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2015年10月 5日 (月)

プロローグ

一人の男が町を逃亡する
「くそっ」
飛ぶ銃弾3発
廃屋にガラスに体当たりして逃げ込む
廃屋の中を飛び散るガラス
一人の公安特殊強化防護服『エグゼクティブスーツ』をきた
一人がサーベルを取り出す
「ここで終わりだ」
流れる電撃に……
闇……暗く凍て付いた都会を
さすらう思考は誰のもの……
おびえる猫はなにゆえに……    1
その日宇宙世紀0034
ナースストームの刑務所
「嫌な夢だ……」
シャドー・ガンナーは
刑務所で目が覚めた
外は真冬
コンクリートの塀が高く聳え立つ
「最後に言い残す事はないか?」
死刑の観察官が答える
「いや……速く殺すなら殺せ」
電気椅子のカップがシャドーガンナーの頭に冠する
キリストの像がシャドーガンナーの脳裏を横切る
「待った この場は俺が預かる」
目をつぶり観念した
シャドーガンナーが叫んだ男の方を向く
外には枯れた桜がコトコトと音を立て
風がつむじを舞い空に枯れ葉をとばす……

     2
老紳士と3人の警官がシャドーを睨む
「シャドー・ガンナー君この作戦についてほしい」
エリートなのだろう……毅然とした態度
どことなく、警察官僚の持つ教養の高さが言葉の中で見え隠れする
それだけではない
かつて『大陸大戦』の前線指揮を務めていた事が顔の勲章
機関銃の傷………で分かる
そんな、老紳士が差し出す書類……
目を通す……漏れる嘲笑
「くだらねえ こんな 事……」
「黙れ」
と警官が怒鳴る
「待て……」
いぶかしげに老紳士が警官を止める
「あのよ あんた この作戦を
もし………俺が嫌だと言ったらどうするんだ」「ふむ その場合は……こうするしかないだろう?」
「!????!!!!????!!!!」
老紳士が手にする携帯型洗脳兵器
サイコダイブカウント先行試作型
シャドーガンナーの目を映像端子が
耳にはヘッドホンが……
シャドーガンナーは洗脳……
薄れていく現実をその身で感じていた
そんな彼を横目に老紳士は作戦の次の指令を思考に張り巡らしながら不敵な笑いを浮かべた……






        3
宇宙世紀0035 4月
公園で桜の花が散った
かつて、この地でならず者の抗争があり
最後 物にものでるまで桜を抱き込み
ここら一帯の親分が腹にながさしを突き刺し
抗争に終止符を打ったと伝えられている
今でもやくざ者の参りが絶えない
ならず者の都市ウエスト・ストーム
の南西の小さな町
『アイシャ』
都心に近いのか
経済評論家がプチ・シティと評する
レンガの家が多く『アット・ホーム』と
温かいシチューがよく似合う町
そこの小さな派出所
公安の予算をあまりもらえないのだろうか
外見は可愛いい……それにつきる
そこの一室……
機械室の隣り
金縁眼鏡をかけた……真面目な彼は
徹夜で口上を考えたのであろう……
ちょっと 目の下にクマがある
そんな 真面目な一人の男
アーサー部長は部下の前で一枚の紙切れを出し話を始めた
「えーっと 諸君! おはよう あのだな
この部署に2人の新人が入った
えー 入りたまえエルンスト君……マークス君」
彼の性格はつらつらと書いた口上など
無用と考えたのであろう
入ってくる2人
一人は読者ご存じのシャドーガンナーだが
いつものあらあらしい目の殺気が消え
これは正しく、一般の警官の目……
もう一人は年は18か?
仕事への情熱を燃やした若者が
一人、ドアを開け入ってきた
グリーンの目
マークスが自己紹介をする
「ここの部署に配属された マークスです
皆さん 分からない事も多いと思いますが
どうぞ よろしく」
そしてエルンストの紹介が終わると
席をアーサーから教わり
着席をした
「ねえ 」
と豊かな黒い髪を前に垂らした
詳しくいうなら
レイヤで厚みを削った後、セニングばさみで、そぎ……一番長いロッドで、レイヤーのけさきに一回転半ずつ巻いた(ヘアカットに興味の無い読者にはよくわかんないかもしれない美容院によく行く彼女に聞いてね)
その髪は……一人の大人の女性という台詞がよく似合う
「あたしはフレイアって名前よ よろしくね
こう見えても射撃と犯人逮捕はこの部署ではアーサー部長と
1、2を争う腕よ」
と肩をパンパンと叩くと机の上に興味を示す
フレイア
「どれ どれ……履歴書拝見っと
 あ 君はあたしとアーサー部長の管轄内に配備されたから
上司としてこれを見るわけ
悪い事 考えての拝見じゃないよ
まあ 部下のプロフィールぐらい頭に入れとかなきゃ
上司として失格だからね」
と取り出す履歴書に目を通すとフレイアはエルンストの方を向いた
「へえ 大学卒ね……
おおっ!……犯罪心理学の学士をもってるんだ
じゃあ……
私の事
分析してみてよ」
となりではマークスがツグミという
アナウンス係の女の子と話をしている
エルンストはフレイアの上から下をチラッと見ると
口を開いてこういった
「あなたは……明るい性格で……
前に家政婦関係の仕事をしていましたね
それから 男性と同居……
今でも彼の事を思う
しがらみから離れられませんね
それから……ひとなつっこい性格です」
ややあって 首を傾げながら口を開いたのは
フレイアの方
「……そのとおり! すごぉーい!なんで分かったの」
「簡単ですよ……手つきや仕草から
元の職務
あなたのようなヘア・スタイルの女性は過去に男性に対して
さきほどのべたような過去を持つ女性が多く
さらに ひとなつっこいのは今の状況で分かります」
とスラスラと言うこの男……
ただ者では無い
「すごい、すごい
プロフィーラーって占師になれちゃうね」
「私など……おちこぼれに……」
と俯くエルンストに肩を叩きながらいう
フレイア……
「いいなぁ あたしも大学行きたかった
けど……例の大戦が始まって……」
フレイアの言葉を書き消す様にジリリリとサイレンが鳴る
「む……事件か
フレイア君
場所を……」
「はっ 部長!」













