人未到と言っても良いらしいよ」
「ふうん……」
とミドラは空を不安そうに眺めた
「だからさあ 独自の文化や見た事も無い
植物がはえてるかもしれない」
「なるほど 新規開拓にはもってこいね」
その頃 

       3
国司の国の荒川……
荒神の強靭さと、気高き優しさを我が子にと
武士の親御の参りが絶えないので有名なその社
荒神鎮西神社の杯に注がれた
神酒や蝋燭が大きく揺れる……風か……?
いや……一人の人間が走りさり風ができたのだろう
「……大変です……」
と巫女の一人が神主の所に走り訴える
「どうした……」
「榊やしめなわが消え
かみだなの八雲の鏡がまっぷたつに割れました」
と手にする荒神を鎮める 鏡を震えながら見せる巫女……
「なに……凶兆か……」
「それに……最悪です
何者かに草薙の剣が……」
「………この国に惨事が…… 陰陽師、阿部清明を……」
そのころ ミドラは黒い雲が渦巻き雷鳴轟く禍々しいそらを眺めていた
「これ……って やばいんじゃ」
と言っている、まもなく
「……大変です……船がギシギシいってます」と航海士の一人が叫ぶ
「そんな馬鹿な……対波性は最高の帆船を選んだのに……」
「もう……手抜きされたのよ」
と怨みを込めて怒鳴るミドラ
「………どうする」
「…………なに?あれ」
と渦巻く雷雲を指差す……
巨大な人の影が船を覆った
その瞬間……ミドラとドレッド……
貿易船『セント・マリア』の船員すべてが
めまいと頭痛により……気を失った




      4

「大丈夫かね」
ミドラは男の声に起こされた
「ここは?」
目がつぶれるような緑のナズナ、はこべら……春の七草、気高き香りの桜や梅は季節を問わず満開、悠長に流れる川のせせらぎ
「高間が原……だ 
君の仲間を脅かしてすまない
私はタケノミカズチという」
「紳士的ね……ここの神様は……
それに性格も争い事を好まないおおらかさと
優しさを秘めている……農耕を司るタイプが多いでしょう」
とミドラの問いに驚愕する
「ほう……何故分かる」
「神の住家はその気性によって変わる
神様はその力に依って程度は変わるけど
世界を創造する力を秘めている
簡単に言うと……崇拝がその風土に影響を与えるのはこの為よ……
私は精霊界の色々な世界を見てきたけど
ここは、穏やかないい世界ね」
と男はほほ笑みゆっくりと杯を口に運び
ミドラに教える
「あの 嵐を起こしたのは私達のなかでも
随分問題を起こしたスサノオという奴だ
彼はお姉さんを八つ首のオロチに喰われてしまって君の様なオロチの化身を嫌うようになってしまった……許してやってくれ」
「………彼を説得させたい」
とミドラがつぶやく
「どうするのだ……」
「それは……」
突然、空に雷鳴が轟き
穏やかな空が雷雲に浸食されると
牛の死体が宙を飛ぶ
ミドラは驚き避ける
「……あなたが須佐の尾?」
















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