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2012年4月26日 (木)

いやーシェークスピアは面白い

クイーンのXの悲劇でハムレット荘という

屋敷は舞台となる ぐらい 

言葉の魔力というものに 私はかないません

すみませんでしたー と 言いたくなるぐらい

まあ ちょっと病的だが これ一冊えらべといわれたら

まちがいなく ハムレットを選ぶ

だってこんな感動した 台詞があったんだよ

ハムレット ちくま文庫です

思ったことを口に出すな 突飛な考えは行動に移すな

人とは親しめ だが安売りはするな

これぞとみきわめた友人は決して離さず 鋼のたがで縛り付けておけ

だがうまれたてのひよこみたいな連中にいい顔をみせ

てがしびれるほどあくしゅするのは禁物だ
喧嘩にはまきこまれないように用心しろ
だがいったん巻き込まれたら 相手が用心するまでとことんやれ
みんなの話に耳を貸し 自分からは めったにくちをきくな
つまり 人の意見は聞いても 自分の判断は控えるのだ
財布がゆるすかぎろきるものには 金をかけろ

だが奇抜なのはやめておけ上等なのはいいが派手なのはまずい
服装は人柄をあらわすものだからな
その点 フランスの王侯貴族は 
趣味のよさと着こなしでは一番だ

金は借りても かしてもいかん
貸せば 金も友人も失い

借りれば倹約精神が鈍る

何より肝心なおは 己に誠実であること
そうすれば 夜が昼に続くように
誰に対しても 誠実にならざるを得ない

ですね

ちなみに新潮版

腹に思うても 口には出さぬこと とっぴな考えは実行に移さないこと 
付き合いは 親しんで馴れないこと それがなにより こいつはとおもった
友達は 鎖で 縛り付けて離すな
というても くちばしの黄色い 羽もそろわないようなお調子者と やたら手を握って 手のひらに豆をこしらえるでないぞ

けんか口論にまきこまれたなら 用心せねばならぬ 万一まきこまれたら めにもの見せてやれ 相手がこいつは手ごわいと
懲りるほどな どんな人の話もきいてやれ (映画では喧嘩はするな するなら勝て)  だが 己のことはむやみにはなすことはないぞ
他人の意見には耳を貸し 自分の判断をさしひかえること 財布はゆるすかぎり 身の回りのものに金をかけるがよい
といって 突飛な 服装はきんもつ けばけばしく飾り立てるのは いかん こるのはいいが 華美は禁物
たいていきるもので 人柄がわかるものだからな それにフランスの上流階級というのは いやそうでないても 通人連れというのは
きるものがなかなかややこしくてな ええっと 金はかりてもいけず 貸してもいけず 
貸せば金を失い あわせて友を失う 借りれば 倹約が馬鹿らしくなるというもの

一番大事なことは 己に忠実であれ この一言を

守れば あとは 夜が 日に続くごとく 万次自然に流れ出し 他人に対しても いやでも忠実にならざるを

得なくなる

他にも 舞台劇(作中に舞台が出てくること)だったり

オフィーリアの恋のセリフとか

引用すると 偽りの恋 まことの恋
その人を見分ける 
目印は?
帽子に貝殻 手には杖
足に履いた巡礼の靴

さすがシェイクスピア 彼は一流の詩人でもあったのだ

まことに素晴らしい としか言いようがないほど

あと狂人に対する描写も 優れている

「観る物聞く者が おれを攻め立てる

こうこうと湧く妄想は 壮厳な音楽のみが払いさってくれる

そこにたってくれ」

こういうセリフは本当の狂気を垣間見たものしか

吐けない

欠点がないほどだ

次にあげるとすれば リチャード2世だろう

ただし読みやすさ 理解しやすさ初心者には

真夏の夜の夢かな

リチャード2世は とにかく 男のロマンに溢れている

そして 亡霊が出てくるシーンなどは 手塚治虫の名作

ヴァンパイアが 影響を受けているだろう

ただ これから シェークスピアをよもうと思っている方に

ゲーテは ゲーテとの対話のなかで

ドイツ文学のどこに 源流がある

シェークスピアを読め イギリスにこそ文学の源流が流れている

正し 年に一冊 

と 言っている 

たしかに シェークスピアは面白い

だが 文豪ゲーテが 年に一冊と言っているのだから

その忠告は受けるべきだろう

リア王 ハムレット リチャード2世などは狂気がある

芸術と狂気は切り離せないが

毒気にやられると痛い目をみるからだ

最期に 真夏の夜の夢のパックのセリフを引用して

このエッセイを締めたいと思う

パック 我ら役者は影法師
みなさまがたの目がもし
おきに召さねば ただ夢を見たと 思ってお許しを

拙い芝居ではありますが
皆様方の大目に み お咎めなくば身の励み

私パックは正直者
幸いにして皆さまの叱りなくばわたくしも
励みますゆえ皆さまもみてやってくださいまし

それではおやすみなさいまし
皆さまをてを拝借いたします

パックがお礼を申します

       ちくまぶんこ 真夏の夜の夢・あらしより

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