    4
『ターレス』

通報のあった コンビニエンスストアでは一人のパワードスーツ
を着て店内を占領した一人の男
名はターレス 賞金首50万エイル(デッドオブアライブ)でウオンテェットされた
一人の男が警察のパトカーの光を浴び人質を掴み立っている
彼の強化防護服は巨大な盾とヘルメットの部分がまるで カブト虫の様に尖っているのが
特徴
ジリジリとコンビニに近寄るアーサーの部隊に
フレイアの通信が入る
「どうしますか 部長 発煙灯の発射は用意できていますが」
「よし 撃て」
「は」
パトカーの先端部が割れ 発射台がコンビニの方を向く
「AKINNDO2020,目標地点までの距離 時間を計算しろ」
「仕事でんなフレイアはん
ほな 分かったで えー最短距離計算中
 距離200メートル
角度45度 到着まで1分30秒
……でんな」
AIAKINNDO2020の気前のいい声が響く
「射テェェェイ」
「ラジャァアア
フレイアはん
行きまっせーぇぇぇぇ」
手を振ると
煙とともに
30センチの筒が宙をブッとぶ
「10、9、4、3・2・1到着!」
ターレスのおののく顔……筒より白煙が
プワアァァァと出てくる
白煙がコンビニを包み込む
「よし突撃だ
私が先に行く諸君は待機だ!」
構える銃……
カチャリと銃弾をセットする
「くっ……食らえ」
ターレスは人質をアーサーにぶん投げると
よろめくアーサーにガスグローブに依るパンチを脇に食らわせる
「ぐう……」
「はっ……公安など……この程度か
おそるるに足らん」
ターレスの方に銃弾が飛ぶ
のがターレスのレーダーが反応する
銃弾を盾で受けるターレス
「ちい 援軍か……」
フレイアとエルンスト、マークス
「さらば 」
そう言い残すとターレスが逃げる
「ええい 私は後方で援護する
エルンストは追跡
マークスはアーサー部長の介護」
とフレイアが叫ぶ
エルンストはターレスを追った
その時
煙の中
エルンストの強化防護服
公安専用『ポリス・スーツHP・3000』
の殻と言った方がよいか
光と共にパーツが落ち新たな強化防護服の姿が現れたパーツがジュウジュウと音をたて
消える
煙を突き抜けると一人の男が姿を表れる
フレイアの目に黒いボディが目に飛び込むと
「あの……今 公安本部より特殊部隊が援軍に
コードネームSUR38 シャドーガンナー!!
フレイアさんその他皆さん
待機をお願いします」
とツグミのアナウンスが入る
フレイアの強化防護服のスカウターに黒い強化防護服の男のコードネームが現れる
SUR38シャドーガンナーと……



       5

ターレスの三度目のパンチ
シャドーガンナーがかわす
「ふっ これほどの骨のある人間が公安に……
貴様と戦うのは分が悪いという事か!」
ターレスがそう言うと
マンホールに一発パンチ
からたけ割りをして
ぶち壊す
地面に開いた穴に
ターレスはマンホールの下に逃げる
「………」
シャドーガンナーは
ターレスを追い
マンホールに潜り込んだ
「どこだ どこにいるターレス
遠くは行ってはいないはずだ」
コンクリートにシャドーガンナーの靴の音が響く
30分後
水中より現れる巨体
「か…馬鹿が まさかこの下水に隠れているとは
いざ知らず 俺を追って………何!」
銃口がターレスの背に当たる
「ふん 貴様のヘルメットの飾りがシュノーケルだという
ことはとっくに見当が付いている」
「今の靴の音は?」
「ふん 俺の技の一つコピーサウンドだ」
「ふ…俺も年貢の納め時か」
カチャリと手錠の音
彼はターレス一人を残し何処かへと去っていった まるで影が闇にとけ込む様に……


       6
モニターに写るエルンストの戦いを見て
「すばらしい」 
そう老紳士は拍手を送った
「そこまで
気に入られるとは……
 我が与芝重工の新作シャドーガンナー2が」ニヤリと笑う一人
「これならば、
イングラム様の『サイクロプス計画』
を実行に移すのもたやすい事かと……」
二人のセールスマン風のやせたオールドバックの男と中年ぶとりの
エグゼクティブ風の男が老紳士に聞く
「うむ 」
「では ライセンス契約を……」
「いや……まだだ 一人に通用したからと言っていい気になるな
まだ……早い……私が目にかけている 賞金かせぎがいる」
と老紳士が2人を睨む
「まさか……」
息をのむ 2人……
「そうだシャープマーダーだ」
「しかし……奴の戦闘能力は未知数……
我らのあらゆる情報網を使用しても彼の強化防護服のタイプは
まだ謎のまま」
老紳士がフッと笑いを浮かべ言葉を返す
「うそを……つけ 私は戦争博物館に行くのが趣味でな
貴社のバウンティ・ハンター戦争中期型と
シャープマーダーの強化防護服はピタリと一致する」
この老紳士の顔を見て驚くオールド・バック
「むう……いかにも」
歯ぎしり……
「あれは できないのか?」
と2人の顔を見る老紳士
「あれは……設計図が消滅し……」
「ふ……なるほどな……では
まだだ 真にすべてのタイプと打ち勝つ強化防護服を
作るまで……我が公安はエナジー・ストレッド社と契約をする最低でも200体のタイプの強化防護服に打ち勝ち
初めて契約をしよう」
「そんな……」
2人の顔に絶望の色が見え隠れする
「ではもう一つ選択肢を与えよう
シャープマーダーに打ち勝てば 
必ずこのシャドーガンナー2をライセンス
契約をする」
「分かりました」
「では……」
そう言い残すと彼等は老紳士を後にした
「ふん……サラリーマン風情が……」
老紳士は煙草に火をつけるとビデオの巻きもどしのボタンを押し……ゆっくりと移り変わる画面を見……一人思案をし始めた…… 
       7

「あんた 何やってたのよ」
そう フレイアが叫ぶ
「あの……先輩……」
彼女は自分のスコアが増えなかったのがよほど悔しいらしい
「『正義と戒め』にさきこされちゃったじゃない」
「それくらいにしておけ」
そうアーサーが答える
「初仕事で犯人を仕留めろと言っても酷なことだ」
そう言い残すと倒れるアーサー……
「アーサー部長」
フレイアがパトカーに通報する
「速く急救車を……」
その日 宇宙世紀0035
エルンストは一時記憶が無くなったのは何故かと
むねの奥で自分自身を分析しはじめた………
これは、小さな町の春風がこちいよい
季節……の出来事である……

(つづく)





後書き
いよいよシャドーガンナーの登場である
シャドーガンナーはシャープマーダーの次に私が14歳の時に作り出した 
ヒーローである
だから 思いいれが尋常ではない
だが……思い入れと原稿の進み具合は
反比例するようだ
ここは……こうだ
あれはこうした方がもっとかっこいい
などと
簡単には行かない物だ
まあ、好き だからこういうふうにかけるのだが………いいじゃん おもしろけりゃ!

(アニメタル・レディー『アニメタルレディー見参!』を聞きながら
4月2日16時       机上)

      1
「おかしい……奴が公僕の犬に手を貸すとは……」
そうキャプテン・ブラックは手にした
グラスを床に叩き付ける
ここは、
港『キング・マークス』そこにある
一艘の船 『キャビン・マイルド』
キャプテン・ブラックの根城であり
なおかつ、船に浮ぶ高級クラブでもある
「ふ……スカイダイバーよ どうおもう」 禍々しい程 口を覆うフードに切り口
更に無茶苦茶に縫い付けた赤い糸が更なる
見る者をこいつは気質じゃねえと思わせる
キャプテン・ブラックが聞く
「ははは そうでんなー
賄賂でももらったんやないか」
戦闘機の先によくある
鮫が睨むグラフィカル
そんなヘルメットを被った男が返答す
「なるほどな……だが奴がそんな男ではない」「はっ
じゃあよ確かめに行こうぜ」
      2
宇宙世紀0036 9月
「エルンスト……あなた真面目なのに
何……この成績は」
とフレイアの元気のいい声
「はあ……そういう先輩だって……
犯人検挙率は過去最低じゃないですか」
「……うっ うるさい」
「はあ 俺もだ補導や交通違反、パトロールは平均ノルマをこなしてるのにな……」
とアーサー部長
彼等が見ているのは年間成績表
犯人検挙男性部門 アーサー 2名
マークス 1名 女性部門カレン4名 フレイア3名
エルンストに至っては0
「上は町が平和になったからだ……って
3階級特進と表彰してくれたが……これはあまりにも…」
「あのシャドーガンナーとかいう奴が
特公(特殊公安……べつに特講ではない、あしからず)に入ってからよ私の足を引っ張って」
と髪を振り乱して怒るフレイア
「ああ……俺は警官失格なんだろうか……」とうつむくエルンスト……
「そんな事ないですよ」
とツグミが慰める
「そ……あんま気にすんなって」
と赤毛のカレンが肩を叩く
「僕だって0だったかもしれない…から
人事じゃあないし……」
とマークス
「もー うじうじ君は嫌いだよ
飲みに行こうよ……な」
とカレンがいうと皆が『いこう いこう』
と言い出した
「はあ……」
と溜め息 をつくエルンスト……
   3
その日、特殊公安機構『ジャスティス・アンド・アドマニス』の本部は大打撃を受けていた
「おら おら 何処だ シャドーガンナー」
スカイダイバーの背中に乗った
キャプテン・ブラックのガトリングがビルのガラスを割る。
「ぎゃははは……スカイダイブパンチ……」
列になる 警官に体当たりというか特攻と行った方がただしいか
「ストライク!」
ぶっ飛ばされる警官達
更に援軍のブルードラゴンとホワイトタイガー、ケルベロス3、コピーキャット、ファンリル サイバーパンター、デザートアサシン
ヒューマンタンク(タイプ アイアンメイデン、Tー80FI、ティーゲルFI、97式)影の軍隊1号、2号、スナイパーJ、Z、X、98、38、47、FI,グリップハンタ、ケツアーコトー、ターレス、バウンティーハンター最終量産型、マイクファイター、DJランカスター、DJヤマワロ、ラ・ピュセルez、ロイヤルガード0(甲、乙)プロトタイプステルスナイト、スカイダイバー改、ユンカースFI、スツーカFI量産型、ザッ・エンゼエルダスト、ガブリエル、ブラックピューマ、シャドウガンナー2 THE・HI・MASTER、ルーンナイト、スコープドック、2BEAT、Q-TOP、サイコダイバーなどまさに博覧会の
様に最新から一世代前の物まで強化防護服に身を包んだアウトロー達が警官隊を蹴散らす
「無茶苦茶だ……なんだ彼等の狙いは……」
と呻く老紳士彼は、地下で彼等の横行を見ていた「早く、シャドーをだしやがれ」
と叫ぶスカイダイバー
「おい これを見ろ」
とアウトローの一人が映像チップを見つける
「これは……?」
「なんだと……公安め……ゆるさん」
キャプテンブラックがケルベロスに合図を送ると、ケルベロス3の腹から
第三の顔が現れビームを吐いた
ビルは粉々になり
アウトローたちは塵じりに
なって退散した

        3

 「どういう事だ……エルンスト
公安本部に出向要請が出ている」
「はあ?」
「めずらしいわねえ」
「しかし、おかしいな……本部は破壊されたはず……」
「た……たたた 大変です」
「どうした」
「キャプテン・ブラックと……
              スカイダイバーがこっちに向かってます」
「なに……なぜ それを早くいわない」
ガラスがわれる
フレイアとエルンストが机の下に隠れる
「おっと 抵抗するなよ」
「きみ達……なにが目的だ」
「ふん 雑魚にはようがねえ」
と机の上の書類を叩き飛ばす
「食らいなあ」
机の下から 
フレイアが銃弾を飛ばす
「無駄だ」
ジリリリと銃弾が音をたてて溶ける
「バリアシステム……もう実用化されたのか」カレンが唸る
「おい この アマ抵抗しなけりゃ
手荒な真似はしねえといっただろう」
ガチャリとかまえる
ガトリング
「キャップの兄貴……みつけやした
シャドーガンナーでっせ」
フレイアのガトリングをしまう
「こいつらを見張ってろ」
「へいへい」
と機関砲をフレイア達に向ける
「おい シャドー 思い出せ
あの 俺らが組んでいた頃を」
「うう……頭が……」
「しかたがねえ」
サイコダイブカウントがエルンストの
目に覆う
エルンスト
シャドーガンナー
葛藤が起こった
「うわああああ」








「ふ……まだ……覚醒をしないのか」
と水槽の中のシャドーガンナーを見る
キャプテン・ブラック
「ドラッグ・リリタンに依る
脳内快楽ブシツの排出
覚醒するに
十分な量の投与を行っていますが」
「……なにが……
なにがそうさせる……
目を覚ませシャドー」
とキャプテン・ブラックは呻き
ガラスに寄り掛かる……
その刹那、叫ぶ研究員………
なにが起きたのか?
「……はっ 良心的サイコロジーと
破壊的衝動サイコロジーに異変が……」
「なに……トラブル回避の方法は?」
「公安の服従回路をしかし……あれは
リリタンの投与など比べ物にならない程の……精神に変調を来す……もので」
「くそっ……」
と悪態をつくキャプテン……

ここはエルンストの精神・思考内部
「私は……公安の力によってとはいえ
君の第二の人格だ……まだ この世界にいたい」
とエルンストが喋る
「うるせえ……おれはな……今まで
犯人逮捕の時だけ覚醒させられていたんだ
いいか 分かるか 俺は公安の野郎に
操作されたんだ……くだらねえ
奴等を殺すまで俺は……
貴様にこの場を譲らん」
シャドー・ガンナーが喋る
「みにくい……
私のもう一つの人格は
こんなにも……醜悪な……」
「だまれ……公安の犬
テメエはなにを ふん……
人を殺せねえで 
公安につとめるだあ
市民の秩序を守るだあ
甘い事いってんじゃねえ」
「だまれ……
おれはテメエを破壊する……」
「なに……お前……良心的人格ではなかったのか」
「お前 こそ
破壊衝動的人格が破壊されるのを恐れるのか」「う……おれの人格が」
「私の人格が……」
………………………………

「何とか……なりそうです」
「しかし……危なかったな……」
「はあ まさか 融合を可能にする
新薬が開発されていたとは」
「多人格矯正薬「アバランチ」か」
「もうすぐ……悪い……
夢から覚めるはずです」
シャドーガンナーの脳の状態が
ゆっくりと回復していくのが
心電図のグラフの上昇で分かった

















アトガキ

ドム……なんちゃって ども
桜井です
今回でシャドーガンナーの最終回まで
秒読みとなりました
最後 つーことで 今まで
シャドーガンナーが倒したパワードスーツ
をずらずらと書き並べてみました。
どうっすか、あなたのお気に入り&思い出の
キャラクターは出てましたか?
(なんか
 フォー0ェンクエストの作者の偽善ジャムたっぷりの後書きみてえでやだな)
今回の人格、実は元ネタがあるんです
コ・イシノモリショウタロウ大先生の
「人造人間ハカイダー」とアメリカのテロ対策計画MKウルトラです
あんまり 言い過ぎるとコンプリートしている人に失礼なんで、どういう風に使ったかはいいません
でも、ピノキオは人間になれて本当に幸せだったのか……という
イシノモリ先生の問には
自分なりの答えはあります
答えは、「べつにぃ 良心なんて
ころころ変わるもんだし……
人間の常識に不変性なんてねえから
まあ その後のピノキオの人生によるな
街金ややくざになりゃ良心をおさえたりしなけりゃ食ってけねえし、福祉関係になりゃその逆だろ?」
って考えてます
それじゃ 次回最終回(になるかな~)
シャドーガンナーNO55お楽しみに

(ブッタブランド『大怪我3000』を聞きながら2000年 4月5日 机上)

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